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男「好きです付き合って下さい」幼馴染「いまさら?」

男「好きです付き合って下さい」幼馴染「いまさら?」


男「好きです付き合って下さい」幼馴染「いまさら?」



1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/26(月) 01:50:06.13 ID:YbWXPxQ+P
幼馴染「お互い知り尽くしてるし、付き合う必要なくない?」

男「実は俺には隠された秘密が」

幼馴染「『数学課題』と名付けられたフォルダの中身以上の秘密?」

男「なぜバレた……しかし俺はもっと幼馴染ちゃんの事をだな」

幼馴染「今日の私のパンツの柄は?」

男「今日は水曜だから青の縞々……ハッ!」

幼馴染「十分知ってるでしょう」




13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/26(月) 02:16:33.53 ID:jpT4iEYn0
男「俺は真剣なんだ」

幼「真剣に人のパンツの色を答えるのね」

男「あれは…当てずっぽうだ」

幼「……」ピラ

男「…偶然だろ」

幼「この柄のパンツ、私何枚持ってる?」

男「一枚」

幼「十分よね?」

男「……」



 

元スレ
男「好きです付き合って下さい」幼馴染「いまさら?」



19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/26(月) 02:28:15.55 ID:jpT4iEYn0
幼「さ、学校に行きましょう」

男「待って、俺にだって分からないことくらい…」

幼「今日のブラ」

男「先週2時間待たされた末に選んだ桃色レース前フック」

幼「ほら」ピラ

男「上下合わせろよ」

幼「誰かに見せるわけでもなし」

男「俺は良いのかよ」

幼「見せるまでもないでしょう?」

男「………」



 
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/26(月) 02:37:10.73 ID:jpT4iEYn0
男「ズボラ」

幼「自己紹介御苦労さま」

男「何でだよ」

幼「ごみ箱に溜まってるの、こぼれてたわよ?」

男「何で知ってるんだよ」

幼「さっき言ったじゃない」

男「ストーカーめ」

幼「今までの会話、思い出しなさい」

男「……」

幼「幼馴染の仲に免じて訴えないであげる」




 
25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/26(月) 02:42:48.50 ID:jpT4iEYn0
幼「貴方が確認したがってたからでしょう」

男「だからって見せるか普通」

幼「いまさら恥ずかしがるの?小さい頃は裸だって…」

男「今だから問題なんだ!」

幼「顔赤いわよ」

男「裸とか言うから…」

幼「…ロリコン」

男「今だよ!!」

幼「変態」

男「…否定できない」

幼「知ってる」



27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/26(月) 02:50:22.51 ID:jpT4iEYn0

幼「早く行かないと遅刻するけど?」

男「誰のせいだと…」

幼「貴方が私に告白なんてするから」

男「無駄だってのかよ!?」

幼「良く知ってるんだから良いじゃない」

男「そうはいかない」

幼「知ってた」

男「俺は諦めの悪い男だ!!」

幼「一緒に始めた塾…」

男「だって幼ちゃんの方がバンバン進むから…」

幼「知らなかったの?」

男「学力の違いはそこで知ったよ…」



 
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/26(月) 02:58:00.65 ID:jpT4iEYn0
幼「私は前から知ってたわ」

男「何でだよ」

幼「立ったのも、話し始めたのも、私が先」

男「何でそんな事知ってんだよ…」

幼「お互い何でも知ってるでしょう」

男「そんな小さい頃のことが根拠になるか!」

幼「ちなみに平仮名を覚えたのも私が先、名前を漢字で書けるようになったのも私が先」

男「あああああ言うな言うな!知ってるから!」

幼「でも告白して来たのは貴方が先ね」

男「良く知ってます」



 
32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/26(月) 03:09:28.08 ID:jpT4iEYn0
幼「そもそも私と付き合って何がしたいの」

男「…どうせ知ってんだろ?」

幼「チョメチョメしたい」

男「古いな!」

幼「でも合ってるでしょ」

男「羞恥心てもんはないのかよ…」

幼「同じ言葉を何度も言わせないで。どうなの?」

男「そりゃあ…そういう感情も無いっていったら…嘘になる訳で…」

幼「変態」

男「健全!」



 
34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/26(月) 03:16:26.76 ID:jpT4iEYn0
男「年頃の男子はみんなこうなの!知らないのか!?」

幼「貴方以外の男の人は知らないわ」

男「おいその言い方はやめてくれ」

幼「変態」

男「返す言葉もございません」

幼「じゃあ変態に告白された一般女子はどうするか知ってる?」

男「さっき身を以て知った」

幼「何でも知ってるんじゃなかったの」

男「男には」

幼「負けると分かってても戦わねばならぬ時がある」

男「知ってるからって先に言うなよ」

幼「これは予測」



 
38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/26(月) 03:29:52.64 ID:jpT4iEYn0
幼「でも諦めないのね」

男「俺は幼ちゃんをもっと知りたい。だから付き合って欲しいと真剣に考えてる」

幼「もう何でも知っているじゃない。だから付き合う必要ないでしょう」

男「いや、だから」

幼「今、私の考えている事、知っているでしょう」

男「…今走り出さないと遅刻する」

幼「」ダッ…タッタッタッタ

男「何か言えよ!」

幼「今走り出さないと遅刻するわよ?」

男「知ってるよ!!」ダッ…タッタッタッタ


 
43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/26(月) 03:38:55.06 ID:jpT4iEYn0
男「間に…あった……」

幼「朝から御苦労さま」

男「お互い様だろが…涼しい顔しやがって」

幼「ちゃんと暑いわ」バサバサ

男「スカートで扇ぐな!」

幼「中身まで知っている癖に」バサバサ

男「シャツで扇ぐな!」

幼「色形まで知ってる癖に」

男「変態め」

幼「自己紹介御苦労さま」



 
47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/26(月) 03:50:35.58 ID:jpT4iEYn0
男「朝からあついな…」

幼「そう言われなくなって何年過ぎたかしら」

男「そういう意味じゃない」

幼「知ってるわ。何年過ぎたか知らないの?」

男「知らん。幼ちゃんは知ってるんだろ?」

幼「お互い、覚えてないだけね」

男「そっか…そんなに経ったのか」

幼「人の噂も75日ね」

男「単に冷やかし飽きただけだろ」



 
54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/26(月) 04:03:35.21 ID:jpT4iEYn0
幼「授業が始まる前に、これ」

男「数学の教科書?同じクラスだろ」

幼「私にはそれほど必要無いって知ってるでしょ」

男「だからって何で俺に渡す訳?」

幼「貴方は無いと理解出来ないでしょ」

男「俺、忘れたのか」

幼「ごみ箱のすぐ近く、奇麗にしておかないからよ」

男「何で玄関で言わなかったんだよ…」

幼「玄関で告白かまして時間を消費したのは誰?」

男「起こしに来た時は…?」

幼「寝覚め最悪の貴方、話通じるかは」

男「俺が良く知ってる」



 
68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/26(月) 04:21:32.07 ID:jpT4iEYn0
俺「別に部屋から持ち出してここで渡してくれても…」

幼「貴方がもし部屋を探し始めたら、貴方が困るもの」

俺「俺が気付かない事も知ってるんじゃないのかよ」

幼「万が一、という言葉もあるから」

俺「じゃあその万が一を知るためにも俺と付き合ってくれよ」

幼「確率のブレはどんなに付き合っても知れないわ」

俺「本当か?」

幼「そうよ、貴方の告白もブレ」

俺「知らなかったのかよ、好きだって」

幼「知ってたわよ」

俺「何がブレなんだよ」

幼「あんなロマンチックのかけらもないシチュエーションで」

俺「言うな、知ってる」



 
72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/26(月) 04:35:20.71 ID:jpT4iEYn0
男「でも諦めない」

幼「根性は凄いと思うわ」

男「幼ちゃんの心のブレにかける」

幼「ブレないわ、もう心に決めているの」

男「心がダメなら他で行く」

幼「例えば?」

男「心じゃなくて……体?」

幼「変態」

男「思いつかなかっただけだ!もっと他にほら…何かあるだろ!」

幼「そろそろ授業始まるわよ」

男「おい何とか言えよ!」

幼「その情熱はまず目の前の数学の理解に使いなさい、変態」

男「返す言葉もございません」



 
74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/26(月) 04:57:35.27 ID:jpT4iEYn0
男「なんだかんだ教科書あってもわかんねーな」

教師「お、お前教科書はどうした」

幼「忘れました」

男「…!」

教師「全くしょうがないな…」

幼「うっかりしてました」

教師「今後気をつけるように。隣のお前、見せてやってくれ」

幼「はい、すみませんでした」

男「…何やってんだよ幼ちゃん、先生!」

幼「……っ」ギロ

男「!」ビクッ

教師「どうした?」

男「あ…いや…そこの板書、何て書いてあるのかなーって…」

幼「ふぅ…」

男「一体何なんだよ…」


 
78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/26(月) 05:09:46.56 ID:jpT4iEYn0
幼「授業も終わったし、教科書返してくれる?」

男「何であんなこと言ったんだよ」

幼「成績悪い貴方が忘れ物したとなっちゃ、先生の心証が悪いでしょうに」

男「返す言葉もございません」

幼「私は優等生ってことになってるから」

男「にしてもあんな淡々と」

幼「叱られるのは嫌でしょう?」

男「そりゃあ…」

幼「貴方は勉強に集中しなさい、その為に教科書を貸したのに」

男「でも悪いよ…」

幼「叱られるのを見るのは辛いのよ、知ってるでしょう」

男「それはお互い様だろうが」

幼「私、優等生、軽いお叱り。貴方、劣等生、厳重注意。ユーノゥ?」

男「むかつくけど返す言葉もございません」



 
94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/26(月) 06:33:26.54 ID:jpT4iEYn0
幼「感謝して欲しかったんだけどな」

男「あ…ごめん」

幼「感が行方不明ね」

男「ああ、有難う助かった」

幼「どう致しまして」

男「でもごめん、そうだよな、最初に感謝するべきだよな」

幼「良いのよ、最初に文句言うって知ってるから」

男「俺が酷い奴みたいじゃないかっ」

幼「優しい奴だからよ」

男「は?」

幼「優しいから私の行動に文句付けるのよ、貴方は」

男「ああいうことやりがちなのは知ってるけどさ…幼ちゃんが損だって」

幼「最終的に得すると知っているから良いの」



 
99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/26(月) 06:48:29.07 ID:jpT4iEYn0
幼「次の授業は体育だけれど」

男「流石に女子の服は着れないだろ…そもそも忘れてないし」

幼「私は貸すことにやぶさかではないわ」

男「下着姿で体育か」

幼「育った体を見る授業なのね、変態」

男「冗談だって!」

幼「もし貸すなら見学するわ」

男「大丈夫か優等生」

幼「女の子は月一回体育で有給が貰えるのよ、知ってるでしょ」

男「あまり公言することじゃないけど、知ってるよ…」

幼「私が女の子で良かったわね」

男「男ならそのまま上着借りれたのにな…」



 
102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/26(月) 07:00:57.68 ID:jpT4iEYn0
幼「じゃあ私は更衣室に行くけれど」

男「どうぞどうぞ」

幼「見たいと思ってるでしょ」

男「確認取る必要ないじゃないか!」

幼「朝上下見せてあげたじゃない、変態」

男「見たいかと言われたらノーとは思わないんだよ普通」

幼「見る必要無いくせに、上から?」

男「87・58・82」

幼「今年度の変動」

男「B+2」

幼「変態ストーカー」

男「先週誰と一緒にブラ買ったか知ってる?」


 
111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/26(月) 07:24:50.46 ID:jpT4iEYn0
男「朝から体育は…きつかった…」

幼「朝から御苦労さま」

男「お互い様だろが…涼しい顔しやがって」

幼「私の匂い、どうかしら」

男「変態め」

幼「匂いという単語をそうとらえる人間がね」

男「自分で嗅げよ」

幼「自分の匂いは自分じゃ分からないわ、知ってるでしょ」

男「知るか」

幼「貴方、さきいかが好物じゃないでしょう?」

男「……」

幼「部屋でいつも食べてはいないでしょう?」

男「もうやめてお願いします」




 
220 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/26(月) 12:55:38.57 ID:jpT4iEYn0
幼「ほら、腋の辺りとか、どう?」

男「これは変態じゃないのか…」

幼「変態だから良いじゃない」

男「良いのかな…人として……匂わないけど」

幼「なら良いわ、貴方はどうかしら」

男「それは流石にやめてく…」ムギュ

幼「……」スンスン

男「……」

幼「大丈夫、いつもの貴方の匂い」

男「…それダメじゃん」

幼「健全よ?」

男「変態め…」



 
319 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/26(月) 19:20:22.38 ID:jpT4iEYn0
男「帰りに消臭剤を買っていく」

幼「人に分かるほどじゃないわよ」

男「なんで分かる」

幼「知ってるもの、貴方の匂い」

男「知らない人からは何とも思われてないんだな!」

幼「朝食がイカだったんだろう程度の認識よ」

男「…買って帰る!」

幼「私も行くわよ」

男「何か用なのか?」

幼「クイックルワイパー」

男「そんなもん家にあるだろうが」

幼「家にあるので足りる?貴方の素敵なお部屋」

男「是非もなし」



 
322 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/26(月) 19:31:43.65 ID:jpT4iEYn0
男「はぁ…」

幼「辛気臭いわね。あと一時間乗り切れば」

男「幼ちゃんの手作り弁当!」

幼「感謝しなさい」

男「ありがたやありがたや」

幼「今日も貴方の好きなものばかり」

男「これが愛妻弁当になったら嬉しいな」

幼「付き合えもしないのに、気が早いのね」

男「言うなよ……花嫁修業で始めた癖に」

幼「貴方の花嫁とは言ってないわ」

男「そんな…心に決めた人がいるってのか!?」

幼「貴方以外の男の人は知らないわ」

男「だからその言い方やめろ!」



 
324 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/26(月) 19:43:45.14 ID:jpT4iEYn0
男「付き合って欲しいんだ」

幼「必要ない」

男「何でだよ!…俺のこと嫌いなのかよ幼ちゃんは」

幼「貴方何か勘違いしてるようだけど」

男「…は?」

幼「私は貴方と付き合わないんじゃなくて、付き合う必要が無いって言ってるのよ」

男「同じようなもんじゃないか!」

幼「家も隣、部屋も向かい、小さいころから行ったり来たり、むしろ半同棲」

男「はい」

幼「同じ釜の飯どころか私の飯を貴方が喰らう」

男「はい」

幼「付き合う必要性があって?」

男「しかし、男としてけじめというものをだな」

幼「付き合えもしないのに、妊娠だなんて気が早いのね」

男「違うよ!」


 
327 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/26(月) 20:00:55.60 ID:jpT4iEYn0
幼「そろそろ授業が始まるわ」

男「はぐらかすなよ」

幼「事実を伝えているだけ」

男「じゃあ…俺が他の女の子と付き合っても良いのか」

幼「他の女の子の事、知ってるの?」

男「知らないからこそ付き合うんだ」

幼「ほら、私とは付き合う必要がないでしょう」

男「……」

幼「そして、他の女の子に興味が無いのも知ってるわ」

男「すっげえ自信」

幼「すっげえ事実の言い間違い?」

男「知ってるくせに」

幼「授業が始まるわ、それじゃ」



 
332 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/26(月) 20:25:28.62 ID:jpT4iEYn0
男「ふぅ、終わった…」

幼「お疲れ様、ご褒美よ」

男「餌付けされる犬みたいだな…」

幼「飼わないわよ」

男「飼いもしてくれないのか」

幼「変態」

男「譲歩だって!」

幼「譲歩で人間の尊厳を捨てられるなんて知らなかったわ」

男「じゃあ付き合ってくれよ」

幼「お手」

男「断る」

幼「やっぱりいつもの貴方じゃない、断る」



 
337 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/26(月) 20:39:46.67 ID:jpT4iEYn0
男「幼ちゃん」

幼「何かしら」

男「月が綺麗ですね」

幼「ロマンチックのかけらもない」

男「だめかぁ」

幼「さっきの国語の授業に影響され過ぎ」

男「凄いお洒落じゃないか」

幼「文豪が言ったらね」

男「文豪になったら付き合ってくれる?」

幼「まずは国語の成績で私を超えなさい」

男「はい」



 
342 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/26(月) 20:52:43.33 ID:jpT4iEYn0
幼「美味しいでしょう、これも食べて」

男「自分で取れるから」

幼「はい、口をあけて」

男「そもそも何でおかずの箱が一緒……美味い」

幼「噛みながら喋らない」

男「……」

幼「あ、ホントね。これ美味しい」

男「毒見かよ!」

幼「誰が作ったか知ってる?」

男「味見したかは知らない」

幼「いつもどんな味か知ってるでしょう」

男「そりゃ何年も喰ってるからな」

幼「それでいて飽きが来ない、おふくろの味っていうのよ」

男「俺の母親に教わってんだ、そりゃな」


346 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/26(月) 21:01:36.26 ID:jpT4iEYn0
男「また俺の箸だけ汚れないんだよな」

幼「私のお箸はベトベト」

男「悪かったな」

幼「ペロペロ」

男「変態め」

幼「マナー違反と言うべきね、変態」

男「じゃあマナーは守れよ」

幼「マナーを気にする間柄?」

男「じゃあ他の部分を気にしてくれ」

幼「何も気にすることなんて無いじゃない…はい」

男「……うん、美味い」

幼「それで良いのよ」




 
353 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/26(月) 21:16:56.50 ID:jpT4iEYn0
幼「何故おかずの箱が一緒だと思う?」

男「洗いものを減らすためだろ」

幼「知っているんじゃない」

男「知ってても不満は出るよ」

幼「洗いものも私の仕事なんだから、私の好きにさせて貰うわ。構わないわね?」

男「構わないけど、何で今その話?」

幼「私が何を考えているか知ってるわね?」

男「薬局に割りばし売ってるか知ってる?」

幼「本末転倒って言葉知ってるかしら?」

男「質問を質問で返すなってセリフ知ってる?」

幼「その漫画の棚の奥なら知ってるわ」

男「…何で知ってる」

幼「何でも知ってるわよ」


 
360 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/26(月) 21:35:16.95 ID:jpT4iEYn0
男「ごちそうさま」

幼「お粗末さま」

男「昼休みはどうするか」

幼「私に確認取る必要があるの」

男「いや、一緒に屋上でも行くかなぁ、と」

幼「何それ、付き合ってるみたいじゃない」

男「告白させてくれよ」

幼「地の利は潰させてもらうわ」

男「はぁ…トイレ」

幼「私も行くわ」

男「一緒に行くと付き合ってるみたいじゃないのか?」

幼「ホモ」

男「そういう事じゃない!」



 
363 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/26(月) 21:43:49.56 ID:jpT4iEYn0
幼「まさかそうとは知らなかったわ」

男「…ホモになったら付き合ってくれる?」

幼「そうねぇ…」

男「考える余地があるってことか!?」

幼「そんな未知の一面を見せられたらね」

男「なるなる!幼ちゃんと付き合えるなら俺喜んでホモになる!」

幼「良かったわね。でも、ホモになったら」

男「たら?」

幼「私と付き合う必要があるの?」

男「…!」

幼「その情熱を他のことに向けなさい」


367 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/26(月) 22:01:08.54 ID:jpT4iEYn0
幼「トイレに行くなら早めに」

男「どうして?」

幼「尾行されてる」

男「は?」

幼「後をつけられているわ」

男「何言ってんだよ幼ちゃん、漫画の見過ぎだって」

幼「尾行はファンタジー?」

男「いや違うけども…一体誰が」

幼「ある部活の集団よ」

男「うちの部活にスパイ部はないけど」

幼「ボディビル部はあったわね」

男「行ってくる」ダッ

幼「口は災いの元」




 
369 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/26(月) 22:12:51.76 ID:jpT4iEYn0
男「助かったよ」

幼「私が話しかけて、誤解を解いておいたから」

男「まさか彼は私と付き合ってる…的な事を言ってくれちゃったり?」

幼「貴方のお尻汚いし感度も良くない…と」

男「そこかよ!」

幼「信じてくれたわよ」

男「何故信じるんだ」

幼「私が言うんですもの」

男「感度なんて知らんだろうが!」

幼「知らないわよ、汚いのは知ってるけど」

男「付き合って調べよう!」

幼「だからそれじゃ付き合う必要はないのよ、変態ホモ」



372 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/26(月) 22:24:35.94 ID:jpT4iEYn0
男「幼ちゃん付き合ってくれよ、真剣なんだ」

幼「必要ないと言ってるでしょう」

男「…顔赤いけど」

幼「貴方は私に失禁させたいの?」

男「あ…そっか」

幼「早くそこを通して欲しいのだけれど」

男「……ここを通りたくば俺と付き合え!」

幼「………良いわ」ギュッ

男「ホントに幼ちゃん!もう一端崩れると大胆だなぁ…?」

幼「…抱きついたまま…漏らしてやる」

男「!?」

幼「別に私の…はぁ…失禁くらい…貴方に見られ…はぁ…慣れてるし…貴方も…はぁ…道連れ…」

男「ちょ…何考えてるんだよ!?」バッ

幼「それじゃ、花を摘みに行ってくるから」タッタッタッ…

男「……ダメかぁ」




 
382 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/26(月) 22:40:04.59 ID:jpT4iEYn0
幼「ふぅ…」

男「お帰り」

幼「ほんの少し漏れてたわ、貴方のせいよ」

男「その報告必要か」

幼「私が何を考えているか、知ってるわね?」

男「今週はパンツか…」

幼「自業自得じゃない。あとショーツと言いなさい」

男「どっちでも良いけど失禁を見せ慣れてるって言い方はもうやめて」

幼「一緒のベッドであんなに仲よく過ごしたじゃない」

男「だからその言い方やめろ!」

幼「事実を言っているだけよ」

男「時系列をしっかりつけろ」

幼「嬰児、乳児期を経て幼児期。それからおおよそプレゴールデンエイジまで」

男「もっと周りに伝わるように言ってくれよ…」




 
385 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/26(月) 22:54:21.20 ID:jpT4iEYn0
幼「失禁とは俗に言うおねしょの事よ」

男「ですよね」

幼「貴方は私の尿の匂いをよく知っているはず」

男「まさか」

幼「私は知ってるわ」

男「嘘つけ!」

幼「おねしょが治ったのも」

男「……幼ちゃんが、先」

幼「そういうこと」

男「変態め」

幼「毎晩同じ匂いをかがされて起こされるのよ?覚えない方がおかしいわ」

男「そんなことってあるのか!?」

幼「貴方の後にトイレ使うと目が冴えて眠れないのだけれど、原因知ってる?」

男「パブロフの犬じゃん」

幼「わんわん」




 
395 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/26(月) 23:13:35.50 ID:jpT4iEYn0
男「さっきと逆転したな」

幼「わん」

男「お手」

幼「断るわん」

男「俺と同じじゃないか」

幼「犬はどういう動物か知ってるかわん」

男「下には従わないのね」

幼「そういうことだわん」

男「なにこの敗北感」

幼「もともと勝ってもいないでしょうに」

男「牝犬め」

幼「もう牝人間。さ、遊びはお終い」

男「もう授業かぁ」

幼「上に立てるように真面目に受けることね」




 
400 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/26(月) 23:28:20.89 ID:jpT4iEYn0
男「んー…今日もお勤め完了かぁー」

幼「御苦労さま、理解は追いついてる?」

男「正直何がなんだか」

幼「知ってる」

男「わざわざ言わせるな!」

幼「口に出させないと心から自覚しないでしょうに」

男「おれは自分に厳しく他人に優しい人間だぞ」

幼「だいたいあってるわ」

男「だいたい?」

幼「貴方は自分に甘くて私に甘々な人間よ」

男「幼ちゃん以外はどうなのさ」

幼「眼中にないでしょう」

男「すっげえ自信」

幼「すっげえ事実」



 
406 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/26(月) 23:42:29.04 ID:jpT4iEYn0
幼「今夜も部屋に来なさい」

男「はいはい」

幼「今日もしっかりしごいてあげる」

男「その言い方やめろ!」

幼「ヒィヒィ言っても許してあげないんだから」

男「痴女め」

幼「成績が伸びないのがいけないよの、変態」

男「…痴女と変態って良いカップルだと思わない?」

幼「痴女に対応するのは痴漢よ」

男「痴漢…か」

幼「嫌よ、お隣が犯罪者なんて」

男「合法的に痴漢になれない?」

幼「幼馴染の仲に免じて訴えないであげる」

男「それはだめだ!」



410 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/26(月) 23:53:54.15 ID:jpT4iEYn0
幼「良いのよ?」

男「付き合うって言ってくれないと」

幼「お固いんだから、知ってたけど」

男「俺は自分に厳しい」

幼「ほら痴漢になれればお似合いでしょ?」ギュッ

男「でも付き合えないんだろ?」

幼「必要ないと思わないの?」ギュー

男「ここでOKしてくれるなら抱き返すけど」

幼「……いか」

男「離せ!」

幼「良いじゃない私もションベン臭いガキよ?」

男「使いどころが違うし、臭くない!」

幼「それは良かった」パッ




 
417 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/27(火) 00:08:52.24 ID:J1yLAVqR0
男「あ、消臭剤」

幼「思い出した?」

男「言えよ」

幼「どうせ思い出すなら、楽しみながらの方が良いじゃない」

男「楽しそうだね」

幼「貴方ほどじゃないわ」

男「あードキドキした」

幼「今夜は消臭剤多めに買わなきゃ」

男「そういう言い方やめろ!」

幼「じゃあ必要ないのね?」

男「……」

幼「明日私が、貴方の前で鼻つまみ者になっても良いの?」

男「鼻つまみ者俺じゃん」

幼「貴方は鼻つままれ者」




 
422 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/27(火) 00:21:51.87 ID:J1yLAVqR0
男「…雨か、天気予報外れたなぁ」

幼「傘持ってないでしょう」

男「折りたたみ持ってきてたんだ」

幼「標準装備」

男「羨ましいね」

幼「相合傘どうぞ」

男「…付き合おうよ、幼ちゃん」

幼「その必要はないって言ってるでしょう」

男「じゃあ俺は入らない!告白を受けるか、俺を濡れたまま帰らせるか選べ!」

幼「……しょうがないわね、ほら傘、しっかり持って」

男「幼ちゃん…!やっと」

幼「私先に薬局まで言ってるから。貴方は濡れないようにちゃんと傘さしてね」タッタッタッ…

男「……待ってよ!」



 


 
428 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/27(火) 00:40:30.77 ID:J1yLAVqR0
男「はぁ…はぁ…なんで全速力なんだよ…」

幼「相合傘に入ったらどうなるか知ってるのよ?」

男「ちくしょう…」

幼「ちゃんと傘差してって言ったじゃない、びしょびしょ」

男「自分の事は良いのかよ」

幼「丁度いいから風邪薬も買いましょう」

男「そうじゃない、その…透けてる」

幼「朝見たじゃない、何をいまさら」

男「俺以外の人には良いのかよ」

幼「減るもんじゃないし……独占したいの?」

男「そりゃあ…」

幼「良いじゃない。他の人は知らない事、たくさん知っているでしょう」

男「パンツの柄とか?」

幼「今日、染みがついているところまで」



 
431 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/27(火) 00:47:37.50 ID:J1yLAVqR0
男「消臭剤…消臭剤…」

幼「はい」

男「センキュー…ってこれトイレのやつ」

幼「瞬間消臭よ」

男「俺の部屋はトイレ以下か」

幼「イカよ」

男「にしたってこれは酷いだろ!」

幼「それはトイレに置くの。貴方が持ってても良いけれど」

男「は?」

幼「私を不眠症にする気?」

男「牝犬が!」

幼「今は牝人間よ、牡人間さん」




 
434 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/27(火) 00:59:19.57 ID:J1yLAVqR0
幼「ワイパーも買ったし、帰りましょう」

男「傘持てよ」

幼「それはあげるわ。傘も買ったから」

男「……また忘れて来るからな」

幼「二本買ったけど?」

男「そんなに相合傘が嫌なのか」

幼「そんなこと言ってないわ、貴方が妙な要求しなければ喜んでアイアイするのに」

男「なんだよアイアイって」

幼「カサカサの方が良い?」

男「なんで濡れてんのに乾燥してんだよ」

幼「あ、濁点を忘れていたわ。喜んで貴方とガサガサするのに」

男「なんかやめてその言い方」

幼「変態」



440 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/27(火) 01:15:00.48 ID:J1yLAVqR0
男「やっと家に着いた…あれ、鍵かかってんだけど…」

幼「今日、ご両親帰り遅いって言ってたでしょう」

男「なんで幼ちゃんが知っているのさ…」

幼「貴方を起こしに来た時にちらっと」

男「寝起き弱いって知ってた癖に…」

幼「どっちにしろ夕飯はうちで食べるんでしょう?用意されてないんだから」

男「そういうことか」

幼「いらっしゃい」

男「ふぅ…まず着替えたいけど…」

幼「同感」ヌギ

男「脱ぐな!」

幼「玄関の中だし問題ないわ」

男「俺がいるよ!」

幼「私達の仲だし問題ないわ」




 
445 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/27(火) 01:26:54.14 ID:J1yLAVqR0
幼「濡れた服で廊下を歩かないでね、カーペットが痛むから」

男「玄関先で飯を食えとでもいうのか、幼ちゃん」

幼「そんな、私も鬼じゃないわ。さっさと脱いで」

男「鬼じゃん!」

幼「バスタオルがすぐ来るから。お母さん、バスタオル」

幼母「あらあらーずいぶんハデに濡れちゃったのねー」

幼「バスタオルは」

幼母「はいどうぞー。男ちゃんも」

男「すみません、おばさん」

幼母「良いのよー。お風呂にする?ご飯にする?それとも…」

男「着替えを取りに行きます」

幼「別に良いのよ、バスタオル腰に巻いて夕飯食べても」

男「おじさん帰ってきたらどうするのさ」

幼母「おばさんね、しゅらばって憧れだったのー」

男「シュールすぎでしょうそんな修羅場」




 
450 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/27(火) 01:34:36.33 ID:J1yLAVqR0
幼「私の部屋の窓から行くのね」

男「慣れたもんだ」

幼「はいハンガーかっこかり」

男「防犯の為、器具はお見せできません」

幼「でも流石にバスタオル一丁では史上初ね」

男「背に腹は代えられない」

幼「挙句の果てに着替えも無い」

男「おっと…屋根が以外と滑る…」

幼「早くしないと通報されるわよ」

男「冷静に考えたらそうだった!」

幼「良かったじゃない、念願の痴漢よ」

男「違法では願ってない!」

幼「幼馴染の仲に免じて通報しないであげる」

男「されたら本当にヤバいからやめて!」



 
455 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/27(火) 01:51:12.36 ID:J1yLAVqR0
男「……やっぱり自分の部屋は落ち着くな」

幼「早く帰ってきてね」

男「こっちで風呂まで入っていく」

幼「そう?分かったわ。じゃ私も入ろうかしら」

男「そうした方が良いよ、体冷えただろ?」

幼「そうするわ」

―――――――――――――――――――――

男「あー…いい湯だな」

幼「そう、それは早く入りたいわ」ガラッ

男「………なんでこっちに来るんだよ!?」

幼「私も入った方が良いと言ったじゃない」

男「そういう意味じゃない!!」

幼「知ってるわ」

男「なおタチが悪い!!」




 
461 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/27(火) 02:01:31.16 ID:J1yLAVqR0
幼「水着姿なんて見慣れたものでしょう?」

男「水着に風呂って余計に…」

幼「変態」

男「そうだよ!」

幼「認めたわね」

男「違うよ!」

幼「折角着てきたのに嬉しくなさそうね」

男「嬉しくない訳じゃないけど…どこからそんなもの」

幼「私の部屋から」

男「屋根を」

幼「通らなければ来れないでしょう?」

男「ち…痴女だー!!」

幼「全裸で来なかっただけ有難いと思いなさい」

男「本当によかった…」




 
466 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/27(火) 02:14:55.73 ID:J1yLAVqR0
幼「体、洗う?」

男「もう洗ったんだけど」

幼「そう…」ギュー…スンスン

男「やめて…」

幼「確かに石鹸の匂いしかしないわね」スンスン

男「セクハラだ…」

幼「ぷはっ…役得の間違いじゃない?」

男「下半身見ながら言うな!セクハラだぁ!」

幼「何よ下半身ならほら、好きなだけ見て良いわよ」

男「見せてもセクハラなんだよ!水着ずらそうとするな!!」

幼「全く、あんまり騒ぐと近所に通報されるけれど」

男「勝てる気がしない…」

幼「勝負水着よ。貴方が喜ばないと私の負け」

男「勝った気がしない…」



 
468 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/27(火) 02:26:28.45 ID:J1yLAVqR0
幼「私も洗い終わったけど…いい加減こっち向いたら?」

男「洗う時水着外しただろ」

幼「知ってたの」

男「もう着けたか」

幼「湯船に水着はマナー違反かと」チャプ

男「マナーなんて気にする間柄かよ」

幼「じゃあ振り向いたらいいじゃない」

男「怖くて無理…」

幼「二人で入ると狭いわね」

男「当たり前だろ」

幼「昔は二人で良く入ったのにね…いつの間にか大きくなって」

男「そりゃそうだ、そのままのサイズな訳ない」

幼「いつになったら元に戻るの?」

男「先に出ろ!!!」




 
473 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/27(火) 02:48:00.73 ID:J1yLAVqR0
幼母「あらあら、どうしたのー男ちゃん?」

男「のぼせまして…」モグ…モグ…

幼「長湯するからよ」モグモグ

男「誰のせいだと思ってるんだよ…」

幼母「若いっていいわねー長持ちで」

幼「そうでもないのよ、私が出た後すぐ出て来たから」

男「訴えていいですか」

幼「幼馴染の仲に免じて訴えないであげたのに?」

男「そうは言ってもだな…」

幼「公判ではお風呂場での様子が事細かに再現されるのね」

男「……」

幼「原告は裸の女性を背に浴槽内で一体なにをしていたのでしょうね」

男「やっぱり裸じゃねーか!!」

幼「お風呂は裸で入るものよ、知っているでしょう」

男「知ってるよ!!」




 
475 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/27(火) 03:00:05.64 ID:J1yLAVqR0
幼「帰るのね」

男「もう部屋で寝る」

幼「じゃ、これ忘れずに」

男「消臭剤とクイックル…」

幼「あとこれ。餞別よ」

男「なにこれ?でかい箱にこんなラッピングして…誕生日はまだ先だろ」

幼「スコッティ」

男「余計なお世話だ!!」

幼「夜のお世話よ」

男「全く…」

幼「…今日も楽しかったわ」

男「……月が綺麗ですね」

幼「必要ないでしょ、月なんて。お休みなさい」ギュー

男「あぁ、お休み」




 
483 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/27(火) 03:13:00.29 ID:J1yLAVqR0
幼「お早う。今日は晴れて良かったわね」

男「幼ちゃん、付き合ってくれ」

幼「その必要はないでしょう。今日のショーツは?」

男「ミントグリーン」

幼「ほら」

男「パブロフの犬…」

幼「さ、昨日みたいにならないよう、早く学校へ行くわよ牡犬」

男「…わんわーん」

幼「良い子良い子」

男「いけない何かに目覚めそう」

幼「また数学の課題が増えるのね」

男「そういう言い方やめて」

幼「特に無限等比級数がお気に入りなのよね」

男「何で知ってるの!?」

幼「何でも知ってると何度言わせるの」



 
486 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/27(火) 03:29:58.44 ID:J1yLAVqR0
男「今日は早く着いたな…ん」

幼「どうしたの」

男「いや机の中に…これ、手紙?」

幼「…ハートのシールとはまた古典に出てきそうなラブレターね」

男「中身みないでよ、俺のもんだ」

幼「他人のプライベートに土足で踏み込んだりしないって、知ってるでしょ」

男「風呂場に水着で踏み込む癖にな…何々、今日屋上で貴方を待ってます…だって」

幼「口で言ったら意味ないじゃない」

男「別に言っても良いだろこれくらい、幼馴染なんだから」

幼「……それもそうね。行くの?」

男「そうだな、こんなこと初めてだし行ってみようかな」

幼「良い子だと…いいわね」

男「もちろん俺は幼ちゃん一筋だけどね」

幼「そう…」




 
491 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/27(火) 03:38:42.73 ID:J1yLAVqR0
男「はぁ…授業終わったしいってくるか」

幼「……」ギュウウー

男「ついてくる気ですか」

幼「勇気づけてるのよ、貴方チキンだから」パッ

男「戦場に行くわけじゃないんだから」

幼「恋は戦争よ」

男「幼ちゃんにしては珍しいね、そんな事言うなんて」

幼「…そうかしら?」

男「じゃ、改めて言うけど、幼ちゃん付き合ってくれ」

幼「付き合う必要ないって、知ってるでしょう」

男「行ってきます」

幼「…行ってらっしゃい」



 
494 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/27(火) 03:51:26.44 ID:J1yLAVqR0
数十分後・屋上

幼「……」ガチャッ…コソコソ

男「…………やっぱり来てくれた、幼ちゃん」

幼「!…万が一ということもあるし」

男「すっげえ事実はどこにいったのさ」

幼「…貴方がここに一人でいるってことは、いたずらだったのね」

男「何で知ってるの?」

幼「それは」

男「知ってるよ。ドアの前で、ずっと待ってたんだよね」

幼「そうよ。かわいそうな貴方、騙されて」ギュー

男「このラブレターにまんまとやられたね」ピラッ

幼「何で…何も書いてないの…」

男「知ってるだろ」

幼「貴方ね」

男「そうだよ、ここなら地の利がある」



502 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/27(火) 04:07:33.16 ID:J1yLAVqR0
男「幼ちゃん、僕と付き合って下さい」

幼「……知ってるでしょう、私は」ギュウウウウ

男「知ってるよ。付き合う必要はないって思い込もうとしてること」

幼「!!……何で…知ってるの……?」

男「何でも、知ってるよ」

幼「嘘…」

男「本当。幼ちゃんが自分は俺に釣り合わないって卑下してることも、幼馴染が一番楽なポジションだって思ってることも」

幼「う……あ…」

男「そんな楽なポジションが楽しくて告白できないことも、この関係がずっと続けばいいて思ってることも」

幼「…ぅ………」

男「そんな楽な場所から動けない自分が少し嫌いなことも、もし動いたら俺がどう反応するか分からなくて怖いことも」

幼「………」

男「ならいっそ付き合ったりしないって、心に決めていることも」


512 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/27(火) 04:21:41.89 ID:J1yLAVqR0
幼「…いつ…から…?」

男「最初から。だから俺から告白したってのに…幼ちゃんたら強情なんだから」

幼「………だって…私…嫌な人間だもん……何でも貴方の事…知ろうとして…何でも自分のこと…知らせようとして……」

男「お蔭でお互い、良く知ってる」

幼「こんな…重荷になるような……っ…嫌だったから……せめて…近くに…一番…近くに…」

男「全部知ってる。もう、言わなくて良いよ」

幼「……」

男「幼ちゃん、何度告白しても、本当のこと言えなかったね」

幼「……」コクリ

男「それでも俺がこれからなにしようとしてるか、知ってるよね」

幼「……」コクリ




 
517 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/27(火) 04:27:44.27 ID:J1yLAVqR0
男「すっかり日も暮れて…」

幼「……」コク

男「今日は晴れてよかった」

幼「……」コク

男「腕はいつでも抱きしめられる位置に」

幼「……」コク

男「少しキザ過ぎるかな」

幼「……」コク

男「はは、地の利を十分に生かすにはこのくらいが良いと思わない?」

幼「……」コク

男「じゃ、言うよ」

幼「……」コク


              「月が綺麗ですね」


おしまい


518 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/27(火) 04:28:59.17 ID:HwkLLJ2r0
最後の行が見えない
大層乙であった




 
539 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/27(火) 04:48:38.50 ID:zsZ9eBym0
なんだかんだ乙!
最後男無双かっこよすぎww


540 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/27(火) 04:51:34.61 ID:PbENFTbY0
追いついた 良スレ乙 



553 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/27(火) 06:47:40.57 ID:JQMn62lI0
乙ん



 
555 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/27(火) 07:13:32.82 ID:CFYEI1/N0
乙!



 
588 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/27(火) 10:49:53.12 ID:wkIhAEuxO
最後の男格好良い
女が可愛過ぎる


 
593 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[age]投稿日:2011/09/27(火) 12:10:14.88 ID:87YRpq2G0



617 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/09/27(火) 15:19:22.92 ID:YMXpM4E30
終わってたのか



 

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続き
男「好きです付き合って下さい」幼馴染「いまさら?」
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[ 2012/01/27 16:58 ] 幼馴染「」 | TB(0) | CM(0)
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