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オタク「良質ギャルゲを手に入れたでござるwwwフヒヒww」1/2


オタク「良質ギャルゲを手に入れたでござるwwwフヒヒww」


オタク「良質ギャルゲを手に入れたでござるwwwフヒヒww」



1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/06(金) 11:02:15.75 ID:3rP55Ho10
オタク「では早速……インストール……」

オタク「どの子から攻略しようかな……」

オタク「この子かな……いや、やっぱりこのロリから攻めてみようかな」

オタク「ぶっひぃぃwwwwwwwwwwwww」

オタク「……よし。完了だ」

オタク「起動、起動っと」

オタク「……あれ?」

オタク「はじまらな―――」

ガチャ

ヒロイン「どうもー、こんにちはー」

オタク「!?」


2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/06(金) 11:03:29.82 ID:57NEwH/r0
なぜ俺の妄想を知っている


3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/06(金) 11:03:43.25 ID:FizPk+mz0
期待


4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/06(金) 11:05:46.76 ID:WpX0MwKx0
いきなり家に押しかけとか好感度MAXやな




元スレ
オタク「良質ギャルゲを手に入れたでござるwwwフヒヒww」




5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]投稿日:2012/01/06(金) 11:06:36.36 ID:3rP55Ho10
ヒロイン「うわ。くっさ」

オタク「だれだぁ!!」

ヒロイン「お買い上げありがとうございます」

オタク「え……?」

ガチャ

お嬢様「久々に違法ダウンロードではないお宅にめぐり合えましたわね」

姉「ほんとねー」

妹「やっはー、お兄ちゃん」

シスター「ふふ……神は我らを見捨てませんでした」

オタク「だ、だれだよぉ!!おまえらぁ!!」

ヒロイン「私たち、ヒロインです。ちなみに私がメインヒロイン」

お嬢様「ふん。パッケージにおおきく描かれているだけではありませんか!」

オタク「……?」

ヒロイン「さ、ギャルゲスタート!」


6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/06(金) 11:10:34.95 ID:3rP55Ho10
オタク「いや……まて……」

お嬢様「たかしー、足をもみなさい」

姉「お風呂はいってくるわ。覗かないでよ?」

妹「お兄ちゃん、あーそぼ」

シスター「では、ミサの時間です」

ヒロイン「お風呂にする?私にする?それとも……しょ く じ?」

オタク「……」

ヒロイン「あ、セーブします?このゲーム選択肢が山ほどありますからね」

お嬢様「はやくなさい」

オタク「まてよ!!だれだよ!!いみわかんねえよ!!」

ヒロイン「今、インストールしたじゃないですか」

オタク「はぁ?」

姉「ギャルゲのキャラクターだよ、私たち」

妹「大事にしてね?」

オタク「……」




 
9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/06(金) 11:16:40.99 ID:3rP55Ho10
シスター「どうやらマサルさんは事態を把握できてないのではありませんか?」

ヒロイン「そうなんですか?」

オタク「うん……全然……」

ヒロイン「チュートリアルターイム!!」

オタク「!?」ビクッ

ヒロイン「この度は『リアル恋愛シミュレーションゲーム・真剣恋愛(リアコイ)』をご購入いただきありがとうございます」

お嬢様「このゲームは、現実に五人のヒロイン、シークレットキャラ一人が現実に貴方の元に現れるわ」

姉「その中から一人と恋愛できればゲームクリア。期限は14日です」

妹「勿論、何度もやり直しができるので、失敗してもだいじょーぶだよ?」

シスター「ふぁいとです」

オタク「……」

ヒロイン「わかりました?」

オタク「全然」

ヒロイン「チュートリアルターイム!!」

オタク「もういい!!」




 
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/06(金) 11:21:08.30 ID:3rP55Ho10
お嬢様「では、肩をもみなさい、タケル?」

オタク「と、とにかく……もうこの状況がギャルゲなの?」

ヒロイン「はい、そうです!」

オタク「……」

姉「で、誰から狙うの?」

妹「私は二週目でいいよ?」

オタク「……あのさ」

シスター「なんでしょう?」

オタク「ど、どうやればいいの?」

ヒロイン「え?」

オタク「よ、よくわかんない」

ヒロイン「んー……まずは好感度をあげないといけませんね」

オタク「そ、そうなんだ……」

姉「ちなみに現時点では全員ゼロだからね。ほら、はやく好感度あげないとトゥルーエンドにならないよ?」

オタク「どうやってあげるんだ……?」




 
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/06(金) 11:25:17.15 ID:3rP55Ho10
シスター「ケンジさんの思うままで構いません」

オタク(さっきから適当に名前呼んでるな……)

ヒロイン「そうそう」

オタク「じゃあ……えっと……君」

お嬢様「わ、私ですか?中々、見る目が高いですわね」

オタク「えと……土足はやめてくれない?」

お嬢様「……」

姉「ぷー、ふられてやんの」

ヒロイン「かわいそう……」

お嬢様「……そう……そうなんですのね……」

オタク「え……?」

お嬢様「もういいですわ!!さよなら!!」

オタク「え?どうして……?」

シスター「シンジさんはなにもわかってませんね。乙女心を」

オタク「常識を指摘しただけなのに……」




 
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/06(金) 11:29:57.16 ID:3rP55Ho10
オタク「……」

お嬢様「でていきますわよ!!とめなくていいですからね!!」

ヒロイン「ほらほら、選択肢でてますよ?」

オタク「え?どこに?」

ヒロイン「目には見えませんが、止める・止めないの選択肢が今、あります」

オタク「そうなのか……」

お嬢様「でていくわよぉ!!いいのかしらぁ!!」

オタク「い、いくな!!」

お嬢様「……本当、ですの?」

オタク「傍にいてくれ」

お嬢様「……うれしい」

妹「おにいちゃんの女たらしー!!」

姉「全く、女の子なら誰でもいいのね」

ヒロイン「ショックです……」

オタク「なんだよ!!どうしたらいいんだよぉ!!」




 
31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/06(金) 11:35:08.93 ID:3rP55Ho10
お嬢様「では、罪滅ぼしに肩を揉んでもよろしくてよ?」

オタク「……わかった」

お嬢様「はー……中々、うまいですわね」

オタク「……」

ヒロイン「さてと、じゃあ私はお料理でも振る舞いましょう」

姉「これみてー、萌えフィギュアってやつじゃない?」

妹「うわー、お兄ちゃんオタクなんだ?」

オタク「やめろよ!!」

シスター「このゲームを買う男性の9割は童貞ニートオタクです」

姉「そっかぁ」

妹「大変だね」

オタク「……」

お嬢様「あら?童貞ですの?」

オタク「ちち、ちがうよ」

お嬢様「隠さなくてもよろしいですわ。顔に書いてあります」


32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/06(金) 11:38:30.99 ID:3rP55Ho10
オタク「……」

姉「お、なんだこの本?」

妹「きゃあ!お兄ちゃんのエッチ!!」

オタク「うわー!!」

シスター「なんと卑猥な……次のページをはやく」

姉「はいはい」

オタク「やめろ!!やめろぉ!!」

姉「あんたSM好きなの?大概にしときなさいよ?」

オタク「うるさい!!どうでもいいだろう!!」

妹「わ、わたし……いたいのやだな……」

オタク「そんなことしない!!」

シスター「では受けですか。ふっ……今、私の好感度が上がりました」

オタク「……」

姉「私は下がった」

お嬢様「私は上がりましたわ」



34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/06(金) 11:42:14.75 ID:3rP55Ho10
ヒロイン「もつ鍋完成しましたー!!」

オタク「……」

ヒロイン「あれ?どうしたんですか?」

お嬢様「私たちの好感度が下がったようですわ」

妹「お兄ちゃん、ごめんね?もう勝手に部屋に入ったりしないから」

姉「もう、こんなことぐらいで拗ねないでよ」

シスター「申し訳ありませんでした」

オタク「もういいよ……」

ヒロイン「こんなときは何か食べましょう!」

オタク「……」

ヒロイン「ふー……ふー……はい、あーん」

オタク「……」

ヒロイン「あーん」

オタク「あー……」モグモグ

ヒロイン「おかわりもありますからね?」




 
41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/06(金) 11:45:13.64 ID:3rP55Ho10
姉「うん、うまいうまい」

妹「おかわりー」

ヒロイン「はーい」

お嬢様「ナイフとフォークはありませんの?」

シスター「あつ……猫舌には難しい……」

オタク「……」

ヒロイン「あの?」

オタク「え?」

ヒロイン「お口に合いませんでした?」

オタク「ううん。ちょっと、まだ現実感が沸いてこないだけで」

ヒロイン「初めは緊張されると思いますけど、そのうち慣れてきますよ?」

オタク「そ、そう?」

ヒロイン「はい」

オタク「……おいしい」

ヒロイン「よかった。どんどん食べてくださいね?」



44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/06(金) 11:50:11.50 ID:3rP55Ho10
オタク「おいしかったぁ」

ヒロイン「お粗末さまでした」

お嬢様「そういえば、ツバサは一人暮らしですの?」

オタク「みればわかるだろ」

ヒロイン「ご両親は海外出張の設定ですか?」

オタク「普通に国内にいるよ」

姉「じゃあ、なんで一人暮らししてんの?」

オタク「大学生……だけど……中退して、今はフリーター」

妹「そうなんだ」

シスター「神でも救えない惨劇です」

オタク「うるさいなぁ!」

ヒロイン「これからなんでもできますよ。プロ野球選手でも目指せばいいじゃないですか!」

お嬢様「あはは。そんな根性、こいつにありませんわ」

ヒロイン「何事も諦めないことが肝心です!」

オタク「そういう問題じゃないと思うけど……」




 
46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/06(金) 11:55:30.30 ID:3rP55Ho10
午後9時

妹「ふわぁ……眠い……」

ヒロイン「もう寝ますか?」

妹「うん」

オタク「えっと……どこで寝るんだ?流石に寝るスペースは……」

お嬢様「今日の夜の相手を選べばいいだけのことですわ」

オタク「え……?」

ヒロイン「はい。家が大きかればそういう選択をしないでいいのですが、大抵は私たちをそのままにできる家なんてないですから」

シスター「相手を選べば、その相手以外のキャラは一度消えます」

姉「ま、消えたキャラの好感度はさがるけどねー」

オタク「そ、そうなんだ」

ヒロイン「今日は誰と夜を過ごしますか?」

オタク「……じゃあ、君で」

ヒロイン「ありがとうございます!」

お嬢様「……ふん。別に悔しくなんてありません!!」



 
49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/06(金) 11:58:47.73 ID:3rP55Ho10
姉「それじゃ、また明日ね?」

妹「おやすみー」

シスター「ごきげんよう」

お嬢様「ふん!」

オタク「消えた……」

ヒロイン「はい。当然ですよ」

オタク「……」

ヒロイン「そろそろ、お風呂にはいります?」

オタク「え!?え、あ、うん……」

ヒロイン「では、お風呂掃除からしないといけませんね」

オタク「こ、これから!?」

ヒロイン「はい。綺麗なお風呂で体を綺麗にする。気持ちいいですよ?」

オタク「でも……悪いし……」

ヒロイン「私は『尽くす女』ですから!」

オタク「そう……なんだ……」




 
51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/06(金) 12:02:21.91 ID:3rP55Ho10
ヒロイン「ふんふふーん♪」

オタク「……」ペラッ

オタク(キャラクター説明……)

オタク(メインヒロイン……あ、スリーサイズまで載ってる……)

オタク「……」

オタク(誕生日やら好きなもの、嫌いなものまで……)

オタク(エッチなことは嫌いなんだ……)

オタク「……」

ヒロイン「ふー」

オタク「て、手伝おうか?」

ヒロイン「いいですよ。浴室が狭いですから二人でやるとかえって効率が悪くなりますし」

オタク「そ、そう」

ヒロイン「貴方はゆっくりしていてください」

オタク「わかった」




 
54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/06(金) 12:05:21.26 ID:3rP55Ho10
ヒロイン「お風呂の準備、できましたよ?」

オタク「き、君から入っていいよ」

ヒロイン「いいんですか!?」

オタク「も、もちろん」

ヒロイン「でも、悪い気も……」

オタク「いいから」

ヒロイン「では……お言葉に甘えて……」

オタク「……」

ヒロイン「あの……」

オタク「え?」

ヒロイン「ど、どこで着替えたらいいかなぁ……なんて……」

オタク「あ、あ……俺、トイレに篭るから!!!」

ヒロイン「な、なにもそこまで……」

オタク「ごゆっくり!!」バタン

ヒロイン「ふふ……よかった、優しい人で」


55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/06(金) 12:08:42.85 ID:3rP55Ho10
ヒロイン「―――もう大丈夫ですよ」

オタク「……わかった」

ヒロイン「いいお湯でした」

オタク「うぐ……」

ヒロイン「なにか?」

オタク「な、なんでも……」

オタク(色っぽい……いい匂いもする……)

ヒロイン「どうぞ。次は私がトイレに篭ります」

オタク「い、いいよ。俺は中で脱いで着替えも済ませるから!!」

ヒロイン「でも、服が濡れちゃいますよ?」

オタク「気にしない!!」

ヒロイン「だめです!」

オタク「い、いいだろ!!」

ヒロイン「だーめ。ちゃんとしてください」

オタク「……うん」


56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/06(金) 12:11:46.38 ID:3rP55Ho10
午後11時

オタク「……」

ヒロイン「コーヒー、いりますか?」

オタク「い、いい」

ヒロイン「そうですか」

オタク「……あのさ」

ヒロイン「はい?」

オタク「これ、ギャルゲなんだよね?」

ヒロイン「そうですよ」

オタク「終わりとかあるの?」

ヒロイン「当然ですよ。14日後にはエンディングを迎えます」

オタク「エンディングになると……もしかして……む、むすばれたり?」

ヒロイン「はい」

オタク「ぶひ」

ヒロイン「……?」



58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/06(金) 12:15:21.55 ID:3rP55Ho10
オタク「そっか……じゃあ、それまで俺は好感度を上げればいいんだな」

ヒロイン「そうですね。がんばってください」

オタク「基本的に夜の相手をずっと同じにしていれば……その……」

ヒロイン「あ、はい!それが一番いい上げ方ですね!!」

オタク「ふひっ……じゃあ、あの……」

ヒロイン「なんですか?」

オタク「ずっと君をえ、選ぶよ」

ヒロイン「いいんですかぁ!?」

オタク「う、うん……」

ヒロイン「嬉しいです!!」

オタク「お、おれも……」

ヒロイン「さて、もう寝ましょうか」

オタク「あ、じゃあ、俺のベッドを使っていいから」

ヒロイン「あはは、遠慮します。くさいですし」

オタク「oh……」



 
60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/06(金) 12:19:15.82 ID:3rP55Ho10
ヒロイン「おやすみなさい」

オタク「おやすみ……」

オタク(好感度がゼロから始まって……今はどれくらいなんだろう)

オタク(今の言い方も好感度が低い証拠なのか……?)

オタク「……」

ヒロイン「すぅ……すぅ……」

オタク(女の子が近くにいるなんて……)

オタク(……ドキドキしてきた……)

オタク「……」

ヒロイン「もう……たべりゃれにゃい……」

オタク「……」

オタク(意識するな……寝よう……!!)

オタク(エッチなことは嫌いって書いてたし……!!)

オタク(ひつじがいっぴき……ひつじがにひき……)

ヒロイン「すぅ……すぅ……」




 
63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/06(金) 12:22:51.50 ID:3rP55Ho10
翌朝

オタク「―――ごふぅ!!!」

妹「おっきろー!!」

オタク「え?え?」

妹「目が覚めた?お兄ちゃん?」

オタク「うわぁぁぁぁ!!!!」

妹「どう?一回やってみたかったんだぁ。お兄ちゃんの上に乗って起こすやつ」

オタク「え?!」

姉「朝からげんきねー」

シスター「さむい……こたつ……」ブルブル

お嬢様「ひろゆきー!!中々お湯になりませんことよ!!どうなっていますの!?」

ヒロイン「それ水のほうを捻ってるからですよ!!」

お嬢様「あら。失礼」

オタク「あぁ……そうか……夢じゃなかったんだ……」

妹「お兄ちゃんも顔、洗ったほうがいいよ?」



65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/06(金) 12:27:15.38 ID:3rP55Ho10
ヒロイン「朝食はトーストでよかったですか?」

オタク「うん」

ヒロイン「どうぞ」

妹「お姉ちゃん、ジャムとってー」

姉「スライダー気味になげるよー」

妹「こわいからやめてよ」

シスター「すぅ……すぅ……」

お嬢様「こら!こたつで寝るなんてはしたないですわよ!!」

シスター「私は猫……こたつが鎧……」

お嬢様「わけわかりませんわ」

オタク(これ……食費とかえらいことになるなぁ……)

オタク「はぁ……」

ヒロイン「……どうしました?」

オタク「ううん、なんでもない」

シスター「こたつの中は天国です……すぅ……すぅ……」


66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/06(金) 12:30:04.01 ID:3rP55Ho10
オタク「じゃあ、バイトに行って来る」

妹「いってらっしゃい!」

姉「お土産よろしくぅ」

お嬢様「精進なさい」

シスター「神のご加護を」

ヒロイン「がんばってくださいね!」

オタク「うん……それじゃあ」

オタク「はぁ……」

オタク「俺がみんなを養わないといけないのか……」

オタク「……でも、14日だけだし」

オタク「そうなれば……」

オタク「……」

オタク「ふひっ」



70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/06(金) 12:33:32.69 ID:3rP55Ho10
バイト先 ゲームセンター

オタク「おはようございます」

店長「おはよう」

オタク「……」

店長「ん?どうかしたか?」

オタク「え?」

店長「なんかやる気に満ちてるな」

オタク「そ、そうですか?」

店長「新しいアニメが面白かったのか?」

オタク「そ、そんなんじゃないですよ」

店長「そうか?」

ピリリリリ

店長「あ、電話だ。開店準備頼むな」

オタク「はい」

店長「はい、お待たせしました。え?バイト?ああ、はい。募集してますよ」




 
74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/06(金) 12:36:33.78 ID:3rP55Ho10
午後1時

少女「あのぉ」

オタク「え?」

少女「アルバイトの面接に来ました」

オタク「あ、ど、どうぞ」

少女「失礼します」

オタク(かわいい……)

店長「奥にどうぞ」

少女「はい」

オタク「ふひっ……」

オタク「でも、今の俺にはあの子が……」


ヒロイン『私、お嫁さんになります!!』


オタク「デュフフフ!!なんちゃって!!」

客「なんだ、あの店員。ずっと笑ってて、きめえな」




80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/06(金) 12:40:43.54 ID:3rP55Ho10
少女「失礼します」

オタク「あ、は、はい」

少女「……」スタスタ

店長「明日から入ってもらうことになったよ」

オタク「そうなんですか」

店長「あんな可愛い子がここを選んでくれるなんて……うれしいねえ」

オタク「そうっすね」

店長「いかにもギャルって子は多かったけど、今の子みたいに清楚な感じは初めてだな」

オタク「……」

店長「ほれんなよ?」

オタク「そそそ、そんなことないです!!」

店長「そっか」

オタク「え、ええ」

オタク「だって……もう……フヒヒ」

客「なにあの人……笑ってる……きも……」






82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/06(金) 12:44:13.37 ID:3rP55Ho10
夜 自宅

オタク「ただい―――」

妹「おっかえりー!!!」

オタク「うわぁ!」

妹「ごはんにする?お風呂にする?それとも……」

シスター「神々にお祈りですか?」

オタク「いや、しないから」

妹「そうなんだ」

オタク「あれ……?」

シスター「どうされましたか?」

オタク「他の三人は?」

妹「アルバイト、今日から始めたって」

オタク「え?」

シスター「説明書、読まれましたか?」

オタク「ど、どういうこと?」




 
85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/06(金) 12:50:50.71 ID:3rP55Ho10
シスター「一部のキャラを除き、登場人物は自身の生活費を稼ぐように設定されています」

オタク「そうなのか……?」

妹「私は年齢制限にひっかかるからだめなんだよね」

シスター「私は宗教上の理由です」

オタク「でも……14日限定……なんだろ?」

妹「ううん。きちんとプレイしてくれるならずっと働くよ?してくれないなら、みんな拗ねて働かないけど」

シスター「あとアンインストール、およびデータ消去がなされてからも一ヶ月分の生活費は入れますよ」

オタク「そ、そうなんだ……」

妹「だから、安心してね?」

オタク「へえ……最近のギャルゲってすごいんだな……」

シスター「はい。キャラも個々のディスクによって違いますから、街に同じキャラがあふれることもありません」

妹「かんがえてくれてるんだよねー?」

シスター「神はすごい」

オタク「……」

オタク(みんな……働けてるのか……?)




 
99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/06(金) 13:07:59.75 ID:3rP55Ho10
お嬢様「ただいま戻りましたわ」

オタク「おかえり」

お嬢様「さ、紅茶でもいれてくれないかしら?」

オタク「あの、なんのアルバイトを始めたんだ?」

お嬢様「え?おほほ。知りたいんですの?」

オタク「うん……」

お嬢様「お花屋さんですわ!!」

シスター「おやおや。そんな汚れ作業、苦手なのでは?」

お嬢様「ふん。甘く見てもらっては困りますわ。これでも花を愛でるだけの器量はありますのよ」

オタク「そうなんだ……意外と、乙女なんだ」

お嬢様「意外は余計ですわ!!」

妹「チューリップあるの?」

お嬢様「ありますわ。コスモスもありますわ」

シスター「菊も?」

お嬢様「ええ、当然ですわ。……なんで菊の有無をきいたんですの?」




 
102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/06(金) 13:12:04.76 ID:3rP55Ho10
姉「つかれたー!!」

シスター「おかえりんこ」

姉「ただいまん―――何言わせようとしてんのよ」

オタク「あ、アルバイト、どうだった?」

姉「あー、結構大変ね。もう何回客を張り倒そうと思ったか」

妹「なんのアルバイト?」

姉「ふふん」

オタク「え?」

姉「おかりなさいませー、ごしゅじんさまー」

オタク「ぶっひぃぃ!!」

妹「わかった!喫茶店だ!!」

姉「メイド喫茶ね」

シスター「淫猥……」

姉「どこがよ!?」

お嬢様「ふん。客に媚を売るような仕事なんて私には到底無理ですわ」


103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/06(金) 13:15:33.92 ID:3rP55Ho10
ヒロイン「遅くなってすいません。すぐに食事をつくりますね」

オタク「おお、おかえり!!」

ヒロイン「はい」

妹「ごはんだー!!」

姉「はらへったぞー」

お嬢様「はやくしてくれないかしら?」

ヒロイン「はい、すぐにしますね!」

オタク「お、俺も手伝うよ」

ヒロイン「いいんですか?」

オタク「き、君も疲れてるだろ?」

ヒロイン「ですが……」

オタク「て、手伝わせてくれ……」

ヒロイン「はい……では、お願いします」ペコリ

オタク「こ、こっちこそ」ペコリ

ヒロイン「ふふ……」


104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/06(金) 13:19:44.58 ID:3rP55Ho10
シスター「はっ、ほっ」

妹「あー!!なんでまた16連鎖!?」

シスター「一気に―――畳み掛けます」

妹「ぎゃーす!!」

姉「つよいわねー」

シスター「今日一日、暇でしたので」

お嬢様「そのプヨプヨしたものはなんですの?」

シスター「これを四つ繋げて消していくゲームですよ?」

お嬢様「楽しいんですの?」

妹「お姉ちゃん、かわってー!!」

姉「はいよー」

ヒロイン「楽しそうですね」

オタク「あの……君はなんのアルバイトを?」

ヒロイン「……えっと……は、恥ずかしいので、いえません……」

オタク「え?」



106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/06(金) 13:24:15.47 ID:3rP55Ho10
ヒロイン「できましたー」

シスター「今日も一日平穏無事に過ごせたことを神に感謝します……」

妹「いただきまーす!!」

姉「醤油とってくり」

お嬢様「ご自分でとりなさいな」

姉「あんたの手元にあるじゃないの!?」

オタク「……」

シスター「どうかされましたか?」

オタク「え。なんでも……」

姉「深夜アニメの録画でも失敗したの?」

オタク「ちがう」

お嬢様「ははーん……いやらしいことでも考えていたんですわね?」

オタク「ちがう!!」

ヒロイン「……」ジトーッ

オタク「ほら変な誤解されただろ!!」


107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/06(金) 13:28:13.60 ID:3rP55Ho10
姉「たべたー」

妹「ご馳走様でした」

お嬢様「今日はつかれましたわー……ふわぁぁ……」

シスター「おやすみの時間と相成りました」

ヒロイン「もう寝ちゃうんですか?」

オタク「まだ8時だけど」

シスター「いや、既にマスターは一週目のキャラクターを決めているようなので」

妹「だよねー」

姉「私たちは昼だけ相手してくれればいいよ」

お嬢様「次回に期待しますわ」

オタク「あ、え……?」

ヒロイン「でも、今日の夜の相手を正式に決めたわけでは……」

お嬢様「では、一応聞いておきましょうか。誰と夜を過ごしますの?」

オタク「それは……えっと……」

ヒロイン「あの……遠慮しなくてもいいですよ?まだ日数はありますから」




109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/06(金) 13:31:01.07 ID:3rP55Ho10
午後10時

オタク「……」

ヒロイン「お茶です」

オタク「ありがとう」

ヒロイン「私で……よかったんですか?」

オタク「うん……いいよ」

ヒロイン「うれしい……」

オタク「ふひっ……」

ヒロイン「明日もお仕事ですか?」

オタク「う、うん」

ヒロイン「がんばってくださいね」

オタク「ありがとう」

ヒロイン「ところで……」

オタク「なに?」

ヒロイン「お、おふろ……どうします?」




 
113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/06(金) 13:35:13.06 ID:3rP55Ho10
午後11時

ヒロイン「では、電気消しますね」

オタク「あ、うん……」

ヒロイン「おやすみなさい」

オタク「……あの」

ヒロイン「はい?」

オタク「みんな……なんで、知ってたの?」

ヒロイン「なにがですか?」

オタク「お、俺が……その……夜の相手を君にするってこと……」

ヒロイン「私たちはデータを共有してますから」

オタク「え?」

ヒロイン「私が褒められたこと、怒られたこと……全てみんなに伝わってます」

オタク「な……?!」

ヒロイン「じゃないと、好感度の変化に影響でますから」

オタク「そうなんだ……」



116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/06(金) 13:38:38.23 ID:3rP55Ho10
オタク「……」

ヒロイン「……」

オタク「もう一つ、いいかな?」

ヒロイン「はい」

オタク「ど、どこで働いてるの?」

ヒロイン「言わなきゃ……だめですか?」

オタク「だって……」

ヒロイン「……」

オタク「あ、ごめん……言いたくないなら……」

ヒロイン「じゃあ……言いません」

オタク「う……」

ヒロイン「女の子らしくない仕事……ですから」

オタク「え?」

ヒロイン「おやすみなさい」

オタク「うん……おやすみ」



120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/06(金) 13:43:26.89 ID:3rP55Ho10
翌朝

オタク「―――ごふぅ!??」

妹「目覚まし妹怪獣、イモゴンだぞー。がおー」

オタク「いちいち腹の上にのるなぁ!!」

妹「でも目は覚めるでしょ?」

オタク「そうだな……」

シスター「今日も寒い……こたつよ……我をまもりたまへ」ブルブル

姉「ふわぁ……ねむぃ」

お嬢様「こら、リョウスケ。はやく起きなさい」

オタク「適当な名前よぶなよ……」

ヒロイン「おはようございます!」

オタク「あ、お、おはよう……」

ヒロイン「はやく顔を洗ってください。朝食にしましょう」

オタク「う、うん」

お嬢様「その緊張した表情を少しぐらいこっちにも向けて欲しいですわね……」



123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/06(金) 13:48:05.34 ID:3rP55Ho10
ゲームセンター

オタク「おはようございます」

少女「あ、おはようございます。今日からお世話になります」

オタク「あ、う、うん」

店長「今からこの子に仕事の説明するから、開店準備しててくれるか?」

オタク「わ、わかりま―――」

少女「あの、店長?」

店長「なんだ?」

少女「あの……私、先輩からお仕事を学びたいのですが」

店長「え」

オタク「え、俺……?」

少女「だめでしょうか?」

店長「えーと……大まかな説明は俺がする。細かい業務についてはこいつにやらせるから」

少女「そうですか。わかりました」

オタク「……?」


124 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/06(金) 13:51:25.96 ID:3rP55Ho10
オタク「じゃあ、今から台の点検とか……その……」

少女「拭けばいいんですか?」

オタク「ま、まあ……そんな感じ。あと、メダルの補充とか」

少女「はい。店長から聞きました」

オタク「そ、そう……」

少女「先輩?」

オタク「え……?」

少女「どうしたんですか?」

オタク「なにが?」

少女「いえ……目を合わせてくれないので……」

オタク「そ、そんなこと……」

少女「もしかして……わたし……嫌われてます?」

オタク「なんで!?」

少女「なら、いいんですけど」

オタク(変な子だなぁ……)




 
127 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/06(金) 13:56:12.40 ID:3rP55Ho10
休憩室

オタク「もう、慣れた?」

少女「いえ。まだまだです」

オタク(物覚え良すぎて、もう教えることないんだけどなぁ)

少女「あのぉ……気になってたんですけど」

オタク「え?」

少女「そのストラップ……」

オタク「え?あ、こ、これ?これは、あのア、アニメのキャラで……」

少女「私も持ってます。ほら」

オタク「おぉぉ?!」

少女「このアニメ、面白いですよね。ストーリーもいいし、作画もすごいですよね。映画並みっていいますか」

オタク「そ、そうだよな!!」

少女「先輩もアニメとかみるんですか?」

オタク「う、うん……た、たしなむ程度には……」

少女「私もアニメ大好きなんです。先輩とは趣味が合いそうですね」




 
130 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/06(金) 14:00:42.59 ID:3rP55Ho10
オタク「―――じゃあ、あれも見たの?」

少女「はい。DVDも買いました」

オタク「すごいなぁ」

少女「いやぁ……それほどでも……」

オタク「……」

少女「な、なんですか……?見つめられもこまります……」

オタク「あ、ごめん……」

少女「……あの」

オタク「え?」

少女「よければ……アドレス……教えてくれませんか?」

オタク「い、いいよ!!」

少女「やったぁ」

オタク「で、でも……俺のアドレスきいても……仕方ないんじゃ……」

少女「そんなことありませんよ。そうだ。メールでアニメの実況とかしませんか?きっと楽しいですよ?」

オタク「ふひっ……それはいいね」



 
134 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/06(金) 14:06:42.66 ID:3rP55Ho10
夜 自宅

オタク「ただい―――」

妹「ぎゃーす!!」

シスター「さ、脱いでください。神にその身を捧げるのです」

妹「やめてぇー!!」

オタク「なにやってんだ!?」

シスター「あ、おかえりなさい」

妹「おにいちゃぁぁん……貞操のききだよぉ……」

オタク「なにやってんの?」

シスター「いえ。マスターのPCに女の子同士でエッチなことをするゲームがありまして。その……マネを」

オタク「やめろよ……」

お嬢様「……」ハァハァ

オタク「……」

お嬢様「いいところでしたのに……」ハァハァ

オタク(もしかして……選ばれないと……そういう風になるのか……?)




 
138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/06(金) 14:11:54.85 ID:3rP55Ho10
姉「今日もつかれたわー」

シスター「おかえりんこ」

姉「ただいまん―――言わせようとするな」

シスター「つまらない」

姉「あのねえ……」

ヒロイン「遅くなりました」

オタク「お、おかえり」

ヒロイン「はい」

シスター「おかえりんこ」

ヒロイン「ただいまんこ」

姉「ぶっ!!」

妹「おかえりんこ!!」

ヒロイン「ただいまん―――」

オタク「今日の料理はなにかな!?」

ヒロイン「えっと……雑炊にでもしようかと思いまして。寒いですから」




 
140 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/06(金) 14:16:33.82 ID:3rP55Ho10
午後11時

オタク「……お疲れ様」

ヒロイン「いえ」

オタク「仕事もして家事もしてって……大変だろ?」

ヒロイン「でも、貴方が手伝ってくれますから」

オタク「そう……?」

ヒロイン「はい」

オタク(なんだか嬉しいな……この子とずっと一緒に―――)

ピリリリ

オタク「あ、ごめん。メールだ」

ヒロイン「……」

少女『あと二時間でアニメ、はじまりますよぉー』

オタク「あ……」

ヒロイン「どうかされましたか?」

オタク「い、いや、なんでもないよ!!」




 
144 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/06(金) 14:21:27.45 ID:3rP55Ho10
オタク「返信だけさせて」

ヒロイン「はい。どうぞ」

オタク「えーと……」ポチポチ

オタク『楽しみでござるなwwwwwwwwww』

オタク「よしっと……」

ヒロイン「……っ」ピクッ

オタク「あ、もう先に寝てもいいよ。俺、今日はアニメをみてからねるから、ふひっ」

ヒロイン「……ご一緒してもいいですか?」

オタク「え!?」

ヒロイン「どうして驚くんですか?」

オタク「いや……アニメとか興味ないのかなぁって」

ヒロイン「もしかして……お一人で見たいとか?」

オタク「いいや、一緒に見れるならみよう!!」

ヒロイン「はいっ!」

オタク(メールするぐらいなら別にいいよな……)


145 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/06(金) 14:25:33.59 ID:3rP55Ho10
深夜1時

ヒロイン「始まりましたね」

オタク「うん。……あ」

少女『きましたぁー!!』

オタク『神作画だぁー』

ヒロイン「あの」

オタク「え?」

ヒロイン「集中してなくてもいいんですか?」

オタク「ほら、録画もしてるから」

ヒロイン「なるほど」

少女『このOP、何回みてもいいですよねー。マジ、トリハダですよぉー』

オタク『そうだな。これは今期一番だな!!』

ヒロイン「……」ジトーッ

オタク「な、なに?」

ヒロイン「いえ。別に」




 
147 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/06(金) 14:29:20.50 ID:3rP55Ho10
30分後

ヒロイン「これは……一話から見たいですね」

オタク「そ、そう?じゃあ、暇なときでも録画してある奴をみるといいよ」

ヒロイン「はい!ありがとうございます!」

少女『おつかれまでしたぁー』

オタク『おつかれー』

ヒロイン「さて、もう寝ましょうか」

オタク「うん」

ヒロイン「おやすみなさい」

オタク「おやすみ……」

オタク(なんだが嬉しいな……こんな生活がずっと続くのか……)

オタク(本当にギャルゲみたいだな)

オタク「フヒヒヒ……」

ヒロイン「キモイですから、笑わないでください」

オタク「……はい」


150 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/06(金) 14:34:32.86 ID:3rP55Ho10
―――7日目

オタク「―――ごふぅ!!いい加減に!!」

シスター「……どうも」

オタク「うわぁぁ!!!」

妹「今日はどうしても変わって欲しいっていうから」

シスター「いつまでも同じ人では飽きると思いまして」

オタク「あ、そう……?」

姉「今日は休みなんでしょ?」

オタク「うん」

お嬢様「では、デートでもしませんこと?」

オタク「で、ででデート!?」

ヒロイン「いいですね、誰と行きます?」

オタク「えーっと……勿論……君と」

ヒロイン「……嬉しいです」

お嬢様「この部屋、あついですわ。冷房つよめてくださいな」


151 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/06(金) 14:38:29.49 ID:3rP55Ho10
ヒロイン「では、行ってきます」

お嬢様「楽しんできてらっしゃい」

妹「お土産よろしくね」

姉「がんばれよぉ」

シスター「神のご加護を……」

オタク「じゃ、じゃあ……」

ヒロイン「どこにいきましょうか?」

オタク「ど、どこに行きたい?」

ヒロイン「そうですね……」

ピリリリリ

オタク「あ、ごめん」

ヒロイン「……」

オタク「あ……」

少女『今日の夜、テレビの前で待機ですよぉー?』

オタク『おっけーだおwwwwwwwww』



155 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/06(金) 14:42:03.36 ID:3rP55Ho10


オタク「ふ、服とかみる?」

ヒロイン「……」

オタク「ねえ?」

ヒロイン「……」

オタク「な、なんで無視するの?」

ヒロイン「別に無視なんてしてません」

オタク「だって……」

ヒロイン「どこに連れて行ってくれるんですか?」

オタク「ど、どこにいきたい?」

ヒロイン「どこでもいいです」

オタク「な、なんだよ……そんな言い方されると困るだろ……」

ヒロイン「……もういいです。向こうのデパートにでも行きましょう」

オタク「う、うん……」

ヒロイン「ふん……」




 
157 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/06(金) 14:46:05.12 ID:3rP55Ho10
デパート内

オタク「……」

ヒロイン「……」

オタク「あの……なにか見たいものとか……ないの?」

ヒロイン「ありません……」

オタク「そうなんだ……」

ヒロイン「……」

オタク「……」

ヒロイン「……喉が渇きました」

オタク「じゃ、喫茶店にいこう!!」

ヒロイン「はい……」

オタク「確か、上の階にあったと思う!!」

ヒロイン「……」

オタク「うん、ある。行こう」

ヒロイン「はい……」


158 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/06(金) 14:49:29.04 ID:3rP55Ho10
喫茶店

オタク「す、すきなののんでいいよ」

ヒロイン「では―――」

ピリリリ

オタク「お……?」

ヒロイン「……っ」

少女『今日、深夜三時からもアニメあるんですけどぉ、みますぅー?』

オタク『みるみるーwwwww』

オタク「あ、きまった?」

ヒロイン「……ひどい」

オタク「え……?」

ヒロイン「帰ります」

オタク「ちょっと!!どうしたんだ!?」

ヒロイン「……」ウルウル

オタク「え……?」


159 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/06(金) 14:54:08.92 ID:3rP55Ho10
ヒロイン「どうして……いつも私を選ぶんですか?」

オタク「あ……の……?」

ヒロイン「もう……やめてください……」

オタク「え……と……」

ヒロイン「私……貴方のこと……好きになれると思ったのに……」

オタク「……」

ヒロイン「もう帰ります……それじゃあ……」

オタク「あ……」

ヒロイン「……」スタスタ

オタク「……なんだよ」

ピリリリ

オタク「……?」

少女『先輩!今、ギャルゲやっててヒロインを追うか追わないかの選択肢でてるんですけどぉー、普通はヒロインを追いますよね?』

オタク「……」

オタク『よくわかんないけど、追わないのも面白いんじゃないの?』



161 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/06(金) 14:59:26.84 ID:3rP55Ho10
自宅

オタク「ただいま―――」

保険医「お帰りなさい」

オタク「え……?」

保険医「どうも。7日目にしてゲームオーバーになったようね」

オタク「な、なにが……?」

保険医「最後の選択肢はないと思うわ」

オタク「は?」

保険医「最初からやるならエンターキーを、もうやめるならその他のキーを押してね」

オタク「貴女は……?」

保険医「バッドエンド後に出てくるアドバイスキャラよ。ちなみに私は攻略できないからね」

オタク「ほかの……みんなは?」

保険医「だから、もう一度会いたかったら、エンターキーを押すの」

オタク「……」

保険医「あと、これからはこまめなセーブを推奨するわ。セーブするときは夜の相手にその旨を伝えるだけでいいから」




 
167 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/06(金) 15:04:36.10 ID:3rP55Ho10
オタク「……じゃあ。続ける」

保険医「じゃあ、もう私と会わないようにしてね?」

オタク「あの……」

保険医「なに?」

オタク「どうしてバッドエンドに……?」

保険医「それは自分で考えなさい」

オタク「……」

保険医「このゲームは真剣恋愛なんだから」

オタク「わかりました……」

保険医「では、アディオス!!」

オタク「あ……」

オタク「……夜の相手はずっと同じにしてたのに」

オタク「選択肢とかいつ出たかわかんないじゃ……難しいだろ……常識的に……」

オタク「はぁ……これからどうな―――」

ヒロイン「どうもー!こんにちはー!!」




 
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