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勇者「すごい美人で有能な僧侶と魔法使いをお願いします」7/14

勇者「すごい美人で有能な僧侶と魔法使いをお願いします」


勇者「すごい美人で有能な僧侶と魔法使いをお願いします」



427 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府):2012/06/16(土) 04:34:58.94 ID:6zpDwEe9o
―――牢獄

勇者「誰かいますかぁ!!!」

魔法使い「見て!!」

勇者「裸?!」

女性「ぉ……ぉ……」

勇者「だ、大丈夫ですか!?」

女エルフ「……」

魔法使い「しっかりして!!」

男性「……」

勇者「息のない人もいますね。買い手がつかなかったのか……それとも衰弱しきってしまったのか」

魔法使い「とにかく助けないと」

勇者「そうですね」

「うぅ……ぐすっ……うぇ……」

勇者「ん?」

少女「うぅ……たすけて……だれかぁ……うぅぅ……」





元スレ
勇者「すごい美人で有能な僧侶と魔法使いをお願いします」
SS速報VIP(SS・ノベル・やる夫等々)@VIPServise掲示板




428 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府):2012/06/16(土) 04:41:09.17 ID:6zpDwEe9o
―――広間

エルフ「ふぅー……」パァァァ

魔法使い「どう?」

エルフ「はぁ……みなさん命そのものを吸い上げられているから……手の施しようがないね」

魔法使い「治らないってこと?」

エルフ「端的に言えば、全く老化せずに老衰死するようなものだから」

魔法使い「そんな……」

エルフ「……」

勇者「君、大丈夫か?」

少女「うぅぅ……うぇぇぇん……ママぁ……パパぁ……!!」

勇者「困ったなぁ……。これは一緒にお風呂か……?」

魔法使い「何言ってるのよ?!」

勇者「しかし、裸の付き合いも必要ですよ」

魔法使い「その子は元気があるから後回し!!それよりもこっちの衰弱している人たちを助ける方法を考えて!!!」

勇者「そんなのキラーマジンガを起動させて、エネルギーをその人たちに返せばいいのでは?」


429 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府):2012/06/16(土) 04:46:36.42 ID:6zpDwEe9o
エルフ「そうか。エネルギーの在り処はそこしか考えられない」

魔法使い「でも……」

勇者「さぁー!!キラちゃんを僕のキッスで!!!」

魔法使い「なんか……敗北感が……」

エルフ「人を助けるためにはそれなりの犠牲も必要だから」

勇者「では、キラちゃんを救出に行きましょう!!!」

魔法使い「じゃあ、アンタは留守番ね。この子の傍に誰かいないと……あ、いや、結局、駄目か……それなら目の届くところに……」

エルフ「ボスがいなくなって、塔にいた魔物は逃げ出したみたいだし、ここは安全だと思う。それにできれば三人で行きたい」

魔法使い「どうして?」

エルフ「もしあの機械兵士が暴れたら、大事になるから」

魔法使い「そ、そうね……」

勇者「話は纏まりましたね。―――今行きますよ!!!眠り姫ー!!!!」

魔法使い「いい?すぐに戻ってくるから大人しくしててね?」

少女「う……うん……」

エルフ「急ごう」


430 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府):2012/06/16(土) 04:53:41.45 ID:6zpDwEe9o
少女「……」

僧侶「すぅ……すぅ……」

少女「ふん……あれだけ大口を叩いたわりにはあっさりと倒されたようだな……」

少女「……」スタスタ

魔道士「」

少女「魔法は通じないのではなかったのか?」

少女「ん……?なるほど……鎧が破壊されている……。これは勇者による一撃か……」

少女「鎧の不備に気づかなかったのか……。まあ、研究だけをしていた者に戦闘など期待するだけ無駄だったか」

少女「とはいえ……」

僧侶「すぅ……すぅ……むにゃ……」

少女「この広間の惨状……強大な魔法が発動したと考えるべきか……。これでは下手に手出しができないな……」

少女「魔王様が懸念していたことが起こったか」

少女「能力の秘匿……」

少女「では、作戦をプランBに移行するか」

少女「勇者たちの力……調べ尽くしてくれる……」



443 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府):2012/06/17(日) 21:55:16.75 ID:TJvh+pVro
―――キラーマジンガの部屋

勇者「やぁ。お嬢さん」

キラーマジンガ「……」

魔法使い「出て行きなさい」

勇者「おや?いいのですか?僕を追い出し彼女が暴走したとき、困るのは誰か……頭の良い貴女なら分かりますよね?」

魔法使い「……っ」

エルフ「仮にも勇者。こんな少女の裸で変な気分になったりしないでしょ?」

勇者「もちろん!!でへへ」

魔法使い「……はやくしましょう」

エルフ「うん……。じゃあ、起動させてみる。まずは水を抜いて……」ピッピッ

魔法使い「暴走しないわよね……」

勇者「僕が抱きしめてあげなければ!!」

魔法使い「おい!!」

エルフ「起動」ピッ

キラーマジンガ「―――おはようございます」


444 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府):2012/06/17(日) 21:59:12.01 ID:TJvh+pVro
勇者「おお?!」

魔法使い「暴走する……?」

キラーマジンガ「……」キョロキョロ

エルフ「おはよう。気分は?」

キラーマジンガ「良好です」

勇者「ねえ」

キラーマジンガ「はい」

勇者「僕のこと覚えている?」

キラーマジンガ「検索開始……検索中……申し訳ありません。メモリーには該当するデータが残っていません」

勇者「そうか」

キラーマジンガ「貴方は?」

勇者「……パパだよ」

魔法使い「ぶっ?!」

キラーマジンガ「パパ……?父親ということですか?」

勇者「そうだよ」


445 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府):2012/06/17(日) 22:05:00.41 ID:TJvh+pVro
エルフ「とりあえずこの服をきて。ボクのだけど」

キラーマジンガ「ありがとうございます」

魔法使い「ちょっと!!なに言ってるのよ?!」

勇者「まあまあ。僕に任せてください」

魔法使い「任せてくださいって……」

勇者「娘よ」

キラーマジンガ「はい」

勇者「僕と一緒に来るかい?」

キラーマジンガ「お言葉ですが、自分の父親に当たる人物はこの塔の管理者です。貴方ではありません」

勇者「そう思いこまされているんだよ」

キラーマジンガ「どういうことですか?」

勇者「君は僕と……この人の間に生まれた人間の女の子だ!!!」

魔法使い「なぁぁ?!なんで私があ、あんたなんかとぉ!!!」

キラーマジンガ「証明する物の提示を要請します」

勇者「どうしてわかってくれないんだぁ!!!娘よぉぉ!!!」ギュゥゥ


446 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府):2012/06/17(日) 22:34:33.38 ID:TJvh+pVro
キラーマジンガ「そういわれましても。私のメモリーにない人物ですので、警戒させていただきます」

勇者「証明する物は生憎とない」

キラーマジンガ「では貴方の命令に従うことはできません」

勇者「……」

エルフ「機械だから何言っても無駄だって」

魔法使い「側室じゃなくて娘にするってどういう了見なのよ?!」

勇者「じゃあ、君が父親だと思い込んでいる人物が既に亡くなっているとしたらどうする?」

キラーマジンガ「その場合は新たなマスターを選出しなければなりません」

エルフ「君はどういう目的で作られたか分かっている?」

キラーマジンガ「来るべき戦いのためです」

魔法使い「戦い?」

キラーマジンガ「はい」

エルフ「それって……誰と誰の?いや、どことどこのって言ったほうがいい?」

キラーマジンガ「そこまではデータとして残されておりません」

魔法使い「人間を滅ぼすためとか?」



448 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府):2012/06/17(日) 22:50:06.91 ID:TJvh+pVro
エルフ「それはないと思う」

魔法使い「どうして?あの魔道士が作ったっていうなら」

勇者「彼女は人間の命をエネルギーにしているのですから、滅ぼしては本末転倒でしょう」

魔法使い「あ……」

エルフ「あの魔道士が目指していたのは無尽蔵のエネルギーを内臓し、心まで有する機械兵士の開発。ただそれだけ」

魔法使い「心ね」

キラーマジンガ「なにか?」

勇者「心を持たせるってところが中々興味深いですよね」

エルフ「あのマッドサイエンティストが心を作ろうとしていた……。来るべき戦い……」

勇者「あの」

キラーマジンガ「はい」

勇者「君のことはキラちゃんって呼んでもいい?」

キラーマジンガ「私の名はキラーマジンガ。その呼称は登録されていません」

勇者「ちっ」

エルフ「もう少し何かないか調べてみよう。このままじゃエネルギーの抽出方法も分からないし」


449 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府):2012/06/17(日) 23:09:25.52 ID:TJvh+pVro
魔法使い「何かって言われても」ゴソゴソ

エルフ「取扱書とか手記とか……そういう類を……」ゴソゴソ

勇者「年齢は?」

キラーマジンガ「製造されてから六ヶ月になります」

勇者「生後六ヶ月か」

キラーマジンガ「ところで、貴方は私の父親なのですか?」

勇者「気になる?」

キラーマジンガ「データに無い以上、貴方は信頼に値する人物ではありません。ですが、肉親であるというのなら戦闘は回避したいので」

勇者「へえ……」

キラーマジンガ「彼女は私の母親なのですか?」

勇者「うんうん」

魔法使い「違うわよ!!!」

キラーマジンガ「否定されました」

勇者「照れ屋なんだ。はっはっはっはっは」

キラーマジンガ「親であることを告げることは羞恥心を煽ることに繋がるのですか?」


450 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府):2012/06/17(日) 23:16:52.64 ID:TJvh+pVro
勇者「なるよ」

キラーマジンガ「分かりました」

勇者「え?」

キラーマジンガ「……インプット完了しました」

勇者「なにしたんだ?」

キラーマジンガ「私は人の感情、心の揺らぎを学んでいくように設定されています」

勇者「なるほど。今のも人間の感情として記憶したんだ」

キラーマジンガ「はい」

勇者「大変だね」

キラーマジンガ「それが私に与えられたことですので」

勇者「でも、感情ってさ十人十色だから同じ状況でも答えが違ってくるものだよ?」

キラーマジンガ「それは承知しております。なので同じ状況を何度か経験し、感情の平均化を常に図っています」

勇者「じゃあ、恋愛の感情って平均化されてるの?」

キラーマジンガ「恋愛……愛情に関する感情であればいくつかは」

勇者「ほう……。いいね。じゃあ、ちょっと試そうか」


457 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都):2012/06/18(月) 08:13:00.60 ID:1hpEr6aUo
よくも悪くも女丸出しでいいじゃん魔法使いかわいいよペロペロ
こういう女を支配するのが、たまらない!!


458 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2012/06/18(月) 08:59:42.72 ID:FFbl3kpbo
顔赤くして否定してそうな魔法使いかわいいよ!



459 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府):2012/06/18(月) 19:58:01.72 ID:6jHxUJYMo
魔法使い「何やってるのアイツは……」

エルフ「変に暴れないだけマシかな」

魔法使い「ん……?これは?」

勇者「―――まった?」

キラーマジンガ「今来たところです」

勇者「そっか、よかった」

キラーマジンガ「今日はどこにいくのですか?」

勇者「そうだな……実は今さ、両親が旅行で留守なんだ」

キラーマジンガ「本当ですか?それって……」

勇者「ああ。朝まで二人っきりになれるよ?」

キラーマジンガ「でも……私は……」

勇者「いいだろ?もう恋人になってから3ヶ月だ。そろそろ次の愛を確かめようぜ?」

キラーマジンガ「……優しく……してください……」

勇者「それはできない。だって、君が……美しいから」キリッ

キラーマジンガ「もう……めちゃくちゃにして……」ウットリ


460 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府):2012/06/18(月) 20:03:39.53 ID:6jHxUJYMo
エルフ「これは……あの魔道士の日記?」

魔法使い「読んでみましょう」

エルフ「うん」ペラッ

勇者「―――何か飲む?」

キラーマジンガ「何でもいいです」

勇者「そうか……じゃあ……」

キラーマジンガ「待ってください。それはまだ早いです」

勇者「どうして?なんでもいいって言ったじゃないか」

キラーマジンガ「だって……それは大人の飲み物……」

勇者「君は十分、大人だよ。ほら、口をあけて」

キラーマジンガ「や、やめてください」

勇者「ここには僕たち以外だれもいない。叫んだって無駄だ」

キラーマジンガ「や……やぁ……」

勇者「さあ……口を開けろぉ!!」ガバッ

キラーマジンガ「だ、だめです!!お酒は二十歳になってからぁ!」


461 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府):2012/06/18(月) 20:09:10.62 ID:6jHxUJYMo
勇者「関係あるかよぉ!!おらぁ!!!酒だ!!酒をだせ!!」

キラーマジンガ「あなた!もう家にはお酒を買うだけのお金はないです!!」

勇者「だまれ!!」バシッ

キラーマジンガ「あぁん!」

勇者「てめえは俺の言うことだけを聞いていればいいんだよ!!」

キラーマジンガ「そんな……昔のあなたに戻って……」ウルウル

勇者「酒!!いいから酒もってこいよ!!」

キラーマジンガ「―――もう我慢できません。私は実家に帰らせていただきます」

勇者「え……お、おい……嘘だろ……?はは……悪い冗談は……」

キラーマジンガ「さよなら……」タタタッ

勇者「まってくれ!!俺が悪かった!!!まってくれぇぇぇぇ!!!!!」

エルフ「―――なるほど。要は治癒魔法と同じようにしたら、生命エネルギーの還元ができるみたいだ」

魔法使い「魔法を使うようにって、あの子の協力が大前提なのね」

エルフ「そういうことになるかな。でも、元のマスターはもういないし、あの子がボクたちの中から誰か一人をマスターとして選んでくれたら」

魔法使い「はぁ……それしかないわね」


462 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府):2012/06/18(月) 20:13:39.46 ID:6jHxUJYMo
キラーマジンガ「どうでしたか?」

勇者「すごいな。すごすぎるよ」

キラーマジンガ「いえ」

勇者「でも、まだまだだ」

キラーマジンガ「どういうことでしょうか?」

勇者「最後の別れのシーンだけど、あれは酷いよ」

キラーマジンガ「そんなバカな……」

勇者「いいか?あそこは―――」

魔法使い「はい。御飯事はやめて」

勇者「何か分かりましたか?」

エルフ「うん。―――あの」

キラーマジンガ「なんでしょうか?」

エルフ「お願いしたいことがあるんだけど」

キラーマジンガ「マスター以外の命令を聞くことは許可されていません」

魔法使い「よく聞いて……貴女のマスターは、死んだわ。もういないの」


463 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府):2012/06/18(月) 20:23:07.62 ID:6jHxUJYMo
キラーマジンガ「そうなのですか?」

勇者「ああ。君のマスターは酷い奴だった」

キラーマジンガ「そうですか」

魔法使い「だから……」

キラーマジンガ「マスターのご遺体は?」

エルフ「上階にあるけど」

キラーマジンガ「案内してもらえますか?」

勇者「どうする気だ?」

キラーマジンガ「マスターが没した場合、ご遺体を埋葬するように言われております」

魔法使い「そうなの」

エルフ「結構、律儀なマスターだったんだ」

キラーマジンガ「行きましょう」

勇者「こっちだ」

魔法使い「いいの?もしかしたらマスターの死体を見たときに怒り狂って……」

勇者「大丈夫ですよ。僕を信じてください」


464 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府):2012/06/18(月) 20:27:51.53 ID:6jHxUJYMo
―――最上階

少女「……あ」

勇者「お待たせ。何かあったか?」

少女「ううん……」

キラーマジンガ「マスター……」スタスタ

エルフ「……」

キラーマジンガ「埋葬を開始します」

魔法使い「どうするの?」

キラーマジンガ「マスターの自室に棺桶があるはずです。それを持ってきます」

勇者「手伝おうか?」

キラーマジンガ「いいえ。私一人で大丈夫です」

勇者「そう」

キラーマジンガ「お心遣い、感謝いたします」

エルフ「衰弱した人の様子は?」

魔法使い「さっきより弱ってるみたいね。急がないと……」


465 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府):2012/06/18(月) 20:34:41.59 ID:6jHxUJYMo
キラーマジンガ「……」サッサッ

勇者「もしもし?」ペチペチ

僧侶「うぅん……」

勇者「やはり深い眠りについているようですね」

魔法使い「全魔力大放出だもの」

勇者「しばらく寝ていてもらうほうがいいですね」

エルフ「んー……」

魔法使い「なに?」

エルフ「貴女もかなりの魔力を放出できるのに、彼女のようにはできないの?」

魔法使い「あの子は魔法を止められない。私は魔法が飛ばせない。そういう違いがあるの」

勇者「でもドラゴンの炎も防いだんですよ」

エルフ「それはすごいね。人間でそんな芸当ができるのは大魔導士ぐらいだと思ってたのに」

魔法使い「でも、あれは向こうも本気じゃなかったでしょうし」

勇者「いえいえ。もうドラゴンの炎なんか余裕で霧散にしていたではないですか」

少女「……」



467 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県):2012/06/18(月) 21:45:33.10 ID:kzj/ZWpmo
レベルの高いおままごとだな


468 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府):2012/06/18(月) 21:59:15.51 ID:6jHxUJYMo
魔法使い「でも、何度も通用はしないわ。あれ一回でもかなりの魔力を消費したし」

エルフ「ドラゴン……。いつかは戦うときが来る……」

勇者「大丈夫ですよ。こちらには絶世の美女であり閨秀魔法使いと、容姿端麗・艶麗のエルフがいるのです」

魔法使い「はぁ……舌がよく回るわね」

エルフ「嬉しいくせに」

魔法使い「うるさいわね」

勇者「ドラゴンなんてちょちょいのちょいやで」

少女「……」

勇者「どうかした?」

少女「え!?」

勇者「怖い顔してたから。―――もう怯えてないみたいだね」

少女「そ、そんなこと……」

勇者「……」

キラーマジンガ「今から埋葬のために塔を降りたいのですが」

勇者「あ、少しまってください」




470 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府):2012/06/18(月) 22:07:23.62 ID:6jHxUJYMo
キラーマジンガ「なんでしょうか?」

勇者「マスターはどうする?」

キラーマジンガ「埋葬が終了したあとに行います。新たなマスターが埋葬の中止を命じる可能性もありますので」

勇者「なるほど」

エルフ「じゃあ、この人たちも運ばないと」

キラーマジンガ「どうしてですか?」

魔法使い「この人たちは貴女にエネルギーを分けて、衰弱しているの」

キラーマジンガ「なるほど。私からこの方々にエネルギーの供給を行えというのですね?」

勇者「そういうこと。やってくれる?」

キラーマジンガ「……そうですね。あなた方の中から新たなマスターを選出しなければならないようですし、エネルギーの供給ぐらいなら」

魔法使い「本当?!」

キラーマジンガ「はい」

勇者「よかった」

魔法使い「じゃあ、パパっとやってくれる?」

キラーマジンガ「了解しました」


471 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府):2012/06/18(月) 22:11:29.87 ID:6jHxUJYMo
―――魔道士の塔 入り口

キラーマジンガ「……」ザッザッ

「ありがとうございました」

魔法使い「いえいえ」

女性「なんとお礼を言っていいか」

勇者「僕の側室になってくれれば、それで」

女性「え……でも、私には……夫が……」

勇者「人妻でもオッケーです」

女性「そ、そんな……」

エルフ「いくらなんでもそれはダメでしょ?」

勇者「む。人妻の魅力を説くときがついに―――」

エルフ「来てないから」

女性「えっと……貴女は……?」

エルフ「ボクは……ただ彼と知り合い……」

勇者「未来の側室です」キリッ


472 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府):2012/06/18(月) 22:15:41.91 ID:6jHxUJYMo
女性「まぁ」

エルフ「いや……」

勇者「行くあて、あるんですかねぇ?」

エルフ「……」

キラーマジンガ「埋葬、完了しました」

魔法使い「終わったのね」

キラーマジンガ「早速、マスターの選出を行いたいのですが」

勇者「パパにしておきなさい」

魔法使い「ダメよ!!こいつだけは!!」

勇者「なんですと?どこがダメなのですかね?」

魔法使い「そもそもパパじゃないでしょ?!」

勇者「義父ですよ。そういう設定です」

魔法使い「いや……」

キラーマジンガ「―――そこの人物が我がマスターに相応しいと判断します」

少女「……え?わ、私……ですか?」


473 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府):2012/06/18(月) 22:21:46.61 ID:6jHxUJYMo
エルフ「ど、どうして?!」

キラーマジンガ「知力、体力、魔力。どれをとっても前マスターに引けを取らない、いえ、一部ステータスはそれを凌駕しています」

少女「そ、そんなこと……!」

魔法使い「こんな子どもが……?」

エルフ「ボクたちの中で一番優秀ということ?」

キラーマジンガ「はい」

勇者「君……」

少女「な、なんですか……!?」

勇者「すごいね」

少女「あ、いや……えへへ……」

エルフ「でも、そういう逸材を集めていたし、ありえなくもないか」

魔法使い「ねえ、えっと魔法とか使えたりするの?」

少女「少しだけ……」

勇者「それは大変だ。この歳で魔法が使えるというなら、きっと優秀な師がいるか、名家の出なのでしょう」

魔法使い「親が心配しているかもしれないわね」


474 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府):2012/06/18(月) 22:30:07.65 ID:6jHxUJYMo
勇者「そうでしょうね」

魔法使い「じゃあ、とりあえず街にいってこの子の親探しをしましょうか」

勇者「ええ。それがいいでしょう」

キラーマジンガ「私のマスターになっていただけますか?」

少女「いや……」

キラーマジンガ「そんな」

勇者「いきなり言われても困惑するでしょう」

エルフ「そっか」

少女「あの……私の代わりに……」

勇者「僕が?」

少女「うん」

勇者「じゃあ、側室になってくれる?」

少女「うん……なるから……」

魔法使い「ちょっと!見境なしなの?!」

勇者「下は6歳、上は49歳までオッケーですよ?」



477 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府):2012/06/18(月) 22:34:45.29 ID:6jHxUJYMo
魔法使い「幅広いわね」

勇者「勇者ですから」

キラーマジンガ「では、不本意ではありますが、貴方を代理マスターとして認証いたします」

勇者「くるしゅうない」

キラーマジンガ「では……」スッ

勇者「なんですか?」

キラーマジンガ「私の目を見てください」

勇者「はい」

キラーマジンガ「……」ジーッ

勇者「んー」

キラーマジンガ「あの……」

魔法使い「どうしてキスしようとしてるのよ?!」

エルフ「何も分からない女の子に手を出すのは勇者としてどうなの?」

勇者「おっと。そうですね。僕としたことが、あっはっはっは」

キラーマジンガ「マスター認証が終了いたしました。ただし、代理であることをお忘れなきようお願いいたします」


478 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府):2012/06/18(月) 22:39:30.20 ID:6jHxUJYMo
勇者「じゃあ、僕の命令には絶対服従ということでよろしいですね?」

キラーマジンガ「はい」

勇者「そうだなぁ。まずは服を脱いでくれる?」

キラーマジンガ「はい」スルッ

勇者「あ、やっぱりいいです」

キラーマジンガ「……?」

魔法使い「……命拾いしたわね」

エルフ「……」

勇者「と、とにかく街までもどりましょう。助けた人を安全な場所に連れて行かないと」

魔法使い「賛成ね。疲れたわ」

エルフ「うん」

勇者「起きてますか?」ペシペシ

僧侶「うぅん……ゆう、しゃ……さまぁ……」

勇者「ダメか」

キラーマジンガ「マスター。私が彼女を運搬いたします」


482 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府):2012/06/18(月) 22:49:52.12 ID:6jHxUJYMo
―――街 宿屋

魔法使い「はぁー!!」ドサッ

エルフ「長い1日だった……」

僧侶「すぅ……すぅ……」

勇者「全くですね」

魔法使い「なんでアンタがこっちの部屋にいるのよ」

勇者「いいではないですか」

魔法使い「よくないわよ。……で、あのキラーマジンガと女の子は?」

勇者「キラちゃんに女の子の両親、あるいは自宅の捜索をお願いしています」

エルフ「護衛も兼ねて?」

勇者「キラちゃんの正規マスターはあの子なので危害を加えることはないでしょうし、従順に付き添ってくれるはずです」

魔法使い「そうだろうけど」

勇者「僕たちは吉報を待つことにしましょう。―――さぁ、一緒に寝ましょうか?」ギュッ

エルフ「え?ボクと寝るの?」

魔法使い「おい……」


483 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府):2012/06/18(月) 22:58:34.60 ID:6jHxUJYMo
―――街 住宅街

キラーマジンガ「ここでもないようですね」

少女「……ちょっといいか?」

キラーマジンガ「はい?」

少女「正規のマスターは俺なのか?」

キラーマジンガ「飽く迄も貴女がマスターです。しかし、代理マスターの認証を行いましたので直接的な命令権は貴女にありません」

少女「つまり、俺の命令は聞けないと?」

キラーマジンガ「いえ。私本体、代理マスターに不都合が起きない程度のご命令であれば従います」

少女「なるほど。お前、全員の能力値を計測したんだよな?」

キラーマジンガ「はい」

少女「各人物の長所や短所も分かるのか?」

キラーマジンガ「はい」

少女「教えてくれ」

キラーマジンガ「それはできません。不利益が生じます」

少女「ちっ……これだから木偶人形は嫌いだ。見ているだけで吐き気がする」


484 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府):2012/06/18(月) 23:08:58.67 ID:6jHxUJYMo
キラーマジンガ「申し訳ありません」

少女「よし。マスター認証をする」

キラーマジンガ「よろしいのですか?」

少女「ああ」

キラーマジンガ「では……代理マスターコードを破棄。マスター認証を行います」

少女「ふふ……」

キラーマジンガ「―――認証、完了しました」

少女「勇者一行の身体情報を全て教えろ」

キラーマジンガ「了解しました」

少女「よし……これで……!!!」

キラーマジンガ「どなたからお聞きになりますか?」

少女「勇者だ。奴の弱点を教えろ」

キラーマジンガ「了解しました。―――彼の弱点は女性です」

少女「え?」

キラーマジンガ「彼は異性に近づくと緊張から体温を上昇させ、発汗しています。恐らく女性に免疫がない、あるいは何らかの精神的外傷があるものと判断します」


487 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府):2012/06/18(月) 23:19:07.08 ID:6jHxUJYMo
少女「本当か……?」

キラーマジンガ「間違いありません。私と代理マスター認証をする際、目の焦点も定かではありませんでした」

少女「あの魔法を使う女は?」

キラーマジンガ「彼女の弱点は魔力の制御ができないところにあります。彼女の先天性の障害があると思われます」

キラーマジンガ「彼女の体組織では魔法の発動が困難でしょう。発動し、対象に損傷を与えるためには相対距離を無くす必要があります」

少女「あの修道女は?」

キラーマジンガ「彼女もまた魔力を制御できないところにあります。先天性の異常により、一度流れ出した魔力を自分の意思では停止することができません」

少女「なるほど。では、あのエルフは?」

キラーマジンガ「平均的なエルフ族の能力であり、秀でたものも劣っているものもありません」

少女「どういうことだ?」

キラーマジンガ「長所も短所もありません」

少女「……」

キラーマジンガ「以上です」

少女「……そ、それだけか?もっとないのか?」

キラーマジンガ「ありません。各ステータスも平均的な人間と変わりがないため、弱点は言えません」


488 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府):2012/06/18(月) 23:25:38.17 ID:6jHxUJYMo
少女「バカな……それだけの弱点を抱えながら……どうやって数々の魔物を……」

キラーマジンガ「……」

少女「本当に目を見張るようなところはないんだな?」

キラーマジンガ「ありません」

少女「……」

キラーマジンガ「ありません」

少女「わかった。マスターを辞退する。もう一度、奴を代理マスターとして認証しろ」

キラーマジンガ「何故でしょうか?」

少女「お前が嫌いだからだ」

キラーマジンガ「マスターのことは私、大好きです」

少女「いいから言われた通りにしろ!!」

キラーマジンガ「しかし、次のマスター登録は現マスターが亡くならない限りはできません」

少女「……こっちにこい」

キラーマジンガ「はい」

少女「本当に手間がかかるな……!!こんな奴を部下になんて死んでも御免だ……!!」


489 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区):2012/06/18(月) 23:27:04.30 ID:8pSWW+iLo
弱点 とは 言えません
かな?
まぁいいかすまん続けてくれ


490 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府):2012/06/18(月) 23:30:10.60 ID:6jHxUJYMo
―――郊外

少女「よくみておけ」

キラーマジンガ「はい」

少女「……っ」メリメリ

キラーマジンガ「……」ジーッ

ドラゴン「―――どうだ!!!」

キラーマジンガ「マスター……マスター……」オロオロ

ドラゴン「マスターは死んだ!!」

キラーマジンガ「マスター……埋葬を……」

ドラゴン「そういえば埋葬までしなければいけなかったか」

キラーマジンガ「マスターのご遺体がない……」オロオロ

ドラゴン(こいつには死んだふりも通用しないな。なら―――)

少女「―――ここだ」

キラーマジンガ「マスター!!!マスタァァ!!!生きていたのですね!!!」テテテッ

少女「……」


491 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府):2012/06/18(月) 23:35:27.58 ID:6jHxUJYMo
―――宿屋

勇者「遅いですね」

エルフ「はなれて」ググッ

勇者「まあまあ」

魔法使い「でも、本当にちょっと不安ね」ギュッ

勇者「あっつ!?火傷した!?―――応急処置!!!」ムニュ

僧侶「あぁん」

魔法使い「……」

キラーマジンガ「―――遅くなりました」

少女「ごめんなさい」

勇者「キラちゃん。首尾は?」

キラーマジンガ「残念ながら、彼女の自宅はありませんでした。マスター」

勇者「そうか……」

魔法使い「残念ね」

少女(どうやら演技ぐらいはできるようだな。そのままお前は勇者をマスターだとしておけ。付き纏われては敵わない)


492 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府):2012/06/18(月) 23:42:12.05 ID:6jHxUJYMo
僧侶「すぅ……すぅ……」

勇者「じゃあ……この子は……僕が保護するとして」

魔法使い「然るべき場所に預けるべきよ」

勇者「しかし!!この子はもう結婚できる!!!」

魔法使い「できないわよ!!」

勇者「まだ子どもの産める状態ではないと?そんな……そんな馬鹿な……」

少女「あの……」

エルフ「どうしたの?」

少女「わ、私のパパとママね……こことは違う街にいるの……」

勇者「本当に?」

少女「うん」

魔法使い「どこ?」

少女「海が見える街」

勇者「港町か」

エルフ「えっと……この辺で港町っていったら……」ペラッ 



503 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府):2012/06/19(火) 22:02:01.15 ID:S4OnmIi3o
勇者「ここしかないでしょうね」

エルフ「そこまで遠くないし、ボクたちも船に乗って次の国を目指すっていうのもアリかな」

少女「……」

魔法使い「船旅かぁ」

キラーマジンガ「前マスターが言っていました。まだ海水は危ないと」

魔法使い「錆びるの?」

キラーマジンガ「はい」

勇者「……いいのですか?」

エルフ「え?」

勇者「船旅となれば多くの人間と鮨詰めに」

エルフ「な、なんで、そんなこと……ボクは別に……」

勇者「……」

魔法使い「とにかくこの子の自宅を探すのが最優先よね?がんばりましょう」

勇者「ええ。ご両親に挨拶はしておかないといけませんしね」

少女「ありがとう……」


504 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府):2012/06/19(火) 22:07:04.30 ID:S4OnmIi3o
―――夜 宿屋 屋上

エルフ「……」

勇者「ここにいましたか」

エルフ「どうかした?」

勇者「今なら里に戻れますよ?」

エルフ「……」

勇者「嫌なんですよね、人間が多い場所は」

エルフ「嫌というか……人間は醜い生き物だって聞かされて育ったから」

勇者「この街に来るときも、嫌そうでしたものね」

エルフ「よく見てるね」

勇者「だって僕は勇者ですから」キリッ

エルフ「人間は嫌い。だけど……魔王も好きじゃない」

勇者「え?」

エルフ「あの魔道士はエルフ族をもエサにしていた。なのに魔王は野放しにしていた。それって、ボクたちを魔族としてみてないってことになるよね?」

勇者「魔族間での確執、というには些か酷いですね」


505 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府):2012/06/19(火) 22:15:26.41 ID:S4OnmIi3o
エルフ「今回の一件で分かった。魔王はいつかボクたちを狙ってくる」

勇者「……」

エルフ「人間の次は……きっとエルフ……そう思う」

勇者「そうですか」

エルフ「だから、魔王は倒さないといけない」

勇者「人間と協力してでも?」

エルフ「死ぬのは嫌だから」

勇者「分かりました。では、僕にもそのお手伝いをさせてください」

エルフ「何言ってるの?貴方は元々、魔王を倒すために……」

勇者「僕の目的は飽く迄も多くの側室に囲まれて老衰死ですから。魔王討伐なんてその目的達成のための手段でしかありませんよ」

エルフ「そう……なんだ……」

勇者「はい。ですから、貴女が目指す魔王討伐とはまた志しが違います」

エルフ「……」

勇者「貴女を殺させはしない。貴女を守りましょう。我が命に代えても」

エルフ「臭い台詞。それ、みんなに言ってるでしょ?」


506 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府):2012/06/19(火) 22:19:20.72 ID:S4OnmIi3o
勇者「いえ。言ってません」

エルフ「嘘つき」

勇者「それに僕から頼み込んだという形にしておくことも大事かと思いまして」

エルフ「どうして?」

勇者「人間と協力したとなると角が立つでしょう。でも、勝手についてきたならまだ印象はそこまで悪くなりませんよ」

エルフ「そうかな」

勇者「間違いないです。僕のことは悪質な変質者だと思ってくれて構いません」

エルフ「実際、そうだし」

勇者「え!?そんなぁ!!どこがぁ?!」

エルフ「ボクを脅して同行させようとしたり、意味もなく肩を抱いてきたり……」

勇者「それは貴女が美しいからですよ。むしろ貴女が悪いと思います」

エルフ「……」

勇者「好きだ!」

エルフ「はいはい。おやすみ」スタスタ

勇者「好きだ!!!側室になってくれぇ!!」


507 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府):2012/06/19(火) 22:26:18.05 ID:S4OnmIi3o
―――宿屋 廊下

キラーマジンガ「マスター」

少女「やめろ」

キラーマジンガ「マスターの実力と私の力があれば、人間3人とエルフ1人程度なら問題ありません」

少女「奴らの能力が判明するまで直接的な戦闘はするなと魔王様に言われている」

キラーマジンガ「魔王という人はマスターの力を過小評価しているのではないでしょうか?」

少女「いいか?奴らよりも実力が上であった魔物が次々にやられている。もしこちらの想定を超えてくると怪我だけでは済まないだろう」

キラーマジンガ「しかし」

少女「いいから俺にはもう話しかけるな。お前のマスターは勇者。そうだったな?」

キラーマジンガ「はい。マスターにそのように言われています」

少女「絶対に俺が―――」

エルフ「何してるの?」

少女「……ううん。ちょっとトイレに……」

キラーマジンガ「はい」

エルフ「そう……。明日は早いから夜更かしはしないようにね」




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[ 2012/07/08 09:57 ] 勇者「」or魔王「」 | TB(0) | CM(0)
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