FC2ブログ

↑アローズ速報↓/SSまとめ

VIPなどのSSまとめInアロ速

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

件名『私メリー、あなたの後ろにいるの』 男「メール…だと!?」1/3



件名『私メリー、あなたの後ろにいるの』 男「メール…だと!?」



1 名前:1 ◆6dFCXZUZXg[]投稿日:2012/02/24(金) 21:00:32 ID:g4iXBibc

『拝啓

 突然のお便りで申し訳ござ
 いません。

 この度、私メリーはあなた
 様にとりつかせていただく
 運びとなりましたこと、謹
 んで御礼申し上げますとと
 もに重ねてお詫び申し上げ
 ます。
             かしこ 』

男「文章がすごく丁寧だっ!!」



元スレ
件名『私メリー、あなたの後ろにいるの』 男「メール…だと!?」




2 名前:1 ◆6dFCXZUZXg[sage]投稿日:2012/02/24(金) 21:02:16 ID:g4iXBibc
ティロリーン

男「ん?またメールだ」

『いやー。
 なかなか見てくれないから
 どうしようかと思いました
 よー  (´・ω・`)      』

男「急に絵文字とか使うんだ……ていうか、これどっかから見られてる?」

ティロリーン
『ですから後ろにいるの。
 と。
 あ、件名でしか言ってませ
 んでしたっけ?       』

男「いや、そういう意味じゃなく。ホントにうしろにいるんです……か?」

ティロリーン
『いますよー (*´∇`*)ノ   』

男「意外とノリ軽いんですね……。」


3 名前:1 ◆6dFCXZUZXg[sage]投稿日:2012/02/24(金) 21:04:05 ID:g4iXBibc
男「えっとメリーさんってあのメリーさん?」

ティロリーン
『おかげさまで。
 メリーさんやらせていただ
 てます  (。・ω・)ゞ     』

男「いやいや、メリ-って名前じゃないんですか?」

ティロリーン
『そういう…職業(?)とでも
 思って下さい。
 現世に残るにはしないとい
 けないんです  (´Д⊂) 』

男「はぁ。あの、お若いのに大変ですね……。」
   ところで、これってどうやって送ってるんですか?」

ティロリーン
『心の送信ボタンです!
 v(`ゝω・´)          』

男「あぁ……。えぇっと、アドレス『meri_follow_you@』ってなってますけど?」

ティロリーン
『お手数ですが登録お願いし
 ます。  (*u_u*)      』

男「あ、登録とか普通にアリなんだ……。」


4 名前:1 ◆6dFCXZUZXg[]投稿日:2012/02/24(金) 21:06:38 ID:g4iXBibc
男「でも、何でメールでメリーさん?」

ティロリーン
『メール主体の時代ですから
 ね。  (o^─^o)       』

男「そういうもんなんでしょうか?」

ティロリーン
『時代を捕らえることはどん
 なことに対しても大切なの
 です。
 と、なにかの本で読みまし
 た。              』

男「勉強熱心なんですね……。」


5 名前:1 ◆6dFCXZUZXg[]投稿日:2012/02/24(金) 21:07:45 ID:g4iXBibc
男「でも、やっぱりメリーさんって普通電話でしますよね?」

ティロリーン
『普通に電話すると驚いて逃
 げられちゃうんですよ
 (;ω;)            』

男「逃げられたらこまるんですか?」

ティロリーン
『幽霊には幽霊のルールがあ
 りまして…

 毎日誰かに見つけてもらえ
 ないと、消えてしまうんで
 す。              』


6 名前:1 ◆6dFCXZUZXg[]投稿日:2012/02/24(金) 21:08:40 ID:g4iXBibc
男「消えるってことはつまり……成仏?」

ティロリーン
『どちらかというと消滅です
 。
 多分。            』

男「多分……と言いますと?」

ティロリーン
『なんとなく仕組みが分かっ
 てるって感じだったので…』


男「……フワっとしてますね。なんかこうもっと説明的なモノはなかったんですか?」

ティロリーン
『ありませんでした
 (; ̄~ ̄)

 呼吸の仕方は意識しなくて
 も知っていますよね。
 それと同じで残るためには
 こうしなきゃいけないと… 』

男「なんとなく深い話に聞こえるから不思議ですね……。」


7 名前:以下、名無しが深夜にお送りします[]投稿日:2012/02/24(金) 21:08:51 ID:5H6/9zWg
ちょっと笑える


8 名前:1 ◆6dFCXZUZXg[]投稿日:2012/02/24(金) 21:09:31 ID:g4iXBibc
ティロリーン
『それに、猶予が49日間し
 かないというのも分かって
 たので。

 考えるよりいろいろ試そう
 と…。             』

男「誰かに見つけてもらうための実験を?」

ティロリーン
『はい。
 その49日間を使い切る前
 に自分なりのやり方を決め
 なきゃ! (`・д・´)ゞ
 と。               』


9 名前:1 ◆6dFCXZUZXg[]投稿日:2012/02/24(金) 21:10:14 ID:g4iXBibc

ティロリーン
『電話だと逃げられちゃうか
 ら毎日違う人を探さなきゃ
 ならなかったんです。   』

男「で、思いついたのがメールでメリーさん?」

ティロリーン
『怖かったですか?
 (`・д´・ ;)          』

男「シュールでしたwメール見るまでずっと付いて来てたって考えるとなかなかにホラーかもしれませんけど。」

ティロリーン
『でも、あなたは逃げないで
 くれました。          』

男「まぁ、まだ実感わいてないからかもしれませんが。」


10 名前:1 ◆6dFCXZUZXg[]投稿日:2012/02/24(金) 21:11:21 ID:g4iXBibc
男「思ったんですが……そんな事しなくても普通に事情を説明すれば良いんじゃないですか?」

ティロリーン
『幽霊です私!
 (σ≧∀≦)
 
 って言う女の子が現れたら
 信じてくれるんですか?  』

男「うん。無理ですね。……あ、でも消えたり透けたりしたら。」

ティロリーン
『使える能力は一日にひとつ
 だけみたいで… (´・з・) 』

男「いろんな能力があるの?」

ティロリーン
『たとえば姿を見せるだけと
 か。
 その場合、声などは伝えら
 れないようなんです。
 (´・ω・`)            』

男「なるほど、ただの無口な人ですね。」


11 名前:1 ◆6dFCXZUZXg[]投稿日:2012/02/24(金) 21:12:16 ID:g4iXBibc
ティロリーン
『そこで良く聞く話なんです
 が…
 タクシーの運転手さんが山
 道で女性を乗せて…って話
 知りませんか?        』

男「あぁ、しばらく進んで振り向くとシートがぐっしょり濡れて……」

ティロリーン
『シートが濡れてるかはわか
 りませんけど、姿が消えて
 いるって奴です。 (゚艸゚;)  』

男「でも普通に見えるならそれで大丈夫なんじゃないですか?」


12 名前:1 ◆6dFCXZUZXg[]投稿日:2012/02/24(金) 21:13:54 ID:g4iXBibc
ティロリーン
『ところが気のせいやイタズ
 ラと思われてもダメなんで
 す (;ω;)
 これは幽霊の仕業だって気
 づいてもらわないと。     』

男「なるほど、運転中に消えたら幽霊だって気づく……と。
  僕もこうやって会話してなかったらイタズラだとおもったかもしれないですし。」

ティロリーン
『だからメリーさんが現れた
 のは携帯が普及したからな
 んですよ (*゚ー゚*)      』


13 名前:1 ◆6dFCXZUZXg[]投稿日:2012/02/24(金) 21:14:31 ID:g4iXBibc
男「えーと……家デンじゃダメなんですか?」

ティロリーン
『一人に出てもらわないと意
 味ないんです。
 自分の居場所にだんだん近
 づいてくる誰か…
 最後は自分の真後ろにっ!
 ((( ;゚Д゚)))            』

男「怖い怖い怖いっ!!」

ティロリーン
『怖がらせるのも大事なんだ
 とは思います…けどね。  』

男「まぁ『幽霊=怖い』だしねぇ。」


14 名前:1 ◆6dFCXZUZXg[]投稿日:2012/02/24(金) 21:15:25 ID:g4iXBibc
ティロリーン
『で、実際には振り向いても
 誰もいない。
 でも自分がどこにいるのか
 何をしてるのか電話相手は
 知ってる、と。         』

男「そっか。イタズラ電話じゃなく見えない何かに見られてると……
  あ、でも怖がらせると逃げちゃうから効率が悪い……なるほど、それで行き着いたのがメールでメリーさんと。」

ティロリーン
『良い考えだと思おもいませ
 んか!?  (*゚д゚*)    』

男「少なくとも僕には効果抜群でしたねw」

男「えーと……毎日誰かに見つけてもらえないとってことは、明日も僕の後ろに?」

ティロリーン
『お願いしたいんですが…
 (´・д・`)ゞ         』

男「つまり……取り付かれてるってことですか?」

ティロリーン
『そう、ですね…。      』


15 名前:1 ◆6dFCXZUZXg[]投稿日:2012/02/24(金) 21:16:09 ID:g4iXBibc
男「えっと、あれ?……それって僕、呪われてません?」

ティロリーン
『大丈夫です。
 普通は幽霊の仕業って分か
 らせるために取り付くので
 あって。

 あなたは私が幽霊だって知
 ってますから…。       』

男「じゃあ……死なない?」

ティロリーン
『もちろん!
 気づいてくれる人は幽霊に
 とって貴重なんですよ!
 (*´д`*)            』


16 名前:1 ◆6dFCXZUZXg[]投稿日:2012/02/24(金) 21:16:54 ID:g4iXBibc
男「そういえば、『見える』って人が目を合わせたら取り付かれるっていいますもんね。」

ティロリーン
『それもお化けとして毎日見
 つけてくれるからだと思い
 ます…  (;´-∀-`)     』

男「僕もメリーさんを毎日見つければいいと?」

ティロリーン
『はい!
 ぜひお願いしたいのですが
 …?  (p*゚w゚*q)      』

男「具体的にはどうしたら?」

ティロリーン
『ただ認識してくれたら良い
 んです。
 ただ、眠ると全部夢だと思
 うかもしれないので。
 毎朝メールさせて下さいね
 (o^─^o)            』

男「はぁ。……まぁそれくらいなら。やれるだけやってみます。」


17 名前:1 ◆6dFCXZUZXg[]投稿日:2012/02/24(金) 21:19:00 ID:g4iXBibc
 チュンチュン チチチ……

ティロリーン

男「ふぁあ~、こんな朝から誰だよ……」

『おはようございます。
 私メリーさん、今あなたの
 お家の前にいるの。
 (。・∀・。)ノ           』

男「あぁ、そういやメリーさんがそんなこと言ってたっけ……えっと返信できるのかな?」

(ポチポチ)『すぐ支度して降りてくから少し待っててね』

男「お、送れた。」

ティロリーン
『わぁ!頭の中に文字が浮か
 びましたよ! ヽ(゚∀゚)ノ

 待ってますからゆっくり支
 度して下さいね。       』


18 名前:1 ◆6dFCXZUZXg[]投稿日:2012/02/24(金) 21:19:53 ID:g4iXBibc
男「えっと、いるの……かな?」

ティロリーン
『私メリーさん、あなたの目
 の前にいるの。
 (*´∇`*)ノ          』

男「おはよーメリーさんwちょっと思ったんだけど、どうやって僕のアドレス知ったの?」

ティロリーン
『近くにある携帯に直接言葉
 が送れるんです。
 具体的なアドレスは分かり
 ません。  (;ω;)      』


19 名前:1 ◆6dFCXZUZXg[]投稿日:2012/02/24(金) 21:20:44 ID:g4iXBibc
男「ふ~ん……なんだ……(ってことは気になる女の子のアドレスとかは――)」

ティロリーン
『たとえ分かっても教えてあ
 げませんよ ヾノ・`д・´) 』

男「ちょっ!?幽霊って考えてることも分かるの!?」

ティロリーン
『幽霊じゃなくても分かりま
 す! (( ̄ ^  ̄ )プィッ  』

男「そんな……。あれ?てことは近くにいないと僕にも送ってこれないの?」

ティロリーン
『あ、さっき返事くれた時に
 アドレス覚えたのでこれか
 らはいつでも送れる…のか
 な?              』

男「メリーさんにも圏外あったりするのかな?w」


20 名前:1 ◆6dFCXZUZXg[]投稿日:2012/02/24(金) 21:21:20 ID:g4iXBibc
友「よう!男~朝から元気いいな~!なんか良い事でもあwっwたwのwかw?wwwwww」

男「おぅ。実は……いやいやw」

ティロリーン

男「おっと。友、ちょい待って。」
 
『お友達ですか? (*・∀・*)』

友「お?朝からメール!まさかついに男に彼女がっ!?wwwwww」

男「いや、その……(メリーさんとメールしてるなんて誰も信じないよなぁ……)」


21 名前:1 ◆6dFCXZUZXg[]投稿日:2012/02/24(金) 21:22:11 ID:g4iXBibc
友「お前いつの間に彼女なんて作ったんだよ!?wwwwww」

男「そんなんじゃね~よ。」
(ポチポチ)『こいつは友って言うんだ。メリーさんとメールしてるなんて言っても信じてもらえないから黙っておくねw』

ティロリーン
『分かりました!そのほうが
 都合がいいのでしたら。 』

友「即攻で返事がくるとはwwwお熱いこってwwwwww」

男「だから違うっつーの。」


22 名前:1 ◆6dFCXZUZXg[]投稿日:2012/02/24(金) 21:22:59 ID:g4iXBibc
友「はっ!お前まさか、女ちゃんじゃないだろうな!!席替え隣だったろ?もうメアド聞いたのか!?俺にも教えろ!www」

男「女さんのアドレスなんて知らないよ。僕が知りたいくらいだって。」

ティロリーン
『絶っっっ対に教えてあげま
 せんからね! (#゚Д゚)  』

(ポチポチ)『そんな、トドメささなくても!』

友「ちくしょーせめて席代われよ!www」

男「お前だって一番後ろの特等席なんだから良いだろ!」

ティロリーン
『楽しい人ですね~(〃゚艸゚)』

友「またかよ、ちくしょー。むしろ人w生w代wわwれwよw!wwwwww」

男「あぁもう~!ごちゃごちゃするっ!!」


23 名前:1 ◆6dFCXZUZXg[]投稿日:2012/02/24(金) 21:23:47 ID:g4iXBibc
 キーンコーン カーンコーン

先生『で、このⅹとyは連立しているとあるから――」

男「ふぁあ~ぁ……」

ブブブ ブブブ
『ノート取らなくていいんで
 すか?           』

(ポチポチ)『数学は嫌いなの。それにテストは一夜漬けで公式覚えればなんとかなるし!メリーさんは数学とか得意だった?』

ブブブ ブブブ
『分かりません。
 というか、実は生前をあま
 り覚えていなくて…    』

(ポチポチ)『…そっか。』


24 名前:1 ◆6dFCXZUZXg[]投稿日:2012/02/24(金) 21:24:23 ID:g4iXBibc
(ポチポチ)『…とにかく僕は長い記号やら数字の羅列を見るのが好きじゃないんだよね~』

ブブブ ブブブ
『だからですか?男さんのア
 ドレス分かりやすいのは。
 (´ー`)             』

(ポチポチ)『いいでしょ?「the-otoko@」』

ブブブ ブブブ
『簡単に覚えられました! 』

ポチポチ『分かりやすいメアドにしてよかったよw』

 …… ……

男(ニヤニヤ)

女「……?」


25 名前:1 ◆6dFCXZUZXg[]投稿日:2012/02/24(金) 21:26:43 ID:g4iXBibc
 キーンコーン カーンコーン

教師「そして、そのとき時の政府がとった政策が――」

ブブブ ブブブ
『あ、そこの漢字間違ってま
 すよ。
 専は点なしで博は点がつき
 ます。              』

(ポチポチ)『そうなんだ。ずっと両方とも点なしで書いてた。メールだと漢字変換楽そうだねw』

ブブブ ブブブ
『楽ではないですよ。
 というか私が書ける字しか
 変換されてないみたいです
 し。  (。-д-。)        』


26 名前:1 ◆6dFCXZUZXg[]投稿日:2012/02/24(金) 21:27:46 ID:g4iXBibc
(ポチポチ)『普通に漢字で来るからてっきりwてことは漢字得意なの?』

ブブブ ブブブ
『ほとんど困らずに変換でき
 るので生前から詳しかった
 んだと…            』

(ポチポチ)『なるほど…バラってかける?w』

ブブブ ブブブ
『薔薇? ((φ(・д・。)   』

(ポチポチ)『すごwじゃあ…ちみもうりょう』

ブブブ ブブブ
『魑魅魍魎 o(≧∇≦)o
 どうでしょう!?    』

(ポチポチ)『すげぇw そんけ |


27 名前:1 ◆6dFCXZUZXg[]投稿日:2012/02/24(金) 21:28:46 ID:g4iXBibc
男(えっと、『すげぇw 尊敬しますw』……っと)

教師「こらー。男~、授業中にメールすんな~」

男「っ!ごめんなさい電源切っときます!」

 クスクス クスクス

 ――

男(なんてねwサイレントモードにして――ノートに……と)
(カキカキ)『おこられちゃった』

 …… ……
『なるほどコレなら内緒でお
 話しできますね!     』

(カキカキ)『だれにもバレないで会話できるっていいね』

 …… ……
『って、ちゃんと授業受けて
 くださいよ~!
 (*´・з・`)           』


28 名前:1 ◆6dFCXZUZXg[]投稿日:2012/02/24(金) 21:29:35 ID:g4iXBibc
(カキカキ)『ところで なんで漢字にくわしいとか覚えてる?』

 …… ……
『…なんとなく読書は好きだ
 った気がします。
 ずっと本ばかり読んでたよ
 うな。 (´・ω・`)
 
 ごめんなさい。あんまり覚
 えてません…。       』

(カキカキ)『あやらないで どんな人なのかなって気になっただけだから』

 …… ……
『自分の未練も思い出せない
 ようじゃ幽霊失格ですよね
 …                』

(カキカキ)『ちょっとずつ思い出せばいいよ ボクもできることは手伝うから』

 …… ……
『ありがとうございます。 』


29 名前:1 ◆6dFCXZUZXg[]投稿日:2012/02/24(金) 21:30:29 ID:g4iXBibc
 キ-ンコーン カーンコーン

男(未練が思い出せない……か)

女「ねぇ男くん!相手だれなの?数学のときもずっとメールしてたみたいだしw」

男「え?いやw」

友「あぁ~終わった終わった。男~怒られてんじゃwねwぇwよwwwwww」

男「うるせぇ。」

友「こいつ朝からずっとこうなんだよ。彼女だぜwwwwww」

女「えぇっっ!そうなの!?」

男「だから!彼女なんていないってば!」

ティロリーン
『彼女ってことにしちゃえば
 いいんじゃないですか?
 (*゚∀゚)             』


30 名前:1 ◆6dFCXZUZXg[]投稿日:2012/02/24(金) 21:32:16 ID:g4iXBibc
(ポチポチ)『いやそんなことしたらあとが大変にwていうかメリーさんはそれで良いの?』

ティロリーン
『私は全然良いですよ。

 って別に変な意味じゃない
 ですけど…
 あの…その…。(〃ノωノ)  』

男(ニヤニヤ)

友「もうデレデレだなコイツwむしろドロドロになれば良wいwのwにwwwwww」

女(彼女さん返事早いなぁ……)

友「ところで男、この後、帰りにどっか寄ってくか?www」

男「……いや、悪りぃ。今日ちょっと用事あるから」

友「そっか。じゃあまたなwwwwww」

男「おぅ。じゃあな。」

 ―――

ティロリーン
『どこかに行くんですか? 』

男「言ったでしょ。僕も手伝うって。」


31 名前:1 ◆6dFCXZUZXg[]投稿日:2012/02/24(金) 21:33:31 ID:g4iXBibc
ティロリーン
『ここ…図書館ですか?  』

男「そう、読書が好きって言ってたから何か思いだすかなって。」

ティロリーン
『私のためにありがとうござ
 います。  (。v_v。)     』

男「いいのいいの。コレくらいしか出来ること無いし。何か思い出せそう?」

ティロリーン
『いいえ…まだ…。     』

男「……中に入ってみればきっと思い出すよ。行ってみようか……」


32 名前:1 ◆6dFCXZUZXg[]投稿日:2012/02/24(金) 21:34:10 ID:g4iXBibc
男「ココに来るのも久しぶりだなぁ……」

ブブブ ブブブ
『私は始めて来たような気が
 します。            』

男「図書館自体に……ってこと?」

ブブブ ブブブ
『はい。
 なんだかとても遠いところ
 だって気がするんです。 』

男「この辺なら図書館なんてだいたいどこも近くにあるはずだけど……。遠い町なのかな……?」


33 名前:1 ◆6dFCXZUZXg[]投稿日:2012/02/24(金) 21:35:54 ID:g4iXBibc
ブブブ ブブブ
『あの…ココって男さんのご
 家族が勤めてたりしません
 か?              』

男「ん?母さんがココの司書だけど。何で分かったの?」

ブブブ ブブブ
『朝、男さんの家で感じたの
 と同じ携帯が奥にあるみた
 いなので。          』

男「へぇ、そんなことも分かるんだ。」

ブブブ ブブブ
『はい。やっぱりなんとなく
 …ですけど。 (´・д・`) 』


34 名前:1 ◆6dFCXZUZXg[]投稿日:2012/02/24(金) 21:36:20 ID:g4iXBibc
母「あら男、あんたが来るなんて珍しいわね~。」

男「お、噂をすれば。」

母「??何のこと?」

男「なんでもない。それよりココって古い新聞とか保管してない?」

母「いつか必要になるかもって思って、一年分くらいとっといてあるけど……どうして?」

男「それだけあれば十分。ちょっと見せてほしいんだ。」

母「いいけどちゃんと片づけなさいよ。奥にあるから入っていいわ。」

男「ありがと。」


35 名前:1 ◆6dFCXZUZXg[]投稿日:2012/02/24(金) 21:37:20 ID:g4iXBibc
 ―― ――

ティロリーン
『さっきのが男さんのお母さ
 んですか。
 綺麗な方ですね…。   』

男「ちょっと若作りしてるだけだよ……ええと、ここだな。」

ティロリーン
『新聞を見てどうするんです
 か?              』

男「昨日49日間で能力を決めるって言ってたでしょ?
  逆算したらメリーさんは49日以内に亡くなったはずだから、もしかしたらなんか載ってるんじゃないかなって。」

ティロリーン
『…そうですよ、ね。   』


36 名前:1 ◆6dFCXZUZXg[]投稿日:2012/02/24(金) 21:37:49 ID:g4iXBibc
男「……怖い?」

ティロリーン
『…少し。
 でも、何か思い出せるなら
 がんばります!       』


男「僕もついてるから。……メリーさんが気がついたのって何日前か分かる?」

ティロリーン
『…男さんにメールをしたの
 がちょうど最後の49日目
 でした。           』

男「そっか。じゃあ昨日から49日前の新聞は……と――」


37 名前:以下、名無しが深夜にお送りします[]投稿日:2012/02/24(金) 21:38:24 ID:M9khPv16
読みにくいが読んでるぞ


38 名前:1 ◆6dFCXZUZXg[]投稿日:2012/02/24(金) 21:39:04 ID:g4iXBibc
男「っ!!メリーさん……これは?」

ティロリーン
『隣町の、通り魔殺人…です
 か。              』

男「もしかして……この被害にあった女子高生って……」

ティロリーン
『あれ?でも、この事件49
 日前に起きたんですよね?』

男「うん。だからちょうどメリーさんになった日の……」

ティロリーン
『はい。
 ですからこの事件が起きた
 時に私はもう幽霊になって
 いたはずです。       』

男「あ、そうか。じゃあこの事件は無関係……よかった。」


39 名前:1 ◆6dFCXZUZXg[>>37 専ブラ推奨。でも、ありがとうございます。]投稿日:2012/02/24(金) 21:42:21 ID:g4iXBibc
ティロリーン
『でもこの事件、まだ犯人は
 捕まってないんですね… 』

男「そういえば今朝ニュースでもやってたっけ。この前また女子高生が襲われたって。その子も重傷らしいし。」

ティロリーン
『…この子も幽霊になったん
 でしょうか?         』

男「……どうだろう。僕なら、犯人を呪うかもしれない。」


40 名前:1 ◆6dFCXZUZXg[]投稿日:2012/02/24(金) 21:43:15 ID:g4iXBibc
ティロリーン
『成仏、できたのでしょうか
 …。             』

男「……?どういう意味?」

ティロリーン
『犯人を呪ったとして。
 たとえば犯人を…殺して。

 それで、納得できますか…
 ?               』

男「でき、ない……かな。多分一番の未練は――。」

ティロリーン
『死にたくなかった。
 
 …ですよね       』


41 名前:1 ◆6dFCXZUZXg[]投稿日:2012/02/24(金) 21:43:57 ID:g4iXBibc
男「……やっぱりメリーさんも?」

ティロリーン
『ん~。どうなんでしょう?
 少なくとも今は死んでいる
 ことを悲観してないんです
 よね。 (´・ω・`)      』

男「でも幽霊は未練があって現世に残った人なんだよね?」

ティロリーン
『はい。それは間違いありま
 せん…けど。
 ただ、私は死んでしまうこ
 とが嫌なのではなく、やり
 残した事があるから幽霊に
 なった…の、かな。たぶん 』


42 名前:1 ◆6dFCXZUZXg[]投稿日:2012/02/24(金) 21:44:34 ID:g4iXBibc
男「そのやり残したことが出来たら……メリーさんは、成仏するのかな?」

ティロリーン
『そのはずです。

 ですが、もしこの被害者の
 子のように幽霊になったの
 なら…
 ただ生きていたかっただけ
 なのなら…          』
 
男「……未練があっても、成仏できるとは限らないかも知れない、か。」

ティロリーン
『私もそうかもしれません…

 未練が分かっても、それが
 実現できない…かも。   』


43 名前:1 ◆6dFCXZUZXg[]投稿日:2012/02/24(金) 21:45:06 ID:g4iXBibc
男「……探すの、やめる?」

ティロリーン
『…お気使いありがとうござ
 います。
 でも、やっぱり私は知りた
 いです。
 なぜ私がこの世に残ってい
 るのか。

 …巻き込んでしまってごめ
 んなさい。          』

男「気にしないで……。その、僕も興味あるから……なんて言ったら不謹慎かもしれないけど。」

ティロリーン
『出会ったのが男さんで
 良かったです。
 本当に。 (*u_u*)   』

男「それは答えが見つかってから言ってよwさてと、次を探そうか――」


46 名前:1 ◆6dFCXZUZXg[]投稿日:2012/02/24(金) 21:45:37 ID:g4iXBibc
男「う~ん……少し前後して探したけど収穫は無かったなぁ。」

ティロリーン
『名前も知らずに分かるもの
 なんでしょうか?      』

男「推測だけどね。『メリーさん』を知ってたりメールの感じから僕とそんなに年は変わらないと思うんだけど……
  メリーさんが気がついた時周りに何か無かった?」

ティロリーン
『意識が無いまま風に流され
 ていたようで…
 気がついたときは知らない
 場所でした。         』


47 名前:1 ◆6dFCXZUZXg[支援ありがとうです]投稿日:2012/02/24(金) 21:47:02 ID:g4iXBibc
男「じゃあその後、何か知ってる人に出会ったりしなかった?」

ティロリーン
『何か知ってる人…ですか?』

男「寺生まれのTさん……は無いか。でも幽霊の先輩とかさ。」

ティロリーン
『…他の幽霊には会ったこと
 がありません。        』

男「え?この辺にいるのはメリーさんだけってこと?」

ティロリーン
『…いえ、きっと他にもたく
 さんの幽霊はいるんだと思
 います。

 でも、誰も感じられません
 でした。            』


48 名前:1 ◆6dFCXZUZXg[]投稿日:2012/02/24(金) 21:47:40 ID:g4iXBibc
男「……それって、……『一人』だったってこと?」

 …… ……

男「……メリーさん?」

ティロリーン
『最初は道行く人に声をかけ
 たりしましたが…
 お互いを認識して話が出来
 たのは…男さんが初めてで
 した。              』


49 名前:1 ◆6dFCXZUZXg[]投稿日:2012/02/24(金) 21:49:19 ID:g4iXBibc
男「49日……ずっと?」

ティロリーン
『…そうです。      』

男「……49日間……どうしてたの?」

ティロリーン
『まずは、手当たりしだい声
 をかけてみました。
 …空耳だと思われましたけ
 ど。               』

男「……。」

ティロリーン
『次は姿を見せてみて。
 でも、みんな素通りして行
 っちゃいました…。     』

男「……生前を知ってる人には出会わなかった?」

ティロリーン
『多分…誰も声はかけてくれ
 ませんでしたし。       』

男「ただ知らない人が立ってるだけじゃ、幽霊とは思わない……か。」


50 名前:1 ◆6dFCXZUZXg[]投稿日:2012/02/24(金) 21:50:26 ID:g4iXBibc
ティロリーン
『その後に思いついたのが
 「メリーさん」でした。
 電話で。あなたの後ろに…
 って。             』

男「それなら有名だし気づいたんじゃ?」

ティロリーン
『はい。成功はしました。

 ただ…
 その人は携帯をその場に投
 げ出して走って逃げてしま
 いました…。          』

男「まぁ……ね。」

ティロリーン
『覚悟はしていましたけど、
 人に怖がられるのは…少し
 …つらかった。
 …です。            』

男「……。」


51 名前:1 ◆6dFCXZUZXg[]投稿日:2012/02/24(金) 21:51:10 ID:g4iXBibc
ティロリーン
『それからはしばらく何も
 しませんでした。
 出来ませんでした。
 
 誰かを傷つけるくらいなら
 …怖がられるくらいなら、
 このまま消えてしまおうか
 …って
 
 でもそうやってただ街を歩
 いていたら、メールをして
 いる人達をたくさん見かけ
 て…              』

男「メリーさんメールを思いついた……?」


52 名前:1 ◆6dFCXZUZXg[]投稿日:2012/02/24(金) 21:51:58 ID:g4iXBibc
ティロリーン
『はい。
 でも、また怖がられてしま
 うんじゃないか…
 不安で…

 最後に一度だけ…と。  』

男「それで、49日目に送ったのが……僕。」

ティロリーン
『はい。
 あの時あの場所で偶然お見
 かけした携帯にメールした
 んですが…           』

男「そっか……。それが僕でよかったよ。」

ティロリーン
『本当に。
 ありがとう。         』


53 名前:1 ◆6dFCXZUZXg[]投稿日:2012/02/24(金) 21:52:41 ID:g4iXBibc
男「気にしないの。……さてと、そろそろ片付けないと母さんに迷惑かけちゃうかな――」

 コン コン
 がちゃり
母「ちょっと男、そろそろ閉館時間だから片付けて頂戴。」

男「おっと!うん。今ちょうどやろうと思ってたとこ。」

母「学校の宿題か何か?調べたいことは終わったの?」

男「まぁ、だいたい。」

母「そう、じゃあ早く片しちゃってね。」

男「うん。わかった……。――よし!帰ろっか。」

ティロリーン
『はい。
 ありがとうございました。  』


関連記事
[ 2012/02/26 11:50 ] 男「」or女「」 | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック:
この記事のトラックバック URL
http://yajirusiss.blog.fc2.com/tb.php/409-9226b807

プロフィール

LACK

Author:LACK
うーっす
当ブログはノンアフィリエイトです
何か(不満、ご希望、相互リンク・RSS、記事削除、まとめ依頼)等はコメント及びメールフォームまでオナシャス!
SSよみたいかきたい!!!1
不定期更新で申し訳ない

カテゴリ

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。
アクセスランキング ブログパーツ