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女「不幸の手紙きたんだけど」男「レアじゃね」3/3

女「不幸の手紙きたんだけど」男「レアじゃね」


女「不幸の手紙きたんだけど」男「レアじゃね」




217 名前:◆.zeSrWjK2c []投稿日:2012/01/29(日) 07:44:43.48 ID:YqaDHUXO0
ここまでの話
男・・・チキン。ストーカーの時も実は内心びびりまくりだった。見せ場があるか不明
委員長・・・覚醒した。覚醒版のほうが書きやすい罠。CVを勝手に花澤香菜で妄想して書いてる
女・・・ご無沙汰。次では絡ませたい・・・けども。

なお、完全に即興で書いてるので生暖かい目で見てやってください
支援&保守感謝




224 名前:◆.zeSrWjK2c []投稿日:2012/01/29(日) 07:52:42.96 ID:YqaDHUXO0
同日 夜 女宅前
男「女はまだおきてないかな」

委員長「・・・そろそろ心配」

男「そんなに強く押した覚えもないんだけどな・・・」

委員長「・・・加減知らず」

男「大の男投げ飛ばしちゃうやつに言われたくない。おーい女?帰ったぞ」

委員長「・・・返事がない。まだ起きてない」

男「マジか・・・。そろそろまずいかも」

委員長「・・・女の様子を見てくる。男は下で待ってて」

男「ああ」

男「ふううう・・・。さすがに疲れがたまってきたぞ・・・」

男「でもメール来ないってことはもう終わったんじゃないのか?」



元スレ
女「不幸の手紙きたんだけど」男「レアじゃね」




226 名前:◆.zeSrWjK2c []投稿日:2012/01/29(日) 07:53:50.25 ID:YqaDHUXO0
タタタッ

委員長「・・・男」

男「おお、どうだった様子は」

委員長「・・・いない」

男「え?」

委員長「・・・女が、いなくなってる」

男「いないって、それどういう・・・?」

委員長「・・・言葉通り。消えてる。部屋にいない」

男「え・・・?」



 
228 名前:◆.zeSrWjK2c []投稿日:2012/01/29(日) 07:58:09.89 ID:YqaDHUXO0
男「いないって、そんな。置手紙も読まずに出かけちまったなんてことあるはずないし」

委員長「・・・買出しとも考えにくい。連絡なしで消えてしまうなど、女らしくない」

男「じゃあどこに・・・?」

委員長「・・・」

男「あ、またノイズがかかって電話が繋がらなかったんじゃないか?」

委員長「・・・それはあり得る。ただあのノイズの正体もいまいち不明」

男「電波傷害だと思うけど」

委員長「・・・話がそれで済むなら早い。けど実際そう簡単な話で済むかどうか・・・」

男「どういう・・・?」

委員長「・・・」

男「・・・ともかく、ここでしばらく待ってみるしかないだろ。他にあてもない」

委員長「・・・同意」


229 名前:◆.zeSrWjK2c []投稿日:2012/01/29(日) 08:00:20.77 ID:YqaDHUXO0
・・・

男「帰ってこない」

委員長「・・・心配」

男「何か置手紙返しとかなかったのか?」

委員長「・・・見た限りでは、何も」

男「・・・捜してみよう」

委員長「・・・?」

男「他に手がかりもないし、することもないんだ。女の部屋に、もしかしたら何か手がかりあるかもしれない」

委員長「・・・仕方ない」

男「どこ行ったんだあいつ・・・」


230 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/29(日) 08:00:36.52 ID:6pbMcTp+0
7不思議とか廃病院って
3人のうち1人でも条件みたせば3人とも助かる仕組みなのか?
そこが今ひとつ理解できん



231 名前:忍法帖【Lv=4,xxxP】[]投稿日:2012/01/29(日) 08:01:36.75 ID:8jjLded80
>>230
多分そうじゃね?


232 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/29(日) 08:03:14.43 ID:6pbMcTp+0
>>231
そうだとしても7不思議にかかわった人がみな死んでるのに
証明したら助かるっていうのもちょっと・・・
何か理屈っぽくてスマソ




 
236 名前:◆.zeSrWjK2c []投稿日:2012/01/29(日) 08:07:49.20 ID:YqaDHUXO0
女の部屋

男「特にあらされた形跡はないよな」

委員長「・・・見受けられない」

男「てことは、やっぱり自発的に・・・」

委員長「・・・!男、これを・・・」

男「紙切れ・・・?またか?」

委員長「・・・今度も意味不明」

謎の紙切れ 文面
「1939151512」

男「数字・・・?」

委員長「・・・十九億三千九百十五万千五百十二?」

男「分からんな・・・」


237 名前:◆.zeSrWjK2c []投稿日:2012/01/29(日) 08:11:33.86 ID:YqaDHUXO0
男「くそ、あいつどこに消えちまったんだ・・・?」

委員長「・・・いずれにせよ今日はもう遅い。今から探しても体力を消耗するだけだ」

男「・・・くそ」

委員長「・・・彼女を探すのは明日。今日は一度自宅に戻るべき」

男「・・・そうだな。こう何日も連泊じゃさすがに親の機嫌が悪くなる」

委員長「・・・合い鍵は鉢植えの下に隠しておけば彼女が帰ってきても気がつく。今日は解散」

男「・・・ああ。また明日な、委員長」


 
239 名前:◆.zeSrWjK2c []投稿日:2012/01/29(日) 08:15:32.18 ID:YqaDHUXO0
アト 四日
朝 教室
教師「?女は休みか?連絡が来ていないのだが・・・。まあいい、さて今日の授業についてだが、~」

男(あいつ学校にも来ていない・・・。消えちまったままか・・・?)

委員長「・・・男」

男「委員長、女から連絡は?」

委員長「・・・ない。男にも?」

男「ない。てことは例の紙切れだけがヒントか?」

委員長「・・・ヒントかどうかもわからない」

男「あの紙切れはどこにあったんだっけ?」

委員長「・・・机のうえ。英語と数学の教科書の間に」

男「ただの走り書きか・・・?」




 
244 名前:◆.zeSrWjK2c []投稿日:2012/01/29(日) 08:20:56.94 ID:YqaDHUXO0
男「完全に行方不明かよ・・・」

委員長「・・・解読できるならしたいけど」

男「ただの落書きだろ?ほっとけよ。どうする?警察か?」

委員長「・・・経緯の説明ができる気がしない。最悪イタズラとして処理されるか、捕まる」

男「七不思議証明して、廃病院にも行って・・・。で結末が女の失踪って、最悪じゃんかそれ」

委員長「・・・結末じゃない。まだ終わっていない」

男「・・・そうだな悪い。どうしたもんだか・・・」

委員長「・・・ひとまず考えてみる。昼休みまでに結論つける」

男「・・・わかった」

254 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/29(日) 08:32:13.61 ID:fFBZBN4F0
>>244
この状況で残された文章を「ただの落書き」呼ばわりする男さんマジパネェっす


 
245 名前:◆.zeSrWjK2c []投稿日:2012/01/29(日) 08:24:01.71 ID:YqaDHUXO0
すまねえ暗号ミスった
1939151512
じゃなくて
1938151512
だわ
眠くてずれたすまねえ



246 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]投稿日:2012/01/29(日) 08:24:58.69 ID:3vYmwIdM0
one nine three eight one five one five one two



247 名前:◆.zeSrWjK2c []投稿日:2012/01/29(日) 08:25:08.93 ID:YqaDHUXO0
あとヒントは
あった場所

区切る場所



248 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]投稿日:2012/01/29(日) 08:26:41.86 ID:ZLWKdneV0
わかったぞ!
つまり…地球は滅亡する!



 
250 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/29(日) 08:29:15.48 ID:jeWg6HMqO
>>248
な、なんだってー


251 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/29(日) 08:29:31.63 ID:fWPR3eov0
1,938,151,512?


252 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/29(日) 08:30:27.91 ID:3vYmwIdM0
英語圏の区切り方か?


253 名前:◆.zeSrWjK2c []投稿日:2012/01/29(日) 08:31:17.44 ID:YqaDHUXO0
男(この紙切れに何の意味があるってんだ・・・?)

男(数字の羅列・・・。それ以上の意味があるのか?)

男(くそ、ここ連日の疲れで頭まわらねえ・・・)

男(・・・発想を変えよう。そもそも『七不思議』の謎と『廃病院』の謎だ)

男(考えてみれば、妙な話だ。『七不思議』に関わった生徒は死ぬ、という話・・・)

男(女は自分から関わったわけじゃねえ。委員長は知らんが、そもそもはあの手紙のせいだった)

男(・・・それをいえば、『廃病院』だって謎だ。七不思議と何の関係もない・・・)

男(そもそも廃病院は『手紙』の指示じゃねえ。あれはこっくりさんの指したところだ)

男(・・・まてよ?)

男(廃病院と七不思議には何の関係もない・・・。もしかして、この二つは最初から繋がっていない・・・?)





 
256 名前:◆.zeSrWjK2c []投稿日:2012/01/29(日) 08:35:20.01 ID:YqaDHUXO0
男(そうだ、考えてみればあの二つはまったく関係ない。七不思議の呪いと、何も関係ない・・・?)

男(・・・あの時、来たメールの文面は『裏口』・・・。それって本当にあの病院の裏口のことか?)

男(本当はもっと別の場所を指してるんじゃないのか?だから指示のメールが来ないんじゃないのか!?)

男(なんてこった、勘違いだったんだ。あのこっくりさんが指した廃病院と七不思議の呪いはそもそも関係がない)

男(七不思議に関わった俺たちに気がつかせたのはこっくりさんだが、それは七不思議と何にも関係ないことだったんだ)

男(くそ、なら女はどこに消えた?どこに消えたんだあいつはっ・・)



 
260 名前:◆.zeSrWjK2c []投稿日:2012/01/29(日) 08:38:31.59 ID:YqaDHUXO0
男(ヒントは、この数字の羅列・・・)

男(1938151512・・・。数学の教科書と英語の教科書の間にあった・・・)

男(もし暗号だとしたら、これは・・・?)

委員長「・・・男」

男「うわっと!?びっくりした委員長か」

委員長「・・・もう授業は終わっている。暗号に向き合っていた?」

男「ああ。けどさっぱりだ。その代わりに気がついたことがあるぜ」

委員長「・・・?」



 
262 名前:◆.zeSrWjK2c []投稿日:2012/01/29(日) 08:41:30.60 ID:YqaDHUXO0
・・・
委員長「・・・なるほど。十分あり得る話」

男「だろ?けど女の居場所がまったく分からないままなんだよな・・・」

委員長「・・・裏口、だけでは・・・。そんなものどこにでもある。この学校にも、彼女の家にも」

男「だよな、そうするとこの数字の羅列か・・・」

委員長「・・・」

男「わからないか?」

委員長「・・・イライラする」

男「・・・だよな」



 
264 名前:◆.zeSrWjK2c []投稿日:2012/01/29(日) 08:43:25.12 ID:YqaDHUXO0
委員長「・・・まどろっこい・・・」

男「え?」

委員長「・・・図書室でゆっくり考える・・・」てくてく・・・

男「はぁ・・・。委員長でお手上げなら、俺にもわかんないっての・・・」

男「・・・」

男「一人で悶々としてても仕方ない。俺も図書室いこ」てくてく・・・



 
269 名前:◆.zeSrWjK2c []投稿日:2012/01/29(日) 08:46:17.08 ID:YqaDHUXO0
図書室
委員長「・・・」

男「あ、いたいた・・・」

委員長「はぁ・・・。あーイライラするわね。腹が立つわ」

男「・・・」

委員長「まったく、どう読めばいいのかしら・・・」

男「あの、委員長さん?」

委員長「!?・・・な、なに」

男「委員長素はそっちでしょ」

委員長「何・・・の話?」

男「いやまあ隠したいならそれでもいいけど・・・。俺もう二回も見ちゃってるしさ・・・」

委員長「・・・ま、それもそうよね・・・」



 
276 名前:◆.zeSrWjK2c []投稿日:2012/01/29(日) 08:50:02.90 ID:YqaDHUXO0
男「ああ、やっぱそっちが素?」

委員長「まあそんなところね。無口の方が何かと便利なのだけど。もう今さらいいわ」

男「ふうん・・・。で、この暗号なんだけど・・・」

委員長「どうかしらね。数字と英語を絡ませるのはなんとなく分かるのだけれど」

男「英語?」

委員長「教科書よ。問題はこの羅列をどこでどう区切るのか、かしら?」

男「十桁だけど・・・?」

委員長「要はその十桁をどう区切るのか・・・。・・・あ」

男「え?」

委員長「・・・分かったわ」

男「!?」


277 名前:◆.zeSrWjK2c []投稿日:2012/01/29(日) 08:53:28.81 ID:YqaDHUXO0
委員長「何かしらね、今天の声が聞こえたわ」

男「え?」

委員長「ともかく解けたのよ。1938151512、この羅列を、そうね、こうしたらどうかしら」

19 3 8 15 15 12

男「・・・なんで?」

委員長「アルファベットは二十六文字でしょう?だから38はあり得ないの」

男「・・・?」

委員長「アルファベットを二十六までの数字に置き換えてみると、これで読めるわ」

男「えーと・・・?」



 
281 名前:◆.zeSrWjK2c []投稿日:2012/01/29(日) 08:56:47.27 ID:YqaDHUXO0
委員長「Aは1、Bは2、った具合に」

男「えーと?19番目は・・・Sだな。3番目はC、8はh・・・」

委員長「・・・読めたかしら?」

男「school・・・!学校!?」

委員長「・・・つまり女は、この学校にいる可能性が高いようね」

男「まさか・・・。灯台下暗しじゃないか・・・」

委員長「もっとも学校なんて隠れられる場所はほとんどないわ。この分ならすぐにでも・・・」

男「女・・・」



 
285 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/29(日) 08:58:55.37 ID:3V5hRU6U0
数学と英語で
1,938,151,512
英語にして
one/ninethreeeight/onefiveone/fiveonetwo

意味不明でした



 
287 名前:◆.zeSrWjK2c []投稿日:2012/01/29(日) 09:02:22.79 ID:YqaDHUXO0
委員長「とはいえ、昼間の学校で誰にも蜜からない場所なんてあるのかしら・・・」

男「確かに・・・。これだけ生徒がいれば、見つかりそうなものだけど」

委員長「案外休み時間の間は生徒の間の紛れているのかもね。問題は、なぜ彼女が姿を消したのか、よ」

男「・・・消した、というより、神隠しに近いんじゃないか?」

委員長「神隠し?」

男「つまり、女の意思で姿を消したんじゃないんじゃないかって」

委員長「・・・どうかしらね。化け物がそこまで影響力あるのかどうかも知らないけれど」

男「とにかく、あいつを連れ戻す。七不思議の証明が終わったんだ、あいつだけいなくなってたまるか」

委員長「証明が終わった、ね・・・」

男「?」

委員長「疑問じゃないの?七不思議に関わった生徒は死ぬ。なのに七不思議を証明しないと解けない呪い・・・。矛盾してるんじゃなくて?」

男「・・・確かに・・・」



292 名前:◆.zeSrWjK2c []投稿日:2012/01/29(日) 09:06:10.34 ID:YqaDHUXO0
委員長「仮説ならいくらでも立てられるわ。例えばそうね、七不思議の呪いと手紙の呪いは別物、とか」

男「別物・・・?それもか?」

委員長「つまり行き先は両方バッドエンド」

男「な・・・」

委員長「・・・まあ気にしても仕方ないわ。仮説の段階を過ぎないのだし、いずれにせよ私には関係のない話よ」

男「・・・?」

委員長「さ、探すわよ女を。くそったれな七不思議の呪いから」

男「あ、ああ」



 
295 名前:◆.zeSrWjK2c []投稿日:2012/01/29(日) 09:11:13.19 ID:YqaDHUXO0
同日 放課後
男「・・・見つかったか?」

委員長『・・・見つからない。東校舎は全部見たけど』

男「西も全部見直したが、やっぱ見つからないままだ」

委員長『・・・もう一度洗いなおす。下校時間まで、時間がない』

男「ああ、こっちもやってみる」

・・・

男「だめだ・・・。どこにもいねえ・・・」

委員長「・・・くまなく探したけど・・・。後は、職員室と事務室くらい?」

男「さすがに入って家捜しするわけにもいかんだろ・・・。けどそこくらいか?あとは」

委員長「・・・倉庫の中も、まだ」

男「まさか。あそこは鍵かかってるだろうし」

委員長「・・・」

男「ていうか、人前だと相変わらずそのキャラ?」

委員長「・・・」


 
297 名前:◆.zeSrWjK2c []投稿日:2012/01/29(日) 09:15:20.92 ID:YqaDHUXO0

男「くそ、あとはどこ探してないんだ?」

委員長「・・・そのくらい」

男「参ったな、秘密の部屋でもない限りあり得ないぞ」

委員長「・・・あ」

男「あ?」

委員長「・・・もし。七不思議と病院が関係なかったとしたら、『裏口』って、何のヒントかしら」

男「『裏口』は・・・七不思議のヒント、だよな」

委員長「あのメールが来たタイミング、場所。覚えているかしら」

男「え?えーと、倉庫の前で・・・」


 
299 名前:◆.zeSrWjK2c []投稿日:2012/01/29(日) 09:19:44.96 ID:YqaDHUXO0
委員長「そう、倉庫の前で『中に入れないからどうしようか』って話をしていた時、よね?」

男「あ!じゃ、じゃああのヒントって」

委員長「―――恐らく、倉庫の中に入るためのヒントだったのよ」

男「じゃあ、女は・・・」

委員長「倉庫の中に入っている可能性が高いでしょうね」

男「裏口から、倉庫に入れるってことか」

委員長「元々この学校の裏口は職員専用だもの。生徒が知らないのも無理はないわ。もしかしたら倉庫にも入れるかもしれない」

男「じゃあ早速裏に回って、」

委員長「慌てないでよ。生徒は立ち入り禁止の場所でしょう?事務所に見つかって帰らされるのがオチよ」

男「じゃ、じゃあどうやって入り込むんだよ」

委員長「それを今から考えるのよ」



 
302 名前:◆.zeSrWjK2c []投稿日:2012/01/29(日) 09:24:19.36 ID:YqaDHUXO0
委員長「裏口かしか行けない職員専用の廊下、恐らくそこに倉庫への入り口がある・・・」

委員長「けど、職員専用だから前みたいに教室から入り込んでも侵入できないわ」

男「・・・無理じゃねえか」

委員長「そうね、普通の生徒なら無理ね。けど、私を誰だと思っているのかしら?」

男「え?」

委員長「男はそこで待っていなさい。少し、先生方とお話をしてくるわ」

男「お話って、委員長・・・?」

委員長「・・・行く」てくてく・・・

男「あいつすごいキャラだなしかし・・・」




 
305 名前:◆.zeSrWjK2c []投稿日:2012/01/29(日) 09:31:02.03 ID:YqaDHUXO0
・・・

委員長「戻ったわ」

男「あ、ああ。一体何の話をしに?」

委員長「話の内容自体は下らないものよ。けど、代わりにそれとなく窓の鍵を一個ぶっ壊した」

男「ああ、なるほど。―――ぶっ壊した!?」

委員長「平気よばれないから」

男「いやそうじゃなくて!どうやったら教師と話しながらそれとなく鍵壊せるの!?」

委員長「・・・女の子にそれ言わせるのかしら?」

男「いや、それあんまり関係ないから・・・」

委員長「あの手のタイプの鍵はね、方法さえ知ってれば簡単に壊せるのよ。見た目はしっかり施錠されてるように見えるから、明日くらいまではもつわ」

男「・・・ああそう・・・。じゃあ今夜忍び込むのか」

委員長「そうね、早い方がいいだろうし、何よりこれ以上振り回されるのはごめんなのよ」

男「・・・了解。じゃあ、一回引き上げ?」

委員長「・・・解散」


306 名前:◆.zeSrWjK2c []投稿日:2012/01/29(日) 09:33:50.75 ID:YqaDHUXO0
同日 夜
職員室 外
男「大丈夫なんだろうな?」

委員長「平気よ多分。念を入れて手袋もしてきたから、バレないわ」

男「・・・ならいいが」

委員長「じゃ・・・」

バキッ。カラカラ・・・

委員長「開いたわ」

男「バキッていったけど・・・」

委員長「仕様よ。さっさと入りなさい」

男「よっ・・・と」




 
308 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/29(日) 09:34:56.44 ID:7FnoywT60
委員長に罵られたい


309 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/29(日) 09:37:26.05 ID:jeWg6HMqO
>>308
委員長「あなたって最低の屑ね」

312 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/29(日) 09:39:44.40 ID:zQFOJlHP0
>>308
委員長「あなたの親はかわいそうだわ」




 
314 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/29(日) 09:40:59.54 ID:Drkh/Cr00
>>308
委員長「・・・不能」


 
310 名前:◆.zeSrWjK2c []投稿日:2012/01/29(日) 09:37:36.09 ID:YqaDHUXO0
学校 職員室

男「とと・・・。ここも暗いと随分勝手が違うな」

委員長「テスト問題を盗むのは感心しないわよ」

男「しねえよ」

委員長「・・・あのドアよ。あの先が職員専用の廊下。裏口からしか入れないところ」

男「そこの鍵は?」

委員長「こっち側から閉めるタイプよ。夕方確認したわ」

男「さすがに用意周到」

委員長「行くわよ」

男「・・・ああ」

同 職員専用廊下

男「ここが・・・」

委員長「生徒は一生縁がないところね」

男「この先に入り口が?」

委員長「恐らくね」



 


 
315 名前:◆.zeSrWjK2c []投稿日:2012/01/29(日) 09:41:34.65 ID:YqaDHUXO0
・・・

男「行き止まりだぞ・・・」

委員長「バカね、足元を見なさいな」

男「足元・・・?これは、床下収納・・・?」

委員長「見たところ随分開けられていなかったものを最近開けたようね。埃が散らばってるわ」

男「じゃあ、やっぱり・・・」

委員長「間違いないわ。この下がボス戦よ」

男「ごくり・・・」

委員長「どうかしら?セーブしておくことをお勧めするけれど」

男「セーブ?」

委員長「ロープレの基本でしょ。そんなことも知らないのかしら?」

男「・・・その発想がないだけだ」

委員長「気を紛らわせて上げようと思ったのだけれど。その様子じゃ平気そうね」

男「・・・ふん」


 
317 名前:◆.zeSrWjK2c []投稿日:2012/01/29(日) 09:44:43.34 ID:YqaDHUXO0
男「・・・開けるぞ」ぐぐっ・・・

委員長「かび臭い・・・。やっぱり相当長い間放置してるみたいね。梯子で降りろってことかしら」

男「らしいな・・・。俺が先に行く」

委員長「バカね。あなたは後ろよ」

男「な、なんでだ」

委員長「私が上だったら、あなたからスカートの中が見えるでしょう?」

男「っ・・・。バカか」

委員長「ふふっ、だいぶ緊張取れたみたいね。じゃ、ちゃんと着いて来ることね」

男「・・・ああ、任せろ」



 
323 名前:◆.zeSrWjK2c []投稿日:2012/01/29(日) 09:49:43.14 ID:YqaDHUXO0
学校 地下倉庫
委員長「わりと深くまで降りるのね。うんざりするわ」カン、カン・・・

男「底見えたか?」カン、カン・・・

委員長「見えているわ。最近誰かが歩いた跡が残ってる。足跡ね」

男「女の足跡だな」

委員長「ほぼ間違いないわね。着いたわ」

男「・・・すごい埃だ。」

委員長「・・・あ。男、あれ」

男「女・・・!」ダダッ

委員長「あ、待ちなさい男!走ったら!!」

ブワッ

男「うわ!?埃がまって・・・前が!」


324 名前:忍法帖【Lv=40,xxxPT】[]投稿日:2012/01/29(日) 09:50:14.01 ID:XPf5XO/JI
地下室でセクロス



 
326 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/29(日) 09:52:14.45 ID:FbqVdeS20
>>324
不潔よッ!

325 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/29(日) 09:51:41.51 ID:0hI4t6R80
ブワッ
がスカートの舞い上がる音だったら僕はしあわせでした


 
327 名前:◆.zeSrWjK2c []投稿日:2012/01/29(日) 09:53:09.25 ID:YqaDHUXO0
・・・

男「・・・くそ、ようやく晴れたか・・・。あれ、女?委員長・・・?」

シーン・・・

男「はぐれた?まさか、この狭い倉庫で?」

カタン

男「!」バッ

男(物音・・・。この距離じゃもう逃げられないぞ・・・)

男(あーもう!来るなら来い化けもの・・・!!)

・・・

男(・・・来ない?)

男(音は、この辺から・・・。荷物の中からか?)

ガサ、ガサ・・・

男「!これ・・・」



 
332 名前:◆.zeSrWjK2c []投稿日:2012/01/29(日) 09:57:04.92 ID:YqaDHUXO0
男「古い人形・・・?こんなところになんで・・・?」

男(すごい古い人形だ。どこもかしこもぼろぼろで、髪もぼさぼさになってしまってる」

男「顔に二本の筋・・・?目から、これじゃまるでずっと泣いてたみたいじゃないか・・・」

男「まさか、これが元凶?この人形が?」

男「七不思議の六番目、地下倉庫の幽霊って、こいつが正体だったのか・・・?」

かたん

男「また・・・?こんどはこっちから・・・?」



 
340 名前:◆.zeSrWjK2c []投稿日:2012/01/29(日) 10:04:09.61 ID:YqaDHUXO0
「倉庫の中は、色んなものでいっぱいだった。人形、古いバトンやボール。使われなかった教科書など」
「そのなかで、一番奥にあったもの。それは―――」

男「これ、神事の道具、だよな?これもそうだ・・・」

「古く、すす汚れた『神を祭る道具』。どんな経緯でここにあるのかは分からなかったけれど、それはそこにあった」

男「これが、これら全部がここで怪現象を起こしていた・・・?」

男「忘れられていたものたちが・・・」

男「なら、なら―――」



女「男っ!!」

男「え?」

女「良かった、男気がついたよぅ・・・」

男「女・・・?あれ、おれどうして・・・」

委員長「あなたがバカみたいに走って埃まって、それが止んだと思ったら転んで失神してたのよ。バカなのじゃあないかしら」

男「転んで失神・・・?え?失神?」

委員長「おかげで埃なのだけれど、どうしてくれるのかしら?」

女「委員長だって心配したんだからね、もう・・・」



 
349 名前:◆.zeSrWjK2c []投稿日:2012/01/29(日) 10:09:59.68 ID:YqaDHUXO0
委員長「そ、そういうことは言わないでいいの。それに、心配の度合いで言えばあなたが一番心配かけてるわよ」

女「う・・・。す、すいません。ていうか委員長、キャラ変わった?」

委員長「あ・・・。はぁ、もういいわ、今さら隠しても仕方ないもの」

男「夢・・・?アレが全部?」

女「男?」

委員長「どうかしたの?」

男「・・・倉庫の呪いを作ってたのは、この、ここにある物たちだ。忘れられ、放置され続けたから、それが怨念になった・・・」

委員長「・・・物も化けるわ。そういう意味じゃ、確かに、この環境は最悪ね」

女「こんなところに押し込まれて、嫌だよね・・・」

男「何とかしてやらなきゃ・・・」

委員長「ま、それができるのはあたしくらいなものよね。生徒会で、進言してみるわ」

男「そ、そうか。それなら安心だ」

女「・・・えと、これでじゃあ一件落着、よね?」

男「だな。とりあえず七不思議は全部証明した。これでお前も手紙から開放だな」

委員長「・・・」



363 名前:◆.zeSrWjK2c []投稿日:2012/01/29(日) 10:19:52.36 ID:YqaDHUXO0
「そうね。確かにアレから彼女の元に手紙が行くことはなかった」

「・・・でも、現実はもっと残酷で、どうしようもないものなのよ」


アト二日 学校 図書室

男「なんだよ委員長、話って」

委員長「覚えているかしら。私があの倉庫に突撃する前に言った言葉」

男「セーブポイント?」

委員長「本当にバカなのじゃあないかしら?そんなことであたなを呼び出すと思う?」

男「冗談だって。でも、どれのことだ?」

委員長「七不思議と手紙の呪いは、別物なのじゃないか、っていう仮説よ」

男「ああ、そういえば・・・」

委員長「もし、あれが仮説じゃなかったとしたら、どうするかしら」

男「・・・え?」




 
371 名前:◆.zeSrWjK2c []投稿日:2012/01/29(日) 10:24:19.18 ID:YqaDHUXO0
委員長「呪いは解けた。けど、それはあくまで彼女の『手紙』の呪い。代わりに、今私たち三人は『七不思議』ののろいを受けている」

男「おいおい待てよ。今さらなんだ?やっぱり両方バッドエンドか?そりゃないだろ」

委員長「・・・そうね。そんな未来は認めないわ。誰だってね」

男「で、でもそうなのか?俺たち三人は、七不思議に殺されるのか?」

委員長「・・・それはないわ。もうその七不思議は存在しないの」

男「え?」

委員長「・・・場所を変えましょうか」



 
374 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/29(日) 10:26:31.32 ID:Z+fuwdiRO
委員長「・・・場所を変えましょうか」

…ついにきたか

 

372 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/29(日) 10:24:54.56 ID:RQN1Z4++0
メールで来たり手紙で来たりなんか不思g


373 名前以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]投稿日:2012/01/29(日) 10:26:09.44 ID:3vYmwIdM0
>>372は犠牲と



375 名前:◆.zeSrWjK2c []投稿日:2012/01/29(日) 10:28:24.16 ID:YqaDHUXO0
学校 屋上
委員長「たまにはいいわね、こういう開放感ばっちりの場所も」

男「屋上とは、また珍しい場所を・・・」

委員長「どこまで話したかしらね。ああそう、七不思議が変わることまでだった」

男「ああ。それどういう意味だ?」

委員長「七不思議の七番目。『七不思議に関わった生徒は死ぬ』・・・。これは有効よいまでも。私たち三人は一年以内に変死するでしょうね」

男「そんな、」

委員長「そう。それが七番目だったわ、これまでは、ね」

男「・・・?」

委員長「七不思議の七番目が、変わるのよ。あと二日でね」

男「変わる・・・?その、ルールが?」



 
380 名前:◆.zeSrWjK2c []投稿日:2012/01/29(日) 10:34:35.22 ID:YqaDHUXO0
委員長「あの日、私は十三階段で化け物に会ったわ」

男「化け物・・・?」

委員長「その化け物が言うのよ。振り返ってしまったからには、もう私は死ぬしかない、ってね」

男「!?」

委員長「けど、あの場で死ぬわけにはいかないでしょう?だから今もまだ辛うじて生きている」

委員長「でもね、あと二日、持たないわ。そうして、私は死ぬ」

男「死・・・!?」

委員長「どの道七不思議に関わっていた私は、最初から一年以内に死ぬ定めだったわ。それが急に短くなった。こっくりさんが預言したとおりに」

男「『し』・・・死!?」

委員長「正解。けど、ただ死ぬだけじゃ面白くないし、そもそもルールを変えられない」

委員長「だからこういうのはどうかしら。七不思議の新しい七番目。『夜に学校を闊歩する少女』」




 
392 名前:◆.zeSrWjK2c []投稿日:2012/01/29(日) 10:39:51.65 ID:YqaDHUXO0
男「お前・・・」

委員長「多少役割がトイレの少女と被るけど・・・。まあいいわ。同年代がいないとつまらないものね」

男「お前っ・・・」

委員長「それで七番目が変われば、呪いも消える。学校の七不思議なんて、時代によって上書きされるものよ。語り継がれるうちに、新しいものへと」

委員長「そうすれば、あなたたち二人は生き残れるわ。それが最善策よ」

男「―――ふざけんなっ!お前一人死んじまって、それでいいわけねえだろうが!!」

委員長「まああなたならそういうだろうとは思っていたけれど。でも如何せんどうしようもないわ。もう決まったことなのよ」

男「くそったれが、そんなのが認められるわけねえだろうがっ!!」

委員長「そうね。でももうどうしようもないのよ。決まったことだから」



 
403 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/29(日) 10:45:28.42 ID:YqaDHUXO0
?「―――そんなのだめだよっ!!」

男「!?」

委員長「あら、最初から聞いてたわりに遅い登場じゃない」

女「そんなのってないよ。やっとみんな解放されたと思ったのに!委員長だけ死ぬなんておかしいよっ!!」

男「女・・・」

委員長「一人が死ぬか、三人が死ぬかよ。そしてその中の一人は『七不思議』、『十三階段』二つ呪いを受けてる。選択の余地はないわね」

女「そんな、そんなのって・・・」

男「他に・・・他に方法があるはずだ。そんなのダメだ!」

委員長「恐らく男はトイレの少女に魅入られて、女は首を吊って死ぬわ。私は、さしずめ階段から落ちて死亡、意味不明な遺書アリ、ってところかしらね」

男「違う、三人とも助かる、そういう方法だ!!お前一人が死んでいいはずないだろ!!」

女「そうだよ・・・諦めないでよ委員長・・・」





406 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/29(日) 10:46:23.37 ID:zrJOFbPg0
13階段に気付いた時点で振り向かないって選択肢もあったと思うが
それじゃ証明した事にならんか?




 
409 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/29(日) 10:46:59.00 ID:OOW8Qrte0
>>406
振り向い【てしまった】


410 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]投稿日:2012/01/29(日) 10:47:25.34 ID:bJxPUmcb0
>>406
してはいけない

だからしなきゃならんのじゃね




 
413 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/29(日) 10:47:58.41 ID:OzdwZYfS0
>>406
本当は振り返っていないとしたら?



416 名前:◆.zeSrWjK2c []投稿日:2012/01/29(日) 10:50:39.68 ID:YqaDHUXO0
委員長「聞き分けのない二人組ね・・・」

男「まだだ、まだ今日入れて二日ある。その間になんとかして・・・」

委員長「どうやるのかしら?十三階段の化け物に土下座する?多分殺されるのがオチよ」

女「そんなぁ・・・」

委員長「話は終わり。二日後、私がどんな形で死んでも夜にここに来れば会えるから。そう悲観するものじゃないわ」

男「くそ・・・っ」

委員長「・・・また明日ね」


417 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/29(日) 10:52:06.54 ID:Nl0XKJF80
男と女が七不思議になって委員長助かればハッピーエンド


418 名前:◆.zeSrWjK2c []投稿日:2012/01/29(日) 10:54:29.35 ID:YqaDHUXO0
女「ねえ、こんなのってないよね・・・」

男「・・・」

女「委員長だけ死んじゃうなんて、そんなの・・・」

男「くそ・・・。そんなの俺だって認めねえよ。けど・・・けどどうしたらいいんだよっ・・・!!」

女「なんとか、なんとかしなくちゃ・・・。あたしが身代わりに・・・」

男「違うそうじゃねえ・・・!!誰も死なない、ジョーカーを押し付けあわない結果だ、それがあるはずだっ・・・!!」

女「男ぉ・・・」

男「・・・畜生・・・畜生っ・・・!!」

女「・・・」

男「考えろ・・・。あと一日。その一日で、委員長が死ななくて済む、そういう結末を・・・!!」

女「・・・」


419 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/29(日) 10:54:40.30 ID:zrJOFbPg0
これは今度は男と女が探索するフラグ立ったな
セーブしとこう一応‥



421 名前:◆.zeSrWjK2c []投稿日:2012/01/29(日) 10:57:54.21 ID:YqaDHUXO0
・・・
女「ねえ、このメール・・・」

男「あ?ああ、例のからメールか、それがどうした」

女「空メールじゃなくなってるんだよ・・・。意味が分からないから放置してたんだけど、何かの役に立つなら・・・」

男「何だって?」

女 携帯画面
『貴様らnは貸しgあr。困ったtき、一度dけ救う』

男「貸し?救う?」

女「どういうことなの・・・?」

男「貸し、救う、メール・・・?ま、まさかっ・・・!!」




 
438 名前:◆.zeSrWjK2c []投稿日:2012/01/29(日) 11:01:49.32 ID:YqaDHUXO0
サイゴノヒ 夕方
学校屋上

委員長「・・・」

男「・・・委員長」

委員長「いいものね。こうして眺める夕日というのも」

男「・・・」

委員長「これが最後になると思うと、すごく綺麗・・・」

男「・・・何時だ。何時に『約束』なんだ」

委員長「ふふっ・・・。実はもう一時間切ってるのよ。多分これがあなたと、生者と話す最後」

男「委員長・・・」

委員長「もう少し感慨深げにしなさいな。今生の別れよ?」

男「俺は認めないぞ」

委員長「あなたもしつこいのね。この場合はありがとう、が正しいのかしら」

男「俺は認めない。女だってそうだ。こんな結末は誰も認めない」



 

 
446 名前:◆.zeSrWjK2c []投稿日:2012/01/29(日) 11:05:49.09 ID:YqaDHUXO0
委員長「誰も、ねえ・・・。でも私も認めないわ。私が今死なない代わりにあなたたちが死ぬなんてのは論外よ」

男「・・・」

委員長「すべては最善。これでいいのよ」

・・・

男「・・・」

委員長「・・・」

委員長「そろそろよ」

男「!」

委員長「でもね、呪い殺されて幽霊になるって好きじゃないわ」

委員長「せめて最期くらい、自分で死にたいじゃない?」

男「待て委員長・・・。待てよ!それ以上端にいくんじゃねえ!!」

委員長「あと三分。生き恥をさらすより、私は―――潔さを選ぶわ」




 
454 名前:◆.zeSrWjK2c []投稿日:2012/01/29(日) 11:10:41.81 ID:YqaDHUXO0
男「聞けよ委員長!」

委員長「・・・」ぴたり

男「女のところにあの手紙が来て!俺はまったくワケわかんなかった。ストーカーとか知らないし、関わりたくもなかったさ」

男「でも委員長が来てくれて俺は安心したぞ」

委員長「・・・」

男「女だってそうだ。言ってたろ?『委員長なら安心だ』って!俺よりも上だぞ!」

委員長「・・・」

男「お前のおかげで助けられた。お前のおかげで乗り越えられた」

男「お前に死なれたら、俺たちが、俺が困る・・・」

委員長「・・・そう」

委員長「・・・いい、冥土の土産よ」

男「だから、だからさ。考えたんだよ。おまえを、助ける方法を」

男「けど、・・・ダメだった。ダメだったんだよ。俺の力じゃ、どうしようもないんだ・・・」



 
464 名前:◆.zeSrWjK2c []投稿日:2012/01/29(日) 11:14:48.34 ID:YqaDHUXO0
委員長「・・・でしょうね」

委員長「だから言うのよ。・・・さようなら、って」

男「・・・俺の力じゃどうしようもない。だから、もっとすげえ力、借りることにした」

委員長「・・・?」

男「覚えてるか?『七不思議』と関係ない『廃病院』で、不良と喧嘩してまで俺たちがなにをしたか」

男「大騒ぎになったよな、隠し手術室に、あんな部屋まで見つかってさ。警察もマスコミも大忙し」

男「あれ、言えば俺たちのおかげだろ?」

委員長「それが、」

男「あれを俺たちに見つけてほしかったのは誰か」

男「あそこに行くように指示したのはどこの『神様』だったか、覚えてるだろ委員長・・・!」

委員長「―――こっくり、さん―――?」




 
475 名前:◆.zeSrWjK2c []投稿日:2012/01/29(日) 11:20:22.98 ID:YqaDHUXO0
サイゴノヒ ヤクソクノジカン―――

委員長「まさか、そんな・・・?」

男「『化け物』とタメをはる存在がいるとしたら、それは『神さま』だけだろ」

委員長「っ、『十三階段』を解いても、まだ『七不思議』が・・・っ!!」

男「・・・あの一件で救われたのは、こっくりさんだけじゃねえんだよ」

委員長「!?」

男「病院のあの部屋に並べられたあの小瓶。中にいた、生まれることのできなかった赤ちゃんたち」

男「あいつらもさ。救われたんだって。ちゃんと供養してもらえるんだと」

男「・・・そいつらが、一緒に持って行くってよ。俺たちの呪いと、七番目を」

委員長「―――」




 
488 名前:◆.zeSrWjK2c []投稿日:2012/01/29(日) 11:26:23.69 ID:YqaDHUXO0
サイゴノヒ ヤクソクノジカン +一分―――

男「これが、何とかたどり着いた俺たちのゴール・・・。ハッピーエバーアフターだ」

委員長「こんな、ことが・・・」ぺたり・・・

男「大変だったんだぜ?少しはねぎらえよ」

委員長「・・・フフ、アハハハハッ!!」

男「あー・・・やっとこさ、ケリついたぁ・・・」どさっ

委員長「なるほどまったく、往生際が悪いわね。お互いに」

男「らしいや。やれやれ間に合ってよかったぜ・・・」

委員長「・・・生き延びてしまったわね、結局・・・」

男「不満かよ」

委員長「壊した鍵の弁償くらいしないとダメかしら」

男「あー、それはそうだな」



 
491 名前:忍法帖【Lv=40,xxxPT】[]投稿日:2012/01/29(日) 11:27:55.75 ID:XPf5XO/JI
こっくりさんって狐じゃなかったの?



 
497 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/29(日) 11:30:31.75 ID:cs7RcqTm0
>>491
漢字で書くと狐狗狸さんだから狐限定ではない



 
500 名前:◆.zeSrWjK2c []投稿日:2012/01/29(日) 11:32:49.44 ID:YqaDHUXO0
男「今回の件の顛末を、改めて少し語りたいと思う。
きっかけは女のところに来た手紙だ。これを出したのが誰かは分からずじまいだったけど。
女のところに届いたメールも、一通はこっくりさんからのものだったが、あとは分からない。真犯人は別にいるわけだ
俺のポケットに入っていた紙や、女の部屋にあった紙は、おそらくこっくりさんサイドの誰かが入れたものだろう。
で、今回の件で高校の七不思議は一つ減ってしまったわけだけれども。そこは抜かりない。

男「準備はいいか?」

女「おっけー!」

男「せーのっ」

ダダダダダダダダダッ・・・

・・・
男「ハァ、ハァ・・・これでオッケーかな?」

女「ゼエゼエ・・・。多分オッケーだよ・・・」

委員長「ご苦労さん。外から見たら確かに人体模型が全力疾走してるように見えたわよ」

―――『全力で走る人体模型』という、新しい不思議を加えた。




 
505 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/29(日) 11:36:12.43 ID:IyslORz/0
それじゃ外から見た奴が七不思議にかかわったことになるだろwwwwwwwwwwww


509 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/29(日) 11:38:05.46 ID:aHsOeyUE0
>>505
関わった奴が死ぬ七番目は赤子の霊達があの世に持っていった
だから欠番の七つ目を今作ったって事だろ
わざわざ作ったのは、ほっといたら欠番にとんでもねーのが座ったりしかねないからだろうかね



507 名前:忍法帖【Lv=10,xxxPT】[]投稿日:2012/01/29(日) 11:37:23.30 ID:L/Fkv2An0
>>505
七つ証明したから助かるだろ


510 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/29(日) 11:38:22.99 ID:IyslORz/0
>>507
七つ証明したら助かるってのは手紙の呪いだろ


 
 


 
512 名前:◆.zeSrWjK2c []投稿日:2012/01/29(日) 11:42:42.17 ID:YqaDHUXO0
「―――あとは時が流れれば、これが新しい不思議として認知されるだろう

俺たちの生活は変わっていない。相変わらず委員長は表向きは真面目で寡黙な生徒。女は明るく活発。
俺は俺だ。多少図太くなった気もしないでもないが、どうなんだろう。
ああ、変化といえば、最近委員長と話すことが多くなった。変わりに、女とは話さなくなってしまったが、その代わり女は委員長と話しているようだ。何の話題なのやら・・・

倉庫の中身たちも、次の長期休暇で大掃除されることになったという。
今度こそこれで、一件落着、というところだろう。・・・ただ。

委員長「あら、珍しいじゃない、図書室にいるんあんていうのは」

男「ん?ああ、少し気になることがあってさ。考えてみたら、この校舎って1964年と違うじゃんか」

委員長「?まあ、新築しているからそうね」

男「じゃあさ、この1964年の時の七不思議と、今の七不思議が同じって言うのは少しおかしくないか?」

委員長「・・・確かに。場所も形も変わっているのに、変わらなかった七不思議・・・?どういうことかしら」

男「誰かが語らないと七不思議は忘れられて、消えちまうんだろ?てことは、

  誰かがこっそりと、今も語り継いでなきゃ、矛盾するよな」
E
nd!


513 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/29(日) 11:43:01.87 ID:3yAm0HVQ0
おつー!


514 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/29(日) 11:43:26.76 ID:0hI4t6R80
おつおつ

いいんちょうぺろぺろ


515 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/29(日) 11:43:26.17 ID:ZpGx/L6G0
ほう


516 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]投稿日:2012/01/29(日) 11:43:53.47 ID:MeP3nJ2Q0
お疲れ様!




533 名前:◆.zeSrWjK2c []投稿日:2012/01/29(日) 11:46:18.93 ID:YqaDHUXO0
本当は黒幕とか女大活躍とか書きたいんだけどねー・・・如何せん体力の限界じゃorz
女ファンマジスマン
これじゃ「おん・・・なんとかさん」状態だわな




 
548 名前:◆.zeSrWjK2c []投稿日:2012/01/29(日) 11:54:13.36 ID:YqaDHUXO0
EX 委員長人気杉なので、罵らせてみた

委員長「あら、随分眠そうな顔してるけれど、根不足かしら?」

委員長「昨日の夜からずっと見てる?バカなのじゃあないかしら?そうやって体壊すのよ」

委員長「ところで。パンツ脱いだとかパンツがどうとか。何を期待していたのかしら?」

委員長「あなたたちって下賎だわ。不埒という言葉を噛み締めて生きなさい」

委員長「二部ぅ?私に過労死しろというのかしら?」

女「・・・なんだかんだいって、本気で嫌いな相手にはそういうこといわない委員長さんです」

委員長「っ!?あ、あなたという人は・・・っ!!」




 
550 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]投稿日:2012/01/29(日) 11:54:21.89 ID:+eQBsRxT0
勝手に不思議作ることが出来るって前振りどっかにあったっけ?これだけ教えて欲しい
委員長が死んで二人が助かるのくだりもよく分からん




 
556 名前:◆.zeSrWjK2c []投稿日:2012/01/29(日) 11:59:23.69 ID:YqaDHUXO0
>>550
あー補足し忘れてたすまん
七不思議ってのは基本「時代の流れによって変わる」ものと定義
本当はもっと長いはずだったから言及できなかったけど、ここでの「妖怪」とか「幽霊」ってのは
長時間人にそういうものだと信じられた結果、本当にそうなった、って感じで書いてる
だから長時間『全力疾走する人体模型』が信じられれば、本当にやつが走り出すと、こういうイメージ

委員長が死んで~ってのは単純に付け忘れたけど、
十三階段の化け物は相当強いやつで、こいつと委員長が取引をします
それが、「自分をあと数日で殺す代わりにあの二人を助けてくれ」だったと
で化け物はそれを飲んで委員長をひとまず解放した、と
こういうわけです、はい
分かりにくくてごめんよ




 
558 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/29(日) 12:02:09.59 ID:MR0wcZZC0
大層乙であった

>>553
懐かしすぎワロタ


 

 
573 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/29(日) 12:30:37.43 ID:7Z+UNsok0
これはこういうものだと信じられる→実際にそうなる
みたいな感じらしいから、この世界のこのこっくりさんは神様だと信じられて実際に強力な力を持ったんだろ



576 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/29(日) 12:36:51.28 ID:t++pa35Z0
わざわざschoolいうためだけに暗号にして伝達してくるこっくりさんかわいい


577 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/29(日) 12:43:08.61 ID:/Pg2SW2rO




582 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/29(日) 12:55:20.64 ID:FVGscW3X0
やっと読んだー
乙 面白かった
しかしこの時期にはあわんなww


583 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2012/01/29(日) 12:59:41.64 ID:uIHuUG41P
面白かった

いいんちょって最初から人の設定?
何か七不思議側なのかなと思ってしまった



 

 

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