FC2ブログ

↑アローズ速報↓/SSまとめ

VIPなどのSSまとめInアロ速

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

幼馴染「買い物付き合って頂戴」男「いまから?」2/2

幼馴染「買い物付き合って頂戴」男「いまから?」


幼馴染「買い物付き合って頂戴」男「いまから?」




 
402 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/30(金) 21:51:45.32 ID:SUT7vPWY0
幼「起きて、朝」

男「………あ…」

幼「朝」

男「……トイレは………?」

幼「ビックリしたわ、トイレに座ったまま寝てるんだもの」

男「何で……幼ちゃんと布団で………?」

幼「夜中に私が見つけて連れて来たのよ、覚えてない?」

男「…………ない」

幼「そうよね」

男「……すー…」

幼「二度寝はだめ、起きて」

男「……ん…起きた起きた………」

幼「今すぐ起き上がらないと、寝てる間に増殖した口内細菌全部移すわよ」

男「………!顔が近いよ」

幼「さすが毒リンゴ、目覚めのキッスはいらないのね」



 

元スレ
幼馴染「買い物付き合って頂戴」男「いまから?」



422 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/30(金) 22:11:12.16 ID:SUT7vPWY0
幼「目が覚めた?」

男「いつも悪いね」

幼「良いのよ別に」

男「というか週末はあと一日残ってるじゃないか」

幼「もっと寝ていたかった?」

男「まあ、そうだね」

幼「じゃあ一緒に寝ましょう」ギュ

男「いや…どうせ眠れなくなる」

幼「私は起きているから、子守唄をどうぞ」

男「何歳だと思ってるんだ」

幼「ねーむれー、ねーむれー」

男「からかうなよ」

幼「…胸で寝なきゃいけないみたいね」ギュウウ

男「もう眠れない!」



 
429 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/30(金) 22:22:41.13 ID:SUT7vPWY0
男「今日はゆっくりしよう」

幼「貴方となら出かけることもやぶさかではないわ」

男「足、痛いだろ。家でゆっくりしよう」

幼「…悪いと思ってるなら、足を舐めなさい」ズイ

男「それはちょっと…」

幼「冗談よ、ご褒美になっちゃうもの」

男「酷いな」

幼「悪いと思ってるなら、一緒にゆっくりしてね?」

男「俺の部屋でも良いよ、こっちに長くいるのも悪いし」

幼「ゆっくりしっぽりピーしたり」

男「だから何をする気なんだ」

幼母「後は若い二人にお任せして…」

男「おばさん!!」



 
432 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/30(金) 22:36:58.47 ID:SUT7vPWY0
幼母「二人ともー朝ごはん出来てるから、ほどほどにね」

幼「分かったわ」

男「程々にって…」

幼「さ、行きましょう」

男「ああ」

幼「今日は何かしら」

男「ベーコン焼いた臭いじゃないかこれ。…!?」

幼父「………………」

幼「お父さん、帰ってたのね」

男「おじさん!?」

幼父「………………」ジロ

男「お………お義父さん」

幼「お父さん?」

幼父「………お早う、二人とも」


 
435 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/30(金) 22:47:55.95 ID:SUT7vPWY0
幼「どうしたの、こんなに早く帰ってきて」

幼父「………………母さんの朝食が食べたかった」

幼母「またまたそうやって嬉しい事言ってー、ベーコン追加しちゃうっ」

幼父「…………」モグモグ

男「幼ちゃん、今日は俺の部屋でゆっくりしよう」ボソ

幼「構わないけど」

幼父「………男君…!」

男「は…はい!」

幼父「………………雛と五月」

男「はい?」

幼父「…………………どちらも買って構わないね?」

男「………いやいやいやいや」

幼「お父さん、人形が欲しいなら私と男君のが両方あるじゃない」

幼父「……………品定めする手間が省けた」モグモグ

男「怖っえええええええ……」



 
443 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/30(金) 23:10:16.25 ID:SUT7vPWY0
男「殆ど喉を通らなかった…」

幼「お父さん、苦手?」

男「いや、長く話すととんでもない事になりそうで」

幼「あまり遠ざけないであげてね。貴方の事、気に入ってるのよ」

男「それは本当によく知ってる」

幼父「………男君!」

男「はいぃ!」

幼父「………その着流しだが」

男「あっ…返すのを忘れてました、すみません」

幼父「………君にあげよう」

男「はい?」

幼父「……………それは私が父から貰ったものだ、では」パタパタパタ…

男「……安物で良いって言ったじゃないか…」

幼「安物のはずよ、結構古いから」

男「安物とは重みが違う……」


 
448 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/30(金) 23:28:00.19 ID:SUT7vPWY0
男「あー自分の部屋は落ち着くな…」

幼「自分の匂いがするからでしょう」

男「それは案の定」

幼「イカ」

男「掃除するか…時間あるし」

幼「まずはそのゴミ箱から溢れたスコッティをどうにかしましょう」

男「触るなよ」

幼「別に構わないわ」ギュッギュッ

男「押し込むな!」

幼「ゴミ捨てる時は押し込んで圧縮でしょう」

男「素手!」

幼「貴方と手を繋ぐにもゴム手袋が必要?」

男「俺の手はそこと同じレベルかよ」

幼「……うん、同じ」グイ…スンスンスン

男「人の手の匂いかがないで」



 
454 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/30(金) 23:46:01.17 ID:SUT7vPWY0
幼「じゃあこれを縛って…燃えるごみ」

男「ご苦労様です、俺は床でも片付けようか」

幼「じゃ私は本棚」

男「いやそこは…」

幼「大丈夫、勝手に配置や隠し場所変えたりしないから」

男「そんなに隠れてなかった!?」

幼「大丈夫、ご両親には言ってないから」

男「頼もしいね」

幼「昔からそうでしょ、頼るのは」

男「幼ちゃん的にどう、もっとマシな隠し場所ある?」

幼「あるわ」

男「どこ!?」

幼「窓の向こう」

男「勘弁して下さい」



 
456 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/30(金) 23:56:46.48 ID:SUT7vPWY0
幼「司書しても良いのよ」

男「そんなニッチな司書世界初だな」

幼「将来の夢はお花屋さんだったけれど、諦めてもいいわ」

男「また女の子らしい夢だ事」

幼「私も年頃の女の子ですもの」

男「いくらなんでも年下がりすぎ」

幼「お花に囲まれて暮らすとか素敵じゃない」

男「メルヘンすぎるよ」

幼「白いバラに囲まれて暮らしてる貴方に言われたくない」

男「うちは金木犀しかないけど」

幼「スコッティ・ローズ、世界中で精産されるこの花は」

男「もう燃えるごみに捨てたよ!!」

幼「ほっとくとまた生やす癖に」



 
462 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/01(土) 00:13:05.28 ID:A2UhpBNe0
男「幼ちゃんにはあれがバラに見えるのか」

幼「見かけによっては開きかけの」

男「開いてたら大変だ」

幼「花は開くと芳香を」

男「芳しくないし香りでもない!」

幼「ちゃんと花の香りしてるけれど」

男「嘘!?」

幼「本当」

男「どうしよう糖尿かも…」

幼「心配いらないわよ」

男「どうして」

幼「貴方と私、殆ど同じ食生活」

男「にしたって花の香りは病気だろう」

幼「健康よ、栗の花」

男「そっちかー…」


 
465 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/01(土) 00:24:18.10 ID:A2UhpBNe0
幼「そもそも糖尿になると甘い香りになるの?」

男「知らないよそんな事」

幼「確かめてみる?」

男「どうやって」

幼「明日から、お弁当の調味料全部砂糖と間違えるわ」

男「それは間違えるって言わない」

幼「てへっ」

男「!!」

幼「こう言えば間違えた事になるでしょう」

男「…事実を後から捻じ曲げるなよ」

幼「てへっ」

男「気に入ったんだね」

幼「てへへっ」

男「これならトップアイドル目指せるよ」

幼「ありがとーっ」


466 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/01(土) 00:26:05.11 ID:TRvI2f2M0
てへっ→ありがとーっ

しぬ



 
470 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/01(土) 00:33:49.71 ID:A2UhpBNe0
男「糖尿になったら大変なんだぞ」

幼「病気だもの、大変だわ」

男「毎日決まった時間に注射を打たなきゃいけないし」

幼「私が忘れず打ってあげる」

男「それに食事制限だって」

幼「私が管理してあげる」

男「好きだった物だって」

幼「食べられるように作ってあげる」

男「悪くしたら手足も」

幼「私が歩いて掴んであげる」

男「なんでそこまで」

幼「私が調味料を間違えたから…」

男「…絶対やるなよ」

幼「てへっ」


 
477 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/01(土) 00:59:48.57 ID:A2UhpBNe0
幼「お弁当はいつも通りで良いのね」

男「正確に作ってな」

幼「じゃあ正確に食べてね」

男「全部食べればいいんだろ」

幼「欲を言えば、味について聞かれたら正確なコメントを」

男「俺は評論家じゃないからなぁ」

幼「塩辛いかと聞かれたら、どうか。甘すぎないかと聞かれたら、どうか」

男「答えれば良いわけね」

幼「そしたら次の日からもっと美味しくなるわ」

男「研究熱心だなあ」

幼「知りたいし、知らせたい。いつもの事でしょう」

男「何でも知られてしまうね」

幼「人の事言えない癖に、貴方末恐ろしい」

男「何でも知らせてくれるからさ」

幼「隠したつもりだったのに……」



 
481 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/01(土) 01:14:41.25 ID:A2UhpBNe0
男「幼ちゃん、思ってる事の隠し方はそんなに上手くないから」

幼「十分隠してるつもりなんだけれど」

男「俺の隠し場所、バレバレなんでしょ?」

幼「良く分かるわ」

男「それと同じだよ、よく分かる」

幼「恥ずかしい」

男「顔、赤くないけど」

幼「それでも恥ずかしいの、知ってる癖に」

男「顔に殆ど出ないからなあ、幼ちゃん」

幼「体は構わないけれど、心を丸裸にされるのは貴方相手でもね」

男「流石に丸裸にはできない」

幼「したいと思ってる癖に」

男「させてくれるのか?」

幼「嫌よ、恥ずかしい」


 
484 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/01(土) 01:31:24.92 ID:A2UhpBNe0
幼「じゃ、この棚片付けるけれど」

男「はいはい」

幼「やっぱり結構な量ね」

男「そんなまじまじ見ないで片付けてよ」

幼「ジャンル別に分けた方が良いでしょう」

男「恐ろしい司書さんだ」

幼「これ、私より全然胸ないけど良いの?」

男「そう言う気分の時もあるんだよ」

幼「ごめんなさいね、ここまで縮める事はできないの」

男「俺の気分で体系代える気かよ」

幼「お父さんにさらしでも借りようかしら」

男「巻く気なの?」

幼「今は、このくらいで我慢してね」ギュウウ-

男「我慢なんてとんでもない」


 
491 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/01(土) 01:59:34.25 ID:A2UhpBNe0
幼「とりあえず、嗜好で分けて、右から左にサイズアップ」

男「完璧じゃないか」

幼「にしても貴方、多趣味なのね」

男「全然良い意味に聞こえない」

幼「そんなことない、良い趣味してるわ」

男「なお悪い!」

幼「私も対応し切れるかどうかわからないわね」

男「別に対応しなくて宜しい」

幼「まずは痛みを快感にできるようにならなきゃ」

男「よりによってそっから!?」

幼「そうすれば貴方とどこまでも歩いていけるわ」スッ

男「…履きなれた靴で出かけようよ」

幼「確かに、歩くだけでゾクゾクしたら困るわね」

男「疲れで息が上がるだけじゃなく」

幼「余計にハァハァしちゃうわ、恥ずかしい」



 
495 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/01(土) 02:12:41.86 ID:A2UhpBNe0
幼「じゃあどこから始めたいの?」

男「どこからって…」

幼「どこでも構わないわよ。へそでも、ひざの裏でも、首筋でも」

男「何故そんなニッチな」

幼「貴方、多趣味な人だから」

男「その言い方、まあ助かるな」

幼「オススメは後ろ首筋」バサッ

男「……弱いの?」

幼「普段髪に隠れてるし、触られる事もないから。痛くして傷つけても平気」

男「……」ソー…ピトッ

幼「んー…」

男「……」サワサワ

幼「んう?…ん、感じるわ」

男「そりゃ触覚がなかったらおかしいだろ!」

幼「だから感じていると言っているでしょう」


 
499 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/01(土) 02:26:42.81 ID:A2UhpBNe0
男「で…どうなの」サワサワ

幼「こそばゆい」

男「じゃあここはそういう場所じゃないんだよ」

幼「念の為、舐めてみて」

男「無茶言うなよ…」

幼「どうなっても良い様に、毎日時間かけて清潔にしてるのよ?」

男「そういう問題じゃなくてさ」

幼「ペロペロがきっかけで目覚めるかもしれないでしょう」

男「目覚めるとしたら俺の方だ!」

幼「じゃ、つねってみて」

男「より深みに嵌る…」ギュッ

幼「あー…痛い」

男「当り前だ」

幼「目覚めた?」

男「つねっただけで目覚めたら病気だ!」


 
503 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/01(土) 02:41:33.48 ID:A2UhpBNe0
幼「そもそも病的なものでしょう、こういう嗜好」

男「否定はしない」

幼「ある種の狂人よ」

男「それは言い過ぎじゃないのか」

幼「痛いのがー気持ちくてぇーあああ狂っちゃうー…って感じで」

男「三文にもならないな」

幼「そう、じゃ首筋触って」

男「…はい」サワ

幼「ひ…ひぅぅっ!?」

男「は?」

幼「はっ…はぁっ…しょんな…トコ触られたらぁ…!うぅんっ!」

男「おいおい!」

幼「ふっ…ふあああぁぁっっ!!狂っちゃムグっ!?」グイッ

男「親が来るだろうが!!」

幼「ぷはっ…今のに何文出せる?」



 
507 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/01(土) 02:56:13.36 ID:A2UhpBNe0
男「二度とやらないでね」

幼「もう一度しろと言われても覚えてないわ」

男「どこでそう言うの覚えて来るのこの子は!!」

幼「貴方のパーソナルなコンピュータ」

男「パーソナルも糞もねぇ!」

幼「いっそパブコンに改名したら?」

男「パブでの合コンみたいじゃん」

幼「行くの合コン」

男「行く必要はないな」

幼「じゃあパブコンで良いわ、勘違いしないし」

男「人のパブコンを勝手に見るのはやめてね」

幼「皆のパブコンよ」

男「公って恐ろしい」

幼「下手すると大火傷するもの」



 
516 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/01(土) 03:38:01.99 ID:A2UhpBNe0
男「じゃあ普通の本の整理をよろしく」

幼「貴方は床を磨いてね」

男「クイックルワイパーでか」

幼「床に臭いがついてるじゃない」

男「犬かよ」

幼「違うわ、人間。貴方床に紙を敷く方でしょう」

男「それも知ってるのか!?」

幼「そうじゃなかったらこんなにクイックル要らないもの」

男「自分のものは自分でか」

幼「身から出た錆よ」

男「錆びてないよ、失礼な」

幼「身から出た精ね」

男「そのまんまじゃないか」



 
518 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/01(土) 03:52:33.49 ID:A2UhpBNe0
男「床もだいぶ綺麗になった…はず」

幼「どれどれ…んー」ペタン…スンスン

男「犬じゃないか」

幼「四つん這いになって臭いをかいでも人間よ」スンスン

男「どうですか」

幼「うん、貴方の匂い…」ペタペタ…スンスン

男「おい…」

幼「貴方の匂い、まだするわ」ギュウウ…スンスン

男「どんどん近づいてきたんだから当たり前だ!」

幼「鼻が利かないから貴方部屋から出てて」

男「牝犬が!」

幼「牝人間よ」スンスン

男「部屋から出るから放して下さい」



 
522 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/01(土) 04:08:43.84 ID:A2UhpBNe0
男「幼ちゃん、嗅ぎ終わった?」

幼「んー…」

男「まだどこか?」

幼「ドアの隙間が」

男「俺だよ!」

幼「貴方ね」

男「入って良い?」

幼「構わないわ」

男「どうも」ガチャ

幼「完璧よ」

男「なんで下着姿なんだ!!」

幼「邪魔な貴方の臭いを排除したまでよ」

男「抱きつくからだ!」

幼「抱きついちゃいけない?」ギュウウ-

男「ドア空いてるから!!」


 
527 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/01(土) 04:21:01.02 ID:A2UhpBNe0
幼「ドアを閉めれば問題ないのね」

男「問題ある」

幼「もう貴方の匂いがついても問題ないわ」

男「下着姿な事だ!」

幼「見なれているでしょう」

男「服はどこに行ったかが問題なんだよ…」

幼「屋根の上」

男「なんてところに」

幼「不満なら取りに行ってくるわ」

男「俺が行く」

幼「良いのに」

男「通報されたら困る」

幼「痴女が一人検挙されるだけ」

男「俺が怪しまれるんだ!」



534 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/01(土) 04:42:46.99 ID:A2UhpBNe0
男「はい、取ってきたよ」

幼「どうも有難う」

男「風で飛ばされでもしたらどうするのさ」

幼「屋根から自分の部屋に行くわ」

男「ごもっとも」

幼「それにしても、だいぶスッキリしたわね」

男「幼ちゃんもスッキリしすぎ」

幼「着れば良いんでしょ、着れば」

男「宜しい」

幼「あとは貴方をスッキリさせてお終いね」ギュ

男「折角脱臭したのにか!」

幼「汚れるために綺麗にするのよ」

男「何か違う様な…」

幼「だったらモデルルームにでも住んでなさい」



 
536 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/01(土) 04:59:29.35 ID:A2UhpBNe0
男「部屋が前より広くなった気がする…」

幼「開放的な気分になるわね」

男「いい加減着て下さい」

幼「こんなに開放的なのに」

男「ほんとに開放されてたら通報されるんだからね」

幼「閉鎖的な場所なんだから問題ないでしょう」

男「まあ全開放じゃないだけマシか」

幼「そしたら貴方、隠し場所もお楽しみもバレバレだものね」

男「部屋の話じゃない!」

幼「じゃあ部屋は良いのね?」

男「マシって言ったけど…感覚ズレて来てるな俺」


 
541 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/01(土) 05:16:38.76 ID:A2UhpBNe0
幼「ふう…別に私も、いつも理由なく脱いでるわけじゃないのよ」スポ

男「じゃなかったらただの露出狂だろ!」

幼「公共の場では脱がないし」

男「パンツ見せたりブラ見せたりも大概にね」

幼「良いじゃない、誰も損してないでしょう」

男「周りも役得か」

幼「皆さんに幸せを届けましょう」

男「男だけじゃないか、皆さん」

幼「そう思っているの?世間が狭いわね」

男「そっちかよ」

幼「私は違うわ」

男「知ってるよ」

幼「でももし貴方がそう望むなら、友人に手を出す事もやぶさかではないわ」

男「友達なくすよ?」

幼「恋人になるんだもの」



 
547 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/01(土) 05:50:34.58 ID:A2UhpBNe0
幼「女の子同士は興味ないのね」

男「…見てみたい気もする」

幼「誰に恋しようかしら」

男「本気にするなよ」

幼「最初は友情を装って、徐々に愛情を注いでやればメロメロよ」

男「悪女だなあ」

幼「良い女よ」

男「すっげえ自信」

幼「すっげえ事実」ギュウ

男「……異論なし」

幼「是非もなし」

男「誰にも恋しなくて良いからね」

幼「貴方以外に、ね」


 
603 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/01(土) 11:48:23.64 ID:A2UhpBNe0
幼「折角、部屋を整理したのだから」

男「だから?」

幼「頭の中も整理したらどうかしら」

男「お勉強ですか」

幼「部屋の乱れは学力の乱れよ」

男「安定して低いんだけどな」

幼「安定して汚いからよ」

男「確かに幼ちゃんの部屋は整然としてるけど」

幼「良く使う物を手前に、使わない物を奥に。これをするだけ」

男「それだけで綺麗になるのか」

幼「答案もね」

男「答案?」

幼「頻出の公式から覚えなさい」

男「金言どうも」



 
607 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/01(土) 12:05:28.78 ID:A2UhpBNe0
男「数学か…」

幼「苦手意識を持たない事ね」

男「イメージが湧かないんだよ」

幼「日常の事に置き換えて考えなさい」

男「例えば」

幼「今日、貴方を一度抱きしめる。明日は四度、明後日は七度」

男「はぁ」

幼「一年後にはどうなるか計算できる?」

男「良く分からんけど一日中抱きついてると思います」

幼「国語の授業じゃないのよ、出題者の気持ちなんか答えないで」

男「一日中が良いのかよ」

幼「数学よ、回数を答えなさい」

男「えー……」

幼「1+3×365で出るでしょう、これが数列」

男「やっぱり一日中であってるだろ」



 
614 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/01(土) 12:35:50.53 ID:A2UhpBNe0
幼「理論的に考えてね」

男「出題が思いっきり感情的なんですが」

幼「じゃあ問題を変えましょう」

男「分かりやすいのでよろしく」

幼「ある日のお弁当のおかずの種類が1種類、次の日が3種類、そのまた次の日が9種類」

男「はぁ」

幼「何日後に満漢全席になるでしょう?」

男「社会じゃねーか!!」

幼「社会×数学…経済学かしら」

男「世界史!」

幼「新しい学問の扉が開きそうね」

男「ただの高校生クイズだろ」

幼「因みに約100種類、一日で揃えるなら6日、総和で揃えるなら5日」

男「一週間中華か」


 
617 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/01(土) 12:52:33.99 ID:A2UhpBNe0
幼「料理も計算なのよ」

男「調味料の量だったり時間の計算だったりか」

幼「まずレシピ通りに作れない人は駄目ね」

男「料理の得手不得手はそこね」

幼「そ、公式を正しく使えるかどうか」

男「俺は厨房に立つなと」

幼「必要ないでしょう」

男「でも幼ちゃん、醤油とか目分量だよね?」

幼「公式は応用するものよ」

男「適当じゃなかったのか」

幼「貴方に合わせて式変形」

男「そこまでしてくれてたとは」

幼「だから残さず、正確に解答してね」



 
622 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/01(土) 13:06:57.93 ID:A2UhpBNe0
男「しかし何でも計算づくの人生など薄っぺらい」

幼「薄っぺらい金言どうも」

男「そう思わない?」

幼「計算で私を騙した癖に」

男「人聞きの悪い」

幼「事実じゃない」

男「騙してたのは自分じゃないか」

幼「…キザ」

男「俺は騙されなかったけどね」

幼「…減らず口」

男「たまには俺も言うよ?」

幼「その生意気な口塞いであげる」ギュウ

男「ちょっ…タンマタンマ!」

幼「…次は本気よ」パッ

男「いつも本気じゃん」


 
633 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/01(土) 13:25:23.05 ID:A2UhpBNe0
幼「問題解けた?」

男「すぐ脱線するからな」

幼「貴方ともっとお話したいのよ」

男「じゃ勉強やめる?」

幼「本当なら授業で十分なはずなんだけど」

男「かたじけない」

幼「今やっておけば後々ゆっくり話せるでしょう」

男「学校でか」

幼「今夜」

男「こっちで食べていくのか」

幼「朝を迎えていくわ」

男「そこまで!?」

幼「そのつもりで来たのよ」

男「いや…でも親に相談してみないと」

幼「伏兵、全員もう知ってるわ」



 
636 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/01(土) 13:39:14.65 ID:A2UhpBNe0
男「計算してるのはどっちだよ」

幼「私、数学得意だから」

男「人海戦術も大したもんだ」

幼「恋は戦争よ」

男「兵法に長けた者が勝つのか」

幼「人心誘導も基本ね」

男「だんだん外道じみてきたぞー」

幼「むしろ王道よ」

男「四面楚歌とはこのことか」

幼「正確には五面楚歌」

男「一面でっかいのが入ったな…」

幼「私ね」

男「いや…おとうさん」

幼「おじさん、そんなに協力的なの」

男「そういうことじゃないんなぁ」


 
641 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/01(土) 14:10:31.33 ID:A2UhpBNe0
男「もう親に相談する必要もないのか」

幼「言ったでしょう、親公認と」

男「こっちもとは」

幼「もともと親が4人いる様なものじゃない、私達」

男「それもそうか」

幼「家族旅行と称して貴方がついてきた事が何度あったか」

男「何度どころか全部じゃないか」

幼「そう言う事よ」

男「邪魔じゃなかったか」

幼「貴方いつから、うちに来た時お邪魔しますって言わなくなった?」

男「……覚えてない」

幼「そう言う事よ」


642 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/01(土) 14:16:36.68 ID:QbZcSX18i
家族旅行ついて行っといて義父が怖いのか


643 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/01(土) 14:18:28.14 ID:LTVVSHnz0
>>642
お義父さんの期待が怖いんじゃないの




 
645 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/01(土) 14:20:25.46 ID:A2UhpBNe0
男「ふぃー…解いた解いた」

幼「どれどれ」

男「合ってる?」

幼「合ってると思って書いたんでしょう」

男「それで何度も痛い目見てる」

幼「…うん、一応全部合ってるみたい」ギュウ

男「ご褒美のつもりですか」

幼「感情記憶よ、ずっと覚えていられるように」ギュウウウウ-

男「体に覚えさせるのか」

幼「テストの時は私を思い出してね」

男「やめて、テストの後立てなくなる」

幼「たってるじゃない」

男「だからそれ言うのやめろ!」

幼「パブロフの牡犬ね、条件反射」

男「牡人間!」



 
651 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/01(土) 14:45:31.97 ID:A2UhpBNe0
幼「じゃあ次はどの教科にする?」

男「休憩を要求する」

幼「まだ授業一時間分も経ってないわ」

男「もう一時間分以上の頭使ったよ」

幼「それが原因ね、授業を受けきれない」

男「ずっと集中するのは厳しいよ」

幼「要点で集中すればいいの」

男「幼ちゃん、ずっと集中してるわけじゃなかったんだ」

幼「難しいわね」

男「幼ちゃんほどの人が難しいとは」

幼「心配事があるとどうもね」

男「だったら相談してよ」

幼「………」

男「はい、勉強頑張ります」


 
653 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/01(土) 14:56:58.90 ID:A2UhpBNe0
幼「お菓子を食べなさい」

男「休憩させてくれるのか」

幼「糖分がなきゃ頭に入らないでしょう、貰ってくるわ」ガチャ

男「悪いね」

――――――――――――――――

幼「ただいま」ガチャ

男「何かあった」

幼「おばさんが用意してくれてたわ」

男「持ってくりゃ良いのに」

幼「一度持って来たそうよ」

男「なんで戻った」

幼「私のあえぎ声が聞こえたので遠慮した、と」

男「来てたのかよ!!」

幼「私も気づかなかったわ」

男「気付いてやってたら最悪だ!!」



 
655 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/01(土) 15:12:25.07 ID:A2UhpBNe0
幼「ちゃんと言っておいたわ、演技だと」

男「当然だ」

幼「おばさん、気の毒そうな顔してたわ」

男「誤解が解けてねぇ!」

幼「まあ実際気持ち良くも何ともなかったし」

男「そういう言い方やめろ!」

幼「別に貴方のテクニックが悪いとは言ってないじゃない」

男「首筋触るのにテクニックも糞もあるか」

幼「貴方の嗜好に対応できない私の体が悪いのよ」

男「…そういう事言うのやめろよ」

幼「そう?」

男「幼ちゃんは全然悪くない」

幼「じゃ、多趣味の貴方が悪いわ」

男「返す言葉もございません」



 
660 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/01(土) 15:29:48.47 ID:A2UhpBNe0
幼「お菓子、食べないの?」

男「ああ、食べる食べる」

幼「飲み物も貰ってきたから」

男「オロナミンCか懐かしい」

幼「茶色の瓶は何でもそう見えるの?」

男「まむし…」

幼「私はピーチジュースを頂いたわ」

男「母親ぁ!」

幼「買い物に行ったわ」

男「逃げたな」

幼「後は若い二人にお任せして、と」

男「流行ってんのその言い回し…」



 
665 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/01(土) 15:39:28.82 ID:A2UhpBNe0
男「親父はいなかったのか」

幼「おじさん?テレビ見てた」

男「平常運転なのは親父だけか」

幼「涙ぐんでたわ」

男「珍しい、テレビ番組で感動するなんて」

幼「番組じゃないわよ」

男「はい?」

幼「私達の成長記録、ビデオ繋いで」

男「あんの野郎…」

幼「良いお父さんじゃない」

男「騙された」

幼「勝手に勘違いした癖に」


 
668 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/01(土) 15:57:23.72 ID:A2UhpBNe0
男「というか、バタバタしてるうちに昼を食い損ねてた」

幼「もう午後も良い時間ね」

男「頭が働かない訳だ」

幼「その為のお菓子よ」

男「昼飯代わりかよ」

幼「こんな微妙な時間にしっかり食べたらお夕飯が美味しくないわ」

男「夕飯を買いに行ったんだな」

幼「そのようね…パブコン、使っていい?」

男「公共物だからな」

幼「それもそうね」カタカタ…カタ

男「余計なフォルダ開くなよ」

幼「数学は十分やったじゃない」

男「なら良いけど」

幼「えー…と、スッポン…さばき方…っと」カタカタカタ…カタ

男「全然良くねえ!!」


 
673 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/01(土) 16:20:00.87 ID:A2UhpBNe0
幼「良いでしょ、調べなければ分からないわこんな事」

男「母親ぁ…!」

幼「あ、言い忘れてたけど今夜はお鍋よ」

男「知ってるよ!!」

幼「あつくなるわね」

男「顔見て言えよ!」

幼「あつくなるわね」

男「あったまるの間違いだろうが」

幼「楽しみだわ」

男「どこに期待してるんだ…」

幼「お肌がプルプルになる事に」

男「コラーゲンの方か」

幼「変態」

男「悪意を感じる」

幼「厚意よ、ご両親の」



 
678 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/01(土) 16:35:33.19 ID:A2UhpBNe0
男「そんなにホイホイ売ってるもんじゃないだろう」

幼「そうでしょうね、だから早めに出たのでしょう」

男「しかもまるまる売ってることもないだろう」

幼「そうでしょうね、食材売り場に並ぶなら」

男「じゃあ何でさばき方?」

幼「もし見つからなかった時の為に」

男「ないなら意味ないじゃん」

幼「ペットショップ」

男「…アホだろ」

幼「ご両親を悪く言うのは頂けないわ」

男「だってアホじゃん!止めろよ!」

幼「あくまで最終手段よ、万が一」

男「食べないという選択肢がないのが怖い」



 
684 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/01(土) 16:56:44.67 ID:A2UhpBNe0
幼「大体分かったわ、出来そう」

男「凄いな」

幼「これで使える食材が増えたわ」

男「弁当は勘弁してくれ」

幼「昼休み立てなくなるものね」

男「ごもっとも」

幼「満漢全席に一歩近づいたわ」

男「どれくらいさばき方覚えれば良いんだ」

幼「……32珍てあるから、最低32種類かしら」カタカタ

男「シェフになった方が良いよ、幼ちゃん」

幼「ありがとーっ」

男「そっちもあったか」

幼「お花屋さんが一番好きよ」



 
692 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/01(土) 17:16:34.89 ID:A2UhpBNe0
幼「次は味付について調べないと」

男「スッポン鍋って何味なの」

幼「……お酒に、生姜を入れて臭みを消して、塩で味を調整みたい」カタカタ

男「塩味か」

幼「まる鍋というものは醤油ベースに砂糖とお酒ね」

男「醤油良いね」

幼「食べさせてあげたいけれど、これは鍋を使いこまなきゃダメみたい」

男「そんな条件あるの」

幼「出汁を何度も鍋にしみ込ませて、風味を出すのよ」

男「鍋も含めて料理なのか、面白いな」

幼「これから毎日私の家でお夕飯食べない?」

男「いや、おじさんの体が心配だ」

幼「大丈夫よ、お父さん元気だから」

男「元気だと余計に問題だろ」



 
701 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/01(土) 17:36:05.75 ID:A2UhpBNe0
幼「さて、おばさんが帰ってくる前にもう一勉強しましょう」

男「うへ」

幼「次は貴方の得意教科、国語」

男「いつからそうなった」

幼「心情理解、得意でしょう」

男「登場人物の気持ちなんて知らないよ」

幼「こころが分からないのね?」

男「そんな単純に分かるもんじゃないだろ」

幼「それもそうね、Kが死んだ訳も所詮は分からずじまい」

男「そっちかよ」

幼「分かるの?」

男「授業で言ってたじゃん、忘れたけど」

幼「あれは後の偉い人達の推論よ」

男「じゃあ何で死んだのさ」

幼「戦死よ」


 
704 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/01(土) 17:47:22.64 ID:A2UhpBNe0
男「それは天下の夏目先生も怒るだろ」

幼「恋心を内に秘めるのは辛い事よ」

男「素直になれば良いのに」

幼「なれたら苦労はしないの」

男「それにあれは相手が悪かった」

幼「策略家だものね」

男「あんな言葉を二回言うのはずるいと思う」

幼「三回でしょう」

男「畳みかけて二回じゃないか」

幼「時間をおいて三回よ」

男「…精神的に向上心云々」

幼「月が綺麗ですね」


 
706 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/01(土) 17:57:20.08 ID:A2UhpBNe0
幼「精神的に向上心のない者は馬鹿だ、よ」

男「そう、それそれ」

幼「貴方はキーワードから抜けているのね」

男「申し訳ない」

幼「全く、しょうのない人」ギュウ

男「またですか」

幼「精神的に向上心のない者は馬鹿だ」ギュウウ-

男「……」

幼「精神的に向上心のない者は、馬鹿だ」ギュウウウウ-

男「……僕は…馬鹿だ」

幼「知ってるわ」

男「Kの気持ちが痛いほどよく分かった…」

幼「良かったわね、心情理解できて」




 
711 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/01(土) 18:12:44.46 ID:A2UhpBNe0
男「もっと明るい話にすれば良いのに」

幼「天下の夏目先生にモノ申すのね」

男「いや、折角の作りものだからハッピーエンドでも良いじゃないか」

幼「戦争にハッピーエンドはないわ」

男「怖い事言うなよ」

幼「略奪戦争の事よ」

男「俺は敵国じゃないのね」

幼「敵対した事があって?」

男「さしずめ侵略領地ってとこか」

幼「よそよそしいわね」

男「じゃ、さしずめ」

幼「国土」



 
720 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/01(土) 18:27:27.71 ID:A2UhpBNe0
幼「ハッピーエンドが良いなら、坊ちゃんなんてどうかしら」

男「名前は知ってるけど、最後どうなるの」

幼「主人公を小さいころから世話してくれていたお婆さんが死ぬ」

男「バッドエンドじゃん!」

幼「だって最後の最後にそう書いてあるのよ」

男「それ必要か」

幼「天下の夏目先生に言って」

男「それでもハッピーエンドなんだな」

幼「勧善懲悪な話だったと」

男「坊ちゃんてヒーローものなの?」

幼「アウトローだけど」

男「ダークヒーロー的な?」

幼「バットマンとは全然違うわよ」

男「もしそうだったら夏目先生ご乱心だ」


721 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/01(土) 18:38:35.30 ID:A2UhpBNe0
男「とりあえず、国語の要点はまとめたよ」

幼「精神的に」

男「向上心のない者は馬鹿だ」

幼「黒い光とは?」

男「罪の意識じゃないのか」

幼「先生がいとこと結婚しなかったのは」

男「関係が近すぎたから」

幼「ああ」

男「失策ったと私は思いました」

幼「恥の多い」

男「人生…は違うだろ」


 
727 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/01(土) 18:57:06.52 ID:A2UhpBNe0
男母「男ー!幼ちゃーん!帰ったわよ!」

幼「あ、おばさんね」

男「帰ってきたか…」

幼「料理手伝わなきゃ、下に行きましょう」ガチャ…トットットットッ…

男「はあ…恐ろしい」トボトボトボ…

幼「おばさん、手に入りましたか」

男母「苦労したけどねっ、可愛い幼ちゃんの為なら安いもんよ!」

幼「有難う御座います」

男「まさかペットショップまで行ったのか、母さん」

男母「まさか、ちゃんと食用の肉の部分だけよ!」

男「良かった…」

男母「あとアンタ、誰でも最初はへったくそだから気にしちゃダメよ」

男「……違うよ!!」


 
732 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/01(土) 19:13:28.70 ID:A2UhpBNe0
幼「私はおばさんと料理してくるから」

男「ちゃんと誤解を解いておいてくれよ」

男母「あ、お父さんと話した?」

男「え?いや、ずっと部屋にいたから」

男母「話があるみたいだから鍋出来るまでに喋っときな!」

男「あいよ。……親父、何か用か」

男父「男、若い時には色々あるものさ。気にしちゃあいけないよ」

男「いや、だから違うって」

男父「ははは、恥ずかしいのは分かるさ。父さんも昔、よく言われて赤面したものだよ」

男「聞きたくないわ…そんな話」

男父「だがね、焦れば焦るほどに物事は悪化して行くものなんだ…っ…っ」

男「なんだこの親父…」

男父「如何なる時も冷静に。これが…今日旅だった君に…っ…父として送る言葉だよ…っ」ホロリ

男「まずあんたが落ちつけ色ボケ親父!」



 
736 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/01(土) 19:24:44.11 ID:A2UhpBNe0
幼「お鍋出来たけど、何してるの」

男「ビデオ観賞会」

男父「嗚呼この画面に映った二人が、ここまで…何とも感慨深いじゃあないか…」

男「この調子で幼ちゃんの誕生日からビデオ見させられてる」

幼「貴方が生まれてないところから?」

男「何でそこからあるんだよビデオが」

幼「それは…私が貴方の実の姉だからよ」

男「へー」

幼「例え姉弟だったとしても、貴方の事が好き!」

男「ドラゴンには変身しないのか」

幼「だから猫の話が好きなの」

男「じゃあ猫か」

幼「にゃーんにゃん」

男「鍋食えないぞ」

幼「にゃんにゃんお終い、さ、食べましょう」


 
738 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/01(土) 19:30:53.57 ID:IesBHfQU0
> 幼「にゃーんにゃん」
>
> 男「鍋食えないぞ」
>
> 幼「にゃんにゃんお終い、さ、食べましょう」


俺「~~ッッ!!!」




 
740 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/01(土) 19:40:18.19 ID:A2UhpBNe0
幼「美味しい?」

男「旨いよ」

男母「全くこの子はもっと気の利いた事言えないのかね!?」

男父「ははは、夫婦円満の秘訣は細かく褒める事だぞ。男よ」

男「気の利いた褒め方ってなんだよ」

幼「体が元気になるような美味しさだね、とか」

男「美味しさのせいじゃないだろうが!」

幼「美味しいもの食べると元気にならない?」

男「そりゃ、なるけどさ」

幼「じゃあ元気出して…はい」

男「ここ学校じゃないんですが…」

男母「………」

男父「………」

幼「ん………」

男「こいつら……うん、旨いよ」パク


 
 
745 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/01(土) 19:53:28.65 ID:A2UhpBNe0
幼「さて、締めは雑炊で良いわよね」

男「あっつい…何これ」

幼「あつくなったじゃない」

男「まさかこれほどとはね…」

幼「大丈夫、食べられる?」

男「別に体調悪い訳じゃないから」

幼「はい…ふー…ふー…」

男「いや、病人じゃないから」

男母「あっついあっつい」

男父「ホント、あつくて敵わないな。ははは」

幼「ん………」

男「こいつらぁ………うん、旨いよ」パク



 
749 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/01(土) 20:08:12.12 ID:A2UhpBNe0
男「ご馳走様…」

男父「はは、ごちそうさま」

幼「お粗末様」

男母「おそまつっ」

幼「じゃあ、片付けるから。ゆっくりしててね」

男「俺も手伝うよ」

男母「じゃ!後は若いお二人にまかせて」

男父「ははは、夫婦円満の秘訣は細かい手伝い。分かってきたな、男」

男「もうやだこの空間」

幼「ならお望み通り、キッチンへご案内するわ」

男「俺んちなんだけどな」

幼「じゃ案内して」

男「はい、一名様ごあんなーい」



 
752 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/01(土) 20:22:16.54 ID:A2UhpBNe0
幼「すすいだらここに置いてね」

男「俺は水で流すだけか」

幼「洗うの慣れてないでしょ、まずは基本から」

男「修業の基本は皿洗いからだろ」

幼「皿洗いも奥が深いのよ」

男「とりあえず入門編なのね、すすぎが」

幼「貴方は私の初めての弟弟子よ」

男「弟子より下か」

幼「師匠がいるもの」

男「ああね」

幼「おふくろの味、良く出来てるでしょう」

男「んー、青は藍より…云々」

幼「…有難う」ギュ

男「濡れる濡れる」



 
760 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/01(土) 20:37:04.20 ID:A2UhpBNe0
幼「はい、これで全部」

男「お疲れ様です」

幼「こんな所で疲れてられないわ、元気が湧いてくるもの」

男「全然あつくなさそうだったけど」

幼「ちゃんとあついわよ」バサバサ

男「だからスカートで扇ぐな!」

幼「今夜は眠れそうにないわね、あつくて」

男「顔を見て話せ!」

幼「今夜は寝かせてくれる?」

男「その聞き方はどうかと」

幼「今夜どう?」

男「なおタチが悪い!」


 
767 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/01(土) 20:52:25.39 ID:A2UhpBNe0
幼「お風呂、どうするの」

男「入らないという解決策を思いついた」

幼「水場でそんな事言っていいの?」

男「同じ手は食わない、着替えて済ませる」

幼「貴方、匂う」ギュウウ-

男「その手にも乗らない」

幼「じゃあ私、ずっと入って待ってるから」

男「それは言っちゃダメだろ」

幼「……しまった」

男「俺は入らないよ」

幼「私は待ってるから、根競べよ」スタスタスタ…

男「ついに開き直ったな!」



 
772 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/01(土) 21:04:45.05 ID:A2UhpBNe0
男母「あーあっつい、早くお風呂入りたいわー!」

男父「ははは、風呂上がりのビールは最高なんだがなあ」

男母「今日は買い物で遠出したし疲れたわー!」

男父「今日は一日ビデオ見て肩が凝ったなあ、ははは」

男母「汗流したいー!」

男父「ビールー…」

男母「お父さん久しぶりに一緒に入る!?」

男父「良いねえお母さん。でも母さん気紛れだからなあ」

男母「あれーっ何だか入りたくなくなってきたわ!」

男父「あははは、残念だなあ…実に残念だなあ…」

男「………うるせ―――――!!入りゃいいんだろう入りゃ!!あと良い歳していちゃつくな!!」

男母「じゃ、これ持って行って!幼ちゃんの着替えよっ」

男「……謀られたぁああ」



 
774 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/01(土) 21:16:38.07 ID:A2UhpBNe0
男「幼ちゃん、入るよ」ガラ

幼「女の子を待たせるなんて、マナー違反よ」

男「マナーなんて気にする間柄じゃ、ないよね」

幼「成る程、水着」

男「ここは俺の家だからね、今までの様にはいかないよ」

幼「そう、私は構わないけれど」

男「にしてもやってくれたね」

幼「ばれちゃった?」

男「三文にもならない芝居に、着替えまで渡して…どうするつもりだったの」

幼「根競べよ、貴方が折れるまで服なんて要らない」

男「すっげえ度胸」

幼「そうよ、何も要らない覚悟があるの」

男「………その巻いてるタオルの下」

幼「私は構わないけれど?」


779 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/01(土) 21:29:11.52 ID:A2UhpBNe0
男「状況が悪化してるじゃねーか!!」

幼「お互いじゃないだけマシじゃない」

男「絶対取らないでよ」

幼「絶対見ないでなんて言わないわ」

男「体洗うから湯船入って」

幼「背中流しっこしましょう」

男「勘弁して下さい」

幼「貴方は何か勘違いをしている様だけど」

男「勘違いも糞もあるか」

幼「背中を流すだけなら、背中しか見えないのよ。それに貴方も脱ぐ必要はないわ」

男「……確かに……そうなんだけど」

幼「じゃ、構わないわね」ハラ

男「背中向けてから取れ!!」バッ



 
782 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/01(土) 21:41:58.38 ID:A2UhpBNe0
男「あの、髪が…」

幼「あら、ごめんなさい。今まとめるから」バサ

男「……こんな感じでどう?」ソー…ゴシゴシ

幼「もっと強くして良いわよ、範囲も広げて」

男「はいはい…これでどう?」ゴシゴシゴシ

幼「んんー…感じないわ」

男「これそう言う事じゃねえから!!」

幼「恋人設定でお風呂なのに」

男「設定じゃないだろ!」

幼「じゃあ何の問題もないじゃない」

男「どこで知るんだそう言う事…」

幼「パブコン」

男「捨てようかな…」

幼「そうよ、私がいれば良いじゃない」

男「良くない!!」



 
794 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/01(土) 22:01:10.56 ID:A2UhpBNe0
男「流すよ」ジャー

幼「ああー…気持ちいいわ」

男「これそういう事じゃ」

幼「シャワーを浴びて気持ちいのは当り前でしょうド変態」

男「…返す言葉もございません」

幼「さ、交代」クルッ

男「俺より先に振り返るな!」バッ

幼「テント穿いてるじゃない」

男「水着だよ!!」

幼「見間違えたわ」

男「パブコンか…」

幼「見たままを言葉にしただけ」

男「知ってるままに水着と言えよ!」


804 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/01(土) 22:20:34.69 ID:A2UhpBNe0
幼「かゆいところは御座いませんか?」ゴシゴシ

男「ないない、早く終わらせて」

幼「じゃ、流すわね」ジャー

男「はぁ…良かった…」

幼「最終チェック」ギュウウ

男「………」

幼「んー………」ギュ-…スンスン

男「………」

幼「ぷはっ…貴方の匂い、酷くなってる」

男「もう…止めて下さい…」

幼「……大丈夫?」

男「これ以上だと…はぁ…一緒の湯船入れなくなる……」

幼「………やりすぎたわ、御免なさい」

男「良いよ。ただ普通が良いね、昔みたいに」


808 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/01(土) 22:33:07.35 ID:A2UhpBNe0
幼「落ちついた?」

男「何とか」

幼「水着は脱いだの」

男「念の為。タオルは巻かせて貰うよ」

幼「構わないわ…………御免なさい」

男「気にしなくて良いって、俺が初心過ぎるのが悪い」

幼「そ…そんなことないっ。距離感がない私が」

男「良いって良いって。ゆっくり風呂入ろう」

幼「うん」

男「嫌でも、嫌いでもないからね」

幼「うん」

男「ゆっくり、したいんだ」

幼「うん」

男「そのうち振り向けるように頑張るから」

幼「…うん」



 
812 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/01(土) 22:46:47.21 ID:A2UhpBNe0
男「ほら親父、母さん。早く入れよ」

男母「随分長いお風呂だったわねっ」

男「うるさい」

男父「それじゃあ母さん、久しぶりに…」

男母「やっと汗流せるっ!お父さん、先にお風呂頂くからっ」スタスタスタ

男父「あ…あはははは」

男「なんなんだろうこの夫婦」

幼「良い夫婦じゃない、とっても」

男父「……男よ」

男「何、慰めて欲しいの?」

男父「うちは二馬力だから、お金の事は気にしなくていいぞ。あははは」

男「……こいつ」

幼「良かったじゃない、金欠だったんでしょう」

男「そういう規模じゃない気が…」

男父「あっはははははは」



 
815 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/01(土) 22:59:16.15 ID:A2UhpBNe0
男母「あーっ!良いお湯だった!お父さんどうぞっ」

男父「やっぱり入るの一番最後なのが家長の辛いところだな、あっははは…」トボ…トボ…

男「親父ぃ……あ、母さん、幼ちゃんの布団用意してあげて」

男母「そんなもんないよっ」

男「は…?いや、来客用の布団」

男母「捨てた!お父さんとあたしのも捨てた!」

男「…アホだろ…買ってこいよ!!」

男母「お金もないよっ」

男「親父ぃ!!」

男父「あははははは、スッポンって高いみたいでね。次の給料日まで布団は無しだ」

男母「お父さんとあたしはソファーで寝るから!あとよろしくっ」

男「このホラ吹き三文芝居夫婦が…!」

男母「親は子供の為だったら何でもやるさ!」

男父「ちょうど布団も買い替え時だったしね、母さん」



 
819 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/01(土) 23:10:10.20 ID:A2UhpBNe0
男「幼ちゃん、布団がないのは事実の様だ…」

幼「私は構わないわ」

男母「布団はアンタの部屋しかないからね!」

男「知ってるよ!」

幼「さ、それじゃ歯を磨きましょう」

男「母さん…」

男母「捨てた!」

男「ですよね」

幼「構わないわ」

男「…もはやそうか」

幼「私は最初から」

男「俺はやっとこさ」




 
822 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/01(土) 23:20:59.44 ID:A2UhpBNe0
幼「……布団、確かに敷いてあるわ」ガチャ

男「風呂の間にか……って」ドタドタドタドタ

男母「階段駆け下りない!」

男「布団捨てたんだろ!?」

男母「確実に捨てた!」

男「枕は!?」

男母「なきゃ寝辛いでしょうが!」

男「来客用か…」トボ…トボ………ガチャ

幼「お帰りなさい」

男「もう布団入って……俺の枕じゃん」

幼「貴方は隣のをどうぞ」スンスンスン

男「来客扱いか…」

幼「いらっしゃい、貴方も好きね」ピラ

男「古いな!!」



 
826 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/01(土) 23:32:46.57 ID:A2UhpBNe0
男「電気消すよ」

幼「構わないわ」

男「はぁ…今日は何か疲れた」ドサッ

幼「お疲れ様」ギュ

男「また暑いなぁ」

幼「今夜は眠れそう?」ギュウ

男「正直厳しい」

幼「元気、出したら?」

男「その言い方やめろ!」

幼「私は構わないわ」

男「そしたらまた起きなきゃだろ」

幼「貴方は寝てて良いわ、私が」

男「自責の念で眠れなくなるからやめて」

幼「気にしなくていいのに」ギュウウ-…スリスリ


836 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/01(土) 23:46:05.18 ID:A2UhpBNe0
幼「昨日と違って、お父さんの匂いはしないわ」ギュ-…スンスン

男「そりゃまだまだ若いからね」

幼「布団も枕も、全部貴方の匂いね」

男「ああ、イカ?匂いが移ってたかな…」

幼「いえ、貴方の匂い…」スンスン

男「……しっかし幼ちゃん、貴女の配下の伏兵は皆強者ですな」

幼「よくやってくれていたわ、褒めてつかわしましょう」

男「そうだね、女王様が釣られて大胆になるくらい」

幼「!…またそうやって」

男「幼ちゃん昨日からだいぶ舞い上がってたもんね」

幼「……」ギュウウ

男「あんまり大胆なんで俺もう大変だよ、今も」

幼「だって相談したら…お父さんも、お母さんも、おじさんも、おばさんも」

男「本当、ノリノリで困っちゃうよな」



 
844 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/02(日) 00:01:35.06 ID:1GQdMIJW0
幼「皆盛り上がってるから…私もつい」

男「まあ仕方ないよ、あそこまであからさまにやられたら」

幼「………」

男「もう逃げ場ないでしょう」

幼「………そうよ!もう逃げ場はないわ。追い詰められているのよ貴方」バッ

男「顔が近いよ、幼ちゃん」

幼「五面楚歌よ、逃がさない」

男「俺達が、四面楚歌じゃないの?」

幼「私は…構わないの!」

男「幼ちゃん…素直になったね」

幼「これで五面楚歌。諦めなさい」

男「確かに五面囲まれた…」

幼「今度は私が、してやったわ。降参なさい」

男「そうだね…」




 
852 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/02(日) 00:11:38.12 ID:1GQdMIJW0
男「…でも、降参するにはまだ早い」

幼「負け惜しみは聞きたくないわ」

男「まだ、俺は楚歌を聞いてない」

幼「………!」

男「……」

幼「……キザ!」

男「良く知ってるだろう?」

幼「……減らず口!」

男「俺も言う時は言うよ」

幼「今度やったらその口を塞ぐって、言ったでしょう」

男「顔が近いよ」

幼「喋らないで、次はないわよ…!」




 
855 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/02(日) 00:17:11.68 ID:1GQdMIJW0
幼「…………」

男「…………」

幼「………じゃあ……言うから」ギュウ

男「……」コク

幼「………」ギュウウウウ

男「………」ギュ





幼「大好きです、お嫁にして下さい」

男「…いまさら?」






おしまい




 
892 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/02(日) 00:26:18.64 ID:1GQdMIJW0
アフターストーリー見たい人向けにグダグダやってみた

ねおちしたりもしたけれど、私はげんきです。

こんな長い時間付き合ってくれたお前ら乙




893 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]投稿日:2011/10/02(日) 00:26:32.35 ID:1RHbl3RR0
乙!


894 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[age]投稿日:2011/10/02(日) 00:26:32.75 ID:IBtH1u9q0
「いまさら?」の後にチュッをいれてニヤニヤ


895 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]投稿日:2011/10/02(日) 00:27:09.97 ID:N7qn7l200
>>1お疲れ!ゆっくり休め


896 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/02(日) 00:28:02.13 ID:BReovjTIO



897 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/02(日) 00:28:13.32 ID:pBIvAcmw0
早く寝ろよ


898 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/02(日) 00:28:40.75 ID:6IxNw+tV0
乙だ!
ココまで全力で乙って言ったの始めてだ!


899 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/02(日) 00:28:54.22 ID:5ATc3OGs0
>>892
楽しかった

乙!




 
924 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/02(日) 01:00:05.24 ID:or4gxwnuO


素敵な幕切れ
この後は濃厚かつくすぐったい初キス、初エッチか……


925 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/02(日) 01:01:01.79 ID:PcZfybyai





 
932 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/02(日) 01:09:13.75 ID:W3Z2SaJn0



933 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/02(日) 01:11:38.57 ID:3dJhlvN80




 
946 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/02(日) 01:28:04.16 ID:Ka9wpEm8O
スレタイの「いまから?」は前作の「いまさら?」と掛けていたのだらうか





947 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]投稿日:2011/10/02(日) 01:28:37.74 ID:IbOQtRCe0
>>946
いまさら?



953 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/02(日) 01:47:08.50 ID:1i3tJKek0
お疲れ様
楽しかったよ!


954 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/02(日) 01:47:40.14 ID:qZoaVEzy0
おもしろかった!




955 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/02(日) 01:48:36.85 ID:VYGOxuy50
いちもつ


956 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/02(日) 01:48:49.47 ID:up278c6/0
久々に良い幼馴染SSみたよ!一乙!


957 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/02(日) 01:49:26.44 ID:p+IMOuH40
乙でした


958 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/02(日) 01:53:18.70 ID:AZGVyGWd0
前スレ続きみたかったから良かったわ




959 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/02(日) 01:59:35.14 ID:0eil6Ehg0

すごくニヤニヤさせていただいきました


960 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/02(日) 02:02:28.44 ID:8PKZyrbT0
乙!!


961 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/02(日) 02:06:17.30 ID:hLX8UaB30
乙!


962 名前:忍法帖【Lv=40,xxxPT】[]投稿日:2011/10/02(日) 02:06:31.36 ID:yp4VTpNc0
乙!!


963 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]投稿日:2011/10/02(日) 02:08:04.37 ID:BGb/A7CM0
埋め


964 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/02(日) 02:10:23.28 ID:w7CkoRBgO
すっげえ良かった
>>1
ゆっくり寝ろよ


965 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/02(日) 02:14:47.50 ID:LtqsnMCKi
乙!!


966 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]投稿日:2011/10/02(日) 02:24:32.53 ID:v+tvE7/s0
乙!
これほど面白かったSSは初めてだぜ



974 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]投稿日:2011/10/02(日) 02:49:19.03 ID:ZiDud07l0
感動した
同時におぞましいまでの虚無感に襲われた




 
977 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]投稿日:2011/10/02(日) 02:57:10.13 ID:7CapVAP80



978 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]投稿日:2011/10/02(日) 03:13:41.45 ID:K1qseoOJ0



979 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/10/02(日) 03:18:57.56 ID:udR3m1DD0
読みおわた~。
乙~。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。


続き
幼馴染「トリック・オア・トリート」男「いまごろ?」
関連記事
[ 2012/01/27 17:50 ] 幼馴染「」 | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック:
この記事のトラックバック URL
http://yajirusiss.blog.fc2.com/tb.php/79-90f4eb31

プロフィール

LACK

Author:LACK
うーっす
当ブログはノンアフィリエイトです
何か(不満、ご希望、相互リンク・RSS、記事削除、まとめ依頼)等はコメント及びメールフォームまでオナシャス!
SSよみたいかきたい!!!1
不定期更新で申し訳ない

カテゴリ

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。
アクセスランキング ブログパーツ