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着物商人「レアなアイテム売ります買います!」5/9


 


着物商人「レアなアイテム売ります買います!」



336 名前: ◆cZ/h8axXSU:2013/06/26(水) 22:23:48.88 ID:oD1qK94n0
――――――
―――

次の日の午後

商人「う~ん、どっちにしようか迷うZE☆」

少年「ねーちゃん何してんのー?」

商人「勝手に人の部屋入ってくんなって……今日のパーティに着ていく着物を選んでるんですよ」

少年「パーティって前言ってた?忍び込むの?」

商人「そこまで性根は腐ってないよ!?ちゃんと招待されたよ!?」

少年「金持ちばかり集まるのになんでねーちゃんみたいな貧乏人まで」

商人「お前ヒデェこと言うな!?そこまで貧乏じゃないからね!?」

少年「それで、着るもの選んでるの?どれも同じようにしか見えないけど」

商人「女の子のおめかしをどれも同じとか言ってるとモテないぞ~?」

少年「分からないものは分からないよ」

商人「ま、お子様には女の扱いが分からなくて当然ですよねぇ」



元スレ
着物商人「レアなアイテム売ります買います!」
SS速報VIP(SS・ノベル・やる夫等々)@VIPServise掲示板





337 名前: ◆cZ/h8axXSU:2013/06/26(水) 22:30:21.47 ID:oD1qK94n0
少年「む、言ったな!これでも食らえ!ボディタッチ!」

商人「リバーブロー!」

少年「脇腹がぁぁぁぁ!!」

母「もう、この子ったらまたそんな事ばっかりして」バサッ

商人「畳の下からこんにちは!?」

母「いっそこの宿をニンジャ屋敷に改装しようかな~」

商人「話題性抜群だけど宿としてみたら最悪だよ!」

黒髪少女「うっるさいですね、さっきから!隣の部屋まで聞こえる大声で……他の客も居る事理解してますか?」

商人「ホラ怒られた」

少年「母さん気を付けてよ」

黒髪少女「あなた達二人に言ってるんですが?」


338 名前: ◆cZ/h8axXSU:2013/06/26(水) 22:37:37.69 ID:oD1qK94n0
商人「ショボーン」

少年「ショボーン」

母「申し訳ございません、私の方でキッチリ言い聞かせておきます」

黒髪少女「ふぅ……まぁでも、賑やかなのは悪いことではないですから、程ほどにお願いします」

商人「ツンデレだー」

少年「絶滅危惧種だー」

黒髪少女「黒槍!!」バキィ!!

商人 少年「ウゲェッ!!」

母「ああ!噂のガトリングが付いた槍で二人を殴り飛ばした!!」

黒髪少女「見た目ほど痛くはないハズですので大丈夫でしょう。反省しなさい」

商人「普通に痛い……」


339 名前: ◆cZ/h8axXSU:2013/06/26(水) 22:47:00.06 ID:oD1qK94n0
――――――
―――


騎士「一応入り口まで迎えに来たが」

竜少女「まだ来ておらんようじゃのう」

ツインテ「開催までにまだ時間が開いている。どうせどこかで物を売りつけているんだろう」

商人「いやーすみません、皆さん待ちましたか?」ドスドスドス

騎士「お、来たか……ってなんだその荷物は?」

商人「何って、今日売る予定の物ですよ。全部」

ツインテ「いくらなんでも持ちすぎだ、怪しすぎて検問に引っかかるぞ」

商人「検問?なんでそんなもんあるんですか?」

竜少女「各地から権力者や国の代表、はたまた国王まで参加しているんじゃ。あって当然じゃろう」

商人「まぁ、そんなこともあるんじゃないかなぁ~と思ってちゃんと異次元ポケット持ってきてるんですけどね」

騎士「初めから入れておけよ」


340 名前: ◆cZ/h8axXSU:2013/06/26(水) 22:53:33.08 ID:oD1qK94n0
ツインテ「異次元ポケット?」

商人「見せたこと無かったですかね?これですよ、コレ」

ツインテ「ネコ型ロボットが腹に付けてそうな形だな。名前も」

竜少女「それ以上いけない」

商人「口の大きさまでなら何でも入るんですよ。ある程度伸縮しますし重さも感じない!旅商人としては便利便利!」

ツインテ「同じような能力を持った神器の話を聞いたことがあるが……」ボソッ

商人「はい、なにか?」

ツインテ「いや、なんでもない。それじゃあ会場に行こう」

ツインテ(そんな事話したらまた騒ぎ出しそうだし黙っておくか……)


341 名前: ◆cZ/h8axXSU:2013/06/26(水) 23:30:27.65 ID:oD1qK94n0
商人「ところで、仮面の人はいらっしゃらないんですか?」

ツインテ「アイツはあいさつ回りで忙しいからな、後で合流になる」

商人「そういえばあなた達は一体何者なんですか、国王まで来るって言うパーティの招待状貰えるなんて只者じゃないですよね」

ツインテ「今それを聞くか……後でいいだろう。そのうち嫌でもわかる」

竜少女「ワシらは一般人だけどのぅ」

騎士「実際、何をする訳でもなくただ飯を食いに来ただけなんだよな」

ツインテ「私はあくまで国の代表だけどな……」

商人「でもやっぱり、いろんな変わった種族とか来るんですね~。私の国も物の怪ばっかりですけど」

竜少女「あそこの青白いホッソリした感じの奴も代表か何かかの?」

騎士「あー、なんか戦隊物のちょっと弱い幹部みたいな見た目してるな」

ツインテ「あいつは……」


342 名前: ◆cZ/h8axXSU:2013/06/26(水) 23:31:07.57 ID:oD1qK94n0
怪人男「おや?あなた、確か……」

ツインテ「誰かと思えば異次元魔王じゃないか」

怪人男「いやぁお久しぶりです、元気してました?」

ツインテ「さてな?お前は相変わらず顔色が悪いな異次元魔王」

怪人男「やめてくださいよ、私はそんな大層な名前を名乗るほどの物じゃないんですから~」




商人「ここにきて仮面を上回るビジュアルの新キャラが来たよ」

騎士「正直俺も驚いてる」


343 名前: ◆cZ/h8axXSU:2013/06/26(水) 23:35:15.23 ID:oD1qK94n0
ツインテ「紹介しよう、異次元空間干渉能力の使い手の別名、異次元魔王だ」

怪人男「どうも~、勿論本名は伏せさせてもらいますけどね~」

竜少女「凄く威厳の無い魔王じゃのぅ」

怪人男「ぶっちゃけ私、能力がものすごいだけで戦闘能力は皆無なんですよ~」

ツインテ「こんなのでも一国を収める国王だ、無礼の内容にな」

商人「あなたが一番無礼な立ち振る舞いをしているように見えるんですが」


344 名前: ◆cZ/h8axXSU:2013/06/26(水) 23:46:27.95 ID:oD1qK94n0
騎士「異次元魔王……でも聞いたことあるな」

竜少女「うむ、運送会社の社長をやっていて、その身一つで荷物をお届けするということを聞いたことがあるぞ」

怪人男「はぁい、私、この能力を有効活用させてもらってるんですよ~」

商人「国王自ら!?」

怪人男「日用品からエアバイク、車でも何でもお運びいたしますよ~」

怪人男「でも、正直私のような者がこんな場所に来てもよかったのでしょうか?」

怪人男「いくら私が国王と言っても成り上がりですし、他の国の王が集うこの場所でやっぱり私は相応しくないのでは……」

ツインテ「そんな事より、ウチのを見なかったか?そろそろ合流したいんだが」

商人「国王の話をそんな事で済ませちゃったよ!?めちゃくちゃ無礼だよ!?」

怪人男「あ、それならさっきあっちの方で見ましたよ~」

ツインテ「そうか、それではまたな」



騎士「……この女がいろいろ凄いのは知ってるけどさ」

竜少女「他国の王に対してこの態度である」


345 名前: ◆cZ/h8axXSU:2013/06/26(水) 23:52:55.23 ID:oD1qK94n0
商人「いくらなんでもあそこまでスルーするのは酷くありません?」

ツインテ「アイツが魔王になる前からの付き合いなんでお互いよく知っているからいいだろう」

ツインテ「それに、あんなゆったりとした喋りでさらに話が長いときた」

ツインテ「関わりたくないな」

商人「キッパリ言いすぎですよ!?」

男「やぁ、待ってたよ」

ツインテ「いたか、探したぞ」

男「すまないね、挨拶が結構時間がかかってしまってね」

商人「……」

男「みんな揃ったことだし、このまま会場に入ろう。まだ料理は出てきてないけどね」

ツインテ「ま、騒ぎは起こすなよ?迷惑被るのは私たちなんだからな」

商人「あの……」

ツインテ「どうした?」

商人「いえ、ね?そちらの男性の方……誰ですか?」

仮面男「うん、言われると思ったよ」サッ


346 名前: ◆cZ/h8axXSU:2013/06/26(水) 23:57:04.57 ID:oD1qK94n0
商人「あ!これは失礼しました……」

男「いいよ、仮面外した瞬間に村人Cとか言われるような顔してるからね……ハハッ」ホロリ

ツインテ「AでもなくBでもなくCだ。ここ、重要だぞ」

商人「重要じゃねーよ!?本人泣いてるぞ!?」

騎士「にしても、アンタ仮面外すとホントに特徴無くなるよな」

竜少女「唯一目立つポイントが少しボサボサのロンゲくらいじゃからの」

男「ハハッ……ハハ……」

商人「何で気にしていることを執拗に攻め続けてるの!?」


347 名前: ◆cZ/h8axXSU:2013/06/27(木) 00:01:31.88 ID:aTnkYpv20
男「こういうことがあるから公の場でも仮面が手放せないんだけどね」

商人「私はてっきり傷を隠す為だとか正体を知られない為に仮面を被ってるのかと思ってましたよ」

ツインテ「正体を隠す意味でも被っているが、本当の理由は童顔を隠す為だ」

男「私、これでも40超えたおっさんだからね」

商人「嘘、若ッ!?20そこそこに見えますよ!」

男「君も私の気にしている事を容赦無く言うね」


348 名前: ◆cZ/h8axXSU:2013/06/27(木) 00:02:47.98 ID:aTnkYpv20
小休止
分かりにくいけど
鎧少女→ツインテ
仮面男→男
こういうのってどう表現するのが正解なんだろうか



351 名前: ◆cZ/h8axXSU:2013/06/29(土) 02:10:53.97 ID:FAjGv0nI0
男「さて、それはそれとして」

男「私は後からスピーチがあるから、それの準備をしてくるよ」

商人「おんや?主催か何かでしたか?」

男「いや、私はゲストだね。本来ならこういった事は私の息子がやらなければいけないんだが……」

ツインテ「例によってウチのバカ息子は仮病による不在だ」

男「何故私が尻拭いでこんなことせにゃならんのだ」

商人「いい加減教えてくださいよ、何者なんですか」

男「おっと、主催者が舞台に上がったようだ。私も行ってくるよ」

商人「あ、ちょっと!ほんと焦らすなもう!」


352 名前: ◆cZ/h8axXSU:2013/06/29(土) 02:19:31.01 ID:FAjGv0nI0
―――

大臣「皆さま、お忙しい中お集まりいただきまことにありがとうございます」

大臣「ワタクシはこの国の魔導都市の管理を任されている大臣でございます」

大臣「本日は、隣国からの支援、そして各国との交友を深めるためのパーティを開かせていただきます」

―――

商人「あぁ、かなり規模が大きいと思ったらそういう趣旨でしたか」

騎士「俺は金持ち共が意味もなく毎日開いてる類のものかと思ってたよ」

竜少女「そんなもんどうでもいいが、料理はまだ出てこんのか?こういうのは普通先に出ているものではないのか?」

ツインテ「こいつら連れてきてよかったんだろうか……」


353 名前: ◆cZ/h8axXSU:2013/06/29(土) 02:28:38.79 ID:FAjGv0nI0
―――

大臣「ここで、本来ならば隣国の国王様をお呼びして一言お願いしていたところなのですが……」

大臣「急病を患ってしまわれたということですので、本日は臨時でこの方に来ていただきました」

大臣「ではお願いいたします、先代国王様」

男「ああ」

―――

商人「」

騎士「やっぱりああいうのは似合ってないよなぁ」

竜少女「ワシらの知っておるあやつは鍛冶道具を持っておるか剣を構えておるかのどちらかだからのぅ」

ツインテ「私も、アイツが国王なんてとことん似合っていないと思うがな」

商人「色々とぶっ飛び過ぎて言葉がでねぇ」


354 名前: ◆cZ/h8axXSU:2013/06/29(土) 02:35:47.72 ID:FAjGv0nI0
商人「え、ちょっと待って、どういうこと?ワッツ?ホワッツ?」

ツインテ「聞いた通りだ。アイツは元国王で息子が現在の国王だ」

騎士「王は王でも魔王だったけどな」

商人「魔王!?ホントのホントに!?」

ツインテ「この場で嘘をついてどうする、本当の事だ」

商人「oh……魔王が何故にあんなチンケな店の工房で鍛冶なんかを……」

ツインテ「人の店をチンケとか言ってやるなよ」

商人「いや、でもおかしいでしょいろいろ!?なんでそんなド偉い御方が冒険者を!?」

ツインテ「ま、いろいろとめぐり合わせがあったんだよ。語る気はないが」

商人「ほぇ~、そんなこともあるんですか」


355 名前: ◆cZ/h8axXSU:2013/06/29(土) 02:40:53.91 ID:FAjGv0nI0
商人(あれー、なんだろう?)

商人(あの仮面の人が王様ってわかった時点で、なんか色々と商売のチャンスを逃してきたような気がする)

ツインテ「上手く取り入っていれば専属で商売が出来そうだったのに、惜しいことをしたな」

商人「ですよねー」

ツインテ「もっとも、お前と会う前にそこの竜共からお前の話を聞かされていたから、ファーストコンタクトの時点でダメだったけどな」

商人「……あなた方、一体何を話したんですか?」

騎士「着物の犬の詐欺師がいる」

竜少女「東洋人の犬にぼったくられた」

商人「一生恨むぞコラ」


356 名前: ◆cZ/h8axXSU:2013/06/29(土) 02:51:21.42 ID:FAjGv0nI0
竜少女「そういうな、あくまで結果論じゃ」

騎士「そうそう、俺たちゃ被害者でしかないっての」

商人「まだ言いますかあなたは……」

―――

男「皆さま、こ、このたびは……えぇっと、お集まりいただき、誠に感謝の意を表しまして……」

男「遺憾であるがゆえに、その……なんだ、私が感謝致します?」

大臣「……文法が滅茶苦茶どころの話じゃないですよ?」ボソボソ

―――

ツインテ「くっふふ……始まったぞ、訳の分からないスピーチが」

商人「何が言いたいんですかアレは」

ツインテ「元々平民上がりのアイツがこんな大衆の中でかしこまって上手く喋れる訳がない」

ツインテ「他に大きな……そうだな、例えばテレビに出て喋った時は全国にあんな醜態をさらすわけにもいかないからな」

ツインテ「私が不可視状態になって後ろから喋る内容を教えていたんだが、今日はそれが無い」

ツインテ「中々珍しいアイツの慌てっぷりが見られるぞ、アハハッ!」

商人「意地悪ですねアナタ。助けてあげないんですか?あぁ、こっち見て助けを求めている……」

ツインテ「フフッ女神は気まぐれでほんの少し意地悪なんだ」


357 名前: ◆cZ/h8axXSU:2013/06/29(土) 02:56:29.60 ID:FAjGv0nI0
―――

男「えー、とにかくですね」

男「今回の支援の件で、この国と今後もいい関係を築けるように祈っております」

男「そこは我が息子、現国王の手腕とこの国の王にかかっています故」

男「この国と我が国の未来を祝し、カンパイ!」

大臣「まだ誰も杯を持っていませんよ?」

男「え?あ、すまない……」

―――

商人「ちょっと!緊張しすぎだろ!?料理来てないよ!?」

竜少女「顔を真っ赤にして可愛いのう」

ツインテ(写真取っとこ)


358 名前: ◆cZ/h8axXSU:2013/06/29(土) 03:07:11.49 ID:FAjGv0nI0
―――

大臣「どうも、ありがとうございます。それでは……」

男「それともう一ついいかな?」

大臣「……はい、いかがなさいましたか?」

男「どうも最近、この魔導都市で素晴らしい研究がおこなわれていると耳にしたのだが」

男「何でも、この国の発展につながる事とかで」

大臣「……さて、研究者たちが行っている事すべてが私の耳に届くとは限りませんので」

男「……赤い石、豹変」

大臣「……ッ!」

男「失礼、私の聞き間違いだったかな?それじゃあ、これで私のスピーチは終わります」

大臣「え、ええ、どうもありがとうございました。続きまして……」

大臣(腐っても魔王と言うところか……この男、私に圧力をかけたつもりか?)

男(今は自身の立場に酔いしれていろ。知ってしまった以上、貴様の所業を見過ごす分けにはいかん)

―――


359 名前: ◆cZ/h8axXSU:2013/06/29(土) 03:12:43.91 ID:FAjGv0nI0
男「やぁ、ただいま」

ツインテ「おかえり、ちょうど料理も運ばれてきたみたいだな」

竜少女「ぐっふっふ、ワシはこれを食うために来たんじゃ!あんなつまらん政治家や権力者共の話などどうでもいいわ!」

騎士「同感だ、それじゃ食うか!」

ツインテ「……感触は?」

男「微妙だな。これから調べるつもりだ」

商人「何の話をしてるんですか?」

ツインテ「お前には小難しい金持ちの話だ、気にするな」

商人「あ、それってちょっと私をバカにしてます?」

ツインテ「フッどうかな?」

男「仲、よさそうだね?」

ツインテ「そ、そんなことは無いぞ!」

商人「もーう!照れちゃって可愛いなぁ~」

ツインテ「照れてないし頬をつつくのやめろ!」


360 名前: ◆cZ/h8axXSU:2013/06/29(土) 03:22:31.48 ID:FAjGv0nI0
商人「それより魔王様ぁ~ん?」

男「"元"だけどね。あと狼なのに猫なで声とはこれいかに」

商人「私と専属で売買の契約を結びませんか~?今ならサービスして珍しい素材なんかも……」

男「遠慮しておくよ。素材は手持ちで十分だし、そういうのは今後もする気はないし」

商人「分かってたけど言ってみただけだよチクショウ!」

商人「ってかよく考えたら隣国からの物資の支援ってあんたの国からの支援だったのかよ!そのせいで私はこの街に着いた瞬間からハードモードだったんだよチクショウ!!」

男「それは私の知るところじゃなよ……」

男「ほら、それよりさ。許可、ちゃんと貰ってきたからさ」

商人「許可?」

ツインテ「昨日言っていただろ、この場で売り買いしてもいいと」

男「そそ、それでこの数日分の損失を取り返してきなよ」

商人「そうだった!そのためにいろいろ拵えて来たんだった!うおーーやったるでぇーー!!」ダダダダ

男「なるべく派手にやってくれても構わないからねー……って、行っちゃったか」

ツインテ「言わなくても派手に"やらかす"だろうな、アレは」


361 名前: ◆cZ/h8axXSU:2013/06/29(土) 03:28:59.41 ID:FAjGv0nI0
騎士「普通は派手にやれなんて言わずに程々にしとけって言わないか?特にアイツは」モグモグ

男「なるだけ大衆の注意を一時的に逸らすだけでいいんだ、少しの間だけでも……」

竜少女「ふむ、何か企んでおるな?」モグモグ

男「ああ、ちょっとした悪巧みさ」

ツインテ「こんな回りくどいやり方しなくても正面から堂々とやればいいだろうに」モッキュモッキュ

男「私には私のやり方がある、君のようには上手くできないからね」

ツインテ「分かっているよ、言っただけ」モッキュモッキュ

竜少女「なんのこっちゃ」モグモグ


367 名前: ◆cZ/h8axXSU:2013/07/02(火) 01:15:53.65 ID:5PYmh/jI0
商人「へいへい!そこのおねぇさん!私の商品見ていかないか?」

商人「ちょいとマチな貴族たち!この壺を買えば幸福が……」

商人「おっと!そこな紳士達よ、世にも珍しい珍品が並ぶこの私の素敵なアイテムの数々を括目せよ!」

怪人男「おや、精がでますねぇ」

商人「あ、さっきの怪人さん。どうも~」

怪人男「異次元魔王と呼ばれていたのに早速怪人ですか……まぁいいですけど~」

怪人男「あと、珍しい珍品って意味が重複してますよ」

商人「そんな事よりどうです?私の出してる商品、見ていきません?」

怪人男「あなたも私の扱いが雑ですねぇ」


368 名前: ◆cZ/h8axXSU:2013/07/02(火) 01:22:34.29 ID:5PYmh/jI0
怪人男「それで、どんな商品が立ち並んでいるのでしょうか?」

商人「ハイ例えばこちら!先ほど売れに売れたカイウンの壺!」

怪人男「すでに胡散臭さがプンプンしてますねぇ」

商人「まぁ実際はただの壺なんですけどね」

怪人男「そういうことは行っちゃいけませんよ。あと、それで開運とか言っちゃってると普通に詐欺ですよ」

商人「カイウンさんっていう結構有名な職人が作ってる壺なんでそこらへんは問題ありません、後は私の手腕です」

怪人男「ひでぇ」


369 名前: ◆cZ/h8axXSU:2013/07/02(火) 01:27:21.63 ID:5PYmh/jI0
商人「他にはこんな商品もありますよ?」

商人「高機能靴べら!」

怪人男「靴べらに高機能もクソもあるのでしょうか?」

商人「モチロン!靴を履いた時に手に持っていれば自動で伸びて靴を足に合わせてくれます!」

怪人男「それって普通の靴べらと比べて何か意味があるのでしょうか?」

商人「……さぁ?少なくとも私は欲しいとは思いませんね」

怪人男「そんなもん売りつけてるんですか!?」

商人「それが仕事ですので」


370 名前: ◆cZ/h8axXSU:2013/07/02(火) 01:36:44.65 ID:5PYmh/jI0
商人「他に人気と言えば……この幻想万華鏡ですね」

怪人男「あら、こっちでは珍しい物ですね、カレイドスコープ。素敵じゃないですか~」

商人「そうですねぇ、やっぱり貴族の方々は綺麗な物には目がないですねぇ」

商人「ただこの万華鏡、見た人に幻覚作用を及ぼす効果がありまして」

商人「見えちゃいけないものが見えたりするのはもちろん、気が付いたら綺麗な川の向こうから亡くなった方々が手招きしてたり自分が描いていた夢のような世界に旅立ってしまったりする時がありますね」

怪人男「さっきから会場内で阿鼻叫喚したり幸せそうな顔で倒れている人がいると思ったらそういうことですか」

商人「効能はちゃんと説明したうえで買って試しちゃうんだから、探究心が強いんじゃ仕方がないよね☆」

怪人男「止めろよ」


371 名前: ◆cZ/h8axXSU:2013/07/02(火) 01:46:38.64 ID:5PYmh/jI0
商人「あ、こんなのもありますよ!室内用花火!」

怪人男「普通に物騒ですよ!?」

商人「これは燃え移る事のない特殊な魔法の炎を発火源としているのでより安全に花火が楽しめちゃうんですよ」

怪人男「まったく室内でする必要がないですねぇ」

商人「雨の日だけどどうしても花火がしたい!!って人用ですね」

怪人男「我慢しましょうよそこは……」

ツインテ「予想以上に暴れているな」

商人「おや、あなた方も何か買いに?」

竜少女「そんな訳ないじゃろう、ワシはここに食いたいものを取りに来ただけじゃ」

ツインテ「私は冷やかしに来ただけだ」

商人「ケッ、なら来るんじゃねぇよ!シッシッ!」


372 名前: ◆cZ/h8axXSU:2013/07/02(火) 01:52:21.98 ID:5PYmh/jI0
怪人男「ところでそちらの旦那さんはどこへ行かれたのですか?姿が見当たりませんが」

ツインテ「下らん野暮用だそうだ、お前の気にするところではない」

怪人男「なるほど……では私も御暇しましょうかねぇ」

商人「何も買わずに行ってしまうのですか?」

怪人男「どれもまったく買う気になりませんよ……」

竜少女「逆に何故こんなものの数々を自信満々に売っているのかが疑問じゃが」

商人「金持ちは珍しけりゃ何でも買うんですよ」

ツインテ「とうとうとんでもない暴論を吐き出したな」


373 名前: ◆cZ/h8axXSU:2013/07/02(火) 01:58:27.91 ID:5PYmh/jI0
怪人男「それじゃ、私はこれにて失礼しま~す」ビュンッ!

商人「うおお!消えた!?」

ツインテ「さっきも言った通り、奴は異次元空間への干渉能力を持っている。ワープなんてお手の物だ」

商人「そしたら何でもやりたい放題ですね」

ツインテ「ただ、制約が結構多いことと逆に言えばワープしか出来ない能力であるということくらいか」

ツインテ「何度もいしのなかにいる状態になったんだとさ」

商人「普通に怖いですね」


374 名前: ◆cZ/h8axXSU:2013/07/02(火) 02:05:12.47 ID:5PYmh/jI0
商人「あ、それより騎士の方の竜さんはどうしたんですか?」

竜少女「奴ならさっきパスタを食って嗚咽しておったのう」

竜少女「予想以上に不味かったとかなんとか」

ツインテ「なんでそんなマズイもんがパーティの料理で出てくるんだ」

竜少女「どこぞの貴族が碌に料理も出来ない自分の息子を無理やり権力で厨房に入れたという話を立ち聞きしたぞ」

ツインテ「世の中非常識で滅茶苦茶な奴がいるんだな」

竜少女「まったくじゃ、権力で解決しおってからに」

商人「非常識的の塊なあなた方が言えるセリフじゃないですよ」


375 名前: ◆cZ/h8axXSU:2013/07/02(火) 02:16:32.17 ID:5PYmh/jI0
商人「……おっと」ブルル

竜少女「どうした?」

商人「どうやら催してしまったようなので私も一時撤退しますかね」

竜少女「おお、クソか」グサッ

ツインテ「こっちは食事中なんだが?お前は本当に下ネタが好きなんだなぁ?」

竜少女「やめろ!謝るから槍を刺すのはやめてくれぇ!」

商人「ちょっとツッコミ入れる余裕が無いので失礼します!」ピュー


376 名前: ◆cZ/h8axXSU:2013/07/02(火) 02:23:16.80 ID:5PYmh/jI0
竜少女「行ってしまったのう」

ツインテ「本当に余裕がなかったんだろうな、そしてお前は反省していろ」

竜少女「それは謝っておるじゃろうに……で、だ」

竜少女「お主の連れ、結局のところどうなのじゃ?」

ツインテ「何の事だ?」

竜少女「あのつまらなさそうな人間の大臣に意味深な事を聞いておったじゃろ」

竜少女「お主らはわざわざ親睦の為だけにこんな所に来るような連中ではあるまい」

ツインテ「国と国との間の関係はお前が思っている以上に大切なんだ」

ツインテ「現国王……私たちの息子が来れない以上、暇を持て余していた私たちが尻拭いをしてやるのは当然だろう」




377 名前: ◆cZ/h8axXSU:2013/07/02(火) 02:28:42.54 ID:5PYmh/jI0
竜少女「あの犬っ娘を暴れさせるように言っておいてよく言う」

竜少女「あやつがいなければ、大方ワシらにその役割を振り分けるつもりだったのじゃろう?」

ツインテ「だ・か・ら!何のことだ!」

竜少女「まったく、白を切るのが上手いのぅ。まあよい、これ以上はまた喧嘩に発展するだけじゃし、ワシも黙っておこう」

竜少女「自分の夫の意思を尊重するのは構わんが、少しはワシらを信用してくれてもいいのではないか?」

ツインテ「……友人としてならこの上なく信用はしているよ」

竜少女「変なところでデレおって……」


378 名前: ◆cZ/h8axXSU:2013/07/02(火) 02:35:54.19 ID:5PYmh/jI0
「きゃー!!」
「なんだ!?どうした!?」
「突然弾丸のようなものが飛んできてあそこのテーブルに直撃したぞ!」

ツインテ「ん?」

竜少女「何事じゃ騒々しい」

「さっきロケット花火振り回してた奴がいたぞ!」
「変な商人が売ってたやつか!」
「お、俺じゃねぇ!俺は悪くねぇ!」
「そんな事より巻き込まれた人がいるわ!」

騎士「」

「おい誰か医者を呼べ!」
「大変だ!意識が無い!」
「きゃー!殺人よー!」

ツインテ「」

竜少女「」





商人(そういやあの花火セット内のロケット花火は人を吹っ飛ばす威力は十分あるから使うなとは言っておいたけど)

商人(ま、忠告はしっかりしましたし大丈夫でしょうね。それよりトイレはどこだ……)イソイソ


379 名前: ◆cZ/h8axXSU:2013/07/02(火) 02:40:11.55 ID:5PYmh/jI0
――――――
―――


商人「あ゛ーすっきりしたー」

商人「ったく、この館広すぎるんだよ!トイレがどこにあるかわかりゃしないじゃないですか!」

商人「でも流石に要人御用達の宿を兼用してるだけはありますね。ってかホントに宿なのかよ、デカいよマジで」

商人「……ん?」



仮面男「……」



商人「おや、あんなところに仮面の人が。ってアレ?なんで着替えちゃってるんだろう?」


380 名前: ◆cZ/h8axXSU:2013/07/02(火) 02:44:03.51 ID:5PYmh/jI0
仮面男「……」


商人「あ、行っちゃった。こっちを見たような気もしたけど気が付かなかったのかな?」

商人「人通りがまったく無い通路ですしそんな事は無いと思うんですけどねぇ」

商人「……知的好奇心が疼きますね!後を付けてみますか!」

商人「この角を曲がって~っと……え?」

商人「……何、この臭い……」


381 名前: ◆cZ/h8axXSU:2013/07/02(火) 02:52:15.11 ID:5PYmh/jI0
商人(凄く血なまぐさい……やだ、嘘ですよね……)

商人(この角の向こうから……)

商人(ヤバい、絶対にヤバいものがこの先にある……)

商人(近づいちゃいけない気がする……なんだか分からない威圧感も感じる……)

商人(今ならまだ来た道を戻れば何事も無かったように終えれるけど……でも)

商人(でも……けが人だったらどうする?とっさに最悪のケースだけが頭をよぎったけど)

商人(助ける?見捨てる?小さい子だったら?満足に動けない老人だったら?)

商人(どちらにせよ関わらないのが一番だ……だけど)

商人(私の友達の旦那さんが、まさかそんな事を……)

商人(あぁ、それが一番気になって仕方がないんだ。これは間違いだ、間違いであってほしい)


382 名前: ◆cZ/h8axXSU:2013/07/02(火) 02:54:42.76 ID:5PYmh/jI0
商人(確認するだけ。そう、なんてことは無い事を確かめてから戻ろう!)

商人(胸を張って『さっき旦那さんがコスプレしながら闊歩してましたよ!』なんて言ってもとに戻ればいいんだ!)

商人(この角を曲がって……)





商人「……いや……そんな、嘘……」


383 名前: ◆cZ/h8axXSU:2013/07/02(火) 03:03:15.82 ID:5PYmh/jI0
目の前にある物が歪すぎる
血生臭さとその光景で頭がぼんやりしていてハッキリとしない
そこにいたのは見ず知らずの黒ずくめだった
さっきの仮面の男ではない、服装からわかる
手が見える、良い血色だ
ついさっきまで争っていたのだろうか?
その手元には鋭利なナイフが転がっている
何故そんなものを?なぜこんな場所で?
見ず知らずの黒ずくめは横たわって何も言わない


当然だ、何故なら



商人「首……無い……」


384 名前: ◆cZ/h8axXSU:2013/07/02(火) 03:11:23.34 ID:5PYmh/jI0
……


仮面男「……もしもし?」

ツインテ『なんだ?こんな時に?』

ツインテ『お前があの狼娘に暴れさせる材料を与えたせいでこっちは色々と大変な事になってるんだぞ?』

仮面男「そうか、そっちはそっちで上手くいったんだね」

ツインテ『会場めちゃくちゃだわ竜に感づかれるわでこっちはてんてこ舞いだ、これを収拾させる私を少しは私を労われよ?』

仮面男「うん、勿論だよ。事が終わったら何でもするよ、君が望むなら」

仮面男「それよりも……相談したいことがあるんだ」

ツインテ『なんだ?手短にな』

仮面男「……始末しているところを見られた」


385 名前: ◆cZ/h8axXSU:2013/07/02(火) 03:19:10.16 ID:5PYmh/jI0
ツインテ『珍しいな、お前がそんなところを見られるなんて』

仮面男「ああ、ブランクが長いからね。私もまさか見られるとは思わなかったよ」

ツインテ『で、口封じはどうする?脅しで足りるか?金でも渡すか?』

ツインテ『場合によってはそっちも始末しなきゃいけないが……』

仮面男「……彼女だ」

ツインテ『?』

仮面男「その場にいないだろう?」

ツインテ『……おい、タチの悪い冗談はよせ』

仮面男「冗談でも私は君にそんなことは言わないよ」

ツインテ『ッ!』


386 名前: ◆cZ/h8axXSU:2013/07/02(火) 03:23:42.99 ID:5PYmh/jI0
仮面男「もし彼女がこのことをきっかけに逆に脅して来たりするようなら厄介だ」

仮面男「中々頭の回る娘だ、どうやれば得をするのかはすぐに計算できるだろう」

仮面男「……早急に始末する方向で行きたいんだけど、どうかな?」

ツインテ『……』

仮面男「……」

ツインテ『……』

ツインテ『……』

ツインテ『……お前の決定なら私は構わん』

仮面男「やめてほしいならそう言いなよ?私には嘘をつかないでくれ」


387 名前: ◆cZ/h8axXSU:2013/07/02(火) 03:27:21.03 ID:5PYmh/jI0
仮面男「それと、実際に始末なんてそんな気サラサラ無いし」

ツインテ『はぁ!?お前なんでそんな選択肢私に迫った!?』

仮面男「さっきスピーチ最中に助けてくれなかった仕返しだよ」

仮面男「アレ、凄く恥ずかしかったんだから」

ツインテ『……』

仮面男「……ひょっとして怒ってる?」

ツインテ『別に?』


388 名前: ◆cZ/h8axXSU:2013/07/02(火) 03:33:56.58 ID:5PYmh/jI0
ツインテ『まぁいい、そんな事よりどうするつもりだ?』

ツインテ『見られてる以上対策はしておかないといけないだろう?』

仮面男「正当防衛だから話せばわかってくれると思うんだけどなぁ」

仮面男「今日のパーティ始まってから3人目だし、襲われる身にもなってくれよ」

ツインテ『知らん。どのみちどう説明してもお前がやった事実は消えんだろう』

仮面男「彼女、私だけならともかく君とも人間関係崩れちゃいそうだが」

ツインテ『そこは仕方があるまい。誤解されるよりはマシだ』

仮面男「人との繋がりは大切にしなきゃ」

ツインテ『その人間関係壊すような種を撒いたのはお前だお前!』


389 名前: ◆cZ/h8axXSU:2013/07/02(火) 03:38:35.86 ID:5PYmh/jI0
仮面男「でも、こんなこともあろうかと前準備はしていたよ」

仮面男「心強い協力者がいるからね」

ツインテ『あぁ……アイツか』

仮面男「私の後についてくるように言っておいたから今頃彼女と接触しているんじゃないかな?」

ツインテ『少し不安だが、今は頼らせてもらおう……』

竜少女『うおおおおお!死ぬなあああ!ワシより先に逝くんじゃないぞおおお!!』

騎士『リョウリガマズイ、カラダガイタイ』

仮面男「……そろそろ電話切るよ」

ツインテ「……そうしてくれ」

――――――
―――



390 名前: ◆cZ/h8axXSU:2013/07/02(火) 03:46:19.79 ID:5PYmh/jI0

商人「うおおおおお!腰が抜けて立てねぇぇぇ!!」

商人「ヤバいって!マズいって!ホラーテイストに浸ってる場合じゃねぇって!モノホンの死体だよこれ!」

商人「何が知的好奇心だコンチクショウ!数秒前の自分を呪ってやりたいわ!」

商人「いや、実際ヤバイ。何やっても視界に入る。想像以上に怖いわコレ!」

商人「そ、そうだ!これは夢なんだ!全部夢!目を覚ましたら『ああ、なんか嫌な物見たな』って曖昧な記憶で次の日を迎えよう!」

商人「そう……目をつむって……」

商人「ホラ!目を開けたらそこには何もない!爽やかな明日がまっている!カモン早朝!!」



商人「ってホントに何もなくなってる!?何なんだよオイィィ!?」

怪人男「あなた面白いですねぇ」

商人「って代わりに怪人がでたぁぁぁぁぁぁあああ!?」


391 名前: ◆cZ/h8axXSU:2013/07/02(火) 03:53:10.26 ID:5PYmh/jI0
怪人男「どうでしたか?私のスーパー!イリュゥゥージョン!普段味わえない感覚でしたでしょう?」

商人「へ?」

怪人男「いやね?私、こんな見た目してるもんですからよく人から驚かれるじゃないですか?」

怪人男「それを見るのが楽しくなっちゃって、エスカレートした末に今みたいな小道具用意して脅かしちゃったりするんですよ~」

怪人男「どっきり大成功~☆」テッテテー

商人「ガゼルパンチ!!」

怪人男「顎がッ!!」




392 名前: ◆cZ/h8axXSU:2013/07/02(火) 03:57:23.42 ID:5PYmh/jI0
商人「ふざけんじゃねぇよ!?こっちは精神的に極限状態だったんだぞ!?先にトイレに行ってなかったらこの辺大洪水になってたわ!?」

怪人男「あなたみたいな可愛い女の子の大洪水なら一度見てみたいですねぇ」

商人「セクハラ発言してんじゃねぇぞゴミクソ野郎!?」

怪人男「あぁ、もっと弄ってくださぁい」

商人「こいつぁやべぇ!?」


393 名前: ◆cZ/h8axXSU:2013/07/02(火) 04:05:39.66 ID:5PYmh/jI0
怪人男(この場はとりあえず何とかしましたよ?)

怪人男(私も正式に依頼を受けた以上、キチンと働かせていただきます)

怪人男(あの暗殺者と思われる人の遺体は私の能力で血液と臭いごと異空間へ飛ばしましたが……)

怪人男(でもこんな事、普通はしませんからね?なじみ深いあなた達だから受けたことなんですから、もうこんなこと真っ平御免ですよ)

商人「まったく、見た目にそぐわず悪趣味ですね」

怪人男「ホホホ、褒め言葉ですよそれは~」

商人「これがドッキリって事は、あの仮面の人もグルだったって事ですよね?」

怪人男「え?あぁ、まぁ……彼が発案者ですので」

商人「なんかムカついてきました!後を追って私も脅かし返します!逆ドッキリってやつです!」

怪人男「え、ちょ……」

商人「あなたもついてきてくださいね!今度は私を手伝ってもらいますよ!」




398 名前: ◆cZ/h8axXSU:2013/07/03(水) 23:42:51.81 ID:5T0fo/mg0
商人「つーわけで、あの人の臭いを追ってここまで来ましたが」

商人「変な場所に着ちゃいましたね。どうも隠し部屋的な」

怪人男「あわわわ……こんなとこまで来ちゃうなんて……」

商人「まるで知っていたかのような物言いですね?」

怪人男「いえいえいえ!私は何も知らないですって、はい!」

商人「怪しいですねぇ、見た目もそうですけど」

怪人男(うぅむ、このままだと彼の計画が丸々無駄になってしまいますねぇ、なんとか手を打たないと……)


399 名前: ◆cZ/h8axXSU:2013/07/03(水) 23:50:03.24 ID:5T0fo/mg0
商人「お、ここにも隠し扉発見!臭い辿るだけの簡単な作業ですから順調ですねぇ」

怪人男「ね、ねぇ、絶対ついて行ってもいい事ありませんって。引き返しましょうよ」

商人「嫌ですよ!妙にリアルなドッキリ仕掛けられてこのまま泣き寝入りなんて!」

怪人男「泣き寝入りて……そ、そうだ!アレは私が単独で仕掛けたことであの人は関係ないんですよ~!」

商人「今更取って付けたような言い訳しないでくださいよ。やられる前にあの人が私をチラ見したの知ってるんですよ?」

怪人男(……ダメだ、何も思い浮かばない!最悪、失敗覚悟でこの人連れてワープするか……)

商人「……なーに深く考え込んでるんですか?」

怪人男「いえ!なんでもないですよ!」

商人「ますます怪しい」


400 名前: ◆cZ/h8axXSU:2013/07/03(水) 23:54:25.46 ID:5T0fo/mg0
商人「あ、そうだ。あなたワープ出来るんですよね?ワープ」

怪人男「!ええそうですよ!ワープ出来ちゃいますよ!」

商人「私を連れて仮面の人の所まで飛べないんですか?」

怪人男「人物指定されても相手は移動してますし、曖昧な情報だけだと壁の中に埋まりかねないんですよ~」

怪人男「それと、私以外の生物を一緒にワープさせるとあんまり長距離は飛べないんですよ~」

商人「むむ?使えませんねぇ」

怪人男「酷い言いぐさですねぇもう……」

怪人男「あ、ですけど。ここの通路、どうも壁を跨いでも一本道みたいですから安全にワープ出来るかもしれませんよ?」

商人「それが出来るならデメリット説明してないでとっととやっちゃってくださいよ!」

怪人男「先に説明しておかないと後から文句言いそうじゃないですかあなた……」


401 名前: ◆cZ/h8axXSU:2013/07/04(木) 00:05:42.39 ID:x7giSpS90
怪人男「ではいいですか?どこでもいいので私に触れてください、股間でもどこでもいいので」

商人「滅しろ変態。じゃあとりあえず肩に手を」

商人「大丈夫なんですか?ワープ中に手を離したりしたら異次元の彼方に放り出されるとかしないですよね?」

怪人男「安心してください。ワープは手を離す暇なんて感じないくらいに一瞬で終わりますよ」

怪人男(よし、これでワープしてパーティ会場かその近くまで戻れば後は他の皆さんがこの人を引き取ってくれるでしょう)

怪人男(その後にここに戻ってこれば万事解決!これでよし!)

怪人男「それでは、1・2の3で飛びますよ?」

商人「ほいほい了解!」

怪人男「1・2の……」

商人「1・2の……」

怪人男「さ……」

商人「はい、さようなら!」パッ

怪人男「ん??」ビュン!!


402 名前: ◆cZ/h8axXSU:2013/07/04(木) 00:16:26.42 ID:x7giSpS90
商人「私が先に行くのを拒んでる節がありましたし、自在にワープ出来るんなら元の場所に戻そうとか考えてそうですしねぇ?」

商人「ここから先一人でも行けそうですし頼りなさそうな人と一緒に行くよりはいいでしょうに」

商人「ま、この先に本当にワープしてるならごめんなさいでいいですし、いないならいないでいいですけど」

商人「さて、あの人を追って行きましょうかね」


……

怪人男「……どうも~」

竜少女「突然瞬間移動してきたと思ったら……」

騎士「」

ツインテ「コイツの頭上に転移してきてスタンピングキックでトドメを刺すとはな。自分の仕事を全うせずよく遊んでいられるな?」ジャキン

怪人男「誤解です!やめてください!槍はしまってください!」

……


403 名前: ◆cZ/h8axXSU:2013/07/04(木) 00:33:55.34 ID:x7giSpS90
商人(さてと、何やら本格的にヤバそうな場所に出てきましたね……)

商人(何かよくわからない生物……?のようなものが入った培養カプセルの数々……)

商人(こんな趣味の悪いものとあの仮面の人と何か関係があるのでしょうか?)

商人(おっと、誰かいる……)



大臣「皆さん、お集まりいただきありがとうございます」

大臣「本日、パーティを開いた本当の目的はこの部屋に集約しております」

大臣「もっとも、お集まりいただいた方々のほとんどは知っていたことだとは思いますが……」


商人(たしかこの国の大臣でしたか……この部屋が本当の目的?)


404 名前: ◆cZ/h8axXSU:2013/07/04(木) 00:47:34.89 ID:x7giSpS90
大臣「こちらが例の赤い石となります」

大臣「この石を額に埋め込まれた生物は巨大化、および強化と狂化をされた新たな生物となるのです」

大臣「私どもは弁明上、この石を『狂化の魔導核』と名づけました」


商人(人口的に魔導核を作るのは珍しいことではないですが……直接生物に埋め込むことなんて聞いたことないですね)

商人(出来たとしても普通の魔導核では効果は得られないハズでるからね)


大臣「最終目的は軍事利用を考えております」

大臣「野生生物に埋め込んでも十分な戦力として期待できるでしょう」

ギャラリー1「狂化と言いましたが制御は出来るんですか?」

大臣「長らく制御関連で苦しめられていましたが、そこもクリアいたしました」


405 名前: ◆cZ/h8axXSU:2013/07/04(木) 00:56:12.52 ID:x7giSpS90
大臣「核に一定の波長の電波を流し込めば簡単な命令のコントロールは可能となります」

大臣「今はまだ実験段階ですが、最終的には意のままに操ることも出来るようになりましょう」

ギャラリー2「まだ軍事利用するには程遠い気もしますが?」

大臣「だからこそ現段階で発表しておくのです」

大臣「私の立場で行動を起こすにはそろそろ限界が来ていますので」

大臣(だから他の国の者がコソコソと私を調べているんだ……)

大臣「これも我が国の発展の為でもあります。ぜひとも皆さんにスポンサーとなっていただきたいのです」

ギャラリー3「それは考える時間が必要だろう」

ギャラリー4「そうだ、こんな半端なもので私たちが金を出すと思っているのか?」

大臣(ほざいていろ、わざわざ経歴が真っ黒な連中を集めたんだ。無理にでも搾り取ってやるさ)


406 名前: ◆cZ/h8axXSU:2013/07/04(木) 01:04:20.72 ID:x7giSpS90
ギャラリー5「しかし、それとは別に他の国の者も多々いるようですがこれは?」

大臣「私の知人達です、いずれこの技術を買って頂くためのね……」

大臣(無論、断れない立場の連中だがな……)


商人(こーんな場所で隠れてコソコソやってるってことは相当アレな事なんでしょうねぇ)

商人(これをダシにして脅して……なんて考える事でもないですね。そこまで危ないことはしませんよ)

商人(仮面の人の動向が気になりますけど、とっととこの場から離れましょうか)


407 名前: ◆cZ/h8axXSU:2013/07/04(木) 01:09:37.31 ID:x7giSpS90
商人(にしても不気味ですねぇここは)

商人(このカプセルの中の生物なんて今にも動き出しそうな)

生物『……グ……ゲ……』

商人(うわ、なんか発してるよ……)

生物『……ダ……』

生物『……ズ』

商人「?」

生物『ダズ……ゲデ……』

商人「……えっ!?」


408 名前: ◆cZ/h8axXSU:2013/07/04(木) 01:16:47.96 ID:x7giSpS90
大臣「ん?誰かそこに来ているのか?」

商人(あ、やべぇ!)

「何!?」
「侵入者か!?」
「このことがバレたら……」

大臣「皆さんお静かに、担当の者に調べさせます。おい、行ってこい」

大臣「もし姿を見せないようなら強硬手段も取っていい」

商人(姿見せても大変なことになるだろそりゃ!)

商人(本格的にヤバい!逃げ切れるかこれは!?)


409 名前: ◆cZ/h8axXSU:2013/07/04(木) 01:19:59.05 ID:x7giSpS90
仮面男「……いやぁ、強硬手段をとるなんてやめてくれないかな?」

大臣「!?」

商人「!?」

仮面男「すまない、隠れるつもりは無かったんだが、出てこれる雰囲気でもなかったんでね」

大臣「……隣国の元王……ここまで嗅ぎつけていたか」

仮面男「ああ、あなたの研究が気になって仕方がなかったからね」

商人(た……助かったぁ……でも何でこのタイミングで……)


410 名前: ◆cZ/h8axXSU:2013/07/04(木) 01:28:05.44 ID:x7giSpS90
大臣「……こんな場所にまで、一体何の用ですかね?」

仮面男「要件なんて一つしかないんじゃあないのかい?」

大臣「……あなたの国は小国ながら大国に決して負けはしない軍事力を保有している。この技術は必要ないでしょう?」

大臣「それとも……正義感の強いあなたはここを潰しに来たとでも?」

仮面男(あくまで展示用の施設を潰したところでどうなることも無いだろう……)

仮面男「正義感が強いのは妻の方だ。私は単に気になると言ったろう?」

仮面男「私も、この研究が完成次第技術を買い取りたいと思ってね?」

仮面男「何のために支援をしたと思っているんだい?」

大臣「……もともとこれが目当てだったと?」

仮面男「そうさ、知識を共有して私も甘い汁が吸いたいと思ってね」

商人(……嘘でしょ……)


411 名前: ◆cZ/h8axXSU:2013/07/04(木) 01:35:34.13 ID:x7giSpS90
商人(さっきのドッキリも胡散臭くなってきましたね)

商人(私を欺く為だけにやったこと?偶然居合わせただけの私にそこまでするか?)

商人(仮に別件だとしても、こんな……生き物を弄ぶような事を……)

生物『ア゛……ア゛……』

商人(……コレ……種族は分かりませんが、ヒト……だったんでしょうね……)


大臣「信じられませんな。あなたが欲するようなものじゃない」

大臣「だからこそ、この場にお呼びしなかったのですよ」

大臣「それに、あなたは今やただの冒険者。多少権力があるとしてもそれはたかが知れているものだ」

仮面男「そうとは限らない。今私の国を率いている王は我が息子」

仮面男「就任してまだそう日は経っていない。正直、王としての器は大きいとは言えないし、才能も無いに等しいだろう」

仮面男「逆に、私は国からの人望は厚い。私が反旗を翻せば賛同者が多く募るだろう」

大臣「ほう?」


412 名前: ◆cZ/h8axXSU:2013/07/04(木) 01:41:33.08 ID:x7giSpS90
大臣「あなたは王の立場に返り咲きたいと?」

仮面男「そうだ!再び魔王として君臨したい、昔のようにな!」

仮面男「だからこそ絶対的な力が必要になる。今いるだけの戦力では不安が残るばかりだ」

商人(あんなことを……ッ!)

大臣「……わかりました、今は信じることにいたしましょう」

大臣(無論、手放しではないが)

仮面男「そうか……近いうちに完全に信用されることを願うよ」

仮面男(ここで事を起こしても何の解決にもならん。すべての要素を炙り出すまで泳がせる……)

大臣「そうですね、では早速信頼に足る行動を起こしてほしいのですか……」

仮面男「……なにかな?」

大臣「そこのカプセルの後ろに隠れている者を即刻処刑していただきたい」

商人「!?」

仮面男(……誤魔化しきれなったか)


413 名前: ◆cZ/h8axXSU:2013/07/04(木) 01:47:51.72 ID:x7giSpS90
大臣「まるで隠れている者を庇うように出てきたようですが、あなたの関係者ですかな?」

仮面男「……何のことかな」

大臣「まぁいいでしょう……ではお願いしますよ、魔王様?」

仮面男(私が庇って出てきた間に何故逃げなかった、長々と喋っている間に何故脱出しようとしなかった……クソッ)

商人(あばばばばばばばば、本気でこいつぁやべぇ!)

仮面男「……分かった、その信用に答えよう……」

商人(あー!神様仏様魔王様!どうか御救いになってくださいーーー!!)


414 名前: ◆cZ/h8axXSU:2013/07/04(木) 01:52:28.84 ID:x7giSpS90
大臣「そこのカプセルの……」

仮面男「後ろに……」

商人(ヒィィィィィ!)


ビュン!!


商人「!!」

仮面男「ッ!……お前か……来い!」ガシッ

怪人男「え?アレ?なんですか一体?」

大臣「なんと……異次元魔王でしたか」

怪人男「へ?」

仮面男「指定した場所に好きに行き来できる能力……なるほど、王自ら密偵とはな」

怪人男「え?なに?なになに?」


415 名前: ◆cZ/h8axXSU:2013/07/04(木) 01:56:51.95 ID:x7giSpS90
大臣「あなたの筋書きではないのですか?」

仮面男「まさか、彼とはあまり仲が良くないのでね」

怪人男「えー?そんな事言わないでくださいよ~。ずっと前から仲良くしてくれてたじゃないですか~」

仮面男「黙れ、それ以上口を開くな!」ガッ

怪人男「ヒッ!」

大臣「それで?出来るんですか?その男を」

仮面男「問題ない、一思いに首を刎ねてやろう」

怪人男「えぇ!?」

商人(首刎ね!?やっぱりさっきのは……)

仮面男(何やってんだ!?さっさと逃げろよ!?)


416 名前: ◆cZ/h8axXSU:2013/07/04(木) 02:00:56.26 ID:x7giSpS90
怪人男「えーっと冗談ですよね?」

仮面男「悪いが私は冗談が嫌いだ」

仮面男「思いっきり首を刎ねさせてもらうぞ?大量の血飛沫も飛ぶだろう、皆離れているといい」

大臣「私は確認の為近くで見させてもらうよ?」

仮面男「……ああ、構わない」

怪人男「ちょおおお!?何言ってるんですか!?私が何かしましたか!?」

仮面男「黙って私の言うことを聞けッ!」

怪人男「は、はいっ!」

商人(あぁ、ホンの僅かな付き合いでしたが……さようなら、怪人異次元魔王さん……)


417 名前: ◆cZ/h8axXSU:2013/07/04(木) 02:06:54.01 ID:x7giSpS90
大臣「おや?聖剣で斬るのですか?」

仮面男「……魔剣は元々妻の物だ、汚したくないんでね」

仮面男「どちらにせよ屠る威力はある……さよならだ、異次元魔王よ」

怪人男「あぁ……娘よ、先立つ不孝を許してくれ……ってこれは違うか、あははh」ザシュ

ブシュー

ゴロン


商人(…………もう嫌だ……逃げよう)

仮面男(やっと行ったか……)

大臣「ん、確かに見届けさせて頂きましたよ?」


418 名前: ◆cZ/h8axXSU:2013/07/04(木) 02:12:37.99 ID:x7giSpS90
大臣「……いい笑顔で頭が転がっていますね」

仮面男「最後に渾身のギャグでも言ったつもりだったんでしょう、くだらなさすぎて鼻で笑ってしましましたが」

仮面男「一応身元が割れないように頭だけでも消しておきましょう」

大臣「そんなことが出来るのですか?」

仮面男「ああ、私の光の魔法を使えば粒子状に分解させることも可能だ」

大臣「完全犯罪に便利そうですね?」

仮面男「無機物限定だけどね」

仮面男「……流れ出でよ。集いし聖剣!輝け刃よ!」

ビュン!!

大臣「おお、珍しい光の魔法が見れるとはいやはや……」

仮面男「……信用してもらえたかな?」

大臣「上々ですね」

……


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