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男「天然だけは許せん」2/2



男「天然だけは許せん」




115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/17(火) 16:37:42.54 ID:E4d3BngL0
~昼休み~

天然子「男君!」

男「なんだいきなり」

天然子「私成長したよねっ!」

男「…まあ四月からしてみれば成長したかな」

天然子「うふふ…私はやればできる子なんだ。決めたっ!男君!」

男「なんだ?」

天然子「私も男君みたいに完璧になるっ!」

男「はいはい」

天然子「むー…適当な返事ー」

男「なれるんじゃないかなー」

天然子「棒読みで言わないでよっ!」

男「まあ頑張れ」

天然子「ふぬぬ…」




元スレ
男「天然だけは許せん」




116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/17(火) 16:42:09.43 ID:E4d3BngL0
男(さて…掃除かっていっても場所変わったし天然子もいないから退屈だな)

男(それはそれで平和だしいいんだがな…)

男(ん…?あそこで喋ってるのは女と天然子か?)

男(立ち聞きするのも悪いし離れるか)

『…でね男君がね』

男(…と思ったが俺の話してるみたいだし聞くか)


117 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/17(火) 16:50:18.07 ID:E4d3BngL0
女「…ふーんじゃあ最近天然子がちゃんと出来る子になったのは男のおかげなんだ」

天然子「うん!男君が放課後色々なことを教えてくれたんだよ!」

女「…へえそうなんだ」

天然子「だからもう私は出来る子なの!次は完璧な人間を目指すんだよ!」

女「…ならもう男の助けはいらないよね」

天然子「え…でも」

女「…出来る子は一人でもちゃんとやっていけるし、完璧な人間ならなおさらだよね」

天然子「そっ、そうかな…?」

女「そうだよ。これからは一人で大丈夫よね」

天然子「うん…一人で大丈夫…男君はもういらない…」

女「じゃあこれからも頑張ろうね」

天然子「うん…」


118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/17(火) 16:53:22.59 ID:E4d3BngL0
男「…」

男「…掃除するか」

男(…いらないか)

男(なんかショックだな)

男(飼ってたペットに逃げられた気持ちってこんなことを言うんだろうな…)

男(はあ…放課後ももうやめるか)


121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/17(火) 16:58:58.61 ID:E4d3BngL0
~放課後~

男「うーっす来たか」

天然子「うん…」

男「お前自分でも成長したって言ってたしもう俺の指導は終わりな」

天然子「えっ!でっ、でも」

男「なに、お前ならきっと一人で生きていけるさ」

天然子「わっ、私まだミスすることいっぱいあるよ!」

男「これからはそのミスも一人で解決していくんだよ」

天然子「こっ、転ぶ癖も直ってないし」

男「ああ、それは一生無理だ」

天然子「ええっ!?」




 
123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/17(火) 17:04:25.39 ID:E4d3BngL0
男「まあとにかく頑張れ」

天然子「でっ、でもこれからも一緒に帰ってくれるよね…?」

男「それもなしだ」

天然子「やだよっ!一緒に帰ろうよっ!」

男「今まで奇跡的に噂にならんかったが今後見られて変な噂が立つとも限らんし」

天然子「やだよぉっ…やだよぉっ…」

男「なに、泣くな。これはお前が成長した証なんだから」

天然子「グスッ…」

男「じゃあな、また明日」



125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/17(火) 17:12:35.98 ID:E4d3BngL0
男(さて…これからは勉強に集中できるな)

男(まあ人生別れはつきものだ)

男(この別れを糧に一生懸命やっていこう)

男(うんそれでいこう!)

男(…)

天然子「グスッ…行かないでよう…」

男「ついてくんなって!」

天然子「やだぁ…グスッ…置いてかないで…」

男「知らんっ!俺はもう帰るぞ」

天然子「待って…きゃあっ…!」

ズデーン

男(振り返るな…振り返るな…)

天然子「男君…!行かないで…うわああああああああああん」


126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/17(火) 17:19:56.17 ID:E4d3BngL0
男「ただいまっ…!」

男(姉さんはまだ帰ってきてないか)

男(ああもう…なんでこんなにもやもやするんだ)

男(これでいいはず…これでいいはずなんだ)

男(ああもうっ…)

男(何も悪いことはしてないのに…!)

男(もういい寝よう…)


128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/17(火) 17:23:07.05 ID:E4d3BngL0
姉「ただいま」

男「…」

姉「自分の部屋に居るの?いるなら来なさい。捨て犬を拾ってきたから」

男(捨て犬…?)

男「今行くよ姉さん…」

姉「ちゃんと姉を迎えることもできないのかしら?」

姉「それとほら、玄関先で拾ったから」

天然子「ヒック…ヒック…」

男「…」

姉「とりあえず鼻血やらすり傷やらいっぱいあるから救急箱もってきなさい」

男「…はい」


129 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/17(火) 17:29:48.85 ID:E4d3BngL0
姉「…大体手当し終わったわ」

男「ありがとう姉さん」

天然子「グスッ…ヒック…」

姉「それでうちの前でボロ雑巾になって泣いていた理由を説明してもらえるかしら?」

男「それは…」

天然子「わだしが…ヒック…いけないの…ヒック…」

姉「どういうことかしら?」

天然子「いままで…男君に…ヒック…いっぱい面倒見てもらったのに…ヒック…もう男君のことなんて…ヒック…いらないなんてちょっとだけ思ったから…」

姉「…」

天然子「男君は完璧だから…ヒック…それに気付いて…ヒック…私を見捨てただけだから…ヒック」

男「…」



133 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/17(火) 17:36:42.07 ID:E4d3BngL0
天然子「ヒック…わだしが…ヒック…わだしが悪いのぉ…」

男「…」

姉「もういいわ。十分だわ」

姉「さっきからそこで黙ってる未熟者、今すぐこの子に謝りなさい」

天然子「…ヒック…男君は…ヒック…悪くないよ」

姉「黙りなさい犬、何はともあれ突き放したのはうちの馬鹿のようだから」

男「ごめん…天然子」

姉「もっとしっかり謝りなさい」

男「すいませんでした!天然子さん」

姉「それでいいわ。あと本人もそれを望んでるみたいだし、飼い主ならちゃんと最後まで面倒見てあげなさい」

男「はい姉さん…」

姉「また明日から前のような関係でいなさい。それとそこのワンちゃん」

天然子「ヒック…はい…」

姉「今日はうちでご飯食べて行きなさい。私が作ってあげるから」

天然子「ヒック…ありがとうございます」




 
135 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/17(火) 17:40:41.34 ID:E4d3BngL0
男(姉さんが飯作り終わるまで俺の部屋に居ろって言ったけど…)

天然子「…ヒック」

男(気まずいな…)

男「あー…天然子」

天然子「…ヒック…何?」

男「…今日は本当に悪かった」

天然子「うん…グスッ…でも…今までのままでいてくれるんだよね」

男「うん、だからもう泣くな」 ナデナデ

天然子「うわあああああん」 ギュッ


136 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/17(火) 17:43:32.98 ID:E4d3BngL0
天然子「今日は本当にありがとうございました…」

姉「構わないわ、またいつでも遊びに来なさい」

天然子「はい…」

姉「あとさっきこのできそこないのことを完璧だって言ってたけどそこだけは否定しておくわ」

天然子「…?そうなんですか?」

姉「うちの弟は本当に出来の悪い子よ」

天然子「はあ…」

男「…」

天然子「じゃあ…お邪魔しました」

天然子「男君…また明日ね」

男「ああ」



138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/17(火) 17:46:01.77 ID:E4d3BngL0
男「…迷惑かけたね姉さん」

姉「こんなの迷惑の内にも入らないわ」

男「姉さんは天然子さんの面倒なんてみないと思ったんだけどね」

姉「流石に玄関先で泣いてる捨て犬を放置できるほど私は冷酷じゃないわ」

男「はは…犬って」

姉「…それにペットに欲情することはないだろうし」

男「…?」


139 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/17(火) 17:49:31.21 ID:E4d3BngL0
~翌朝~

男「…姉さん」

姉「なにかしら?」

男「…しばらく寝たフリしてたんだけどどうして起こさないでずっと僕の方を見てたの?」

姉「…あなたの馬鹿みたいな寝顔を見るのは飽きないから」

男「はあ…そうですか」

姉「それよりももう来てるわよ」

男「うん…」



 
147 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/17(火) 18:19:22.64 ID:E4d3BngL0
天然子「おはよう男君!」

男「朝から元気だな…」

天然子「うん…だって男君と一緒に行けるの嬉しいもん…///」

男「そうか…そんなに一人で転ぶのが嫌なんだな」

天然子「そんなんじゃないもんっ!」

男「まあなんだその…」

天然子「なあに?」

男「これからもよろしく」

天然子「うんっ!」



おわり?



171 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/17(火) 19:35:33.00 ID:E4d3BngL0
天然子「よーし!今日もはりきっていこー」

男「へいへい…」

天然子「今日も私たちが教室いちばんの…」

お嬢様「おはようございます男さん、天然子さん」

天然子「な…私たち最強コンビが負けた…?」

男「おはようお嬢様さん」

お嬢様「男さんにいいたいことがあって今朝は教室で早くからお待ちしていました」

男「なに?」

お嬢様「今度のテストで、学年トップの座を奪います」

男「はは…お手柔らかに頼むよ」

お嬢様「では、私はこれで」


172 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/17(火) 19:39:48.44 ID:E4d3BngL0
天然子「ええと…誰だっけ」

男「去年俺が同じクラスだったお嬢様さん」

天然子「ふーん…なんでまた目の敵みたいにされてたの?」

男「さあ…俺が成績優秀すぎるからじゃないかな」

天然子「嫌な言い方…ってか男君学年トップだったんだ」

男「優秀だからな」

天然子「成績が良くても性格が悪ければダメなんです~」

男「少なくともお前みたいな頭よりはマシさ」

天然子「むー…」



 
179 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/17(火) 20:07:12.90 ID:E4d3BngL0
男「そういやテストか…お前成績大丈夫なの?」

天然子「へっへーん私って意外と成績いいねーって言われるんだよ」

男「どのくらいだ?」

天然子「学年でちょうど半分くらい」

男「…まあ普段の行動からすれば意外と良いのか?」

天然子「どうして疑問形なの!ちゃんと頑張ってんだよ!」

男「なら…もっとあげろ」

天然子「えっ…?十分じゃない」

男「成績は上の方が良い」

天然子「じゃあ男君教えて!」

男「自分のとお前の普段の面倒みるので精いっぱいだ」

天然子「むー…けち」

男「それくらいは自分でやれ」


182 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/17(火) 20:17:07.04 ID:E4d3BngL0
友「男っ!悪いが今度のテスト前に勉強会開いてくれっ!」

男「いいよ友じゃあいつ頃が良い?」

女「わっ、私も行きたいんだけど…」

男「女さんの頼みなら断れないな」

天然子「私も!」

男「…天然子さんも来たいんだぁ…仕方ないなぁ…本当に天然子さんはしょうがないなぁ」

天然子「あう…」

モブ「私もーいきたーい」

モブ「俺も試験期間中は部活ないし分からないとこは男に聞きたいわ」

友「…ならとりあえず試験前一週間くらいに放課後残って自習ついでに質問があれば頭いい奴に聞くって体制でいいか」

男「うん、分かった」


183 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/17(火) 20:22:13.98 ID:E4d3BngL0
~放課後~

天然子「男君は凄いな~一気に皆集まったね」

男「伊達に一位を維持してる訳じゃないからな」

天然子「…なら私も一位とる!」

男「お前の頭じゃ無理だな」

天然子「何をー!ってあれ?あそこにいるのは…確か」

男「お嬢様さん?」

お嬢様「…こんにちは男さん」

男「何か僕に用かな?」

お嬢様「はい」


185 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/17(火) 20:28:05.58 ID:E4d3BngL0
お嬢様「…今日一日男さんを観察していました」

天然子「すごい!私でもそんなの無理だよ」

お嬢様「テストが近いと言うのに、天然子さんの相手ばかりをして随分余裕なんですね」

男「はは、今回ばかりはお嬢様さんに負けるかもしれないね」

お嬢様「ふざけないでくださいっ!私があなたに勝つためにどれほど努力してきたと思ってるんですか…?」

男「ごっ、ごめん!じゃあ僕も本気でやるから」

お嬢様「天然子さん」

天然子「はっ、はい!なんでございましょうか」

お嬢様「私たちの勝負を邪魔しないでください」

天然子「かしこまりました!」

お嬢様「…分かってくれればいいんです。じゃあ私はこれで帰ります」


186 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/17(火) 20:28:15.13 ID:rts9V5Z3O
きっと世間知らずのお嬢様だから保健体育の実技を教えてもらいに来たんだろう


188 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/17(火) 20:35:45.41 ID:E4d3BngL0
天然子「すごいなあ…黒いピッカピカの車がおむかえにきてたよ」

男「資産家の一人娘らしいからな。そりゃ大事にされるさ」

天然子「なんでそんな人がうちに来てるんだろうね?私立のお嬢様学校とかあるのに」

男「一応うちは公立ではトップ高だが…私立のほうがレベルは高いのにな。確かに不思議だ」

天然子「まさか…男君との最終決戦に臨むために…」

男「彼女と知り合ったのは一年の時だバカ」

天然子「バカじゃないもんっ!」

男「はいはいじゃあ俺はここで」

天然子「あ…」

男「なんだ?うちに寄っていきたいのか?」

天然子「うん…///」

 
191 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/17(火) 20:39:37.98 ID:quCfWCid0
俺も天然だけど、完璧な女の子に出会ったことがない


192 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/17(火) 20:40:21.65 ID:E4d3BngL0
男「ただいま」

姉「おかえりなさい…あら?久しぶりね、わんこちゃん」

天然子「お邪魔します…お姉さん」

姉「あがりなさい、今日はご飯食べて行くのかしら?」

天然子「ぜっ、是非!」

姉「ふふ…分かったわ」

男「んじゃ飯できるまで俺の部屋行くか」

天然子「うっ、うん!」


194 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/17(火) 20:46:26.24 ID:E4d3BngL0
男「うちによったついでだ、勉強もみてやるから」

天然子「ほっ、ほんと?も~男君素直じゃないんだから~」

男「…と思ったがやめた」

天然子「ごめんなさい調子に乗りました」

男「分かればいい。じゃあとりあえず英語から」

天然子「そういえばさ、男君」

男「なんだ?」

天然子「お嬢様さんはどれくらい頭いいの?」

男「学年二~五位くらいをふらふら」

天然子「あう…レベルが違う」

男「生まれも頭もお前じゃ一生叶わないな」

天然子「大事なのは個性だよ!」

男「開き直るな」


195 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/17(火) 20:52:35.32 ID:E4d3BngL0
天然子「ごちそうになりました!お姉さんの料理は世界一です」

姉「うふふ…褒められると悪い気はしないわね。この後もここに居てもいいのよ?」

天然子「いえ、そこまで迷惑はかけられないので。それじゃあまた明日ね、男君」

男「ああ、また明日」

天然子「お姉さんもまた明日」

姉「ええ」

ガチャッ

男「姉さん最近天然子のこと気に入ってる?」

姉「そうね…あの子はあなたと違って可愛げがあるし」

男「さいですか」

姉「…心配なのは最近ペットが発情期にならないかってことぐらいなんだけどね」

男「?」



199 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/17(火) 21:20:41.68 ID:E4d3BngL0
天然子「男くーん!」

男「なんだ…?」

天然子「先生に任された仕事ちょっと手間取っちゃって…」

男「全く…成長したと思ったらすぐこれだ」

天然子「ごめんなさい…」

男「いいから貸してみろ」

お嬢様「いい加減にしてくださいっ!」

天然子「きゃっ!」

ズデーン

男「お嬢様さんどうしたの?」

天然子「あいたたた…」

201 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]投稿日:2012/04/17(火) 21:30:52.41 ID:uD5834AC0
間接的にお嬢様の邪魔もしとるwww


202 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/17(火) 21:32:50.33 ID:E4d3BngL0
お嬢様「男さんっ!本気で私に勝つ気でいるんですかっ」

男「うん」

お嬢様「じゃっ、じゃあなんで勉強もせずに四六時中天然子さんとべたべたしてるんですか?」

男「天然子さんは副委員長だから良くいるのかもしれない。それとお嬢様さん僕らのこと見てたの?」

お嬢様「そっ、それは…そんなことよりもっ!二人は委員長副委員長という関係以上に見えますっ!」

天然子「そうだよ!私は放課後に男君に手とり足とり教えてもらってるの」

お嬢様「不純ですっ!放課後に二人でいやらしいことをしてるなんてっ!」

男「いや天然子さんとだけはありえないよ」

お嬢様「…危機感がないようですね。今度のテストで負けた方が勝った方の言うことをなんでも聞くってのはどうですか?」

男「いいよ」

お嬢様「いっ、いいんですか!?良く考えた方が…」

男「大丈夫だって」

お嬢様「わっ、分かりました。覚悟しておいてください」


203 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/17(火) 21:38:59.83 ID:E4d3BngL0
天然子「行っちゃたね」

男「なんだかんだであの人も変わってるな」

天然子「なんでも…あちら側の要求はなんでしょうかね?」

男「ぜーんぜん想像もつかないな」

天然子「ここはベタに…私のお婿さんになってください!とかかな?」

男「それなら大歓迎だな。楽して金と地位が手に入るわけだし」

天然子「いっ、いいの?お金と地位のために結婚していいの!?」

男「完璧になるためには最高だろう。お嬢様も美人なんだし奥さんとしてはふさわしいだろうし」

天然子「あう…そっ、そうだ!男君は勝ったら何を頼むの?」

男「…とりあえず金かな」

天然子「…最低だね」


204 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/17(火) 21:42:41.27 ID:E4d3BngL0
天然子「とりあえずお嬢様さんいわく私が男君の邪魔してるみたいなんだけど…いいの?」

男「そのくらいで下がる成績じゃないよ」

天然子「うんっ!そうだねっ!」

男「お前は少しは反省しろよ」

天然子「うう…してるもん」

男「はあ…まあとりあえずその仕事を片付けるぞ」

天然子「あう…」


208 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/17(火) 21:54:59.59 ID:quCfWCid0
さあ、どうなる



209 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/17(火) 21:55:06.25 ID:E4d3BngL0
男(さて…大見栄をはったものの)

男(実際ヤバいかもしれんな)

男(まあ普段通りやれば問題ないだろうけど)

男(それに‘なんでも’ってもが凄い嫌な予感がする…)

男(まあある程度は頑張っておくか)

姉「なにぼーっとしてるのかしら」

男「…姉さんもし誰かに対して何でもお願いしていいって言われたらどうする?」

姉「…そうね相手によるかもしれないけどお金かしら」

男(ここんとこ姉弟だなー)

姉「…それが好きな人ならずっと一緒に居て欲しいとか」

男「姉さんも結構可愛いとこあるんだね」

姉「そうかしら…」

男(ふうむ…勝っても負けても地獄のような気がしてきた)

213 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/17(火) 22:13:50.07 ID:E4d3BngL0
~テスト当日~

男(なんだかんだで普段通り勉強できたか)

友「うっし!今度は男に教えてもらったし大丈夫だな」

女「男、教えてくれてありがとね。自分の勉強はちゃんとできた?」

男「大丈夫だよ女さん。僕は普段通り出来たから」

天然子「うう…鬱だ」

男「…」

男(そういやお嬢様さんはここんとこ見かけてないけどどうしてるんだろう?)


215 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/17(火) 22:20:42.63 ID:E4d3BngL0
天然子「あれ?あそこにいるのお嬢様さんじゃない?」

男「ほんとだ…なんかぐったりしてるけどそこまで根を詰めてやったんだろうか」



お嬢様「男さんとデート…男さんとお食事…男さんと旅行…男さんとけ…」

お嬢様「ダメですっ!そっ、そんなこと考える暇があるなら集中しないとっ!」

お嬢様「でもでもっ!男さんが勝って無理やりいやらしいことを強要されるのも…」



天然子「何か一人でブツブツ言ったり興奮したり落ち込んだりしてるように見えるね…あの人変だよ」

男「お前にだけは言われたくないだろうよ」

天然子「話に行く?」

男「…いや、いいよ。なんか悩んでるみたいだし」

218 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/17(火) 22:28:30.95 ID:E4d3BngL0
男(ふう…これで三日目終了か…んがー!疲れたあー)

友「死んだ…」

男「これに懲りたら普段の授業から真面目にやろうね」

友「了解です…」

男「女さんはどうだった?」

女「ばっちりだよ!男のおかげだよっ!そっ、それでよかったらお礼に一緒にご飯でも…」

天然子「男君っ!ばっちりだったよ」

男「…良かったね天然子さん。女さん?今さっき何かいいかけたけど良く聞こえなかったんだ」

女「…なんでもない」

天然子「男君!打ち上げやろう打ち上げっ!」

男「はは…天然子さんは元気だなあ」



220 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/17(火) 22:38:42.11 ID:E4d3BngL0
天然子「ふがーそれにしても疲れたなぁ」

男「他の皆に聞いてみたけど今日から部活で忙しい人が多いみたいだから打ち上げはまた今度な」

天然子「むー…打ち上げしたかったなぁ…」

男「機会はいつでもあるさ。それよりも今日は家に寄ってけよ」

天然子「何かあるの!?」

男「とりあえず姉さんが美味しいもの頼むって言ってたから。今から連絡いれれば天然子の分も頼んでくれそうだし」

天然子「そっ、そんなに迷惑かけてもいいのかなぁ…?」

男「たぶん大丈夫だよ。姉さんも可愛いペットができたみたいだって喜んでるし」

天然子「ぺ、ペット!?妹じゃなくて?」

男「人間として見られてないんじゃないか?」

天然子「うう…」

男「ってあれ?お嬢様さん?」




222 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/17(火) 22:46:44.43 ID:E4d3BngL0
お嬢様「…うう…全然だめでした…」

男「おーい、お嬢様さん」

お嬢様「おっ、男さん…それに天然子さんも」

男「テストお疲れ様。これから修学旅行もあるし楽しみだね」

天然子「あっ、そうだった!凄い楽しみ!」

お嬢様「…聞かないんですね」

男「何を?」

お嬢様「…テストの出来です」

男「別に聞いても結果は変わらないだけだし、あとは返却を待つのみだよ」

お嬢様「…何も話したくはありません」

お嬢様「…私はもう帰るっ!…ってきゃっ」

ドテーン

男「だっ、大丈夫?(なにもないところで転んだ!?まさかあのアホのがうつったのか!?)」

お嬢様「へっ、平気ですっ!私はもう行きますからぁっ!」


223 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/17(火) 22:54:56.55 ID:E4d3BngL0
天然子「いっちゃったね…お嬢様さんテスト悪かったのかな…?」

男(まさかこのアホのは感染するタイプなのか…?)

天然子「男君…?」

男(だとすると結構な時間一緒に居た俺は既に感染しているのでは…)

天然子「男君ってば」

男(完璧な俺は一般人よりも耐性があるかも知れんが…まずいぞっ!これはまずいっ!)

天然子「男君!」

男「寄るなっ!俺に近づくんじゃない!」

天然子「えっ!?えっ!?なんで?」

男「天然がうつる!そうなれば俺の完璧が崩れてしまう!」

天然子「うっ、うつらないよ!それに私天然じゃないもん!」

男「黙れっ!お前は天然だっ!いいか…お前は今すぐ病院に行って他人にうつす前にその頭を治療してこい」

天然子「ひどいよっ!今の男君のほうがよっぽど変だよっ!」

男「なっ…!?」

225 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/17(火) 23:01:33.91 ID:E4d3BngL0
男(ありえない…ありえない…)

友「…どーした男死にそうな顔して。テスト全部かえってきたけどそんなに悪かったのか?」

男「なっ、なんでもないよ…」

男(ありえない…ありえない…)

女「男?ここ一週間くらいすっごく気分悪そうにしてるけど本当に大丈夫?」

男「大丈夫だってば…」

男(アホに天然と指摘されるなんて…)

天然子「男君…」

男「寄るなっ」

天然子「なんでっ!?」

友「おいおい…男が怒鳴るとか相当きてるな…一旦休んでこいよ」

男「うん…そうする」


226 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/17(火) 23:05:16.69 ID:E4d3BngL0
友「男、今日のLHRで順位が返されるからってそんなにあせることなんてないぜ」

男「うん…」

天然子「私が保健室まで連れて行ってあげるよ」

男「寄るなっ!」

天然子「だからなんでっ!?」

女「男…本当に大丈夫?」

男「大丈夫…保健室にも一人でいけるから…」


227 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/17(火) 23:08:52.21 ID:E4d3BngL0
男(ありえない…ありえない…)

男(俺は天然なんかじゃない…天然なんかじゃない)

男(ちょっとあいつの思考がうつってしまっただけだ…すぐに治る…)

男(俺は完璧だ…完璧だ…)

先生「おー男、大丈夫かー?」

男「…はい大丈夫です」

先生「もうLHR終わっちまったからな、ほれ荷物と成績のまとめ」

男「…ありがとうございます」

先生「しっかしまた一位とは流石だなー」

男「…はい」

先生「本当に大丈夫か?送ってやろうか」

男「…いえ一人で帰れます」

先生「そうか、気をつけてな」


228 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/17(火) 23:12:56.55 ID:E4d3BngL0
男(そうだ…俺はまた一位をとったのだ…)

男(これは俺が完璧だと言う証じゃないか…)

お嬢様「…男さんこんなところにいたんですか」

男(俺は天然なんかじゃない…違う!断じて違う!)

お嬢様「男さんっ!」

男「…お嬢様さん?僕に何か用?」

お嬢様「…話があります。教室までついてきてください」


229 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/17(火) 23:18:17.85 ID:E4d3BngL0
お嬢様「順位のこと…友さんから聞きました流石ですね」

男(もし仮に俺が天然だというのなら…今までの努力はなんだったというのだ…)

お嬢様「私は…私は一桁にすらなれなかった…!」

男(完璧になるために血のにじむような努力をしてきたのに…それがこんなところで…!)

お嬢様「約束です…私になんでもいいつけてください」

男(体育祭でも活躍できるように毎日のように走ってきた…クラスマッチで部活連中に負けないように特訓もした…)

お嬢様「男さん!聞いてるんですかっ!」

男(勉強はいわずもがなだ…)


231 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]投稿日:2012/04/17(火) 23:22:33.53 ID:E4d3BngL0
お嬢様「まっ、まさか…私のことをどうしようかと…いっ、いやらしい妄想を!?」

男(それが…それが…こんなところで)

お嬢様「わっ、私の●●●●を後ろからいきなり●●●●いて…下着を無理やり脱がされて…」

男(いやだあ…俺の生きる意味が…)

233 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/17(火) 23:27:41.17 ID:E4d3BngL0
お嬢様「●●●●●●を…指でつままれて…そのあと●●●されて…ダメ…いくらなんでもそんなことはダメです…!」

男(ああ…ああ…)

お嬢様「そっ、それとも●●●を咥えさせようとするんですかっ!?私に●●●させようとするんですか!?」

男(いやだいやだいやだいやだいやだいやだ…)

お嬢様「ダメです…!何でも言うこと聞くって言いましたけどっ!そんなの私には無理ですっ!」

男「…ぼくのいうことなんでもきいてくれるの?」

お嬢様「…はい…約束は…約束ですもんね」

男「…ほんとうに?」

お嬢様「はい…///」


234 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/17(火) 23:31:49.57 ID:E4d3BngL0
男「じゃあさ…!」

お嬢様「っ…!」

男「…ぼくはてんねんじゃないっていって」

お嬢様「ダメですっ!いくらなんでもそんなこと高校生には刺激的すぎますっ!…ってはい?」

男「…ぼくはてんねんじゃないよぉ!」

お嬢様「男君はてっ、天然じゃないです」

男「ああ…ああ…!」

お嬢様「男君は天然じゃないです」

男「ああ…!」

お嬢様「男君は天然じゃないです」

男「もっと…もっと言って!」

お嬢様「天然じゃないです」

男「うあああああああああああああああああああ」


236 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/17(火) 23:36:22.24 ID:E4d3BngL0
男「ありがとうっ…グスッ…お嬢様さんは命の恩人だよ…」 ダキッ

お嬢様「おっ、男さん…!?」

男「そうだ…僕は天然なんかじゃない…まともな人間なんだ」 スリスリ

お嬢様「男さん…///」

男「お嬢様さんのおかげで救われたよ…!」

お嬢様「はっ、はいっ…///」

男「うん…もう大丈夫だよ…ごめんねみっともないとこ見せて」

お嬢様「いっ、いえ…///」

男「もうこんな時間か、帰ろうか」

お嬢様「はい…」


237 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/17(火) 23:40:15.17 ID:E4d3BngL0
お嬢様「…では私はここで」

男「うん、またね」

お嬢様「あのっ!男さん!」

男「なに?」

お嬢様「また…また相手してくれますか?」

男「うん!良いライバルがいてくれて本当にうれしいよ!」

お嬢様「はい…ではまた…///」

男「じゃあね」


240 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/18(水) 00:00:08.99 ID:m/3sgkjw0
~翌日~

天然子「むう…せっかく人が心配したのに邪険にあしらわれるわケロッと直ってるわ…」

天然子「全く…男君にはがっかりだよ…」

天然子「もっと頼ってくれていいのに…」

お嬢様「天然子さん」

天然子「お嬢様さんどうしたの?珍しく私に用かな」

お嬢様「はい…言っておきたいことがあって」

天然子「なになに?」

お嬢様「その…男さんのことが好きです」

天然子「へ?」

お嬢様「天然子さんには一応言っておきます。それじゃまた」

天然子「…?」


おわり


241 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/18(水) 00:00:34.33 ID:99vwQJR8i
お疲れ様


242 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/18(水) 00:00:47.25 ID:QIl28DXH0
明日一コマからなんでかんべんしてください
続きはたて直すんで



243 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/18(水) 00:02:15.42 ID:99vwQJR8i
うんにゃ、一日中お疲れ様です
ゆっくり休んでくれ


244 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/18(水) 00:04:11.04 ID:mDojO04d0
おk、お疲れ
よかったらまた完全版みせてくれよな!


245 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/04/18(水) 00:05:05.84 ID:ZMc656B80
とりあえず乙
以下略
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