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女「動悸がドゥキドゥキ」1/3



女「動悸がドゥキドゥキ」



1 名前:以下、名無しが深夜にお送りします[]投稿日:2012/01/15(日) 21:23:34 ID:4aJrb6Vc
女「どうですか、この圧倒的な言語センスは」

男「……」

女「成る程、あまりにも素敵な言語センスに言葉が出ませんか」

男「……あまりの寒さに死にかけてたんだよ」

女「ほう寒気がする程素敵だと」

男「ポジティブだな、おい」



元スレ
女「動悸がドゥキドゥキ」




2 名前:以下、名無しが深夜にお送りします[]投稿日:2012/01/15(日) 21:27:24 ID:TYl3N3Cs
男「というかなんでいきなりそんなくだらない駄洒落を」

女「くだらないとはツンデレな」

男「……そこは失礼な、じゃないのか」

女「いえ、あなたの事です。面白いのを認めたく無いからあえてくだらないと言った、私はそう見ました」ビシッ

男「指差すな」


3 名前:以下、名無しが深夜にお送りします[]投稿日:2012/01/15(日) 21:34:50 ID:tNpb6B2s
女「……!」ピカーン

男「どうした」

女「ひらめきました。聞きますか?」

男「嫌な予感がするから聞かない」

女「残念ながら強制イベントです」

男「ちくしょう」


4 名前:以下、名無しが深夜にお送りします[]投稿日:2012/01/15(日) 21:41:40 ID:RQ6pjSB.
男「で? なんだ」

女「ええ、言いましょう」ゴゴゴゴゴゴ

女「ストーンが、スットン!」

男「……」

女「……さあ、感想を」

男「お前と幼なじみだと言う現実を消し去りたくなった」




 
6 名前:以下、名無しが深夜にお送りします[]投稿日:2012/01/15(日) 21:51:28 ID:vxdnMXXY
女「残念ながらタイムマシンはあなたと私が生きてる間は出来そうに無いのであきらめてください」

男「……って言うか、なんでこんな糞寒い駄洒落をいきなり言いやがった」

女「……デカルトが無いですね」

男「この前、自分の部屋で漫画読んでたら、ノックも無しにいきなり入ってきたお前が言う台詞とは思えないん
だが。あとデリカシーな」

女「……デカルトでカルト」

男「意味わかんねえよ」


5 名前:以下、名無しが深夜にお送りします[sage]投稿日:2012/01/15(日) 21:45:30 ID:XwC.XElU
これ書くたびにID変わってるのか?


7 名前:4aJrb6Vc[]投稿日:2012/01/15(日) 21:58:54 ID:RQ6pjSB.
>>5なんでだろうね。とりあえず最初のIDを名前に書いとく。まあすぐオチなのだけど。

男「……と言うか話逸らすな」

女「ばれましたか」

男「ばればれだ」

女「ばればれバレンタイン」

男「もう突っ込まねえよ」

女「突っ込むなんて卑猥」

男「卑猥なのはお前の脳内だ」


8 名前:4aJrb6Vc[]投稿日:2012/01/15(日) 22:06:13 ID:4aJrb6Vc
女「うら若き乙女になんて事を」

男「残念ながらこの場所にうら若き乙女など居ない。居るのは目の前に居る腐れ縁のお前だけだ」

女「うちの父さん曰わく納豆は最初から腐ってるから賞味期間が切れても大丈夫だそうだが」

男「知るか。そろそろ帰るぞ」

女「ああ。……と、帰る前に一つ」

男「なんだ」


9 名前:4aJrb6Vc[]投稿日:2012/01/15(日) 22:15:35 ID:8R7xbF2M
女「……付き合ってくれ」

男「? 別にいいぞ。どこに行くんだ?」

女「いや、その付き合うじゃなくて、関係としての付き合うだ」

男「……ああ。だからお前、俺をここに呼んだんだな」

女「ああ。体育館裏なんてベタベタにベタだろう?」

男「確かにテンプレートだな。まあ俺はお前に言われるまでまったく気付かなかったが」

女「まあお前は鈍いからな。で? 返答は」

男「ああ。断る」


10 名前:4aJrb6Vc[]投稿日:2012/01/15(日) 22:22:37 ID:BqlAuq16
女「……」

男「が、その代わりに提案だ。俺と同じ墓に入れ」

女「……ふっ。はは、ははは……」

男「……なんだよ」

女「いや、周りくどいと思ってね。やはり君は――」

男「ツンデレだな、ってか。うるせぇよ」

 
11 名前:4aJrb6Vc[]投稿日:2012/01/15(日) 22:33:55 ID:vxdnMXXY
女「さて、快い返事も貰えたし、帰るか?」

男「おう。と、その前に一つ。聞きたい事がある」

女「なんだ? スリーサイズなら上からはち――」

男「ちげえよ。なんで最初は敬語だったって事だよ。ギャグかと思って突っ込まなかったが」

女「ああ、それか? 簡単な話だよ。私も父も緊張すると何故か敬語になってしまってね」

男「初めて知ったんだが」

女「お前の前ではほとんど緊張しなかったからな。……そこまでお前に告白するのに緊張してたって事を深読みしてくれると嬉しいね」

男「そうかよ」



13 名前:4aJrb6Vc[]投稿日:2012/01/15(日) 22:38:37 ID:NVOhN0qA
男「……ああ、そうだもう一つ聞きたい事がある」

女「一つっていわなかったか?」

男「おまけだよ。で、聞くが、なんなんだったんだ? あのくだらない駄洒落は」

女「ああ。簡単な話だよ。ただの――」


 

 
女「――照れ隠しさ」

 終わり


14 名前:以下、名無しが深夜にお送りします[sage]投稿日:2012/01/15(日) 22:41:02 ID:PxCYaHyE


女はなんかブギーポップキャラみたいだ


16 名前:以下、名無しが深夜にお送りします[]投稿日:2012/01/15(日) 22:43:24 ID:grJcaK8A



17 名前:以下、名無しが深夜にお送りします[sage]投稿日:2012/01/15(日) 23:22:41 ID:CpliNRVU
乙だがも少し話を読みたかった


18 名前:4aJrb6Vc[]投稿日:2012/01/16(月) 00:02:26 ID:4eWQ2KR.
せっかく立てたのでもうちょっと書いて見る。

女友「わたしに足りないのってなんだと思う?」

女「……なんだいきなり」

女友「いいから答えてよー」

女「ふむ。女友に足りない物か。……胸?」

女友「うっさいわ」


19 名前:4aJrb6Vc[]投稿日:2012/01/16(月) 00:04:26 ID:DFqgttNQ
女「足りない物がなんだと聞いたのは女友だろう」

女友「まー、確かにそうだけどさー。せめて理由も一緒に言ってよ」

女「理由か。……そうだな。とりあえず良い所を上げてみよう」

女友「どんとこい」

女「まず女友は背が高い」

女友「毎日欠かさず牛乳飲んだらこうなったのよね。わたしは背より胸が欲しいのに」

女「成るようにならない物だよ。特に今は言いたい事も言えないこんな世の中だしな」

女友「ポイズンかよ」


20 名前:4aJrb6Vc[]投稿日:2012/01/16(月) 00:07:50 ID:mf2cpANA
女「さて。他に良い所は……腰が細い、か?」

女友「まあテニス部ですから」

女「羨ましいな。交換してくれ」

女友「テニス部に入れば細くなるよー。入る?」

女「私はノーコンだから無理だ。この前公園に行った時、足元にソフトボールが転がって来てな。遠くから子供
達が投げてと叫ぶので投げたんだ。そしたらな」

女友「明後日の方向に飛んでった?」

女「いや、横を歩いていた通りすがりのお爺ちゃんの後頭部に見事当たった。謝ってもう一回投げたら今度は
犬の散歩に来てた少年に当たってな。三度目の正直で投げたら私の後頭部に当たった。仕方ないので手渡したよ」

女友「……あんたが投げる球にはホーミング機能でも付いてるの?」



22 名前:4aJrb6Vc[]投稿日:2012/01/16(月) 00:12:49 ID:y.NRvHXA
女「最後に女友は顔が良い。かけてる眼鏡のおかげか理知的に見える。まあ中身はこれだが」

女友「文句あるのかー」

女「いや、無い。そう言えば何度か同性に告白されたようだな」

女友「まあわたしは健全に男が好きだから断ったけど」

女「まあそうだろうな」

女友「で? わたしの良い所を挙げた結果?」

女「顔が良く、長身でウエストキュッ」

女友「ふふん」

女「だが胸が無い」

女友「うるさいわー!」


23 名前:4aJrb6Vc[]投稿日:2012/01/16(月) 00:25:33 ID:otRZEbXo
女「……と、こんな会話をこの前した」
男「……そうか。それで?」
女「さて、私の足りない物はなんだと思う?」
男「身長」
女「そうだな、身長だ。だから、棚の上に物を置かないでくれ。下手をすれば大怪我になっていたぞ」
男「それについては反省している。次からは手の届く場所に置くよ」
女「反省で済むなら反省文は要らない。罰として私の言う通りにしろ」
男「言う通りに?」
女「ああ。と言ってもそんな大変な事じゃない」


25 名前:4aJrb6Vc[]投稿日:2012/01/16(月) 00:26:37 ID:oMpmD56Q
女「……私を抱っこしろ」

男「……」

女「早くしろ」

男「はいはい」

終わりー。


26 名前:以下、名無しが深夜にお送りします[sage]投稿日:2012/01/16(月) 00:27:05 ID:Tb8dy34Y
レスした瞬間オワタww

おっつー



28 名前:以下、名無しが深夜にお送りします[sage]投稿日:2012/01/16(月) 01:02:08 ID:4YrT8Xdc


30 名前:以下、名無しが深夜にお送りします[sage]投稿日:2012/01/16(月) 12:52:27 ID:lwk5CEKI
おっつ


31 名前:4aJrb6Vc[]投稿日:2012/01/16(月) 20:56:53 ID:kz.2GkFM
再び参上。

女「……ふむ」

男「どうした、まったく似合わない考える人のポーズとって」

女「いや、お前の彼女になれたから、これを期に今まであまり見なかった雑誌に手を出してみたんだが」

男「……クロスワードか。確かにお前はこう言うのあまりやらないよな」

女「どうだ、殊勝だろう?」

男「自分で言うか。あとスカートで考える人のポーズとんな」


32 名前:4aJrb6Vc[]投稿日:2012/01/16(月) 20:58:41 ID:mf2cpANA
女「聞きたい事がある」

男「なんだ」

女「1185年に起きた事とはなんだ」

男「鎌倉幕府の成立だ」

女「……あれは1192年じゃなかったか」

男「ニュース見ろよ。前々から違うって言われてつい最近公式に変更されたんだよ」

女「お前も知っての通り私は何時も遅刻ギリギリだからニュースを見る習慣は無い」

男「いやニュース見なくてもこの前歴史の授業で先生が言ってたぞ」

女「私はあの先生嫌いなんだ。だからあの先生の授業になると、起きている振りしていつも寝てる。授業の内
容は女友にプッチンプリン一個と引き換えに書くの頼んであるから問題ない」

男「……そういやお前何時も歴史の授業だけ微動だにしないな。寝てたのかよ、あれ」

女「どうだ、完璧だっただろう。……にしても歴史って変わるのか。これでは何のために暗記するかわからない
な」

男「まあ、それについては同意する」


33 名前:4aJrb6Vc[]投稿日:2012/01/16(月) 21:00:46 ID:DFqgttNQ
ピンポーン

男「……ん。お隣さんが回覧板届けに来たのかね。少し行ってくる」

女「おー。行ってらっしゃーい」


 
 数分後。


 
女「……ふむ、わからん。というか遅いな、男」

妹「……」コソッ

女「……お、妹ちゃん。お邪魔してるぞ」

妹「……茶」

女「残念ながら今日の私のパンツは白だ」


 
34 名前:4aJrb6Vc[]投稿日:2012/01/16(月) 21:03:13 ID:y.NRvHXA
妹「……」フルフル

妹「お茶」スッ

女「……ああ。ありがとう」

妹「うん」

女「そうだ、妹ちゃん。この問題解るか? 卵を電子レンジで温めるとどうなるか、なんだが」

妹「……」フルフル

女「まあ、わからないか」

妹「ごめん、なさい」

女「いやいや別に良いよ」ナデナデ

妹「……ん」コクン

男「……まったく、お隣さんは話長いよなー。母さんなら歓迎するだろうけど、俺は無理だ。……と、妹。帰ってたのか」

妹「うん。ただい、ま」

男「おう。おかえり。冷蔵庫に昨日作ったケーキあるけど食べるか?」

妹「うん!」


35 名前:4aJrb6Vc[]投稿日:2012/01/16(月) 21:05:22 ID:/78Cy.oA
男「じゃあちょっと待ってろ。用意するから――」

女「と、その前に聞きたい事がある」

男「……またかよ」

女「まただ」

男「……まあいいか。で、なんだ」

女「電子レンジに生卵入れるとどうなるんだ?」

男「爆発する」

女「そうなのか!? よし、早速――」

男「試すな。ケーキ持ってくるから大人しくしてくれ」

女「……解った」


 
36 名前:4aJrb6Vc[]投稿日:2012/01/16(月) 21:11:31 ID:4eWQ2KR.
~数週間後~

女「そんな訳で泊めてくれ」

男「省略するな。いきなり来てそんな訳と言われて解らん。ちゃんと話せ」

女「ああ。この前クロスワードをやってただろう。なんとか完成したので応募したら、」

男「見事当たったんだっけな。それは3日ぐらい前から、お前の母さんが俺の母さんに電話で自慢してたから
知ってる。確か、3日間の休みを快適素敵に過ごす旅行……だったか? で、今日出発するんだっけ?」

 
37 名前:4aJrb6Vc[]投稿日:2012/01/16(月) 21:13:31 ID:kz.2GkFM
女「いや、それがな……飛行機で行くんだ」

男「……ああ、成る程。お前飛行機苦手だっけな」
女「……そう言う事だ。まさか当たるとは思わなかったからな」

男「運が良いのか悪いのか……まあいいや。とりあえず母さんに言っとくよ」

女「ああ、頼む。それと一つ訂正したい」

男「? なにをだ」

女「お前さっき、運が良いか悪いか、と言ったな。私は良いと思っている」

男「? せっかく当たったのに行けないんだから悪いだろ」


 
38 名前:4aJrb6Vc[]投稿日:2012/01/16(月) 21:17:00 ID:4eWQ2KR.
女「確かに旅行に行けないが、その代わり3日もお前と生活出来るんだ、私はだから運が良いと思う」

男「……はあ。一つ、提案がある」

女「む? なんだ」

男「明日辺り一緒に何処か行こうか? 遊園地……とか、な」

女「……ああ! 行こう。一緒にな」

 もしかしたら続く?



 
41 名前:4aJrb6Vc[]投稿日:2012/01/16(月) 21:30:04 ID:y.NRvHXA
翌日

女「来たぞ遊園地!」

男「母さんから軍資金頂いたから、遠慮しなくていいぞ」

女「ああ。後でお義母さんにはお礼を言うとして、今は存分に楽しもう! ……しかし、人が多いな」

男「まあ日曜だからな」

女「だがこのままだとはぐれてしまうぞ」

男「ならこうすればいいだろ」ギュッ

女「む……。……少し、恥ずかしいぞ」

男「手を握っただけで恥ずかしいならこの前の抱っこはより恥ずかしいぞ?」

女「あ、あれは、お前と二人きりだったから……」

男「はいはい。で、まず何に乗ろうか?」

女「ん……。ジェットコースター」

男「背が届くと良いな」

女「む……! 私はそこまで小さく無い!」


42 名前:4aJrb6Vc[]投稿日:2012/01/16(月) 21:34:02 ID:/78Cy.oA
 こっからはのんびり書くので遅くなります。ご容赦を

男「ギリギリだったな」

女「ここの身長のハードルが高いんだ! 私が低い訳じゃない!」

男「解った、解った。……と、動くぞ」

女「あ、ああ」

男「なんだ? 怖くなってきたのか?」

女「そ、そんな訳無いだろう!」


 
43 名前:4aJrb6Vc[]投稿日:2012/01/16(月) 21:38:40 ID:y.NRvHXA
女「……」

男「大丈夫か? ほらオレンジジュース」

女「ああ、ありがとう……。次からは、ジェットコースターには、乗らない」

男「そうか。で、どこに行く?」

女「んー。コーヒーカップかな。飲み物飲めるし、座れるし」

男「じゃあ、行くか」


44 名前:4aJrb6Vc[]投稿日:2012/01/16(月) 21:44:36 ID:y.NRvHXA
男「……お前、な、全力で回すなよ……」ウプッ

女「す、すまん。ついやりたくなって」

男「子供かよ、まったく。……ジュースもこぼれたし……」

女「せめて服にかからなかったのが救いだな」

男「ああ、そうだな。……次行く所は俺が決めていいか?」

女「ああ、いいぞ。……ってなんだその悪魔のような笑みは?」


45 名前:4aJrb6Vc[]投稿日:2012/01/16(月) 21:51:44 ID:oMpmD56Q
男「……」ズンズン

女「ま、待て!」

男「……」ズンズン

女「わ、私が悪かった! 私が悪かったからそれだけは止めてくれ!」

男「……すいません、いくらですか?」

お化け屋敷の従業員「500円でーす」

男「さあ行こうか」

女「嫌だぁぁー!」



47 名前:4aJrb6Vc[]投稿日:2012/01/16(月) 22:37:06 ID:otRZEbXo
女「……」ゼーハー、ゼーハー

男「……」

女「……」ゼー、ゼー

男「正直すまんかった」

女「……おい」

男「ハイ、ナンデショウカ」

女「何か甘い物買ってきてくれ」

男「ワカリマシタ」


 
48 名前:4aJrb6Vc[]投稿日:2012/01/16(月) 22:40:05 ID:y.NRvHXA
女「……」

男「機嫌、直った?」

女「……ん、まあ」

男「じゃあ次はどこに行く?」

女「あそこ」ビシッ

男「……ミラーハウスか」


49 名前:4aJrb6Vc[]投稿日:2012/01/16(月) 22:44:11 ID:4eWQ2KR.
男「おでこ、大丈夫か?」

女「ん、まあ、大丈夫だ」サスサス

男「そうか。で、次はどこへ行く?」

女「……その前に、今何時だ?」

男「んーと、12時20分だ」

女「じゃあ昼ご飯にしよう」

男「それもそうだな」


50 名前:4aJrb6Vc[]投稿日:2012/01/16(月) 23:01:31 ID:oMpmD56Q
女「ふう……。美味しかったな」

男「ああ。それに勉強になった。デザートのあれにはびっくりしたな。今度参考にしよう。……で、どこ行く?」

女「んー。土産屋に行くか? 少し早いがじっくり選べるだろう」

男「確かにな。母さんはクッキーで良いとして妹には何を買うか……」

女「いや、妹ちゃんのは私が買う。お前は私の姉と弟に何か買ってくれ」

男「解った。2千円でいいか?」

女「ああ」

男「とりあえず単独行動で行こう。その方が自由に選べるだろうし。集合時間は2時半で場所はこの辺りで」

女「解った」

男「じゃ、解散」

51 名前:4aJrb6Vc[]投稿日:2012/01/16(月) 23:09:03 ID:otRZEbXo
女「すまん、少し遅れた」

男「いや、俺も今来たばっかりだから気にする事は無い。……しかしたくさん買ったな」

女「妹ちゃんの喜ぶ顔が見たくてな。少し奮発した。あ、それと……これ」

男「キーホルダー?」

女「ああ。気に入ると思ってな」

男「おう、気に入ったよ。ありがとう。で、これはお返しだ」

女「……髪留め、か」

男「気に入らなかったか?」

女「いや。気に入った」

男「そうか。よかった」


52 名前:4aJrb6Vc[]投稿日:2012/01/16(月) 23:17:30 ID:mf2cpANA
女「で? 次はどこに行くか」

男「そうだな……ん?」グイグイ

子供「……」

女「……なんだ、その子供は」

男「俺も解らん」

女「見た所、5歳くらいか」

子供「……パ」

女「……ん?」

子供「パパ?」

女「……さあ、これはどういう事か説明してもらおうか」

男「待て待て待て落ち着け。間違えてるんだよ」

女「……迷子か?」

男「多分、な。……どうする?」

女「決まっているだろう。親を探す」


53 名前:4aJrb6Vc[]投稿日:2012/01/16(月) 23:41:09 ID:otRZEbXo

「本当に、ありがとうございます!」

男「いえいえ」

子供「あー」


 
女「……無事に見つかって良かったな」

男「ああ。だが探している間に閉園時間までもう少しになったな。乗れるのも後一つぐらいだろう。何にする?」

女「決まっているだろ? 最後に乗るのは――」

 
55 名前:4aJrb6Vc[]投稿日:2012/01/17(火) 05:33:45 ID:NqBFyHac
男「……観覧車、か」

女「見ろ、人がゴミのようだぞ?」

男「お前、飛行機は苦手なのに観覧車は平気なんだな」

女「ん? 私が飛行機やジェットコースターが苦手なのはびゅーんてくるからだ。こう、ゆっくりと上がるのなら大丈夫」

男「ははあ。成る程ね」


56 名前:4aJrb6Vc[]投稿日:2012/01/17(火) 05:37:37 ID:NqBFyHac
女「あ、ほら、多分あれだ、私達の家の屋根!」

男「んー? よっ、と。どれだ?」

女「ほらあれ、私が指差している所」

男「んー……。あの青い屋根か?」

女「うん」

男「……もしかしたら違う家かもしれないぞ」

女「……夢をぶち壊すなよー」


57 名前:4aJrb6Vc[]投稿日:2012/01/17(火) 05:58:51 ID:zkFHWkEU
女「そろそろ頂上にさしかかったな」

男「ああ。こっからは下りに下る転落人生だな」

女「だから夢を壊す事を言うなー!」

男「はいはい。……あ、反対側の窓に……」

女「? 何かあるのか?」クルッ

男「……」チュッ


58 名前:4aJrb6Vc[]投稿日:2012/01/17(火) 06:06:28 ID:zkFHWkEU
女「……」

男「……」

女「お、おおお、お前……!」

男「なんだ」

女「ゆ、ゆ、ゆゆ」

男「……許さないぞ、か?」

女「夢が無いな!」

男「その言葉は予想外だ」


59 名前:4aJrb6Vc[]投稿日:2012/01/17(火) 06:13:33 ID:C43LjwG6
女「まだ、頂上にさしかかったばかりだぞ!? キ、キスするならもっと頂上まで行って、甘い雰囲気になってだ
な!」

男「いや、残念ながらお前と甘い雰囲気になるには少なくとも数分の時間が必要だっただろ」

女「酷いな!? しかし否定出来ない!」

男「否定出来ないのかよ」


 
 
60 名前:4aJrb6Vc[]投稿日:2012/01/17(火) 06:21:39 ID:dIxEmde2
 
女「……」プクー

男「……反対側の窓に――」

女「……騙されないぞ」

男「サンタクロースが」

女「何!?」バッ

男「嘘だ」

女「……」

男「……」

女「……」プイ

男「……」

女「……」プクー

男「……」

男「……(ふむ。割と楽しい)」


61 名前:4aJrb6Vc[]投稿日:2012/01/17(火) 06:29:11 ID:keho9Nk.
男(……そろそろ下りか)

女「……」プクー

男「……女、」

女「……」プクー

男「……愛してる」

女「……!」バッ

男「本当だ」チュッ

女「……~~~!」


62 名前:4aJrb6Vc[]投稿日:2012/01/17(火) 06:36:45 ID:zkFHWkEU
女「……」ゼーハー、ゼーハー

男「……」

女「お、お前な……」

男「なんだ」

女「し、し、し、舌まで、い、入れ……!」

男「二回嘘を吐いた詫びだ。問題でもあるか?」

女「……も、問題……」

男「何ならもう一回するか」

女「……ナイデス」

男「なら、いいだろ。と、そろそろ地上だな」


 
63 名前:4aJrb6Vc[]投稿日:2012/01/17(火) 06:45:54 ID:MAYjxkXM
男「さて、そろそろ帰るとするか……。今日は楽しかったか?」

女「ああ、楽しかったよ」

男「そうか」

女「……」

男「……」

女「……また、」

男「ん?」

女「また、いつか来よう。今度は、二人じゃなくて――」

女「――三人で」

 
64 名前:4aJrb6Vc[]投稿日:2012/01/17(火) 06:46:36 ID:HpUnOJiU
 オチも付いたし一回寝落ちしちゃったので一旦終わります。また書くかもしれません。


65 名前:以下、名無しが深夜にお送りします[sage]投稿日:2012/01/17(火) 08:57:59 ID:3F4j5cXQ
いったん乙


66 名前:以下、名無しが深夜にお送りします[sage]投稿日:2012/01/17(火) 11:48:02 ID:YdLY0Pjc
おつ


67 名前:4aJrb6Vc[]投稿日:2012/01/18(水) 02:00:36 ID:dHPTgojc
 ちょっと書き溜めてから投下しようとしたら寝落ちした。今回は女友のターンです。

女「ただいま」

女友「……お邪魔しまーす」

女母「お帰り女。……あら? その子は……女友ちゃんかしら」

女友「……は、はい、お久しぶりです、女の母さん」

女母「ええ本当、久しぶり……。今日はどうしたのかしら」

女友「今日はちょっと女と勉強会で……。夕食前には帰る予定です」

女母「あら、泊まっていけば良いのに」

女友「さ、流石にそこまでは……悪いかな、と」

女母「あら……遠慮しなくてもいいのよ? 私は大歓迎。ね? 女」

女「私に振るな。私としては男にこの前の二泊を返したい」

女母「やだもう。この子ったらのろけちゃって……」

女「のろけではない。あとで何か飲み物を持って来てくれ」

女母「はいはい、わかりましたよ」


68 名前:4aJrb6Vc[]投稿日:2012/01/18(水) 02:03:02 ID:aXxTO4QQ
バタン

女友「はふぅ~」ヘナヘナ

女「人の部屋に来ていきなりへたり込むとは」

女友「いやさ、あんたの母さんと会ったの二、三回程度でその上最後に会ってからもう一年以上なのに思い出
すって……。記憶力良すぎでしょ」

女「ああ。記憶力が良すぎて困る。にしても女友母さんへの口調がやけに丁寧だったな?」

女友「……うん、最初に会った時、ババア呼ばわりしちゃってね……」ガクガク

女「……ごしゅうしゅう、御愁傷だな」

女友「今あんた噛まなかった?」


69 名前:4aJrb6Vc[]投稿日:2012/01/18(水) 02:06:25 ID:IaZFcgOE
女「気のせいだ。さて勉強を始めるか」

女友「ういっしゅ。まずどこを勉強する?」

女「苦手な科目をやろう」

女友「んー。苦手な科目かー。英語かな?」

女「私は社会だ」

女友「いつもわたしに写させてるもんねー。というかあんたとわたしじゃ解らないとこ多すぎない?」

女「大丈夫だ。助っ人を頼んである」

女友「助っ人?」

女「ああ。今はまだ来てないから、解らないところは跳ばそう」

女友「おっけー」


 
70 名前:4aJrb6Vc[]投稿日:2012/01/18(水) 02:08:44 ID:Bw7bG/X.
女友「ところでさー」カキカキ

女「なんだ」

女友「この前男と一緒に遊園地行ったんだって?」

女「ああ」

女友「キスされたんだってー?」

女「そ、それは誰からの情報だ!? 答えろ! いや答えなくてもいい、解った! 男め会ったら蹴飛ばす!」

女友「いや、落ち着きなさいってー。わたしは男からじゃなくて男友君から聞いたんだよ」

女「……男友か。成る程、なら蹴るのは止めとこう。あいつもよかれと思って話したのだろうからな」

女友「? なんの話ー?」

女「こっちの話だ」

71 名前:4aJrb6Vc[]投稿日:2012/01/18(水) 02:10:29 ID:dHPTgojc
女友「しっつもーん」カキカキ

女「何だ、何が解らない」

女友「いやさ、ピカチューって尻尾どうなってたかなーって」

女「落書きしてないで勉強をしろ」


72 名前:4aJrb6Vc[]投稿日:2012/01/18(水) 02:14:09 ID:NDpANv0E
女友「いやだって跳ばし跳ばしやってたらさ、やってないところまで行っちゃって」

女「……せめて少し考えるくらいはしろ」

女友「考える、ねー。……んー」

女姉「……そこはまず複数形に直します」

女友「わっ。……えと、複数形?」

女姉「はい。次にこうしてこうします」


73 名前:4aJrb6Vc[]投稿日:2012/01/18(水) 02:15:48 ID:kxrr46q6
女友「ええーっと、……こう?」

女姉「ええ。それが正解です」

女友「ありがとうございます。……ところででどちら様でしょうか」

女「私の姉だ」

女姉「姉です。いつも女がお世話になっています」

女友「いえいえこちらこそ、いつも女のお世話になってます」

 
74 名前:4aJrb6Vc[]投稿日:2012/01/18(水) 02:17:24 ID:Bw7bG/X.
女友「えーっと、もしかしてこの人が助っ人?」

女「ああ。今は大学に通っている」

女友「ふーん」ジー

女姉「……?」ボイーン

女友「……」チラッ

女「……小腹が空いたな」プルン

女友「……」チラッ

女友「」ペターン

女姉「どうしたのですか、女友さん。机に突っ伏して」

女友「この部屋の貧富の差を味わってるんですよ」

女「ドンマイ」

女友「うっせーこんちくしょう」


76 名前:4aJrb6Vc[]投稿日:2012/01/18(水) 02:25:14 ID:NDpANv0E
女友「……」カキカキ

女「……」カキカキ

女姉「……」ペラッ

女友「……」カキカキ

女「……」カキカキ

女姉「……ふむふむ」

女友「……」カキカキ

女「……」カキカキ

女姉「……」ペラッ

女友「……誰かボケろよー!」

女姉「!?」ビクッ

女「いや、何故ボケねばならないんだ」



78 名前:4aJrb6Vc[]投稿日:2012/01/18(水) 02:38:48 ID:dHPTgojc
女友「……ん」パタン

女「どうした女友」

女友「いや、そろそろ暗くなってきたし帰ろうかなと思って」

女「そうか。玄関まで見送ろうか」

女友「ん。……あ、そういえば一つ聞きたい事があるんだけど」

女「なんだ」

女友「お兄さん居るんだよね? 会えるならちょっと会ってみたいな、と思って」

女「ほう。兄と胸を比べたいのか」

女友「違うわ! それはいくらなんでもわたしが勝つわ!」

女「いや、負ける!」

女友「断言すんなー! それじゃあわたしの胸が抉れてるみたいじゃん!」


79 名前:4aJrb6Vc[]投稿日:2012/01/18(水) 03:09:50 ID:QORLsGig
女「冗談はさておき会えないぞ。私もしばらく会ってないからな」

女友「どうして? あ……まさか」

女「ああ。五年ぐらい前に大学の友人と一緒に山に行って……」

女友「そっか……」

女「その帰りに乗せたヒッチハイカーに旅の素晴らしさを教わって、大学卒業後しばらく働いて金溜めて、二年
ぐらい前から単車で旅に出てる」

女友「ごめ……ってええ!? 生きてるの!?」

女「……? 何を言ってるんだ? 生きてるに決まってるだろう。ちなみにこの前手紙が届いて北の方に居ると
解った。あと結婚したらしい。相手は旅の素晴らしさを教えて貰ったあのヒッチハイカーだそうだ」

女友「ワー、ロマンチックー」

女「ちなみに手紙にはどっかの雪山で件のヒッチハイカーと一緒に居る写真が同封されていた。ヒッチハイカ
ーが真っ白な毛むくじゃらの男に蹴りをかましている写真とかがあったがあれはなんなんだろうな」

女友「カオス過ぎない? その写真」


80 名前:4aJrb6Vc[]投稿日:2012/01/18(水) 03:43:02 ID:kxrr46q6
女友「じゃ、また明日ねー」

女「ああ、また明日な」

女姉「……帰った?」

女「ああ、帰ったぞ」

女姉「……どうしたら良い?」

女「とりあえず物陰から出て母さんの手伝いでもすれば良いと思う」

女姉「……うん、解った」トコトコ

女「……にしてもあれだな。普段は静かというか控えめと言うか、まあそんな感じなのに、緊張すると何できび
きび動くんだろうな」




81 名前:4aJrb6Vc[]投稿日:2012/01/18(水) 03:44:53 ID:IaZFcgOE
 今回はこれで終わりです。ではまた会えたら。


82 名前:以下、名無しが深夜にお送りします[]投稿日:2012/01/18(水) 05:29:55 ID:J3/ndjKQ



83 名前:以下、名無しが深夜にお送りします[sage]投稿日:2012/01/18(水) 10:13:05 ID:7xQiw9SE
おっつー



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[ 2012/02/25 17:53 ] 男「」or女「」 | TB(0) | CM(0)
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