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女「ねぇ、天秤座今日何位??」男「12位」2/3

女「ねぇ、天秤座今日何位??」男「12位」


女「ねぇ、天秤座今日何位??」男「12位」




240 名前:◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 12:57:45.91 ID:ZG5aEthf0
これまでの仮面ラ●ダーディケイドは―――

男→主人公。偶然占いサイトで自分を占い、おかしな事件に巻き込まれる

女→被害者。突如怪現象に見舞われる。残り6日

妹→女の妹。何やら秘密を抱えてるようで…??




 
243 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 13:11:09.11 ID:Y/Noj9RZ0
第二部 妹、その血統

男「上がったぞ」

妹「早かったな」

男「男性はこんなもんだろ。・・・さて、それじゃあ」

妹「ああ。例のサイトを使って、占ってみよう」

男「この画面は最小化しておくぞ」カチ

パソコン画面『〆: ♀ 6』
パソコン画面 デスクトップ

妹「・・・よし、どの占いでいく?」

男「問題はそこだよな・・・」




女「ねぇ、天秤座今日何位??」男「12位」




245 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 13:14:29.83 ID:Y/Noj9RZ0
男「しらみつぶしに全部やっても、日が暮れるだけだ」

妹「ああ。なら、できるだけ詳しいものを選ぶべきだ」

男「詳しいもの?」

妹「ああ。今さら抽象的なことを占われても困る。なら、詳細占いほどでないにせよ、より詳細を選択できる占いがいいだろう」

男「えーっと、詳細占いほどでないけど、一応性別と星座で検索するやつならあるな」

妹「例の一日占いか」


246 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 13:18:56.27 ID:Y/Noj9RZ0
妹「確かに昨日のことで信憑性もあるな。ふむ、ではそれでいこう」

男「ああ。えーっと、俺の性別は男、誕生日は三月・・・」

パソコン画面『うお座で男性のあなたの、今日の運勢!!』

妹「む、出たな」

パソコン画面『わけのわからないメールが来てない?そのメールに注意しよう!!探し物は近くにあるよ!』

男「・・・なんだろう、すごく、ヒントのような文章だな」

妹「・・・」

パソコン画面『ラッキーアイテムは将棋盤!』

男「将棋盤・・・?」


247 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 13:22:56.34 ID:Y/Noj9RZ0
男「将棋盤がラッキーアイテム・・・。昨日の夢の中の話だと、これはガチだな」

妹「ん・・・。むしろ気になるのは最初の一文だ。メールに注意、探し物は近く・・・」

男「でも、うちに将棋盤なんてあったかな」

妹「一口に将棋盤といっても、木のものプラスチックのもの、持ち運べるもの折りたためるもの多種多様だ。どれが正解だ?」

男「将棋盤なら何でも正解・・・なんて甘くはないよな」

妹「メールに注意、か。これが一番調べやすいな。将棋盤はともかく、何を探せばいいのかも分からないし」

男「わけの分からないメール・・・。この事件関連で来たメールのことか?」


248 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 13:28:59.22 ID:Y/Noj9RZ0
男携帯 受信履歴

from 超絶占い☆
件名なし
本文
ご登録ありがとうございました
登録名 男さま
登録コース 一週間
紹介者 女さま

from
件名なし
本文
7

男「この二通だな」

妹「だろうな。この二通がわけが分からん」


249 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 13:31:20.82 ID:Y/Noj9RZ0
男「二通ともこの事件に関わってるって意味じゃ共通だな」

妹「気になるのは、むしろこの二通の相違点だ」

男「相違点?」

妹「一通目にはあっ二通目にはないものがあるだろう」

男「日本語か?」

妹「面白い解答だが外れだ。確かにアラビア数字しか書かれていないが、問題はそこじゃない」



 
252 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 13:38:00.73 ID:Y/Noj9RZ0
妹「一通目にはわざわざ『超絶占い☆』の文字がある。登録していない人にもわかるような仕様だな」

男「そうか、どこから送られてきたのか、二通目はいまいち分からない・・・」

妹「まさか『From』がないわけじゃないだろう?単に登録していないアドレスから送られているはずだ」

男「そう、だな。一通目は『tyouzetu-uranai@』だったから分かるが・・・。二通目は、意味を成さないアドレスだぞ」

妹「どれどれ・・・。ふむ、確かに初期設定のようなアドレスだな」


253 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 13:46:03.58 ID:Y/Noj9RZ0
男「アドレス自体に意味はないのか」

妹「・・・あるのかも知れんが、分からないな。これは後回しにしよう。問題は宛先不明のこの二通目が、どこから送られてきたか、だ」

男「俺としては一通目も気になるが・・・」

妹「その一通目の宛先はどうやら公式のものらしい。本来このサイトを使ってこんな風になるわけないのだから、多くの人が似たようなメールを本来の意味で受け取っているようだ」

男「そうなのか・・・。問題は登録した覚えがない、ってことだけど・・・」

妹「うん、そこは問題だな。一体どこからキミのメールアドレスが漏れたのか」



256 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 13:53:49.08 ID:Y/Noj9RZ0
男「4ni7entx1hte5a8odro3si6ohsue2nawsre@・・・。覚えはないし、意味も分からん」

妹「一応超絶占いの公式質問フォームもあるが・・・。こんなこと実際に目の当たりにしないと信じないだろうな」

男「やっぱり自力で調べるしかないか・・・。当面の問題は、俺のメールアドレスがどこから漏れたのか、だな」




258 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 13:57:39.95 ID:Y/Noj9RZ0
女「ん・・・?あれ、二人ともおはよ・・・」ネボケ

妹「姉さま・・・。よく眠れましたか?」

女「うぅん・・・。なんだか変な夢を見ていた気がするよ・・・。それもすごく嫌で痛い夢・・・」

妹「姉さま、寝言言ってましたね」

女「ふぇっ!?な、なんて!?」

妹「てお、だかてぃおだか・・・。あとフィナーレがどう、とか」

女「うーん・・・。覚えてない・・・」

男(あれ?どこかで聞いたような・・・。気のせいか?)


259 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 14:00:45.38 ID:Y/Noj9RZ0
妹「ともかく、私と姉さまは一度家に戻って朝ごはんを食べてきます。それが終わったら、戻りますので」

男「そうか。わかった、あとは少し一人で・・・」

女「ひとりで?」

男「・・・。少し考え事したい。俺も朝飯まだだし」

妹「・・・。分かりました。一時間ほどで戻ります」

女「じゃあ、後でね男」

男「・・・さて、と」

男「考えることは山積みだな・・・」

261 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 14:03:51.77 ID:Y/Noj9RZ0
男(俺のメールアドレスが漏れたとして、俺のメールアドレスを知ってる誰かから流失した、って考える方が正しい)

男(偶然なはずないし。となると、誰から漏れたんだ・・・?)

男携帯 受信履歴
from 超絶占い☆
件名なし
本文
ご登録ありがとうございました
登録名 男さま
登録コース 一週間
紹介者 女さま

男(ヒントはこのメール、だろうな。二通目は情報が7しかない)



264 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 14:07:15.01 ID:Y/Noj9RZ0
男(引っかかるのは・・・やっぱりこの一文か)

『紹介者 女さま』

男(意味どおりに捉えれば・・・。女がこのサイトに俺を紹介したってことになる)

男(だがいつだ?)

男(あの時女は確か、携帯を忘れて家に帰ったんだ。つまり携帯を持っていなかった)

男(俺の部屋にあった情報端末は俺の携帯とパソコン。両方俺が管理していた)

男(・・・つまり女にはこのサイトに俺を紹介してる隙なんてなかった)



266 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 14:11:09.42 ID:Y/Noj9RZ0
男(それはつまり・・・。誰かが女の名前で俺を登録した、てことか)

男(いや、名前を語るだけで誰がどんな得をするんだ?その誰かが女に成りすますメリットは?)

男(・・・)

男「あーっ、もう分からん!!俺は妹ちゃんじゃないんだ、こんなのわからん!!」

男「」

男(ま、てよ・・・?)

男(あの時、女に登録している暇なんてなかった)

男(女の携帯は女の部屋にあったんだろう)

男(そして女の家には、あの時・・・)

男(あの時、妹ちゃんしかいなかった・・・?)



 
268 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 14:14:20.79 ID:Y/Noj9RZ0
同時刻 女宅

女「私は困ってるんだよ妹ちゃん」

妹「と、いいますと」

女「昨日からの変な感じもそうなんだけど・・・。携帯が見つからないんだ」

妹「携帯が?昨日持ってらしたのでは?」

女「それが男の家で携帯ないことに気がついて、部屋に戻ったんだけど・・・。いつもの場所になくて」

妹「・・・?」

女「で、少し探してるうちに、なんか変な感じになって・・・」

妹「・・・」

妹(携帯が消えた・・・。これもヒントになりそうだな)



271 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 14:18:27.13 ID:Y/Noj9RZ0
妹 部屋
妹「・・・」

妹(消えた携帯もそうだが・・・。それよりこのメールアドレス・・・)

妹(何か意味があるな)

妹(まずは・・・。数字順に並べよう)

妹(時間はまだある)



274 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 14:20:21.37 ID:Y/Noj9RZ0
4ni7entx1hte5a8odro3si6ohsue2nawsre
妹(・・・)

1hte2nawsre3si4ni5a6ohsue7entx8odro

妹(これだけでは意味を成さないか・・・)



278 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 14:22:55.06 ID:Y/Noj9RZ0
妹(・・・。3、4、5は文が短い。ここから攻めよう)

3si4ni5a

妹(!これ・・・それぞれの文の構成を逆にすると・・・)

3is4in5a

妹「is in a・・・。まさか、このパターンで全文を解読すると、意味のある文になるんじゃないか・・・?)



280 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 14:25:17.20 ID:Y/Noj9RZ0
妹(そうか、つまりこういうことだ・・・)

妹(文字を二字のペアにするんだ。「1hte」なら、hとtがペアだ)

妹(そのペアの位置を、入れ替える)

1the

妹(この法則に従えば・・・)



283 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 14:28:03.77 ID:Y/Noj9RZ0
The answer is in a house next door.

妹(答えは・・・隣の家にある)

妹(なんの答えだ・・・?いや、これで解決するほど簡単ではないはずだ)

妹(・・・そうか、漏洩したメルアド、消えた携帯電話、宛先不明のメール・・・)

妹「繋がったぞ。消えた携帯はこの家のどこかにある。そしてそこに、メルアドの答えがある」




 
285 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 14:31:13.26 ID:Y/Noj9RZ0
同じ頃 男宅

男「落ち着け・・・。妹ちゃんがそんなことして何の得がある。これはそういう常識に捉われちゃダメな事件だ・・・」

男(でももし妹ちゃんがやってたとしたら・・・?)

男(いやあり得ない。そんなことして彼女に何の得が・・・)

男(・・・。そういえば・・・。あの廃墟に行くよう指示したのは・・・妹ちゃんだ)

男(そこで俺は・・・死にかけなかったか?)

男「違う、あれは夢だ。現実じゃない」

男(・・・でもそうなら、何で俺は占い入門を持っていたんだ?)

男「・・・。くそ」



287 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 14:34:11.88 ID:Y/Noj9RZ0
男(雛見沢症候群にでもかかった気分だ・・・。何もかも疑わしく思える)

男(でも・・・。妹ちゃん自身が言ったんだ。幽霊なんてあり得ない、って)

男(もしそうなら、一番怪しいのはあの家にいた妹ちゃんだ)

男(というか、彼女にしか出来ない)

男(・・・妹ちゃんが唐突に俺の部屋に来たのにも納得がいく。彼女が黒幕なら、あのタイミングがベストだ)

男(・・・)


288 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 14:38:43.79 ID:ZG5aEthf0
定時 男宅
妹「待たせたな」

男「…いや」

女「ごめんね…。でもやっぱり怖いんだ…」

男「いや、お前のせいじゃない」

妹「そうですよ。誰のせいでもありません」

男(…)

妹「さて、男さん。例のメルアドの件ですが」

男「ああ…。どうした」

妹「意味がわかりました」



 
290 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 14:43:02.20 ID:Y/Noj9RZ0
男「答えは隣の家にある・・・、か」

女「え?何の話?」

妹「ああ、姉さまの携帯電話の話です。多分家にあるのでしょう?」

女「多分ね・・・。でも昨日から見てないよ」

妹「それでは探さないといけませんね。無いといろいろ不便ですし」

女「それは、そうなんだけど・・・」

妹「大丈夫ですよ。私がいますし、男さんもいます。きっと見つかりますよ」

女「でも・・・。あたしの携帯、マナーモードだよ?」

妹「なんとかなりますよ」

男「・・・」


291 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 14:48:28.70 ID:Y/Noj9RZ0
女宅
妹「確認しますが、携帯がどこにあるか、心当たりはないんですね」

女「うん・・・。いつもは机の上にあるんだけど・・・」

妹「ふむ・・・。ではやはり三人で手分けして探すほかありませんね。この家のどこかにはあるはずです」

男「どうやって捜す?」

妹「私が姉さまの携帯に電話をかけ続けます。そうすれば、この家のどこかで携帯がバイブするはずです」

女「それを頼りに探すんだね」

妹「はい。三人で手分けすれば、見つかるはずです」

男「でもいいのか女。ここ一応お前の家だろ。俺なんかが物色して・・・」

女「何を今さら。昔散々遊んだでしょ。勝手知ったる隣人の家、でしょ」


292 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 14:52:57.84 ID:Y/Noj9RZ0
妹「では始めます。男さんはこの家のどこに入ってもかまいません。では・・・」カチカチ

妹「コールを始めました。何かあったら大声で他の二人を呼びましょう」

女「うん。あたしは少し怖いけどもう少しこの部屋探してみる」

男「平気か?」

女「まだ午前中だしね。大丈夫だよ」

妹「私は一階を中心に探します。では」テクテク・・・

男(・・・俺は・・・)

男が捜索する場所
>>295



294 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/08/31(水) 14:54:22.23 ID:qb8+gMdO0
あの娘のスカートの中


295 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/08/31(水) 14:54:44.75 ID:5Y9syoX70
和室




 
299 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 14:58:00.96 ID:Y/Noj9RZ0
男(和室からだな・・・。一階の客間なら、女もよく行くだろうし)

女宅 一階 客間 和室

男(あるのは簡単なちゃぶ台、古いテレビ、ゲーム機など・・・。昔はよくここで三人でゲームしたな)

男(・・・バイブ音はしないな)

男(ん?あれは・・・神棚?懐かしいな、昔から変わってない。でも・・・なんだろう、少し黒ずんでる)

男(焼けた後みたいになってるが・・・。ここからじゃよく見えないな)


300 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 15:01:33.69 ID:Y/Noj9RZ0
妹「・・・ん」

男「お、っと」

妹「なんだ、キミもここを探しているのか」

男「あ、ああ。でもバイブ音はしないな」

妹「そうか・・・。他に何か変わったところは?」

男「無いと思う。あ、神棚が少し汚れてるくらいかな」

妹(・・・?妙だな、神棚は正月に磨いたばかりだが)

男「ともかく、俺は別の場所探すよ。じゃ」

妹「あ?ああ・・・。」

妹(なんだあいつ・・・。急によそよそしくなった。いや、それより・・・)

妹「脚立は確か物置にあったな。神棚を少し調べよう」



 
303 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 15:03:38.21 ID:Y/Noj9RZ0
男(一階には妹ちゃんがいるんだったな・・・)

男(妹ちゃん、か・・・。もし妹ちゃんが黒幕なら、携帯をどこに隠すだろうか)

男(・・・まずは、部屋・・・だよな。どこに入ってもオッケーなんだよな)

男(妹ちゃんの部屋、探してみよう)


304 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 15:06:16.96 ID:Y/Noj9RZ0
妹「これは・・・」

妹「まさかこうも早く神棚にまで影響が出るとは・・・」

妹「あと六日・・・。時間がないな・・・」

女宅 二階 妹の部屋

男(・・・女の部屋とはまた違う匂いがする)

男(小奇麗にまとめられてるんだな)

男(・・・悪いけど、物色させてもらうよ)


305 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 15:10:05.36 ID:Y/Noj9RZ0
男「・・・バイブ音はしないな」

男(まぁ妹ちゃんならこんなところに隠すわけない、か)

カサッ

男「・・・ん?スクラップ帳・・・?」ピラリ

男「新聞の切抜きだ・・・。三ヶ月前の日付になってる。『女子高校生、変死』・・・。」

男「ああ、あの女子高校生が原因不明で死んだ事件か・・・。いや、事故、になるのかな・・・」

男「・・・ん?この高校、妹ちゃんの学校じゃん」


306 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 15:12:53.39 ID:Y/Noj9RZ0
男「でもなんでそんなことをスクラップ帳に」ピラリ

妹のスクラップ帳 『神道における神や霊の捉え方』

男「これはまた・・・。妹ちゃんらしくないことが書かれてるな・・・。他のページも、神道のことばかり・・・」

男「・・・」

男「自由研究か何か、かな」

男「もう出よう・・・。他の場所探さないと」



 
308 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 15:15:21.19 ID:Y/Noj9RZ0
二階 廊下
女「わっ!?お、男かぁ・・・。びっくりした・・・」

男「悪いな。携帯見つかったか?」

女「ううん。やっぱり部屋にはないみたい。妹ちゃんの部屋にもなかった?」

男「ああ。バイブ音はしなかった」

女「どこ行ったんだろ・・・」

男「やっぱり一階じゃないか?お前その辺にポンと置いたままとかさ」

女「そうかも知れない・・・。一階、探してみようよ」


309 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 15:18:51.71 ID:Y/Noj9RZ0
一階 廊下
妹「おや・・・。二人とも、二階の捜索は終わったのですか?」

女「うん。やっぱりないから一回だと思う」

妹「リビングと和室は調べましたが・・・。残るは両親の部屋と風呂場くらいでしょうか・・・」

女「うーん、じゃああたしお父さんの部屋調べてみるよ」

妹「では、私は母さまの部屋を」

男「まぁ、当然俺が風呂場だよな。叔父さん叔母さんの部屋、勝手に入るわけにいかないし」

妹「では、そのように」



311 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 15:22:35.09 ID:Y/Noj9RZ0
女宅 脱衣場
男「・・・でも風呂場なんかに携帯ないよな普通」

ヴヴヴヴヴヴ。ヴヴヴヴヴヴ。

男「・・・。マジかよ。音は・・・風呂場からか」

同 風呂場
男「音が止まった・・・?」

男「ああ、留守番センターに繋がっちまったのか。てことは少し待てば、また」

・・・
ヴヴヴヴヴ。ヴヴヴヴヴ。

男「ほらな。さて、音はどこから・・・」

ヴヴヴヴゥゥゥ。ゥゥゥゥゥ。

男「・・・?」

男(なんだ?音が少し、遠ざかってないか?)



 
313 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 15:24:26.93 ID:Y/Noj9RZ0
男「いやいやまさか。携帯に手足が生えたわけじゃないし・・・」

ゥゥ・・・ゥ。ゥ・・・ゥ。

男「・・・でもマジっぽいな」

男「くそ、待てよっ!!」

同時刻 男宅 男部屋

パソコン画面『』

パソコン画面『』(明暗)




 
315 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 15:27:48.31 ID:Y/Noj9RZ0
女宅 リビング
男(音はこっちからだ・・・。でもここはリビングだ。妹ちゃんが探したはずの・・・)キョロキョロ

男(考えても仕方ない。携帯が移動してるんだぞ。探すも糞もあるか)

男「くそ、どっちから音がする・・・?」

・・・ゥゥ・・・。

男「こっち・・・?」




 
332 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 16:02:08.69 ID:Y/Noj9RZ0
男「ここは・・・」

廊下 和室前

男「この部屋の中から・・・?」

男(いや、そんなはずはない。俺自身、さっきここを調べたはずだ・・・)

和室

男「・・・嘘だ。だって、さっきまで、このちゃぶ台の上には、何もなかったじゃねぇか・・・」

女携帯(バイブ音)


333 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 16:05:26.48 ID:Y/Noj9RZ0
復活しました
保守感謝

妹「さて・・・。確かに私はここに携帯がないことを確認していました。男さんと二人で」

男「・・・」

妹「でも携帯はここにあります。まるで最初からここにあった、とでも言わんばかりに」

女「どうなってるの・・・?」

妹「・・・妖精が運んだ、というわけではなさそうですし、手足が生えた、という線も却下です」

男「最初は間違いなく風呂場にあったんだ。俺はそこでバイブ音を聞いた」

妹「となると・・・。携帯がナニかに運ばれて、ここに来た、と・・・」



 
336 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 16:11:20.55 ID:Y/Noj9RZ0
男「・・・それの検証は後にするとして、まずはこの携帯、だな・・・」

妹「そうですね。色々調べる必要がありますね。姉さま、少し携帯をお借りします。おかしなことには使いません。姉さまも監視していてください」

女「監視だなんて・・・。大丈夫、妹ちゃんを信じてるから」

男(・・・信じる、か)

妹「・・・」カチカチ

妹「これは・・・。見てください男さん。送信履歴の一番上です」

女携帯 送信履歴
To男
件名なし
本文 7

男「これは・・・。じゃああのメールはそもそも、この携帯から・・・?」

女「何の、話?」

妹「・・・今姉さまの身の回りで起きてる不思議なことについての話です」



 
338 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 16:15:25.71 ID:Y/Noj9RZ0
妹「メールアドレスが変わっていますね・・・。やはり、例の暗号文のものにアドレスが変わっています」

男「つまり・・・。ナニかがアドレスを変えて、俺の携帯にメールを・・・?いくらなんでもそれは・・・」

妹「着信アリ、という映画を覚えていませんか。あちらはメールよりもっと直接的に被害者に連絡していましたよ」

男「あれはフィクションだろ」

妹「この状況でまだそれを言うんですか?もう現実とか科学的とか、そんな事言ってる場合じゃないんですよ」

男「・・・」

杏奈「妹ちゃん・・・」

妹「姉さまの感じているものは、もうそういう次元のものではないでしょう。だからこそ時間がないんです」


339 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/08/31(水) 16:16:48.78 ID:45CgT2nR0
杏奈ちゃん!ハァハァ


340 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 16:18:25.53 ID:Y/Noj9RZ0
ミスった
杏奈→女です

妹「・・・で、問題はここからです。変更したメルアド宛に、メールが来ています」

女「メール?」

男「誰から?」

妹「さぁ。未送信ボックスに一通、昨日の深夜に作成されたメールが残っていました。誰かからのメッセージでしょう」

男「・・・内容は」

妹「例によって暗号のようですね。クイズ好きなんでしょうかね」




 
342 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 16:24:55.20 ID:Y/Noj9RZ0
女携帯 未送信ボックス
To 未記入
件名 未記入
本文
34 12 24 12 24゛ 11 105 93 83 31 51 12

 



343 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 16:27:12.98 ID:Y/Noj9RZ0
男「こんどは数字だけ・・・」

妹「24のこれは・・・濁音・・・?」

女「??」

男「これが次のヒントなのか・・・?」ボソッ

妹「他に手がかりないだろう」ボソッ

男「・・・さっぱりわからんけど」

妹「・・・」



345 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage] 投稿日:2011/08/31(水) 16:33:41.29 ID:/4eFFEHZ0
せいけいげあんろゆさない


 
346 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 16:34:25.50 ID:Y/Noj9RZ0
妹「さすがにノーヒントでアラビア数字とにらめっこは疲れますね」

男「ああ・・・。さっぱり分からない・・・」

女「あ、あたしお茶淹れてくるよ」タッ

男「・・・」

男「で?」

妹「分からんよ。本当にな。こんな数字の羅列見たところで何か浮かび上がるわけでもない」

男「・・・だよな」

妹「だが何らかの意味があるのは間違いないだろう。そうでなければ、24にだけ濁音をつけたりしない」

男「でも読み方分からないと意味なくないか」

妹「だから困ってるんだろう。まったく読めん」



 
348 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 16:36:16.70 ID:Y/Noj9RZ0
男「ヒント、か・・・」

妹「何か思い出したか?」

男「・・・いや。昨日ならラッキーカラーがあったが、今日は将棋盤だ。まったく分からん」

妹「将棋・・・?」

妹(将棋・・・。将棋か)



351 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 16:39:22.13 ID:Y/Noj9RZ0
妹(確か将棋盤は9×9・・・だったな)

妹(だがその理屈では105が解けん)

妹(恐らく五十音表・・・。
>>345の考え方だ)

妹(だが何かが違う。いや、ずれている・・・)



 
353 名前:1 ◆.zeSrWjK2c [] 投稿日:2011/08/31(水) 16:41:38.49 ID:Y/Noj9RZ0
      なんか変だと思ったらミスってたよ恥ずかしい

      34 12 24 12 24゛ 「21」 105 93 83 31 51 12

      だスマン
      マジスマン



 
358 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 16:47:59.96 ID:Y/Noj9RZ0
妹「五十音表の横列を十の位、縦列を一の位にする。そして将棋の駒を読み上げるように数字にする・・・」

妹「あいうえお、は『11 12 13 14 15』って具合だ」

男「105は?」

妹「『あ』から数えて十番目、つまり『わ』だ。わの五番目の五十音、つまり『を』だな」

男「てことは・・・」

妹「ああ。『せいけいげかをゆるさない』・・・。これが正解だな」

男「・・・混乱させて申し訳ない」

妹「え?」

男「いやなんでも。とにかく・・・。『整形外科』か」

妹「らしい。次のヒントだ」





 
362 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 16:51:43.26 ID:Y/Noj9RZ0
男宅 男部屋
男「さぁ、検索を始めよう」カタカタ

妹「・・・どうだ」

男「・・・この街にある整形外科は六件だな。独立しているもの、大きな病院の科としてあるもの合わせてだ」

妹「候補が広いな・・・。もっとヒントがあれば・・・」

男「いやまて。数ヶ月前に廃業になってる病院がある」

妹「廃業?」

男「ほら、勝吉病院閉鎖のお知らせ・・・。これ合わせて七つだ」




 
369 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 17:02:21.70 ID:Y/Noj9RZ0
妹「また7。いや厳密には6・・・?」

男「で・・・。やっぱり調べないとだな」

妹「怪しいのは・・・やはりここ」

男「・・・勝吉病院か」

女「ええっと・・・。二人とも、あたしまったく付いていけないんだけど・・・」

男「悪いな杏奈、ちょっと待ってろ」

女「女です。待つのはいいんだけど・・・。ちゃんと説明してよね」

男「あー、すまん。それは多分誰にも出来ないわ」




 
371 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 17:05:40.14 ID:Y/Noj9RZ0
男「とにかく、勝吉病院に行かないと話にならないな」

妹「そうですね。次は私も行きます」

女「ええ、妹ちゃんも!?」

妹「大丈夫です、今日は父さまも母さまも帰ってきます。それにそこまで遅くならずに戻りますよ」

女「うぅ・・・」

男「日が暮れないうちに行こう。今度は何が起きるか、分かったもんじゃない」

妹「支度する。待ってろ」ボソッ

男「あ、ああ」

男(あいつのキャラ、慣れないなぁ)




 
376 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 17:10:41.72 ID:Y/Noj9RZ0
夕方 勝吉病院跡前
男「今度はちゃんと存在している建物・・・だよな」

妹「ああ。私にも見えている」

男「しかしショッピングセンターの次は病院か・・・。ホラーゲームじゃないんだから」

妹「これは現実だ。少なくとも、私たちには」

男「・・・暗くなる前に行こう」

妹「同感だ。長居は御免こうむる」



 
378 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 17:19:20.45 ID:Y/Noj9RZ0
勝吉病院跡 エントランス
男「これは・・・。ずいぶん散らかってる割に、物は置かれたままだな」

妹「道中携帯で色々調べたのだが・・・。ここは有名なスポットらしいぞ」

男「スポット?」

妹「それも本格的にまずいスポットだ。閉鎖後、院長や医師は軒並み死亡か行方不明になっている」

男「は?」

妹「院長の勝吉は失踪。医者の李、田沢、高見澤、それに看護師の今野、鈴木、六条の三名は死亡した」

男「マジかよ・・・」

妹「本当に死んでいるな。地元の新聞が取り上げたくらいだ」


379 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 17:22:05.66 ID:Y/Noj9RZ0
三名→×
六名→○

男「つまりここは・・・」

妹「ああ。心霊スポットとして有名な場所だ。それも触れられないという意味でな」

男「どういうことだ?」

妹「ここに関わったものは例外なく不幸になるんだと。今じゃ肝試しもされないくらいだ」

男(カエリタイ・・・)




 
381 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 17:25:11.04 ID:Y/Noj9RZ0
妹「ともかく、奥に進むぞ。ここにいても始まらない。念のため懐中電灯はあるが、使わないに越したことはない」ツカツカ

男「あ、ああ。・・・勇ましいんだな」

妹「・・・そうか?」

男「怖いとか思わないのか?こういうの」

妹「・・・いや、少しは思うさ。たとえどんな状況にあっても、人間理解できないものは怖いんだ」

男(・・・?)

妹「まぁ、私と一緒にいればキミは大丈夫だよ。はぐれるな」

男「あ、ああ」

男(妹ちゃん・・・?)


382 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 17:28:13.81 ID:Y/Noj9RZ0
勝吉病院 診察室

妹「ここもほぼそのままか・・・。カルテも乱雑に置かれてるな」

男「とりあえず、何を探すんだ?」

妹「問題はそこだ。ヒント、というあいまいなものではなかなか難しいものがある」

男「まさか、手探り?」

妹「まぁそうとも言うな」

男「・・・」

妹「まぁそう肩を落とすな。この先に行けば何かあるさ」

妹(ああ・・・。何かある。間違いなく)




 
388 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 17:32:40.78 ID:Y/Noj9RZ0
勝吉病院 廊下
男「それなりに大きな病院だったんだな」

妹「ああ。整形外科でこの大きさは珍しいかもしれないな。まぁ整形外科が整形だけをしているわけではなさそうだが」

男「どういう意味だ?」

妹「・・・。これも調べたんだが、どうもこの病院、むかしから黒い噂が絶えなかったらしい」

男「噂?」

妹「違法なことをやっているとか、暴力団と手を組んでいるとか、ホームレスの顔を勝手に作り変えたりとか」

男「まさか」

妹「ああ。それはさすがに噂だ、信じないほうがいい。だが、噂とは何か原因がなければ流れないものだ」

男「・・・」

妹「さて、もうすぐ院長室だな」


387 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/08/31(水) 17:32:04.68 ID:l9V2cp5R0
ちょっと待て今読んでる最中だが万条書店って最小の方に三階建てってカイテナカッタカ?
それなのに男が行ったのは四階まで行ってたぞ?どういうことだ?



391 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 17:38:51.21 ID:Y/Noj9RZ0
>>387
うん、そういうことだよ

勝吉病院 院長室
男「うわ・・・。すごい、壁全面が本だ」

妹「ふむ・・・」

男「医学書ばっかりだ・・・。英語の本もある」

妹「机もそのままか。さすがに私物はないが・・・。ん?これは・・・?」

男「なに、妹ちゃん」

妹「・・・ずいぶん立派な将棋盤だ、と思ってな・・・。しかもこのへばり付いた黒い物は・・・。血液、か?」

男「!?」

妹「いや違うな。これは・・・クレヨン?落書きか?」

男「びびらせんなよ妹ちゃん・・・」



 
394 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 17:42:20.29 ID:Y/Noj9RZ0
カタン・・・

男「!?」

妹「物音・・・か」

男「気のせいじゃない、んだな」

妹「残念ながら。近かったな、この部屋の外、廊下か・・・?」

・・・ぺた、ぺた・・・

男「・・・なぁ。気のせいじゃないなら、足音に聞こえるんだけど」

妹「奇遇だな、私にもそう聞こえる」

男「・・・」

妹「・・・追うぞ」

男「は?」

妹「何らかの手がかりになるなら、追うに越した事はないだろ」




 
398 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 17:45:42.34 ID:Y/Noj9RZ0
男「ちょ、ちょっとまてよ。その理屈はおかしい。いや、その理屈はおかしい」

妹「何がだ?」

男「何がって、普通に考えろよ。この状況で冷静でいられるのはおかしいぞ妹ちゃん」

妹「そう・・・なのか?」

男「そうだろ!ここは病院の廃墟、曰くつき!外からは明らかにおかしい足音!それを追う!?」

妹「・・・」

男「妹ちゃん、まさかとは思うんだが・・・」


男「キミが、黒幕だったり、しないか」



402 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/08/31(水) 17:48:21.62 ID:ZcUDh1gu0
妹と自殺したのは面識が少なからずあるってことしかわかんね




 
404 名前:【6.2m】[]投稿日:2011/08/31(水) 17:55:05.04 ID:7qaYU+M/0
>>402
スクラップある=同級生
病院に詳しい=仇を取るために調べた

あとは何故か院長室の場所知ってると事か?


405 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/08/31(水) 17:55:44.32 ID:ZcUDh1gu0
>>404
うんそう


406 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 17:56:08.63 ID:Y/Noj9RZ0
保守感謝

妹「ほぉ・・・。まさか、さっき妙によそよそしかったのはそういうことか?」

男「・・・気がついてたんだな」

妹「キミは昔からすごく分かりやすいからな。しかし・・・く、ふふ・・・」

男「・・・?」

妹「ふふ、はははは。私が黒幕か、面白い推理だな。ふ、ふはは」

男「な、何も笑わなくても・・・。お前の部屋に変なスクラップ帳あったし・・・!」

妹「ぶっ!?お、おい、あれ・・・読んだのか?」

男「あ?ああ」

妹「・・・そうか。確かにどこに入って物色してもいいと言ったが、盲点だったな」

男「?」

妹「ふぅう、隠しても仕方ないか・・・。というか、今をおいてキミにこんな話をするチャンスはないか」

男「なにを・・・?」

妹「なぁ、キミは、」


妹「私には『見えないものが見えてる』って言ったら、信じるか?」




 
409 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 17:59:54.26 ID:Y/Noj9RZ0
男「・・・へ?」

妹「・・・数ヶ月前、あのスクラップ帳の一ページ目にあった記事。あれで死んだのは私の親友だった」

男「」

妹「まぁ知らないのは無理もない。杏奈姉さんも知らないことだ。死んだ私の友人は、不思議なやつだった」

妹「なんというか、ふわふわしていた。大人しいが飛んでいるというか、静かな馬鹿キャラというか」

妹「そいつはな、今の私と同じように、『見えないものが見えていた』。それがあの雰囲気の原因だったんだ。知ったのはだいぶ後だが」

妹「・・・そいつは一つ、問題を抱えていた。家庭の問題だった」



417 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 18:03:38.03 ID:Y/Noj9RZ0
男「家庭・・・」

妹「笑っちゃうだろ。親友なのに、私には何も出来なかった。両親の不仲、父親の浮気、母親の発症」

男「発症?」

妹「精神をやられたんだ。父親が外に子供をもうけたと知って、な」

男「・・・」

妹「それで母親の精神は壊れた。そして狂ったようにギャンブルや酒、タバコに走り―――」

妹「最後に、整形に手を出した」

男「まさか」

妹「そう、ここだ。勝吉病院。彼女の母親が整形を受けた場所」




 
420 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 18:07:26.91 ID:Y/Noj9RZ0
妹「・・・その頃になると、あの子もおかしくなっていた」

妹「私とは疎遠になり、化粧が濃くなり身なりが崩れていった」

妹「そして最後には、誰の子かわからない子を身ごもった」

男「」

妹「ちょうどそれが発覚したとき。彼女の母親は死んだ。どこからか飛び降りたらしい、と私はその子に聞いた」

妹「久々に会ったあいつは、すっかり壊れていた。素敵に狂っていた。子供を養う金はない。だがオロす金もない」

妹「母親は死亡。父親は失踪。・・・あの子が死ぬには、それで十分さ」



422 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 18:11:10.39 ID:Y/Noj9RZ0
妹「だが、話は終わらない。どころか、妙なことが起きた。あいつは自殺したのではなく、変死した」

妹「詳しくは分からない。どうも秘匿捜査になっているようでな・・・。それほど奇妙な死に方をしたらしい」

妹「そして彼女が死んで、今度は私が『見える』ようになった」

妹「・・・そして。あの子が壊れる前の趣味が、問題なんだ」

男「趣味・・・?」

妹「『見える』体質だからかどうなのか・・・」

妹「・・・占い、が趣味だった」



 
425 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 18:16:07.04 ID:Y/Noj9RZ0
男「じゃあ、まさか」

妹「そこまでは分からない。だが、『飛び降りがあった建物』の次は『勝吉病院』だ。偶然とは思えない」

男「妹ちゃんは、最初からその子の真相を・・・」

妹「・・・杏奈姉さんの悲鳴を聞いて、私はすぐに姉さんの部屋に向かった。そこに、キミと姉さん、そして、ナニかがいた」

男(あの嫌な雰囲気・・・)

妹「あの子ほど明確に見えないらしい私にはそこまでが限界だ。けど、私はここまでたどり着いた」

妹「姉さんは殺させない。でも、真相も知りたい。なぜ私が見えるようになったのかも、分からない」

男「妹ちゃん・・・」




 
427 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 18:20:28.98 ID:Y/Noj9RZ0
妹「だから追うんだ、今の足音を。この馬鹿げた遊びをけしかけたのが誰なのか、何が起きているのか確かめるために」

男「・・・。ごめん。お前を疑ったよ」

男「正直、突拍子なさ過ぎていまいちピンと来ない。けど、もう体験しちゃってるからな。わけ分からん事態をさ」

男「今は信じる。あと六日、杏奈を守る。それが終わったら、今の話が本当かどうか検証する」

男「だから今は行こう。でさっさと帰ろう。長居はごめん、だろ」

妹「・・・!」

妹「っ、ああ!!」


428 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 18:23:59.67 ID:Y/Noj9RZ0
勝吉病院 廊下
妹「聞こえるか?」

男「・・・。向こうに行った、んだとおもう」

妹「向こうか・・・。ここに院内地図がある。これで確認しよう」

男「・・・ははっ、これまたおあつらえ向きだな・・・」

妹「ああ。三流小説みたいだよ」

妹「手術室、だ」




 
430 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 18:29:25.15 ID:Y/Noj9RZ0
同刻

女宅 女自室
女「はぁ・・・。確かに本名は杏奈だけど・・・。400超えてから訂正するのもなぁ・・・」

女「ぅう・・・。一人は心細いよ・・・。早く帰ってきてよぅ、二人とも・・・」

・・・キシッ。

女「ふぇ!?」

女(今の音・・・。階段が軋む音・・・だよね・・・?)

女(いやまさか・・・。だって誰もいないはずじゃん・・・)

・・・キシッ。

女「」

女「・・・誰?だれなの?」




 
433 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 18:32:19.87 ID:Y/Noj9RZ0
オネエチャン・・・

女「声・・・。妹ちゃんじゃない・・・。だれ・・・?」

女「女の子の、声・・・だよね」

アソボウヨ、オネエチャン・・・

女「来ないでよ、近づいてこないでよ・・・」

ネエ・・・オネエチャン・・・

女「ドアの・・・前・・・。すぐそこから・・・声・・・」

・・・




 
438 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 18:33:57.59 ID:Y/Noj9RZ0
杏奈「・・・止まった?」

・・・

杏奈「・・・気のせい、だったんだよね」

杏奈(よかったよぉ・・・。今は妹ちゃんも男も・・・いないんだから)



「ウシロダヨ?」





 
441 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 18:37:34.24 ID:Y/Noj9RZ0
勝吉病院 手術室
男「消毒薬臭い・・・」

妹「しゅじゅちゅしつだからな・・・」

男「・・・え?」

妹「・・・///」

妹「ばか、集中しろ!足音はここで消えてるんだぞ」

男「お?おお・・・」

・・・

男「医療器具が散乱してるな・・・。割れた注射器に、これは・・・手袋?」

妹「きな臭いな・・・。嫌な感じがする」




 
444 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 18:40:16.59 ID:Y/Noj9RZ0
男「嫌な感じ・・・?」

妹「・・・私から離れるな」パシッ

男(・・・とっさに手を握るところとか、姉妹だよな・・・。最も、杏奈とは理由が真逆っぽいが・・・)

妹「なんだ・・・。気持ちが悪い・・・」

男「妹ちゃん・・・?」

妹「う・・・!?」ガクッ

男「い、妹ちゃん!?」


445 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 18:42:33.57 ID:Y/Noj9RZ0
男『・・・あれ』

男『どこだ、ここ』

男『明るい・・・?電気ついてる・・・。さっきまでいた手術室?』

ピコン、ピコン・・・

男『あれ、誰か寝てる・・・。顔中包帯まみれで・・・見えないけど』

男『ん?妹ちゃん?妹ちゃんどこ!?』




 
449 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 18:46:07.97 ID:Y/Noj9RZ0
?『お母さん!!』ダダッ

男『うわ!びっくりした!』

?『お母さん、何してるの!?整形なんかしてもお父さんは帰ってこないのに・・・!』

男『え?あれ?俺のこと、見えてない・・・?』

男(どうなってんだ・・・?)

包帯『』

少女『ねえ何とか言ってよお母さん・・・。何してるのよ・・・』

ツカツカ

白衣の爺『おやおや、何をしているのかなこんなところで』

少女『勝吉先生!これhどういうことですか!?』

白衣の爺『どうもこうも、整形手術だよ。我々はお金さえもらえれば、どんな顔にも整形するんだ』




 
451 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 18:50:37.49 ID:Y/Noj9RZ0
少女『どんな顔にでも・・・!?』

勝吉『ああ。キミのお母様が所望した顔はユニークだったがね』

少女『ナニを・・・』

勝吉『うむ、見せてあげよう。これが、顔の完成図の予定写真だ』ピラリ

少女『っ』バッ!!

少女『』

少女『な、に・・・これ・・・』

勝吉『キミのお母さんの注文はこうだよ。「あの人が死ぬほど後悔するほど、醜い、化け物みたいな顔」だよ』

少女『あ・・・ああ・・・』

勝吉『だからしてあげたんだよ。まるで化け物のような顔にね。ははははは!』

少女『お母・・・さん。ねぇ・・・何とか言ってよ・・・。嘘でしょう・・・』

包帯『』


包帯『ゲラゲラゲラ・・・』

少女『いや・・・。いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!』




 


 
469 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 19:19:09.80 ID:Y/Noj9RZ0
さてそろそろ・・・

ヒラリ・・・

男『顔・・・。!?な、なんだこれ、これが、これが人の顔なのか!!??』

男「うわぁぁぁぁぁぁ!!!!」

妹「男、しっかりしろっ!!」

男「あり得ない、何だ今の顔!!人じゃない、人間じゃないっ!!」

妹「男っ!!私の声が聞こえるか、返事をしろ!!」

男「・・・?い、もうとちゃん・・・?」

妹「しっかりしろ、何があった!?」

男「俺・・・は?」

妹「私がひざを付いた直後に気絶して倒れたんだ。三十秒くらいだが・・・」

男「気絶・・・。三十秒・・・?」

男「今のは・・・夢?」


きたか!




 
473 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 19:24:07.00 ID:Y/Noj9RZ0
妹「なんだ、何を言っている・・・?」

男「・・・」キョロキョロ

男「・・・この台の上に、誰かが乗っていた」

妹「なに?」

男「そこに少女が走りこんできて・・・。その包帯まみれのことを『お母さん』て」

妹「男・・・?」

男「そしたら勝吉が、顔を整形したって・・・。化け物みたいな顔に・・・」

妹「なん、だそれは。なぜキミがその話を知っている・・・?」

男「今・・・、見たんだ」

妹「・・・。とにかく引き上げるぞ。キミが倒れるのは私の本意じゃない」

男「ああ・・・。そうしてくれると助かる・・・」



476 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 19:29:20.80 ID:Y/Noj9RZ0
勝吉病院跡→男宅 移動中
妹「・・・キミがさっき話したことだが。私が以前、あの子から聞いたこととほとんど同じだ」

男「・・・」

妹「手術台に乗せられた包帯まみれの化け物が母親で、手術したのが勝吉。その直後、彼女は最初の体調不良を覚えた」

男「・・・」

妹「ああ。妊娠していたんだ、あの時点で。化け物の孫を・・・」

男「・・・勝吉・・・」

妹「ああ、あの爺は腐っていた。・・・なぜ私があの病院の院長室を知っていたのか、不思議に思わないか?」

男「そういえば」

妹「以前行ったんだよ。あの子が死んですぐ、怒りに身を任せて、な・・・。あの子を殺したのはお前だ、ってな」



 
479 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 19:34:31.94 ID:Y/Noj9RZ0
妹「そしたら、あいつな。嘲笑混じりにこういったよ」

勝吉『知らんな。ワシはただ、注文どおりに手術しただけだ。その結果、娘が死んだ?それがなんだ?』

勝吉『私は仕事をこなしただけだ。あんな化け物の娘など知るか』

男「っ・・・」

妹「産まれて初めて、人を殺したいと思ったよ。心から、な」

妹「だがあんな老害を殺しても仕方ない。だから私は必死に耐えたよ。ああ、間抜けなほどにな」

男「妹ちゃん・・・」

妹「・・・案の定、やつは失踪した。他の医師や看護師は死んだ。天罰だとあの時は思った」

男「・・・少し、車停めるぞ。休憩入れよう」




 
483 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 19:41:53.42 ID:Y/Noj9RZ0
名も知れぬパーキング
男「・・・ほら、無糖の紅茶でよかったのか」

妹「すまない・・・。無糖しか飲まないんだ」

男「・・・」プシュッ

妹「・・・天罰じゃ、なかったんだな」

男「・・・」

妹「違うんだな・・・っ」ポロ・・・

妹「あいつが・・・あの馬鹿が・・・っ」

妹「殺したんだな・・・っ。う、ぅぅっ・・・」

男(変死・・・。秘匿捜査、か)

男(死んだ後も、勝吉病院の連中を皆殺しにする呪いとして、死に切れなかったんだな)

妹「うぅぅ、っく・・・」




 
486 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 19:51:33.42 ID:Y/Noj9RZ0
男(なまじ見える分。なまじ親友だった分。辛いんだよな)

男(そしてその救えなかった親友が、今度は実の姉を・・・)

妹「ぅ・・・っく、だが、泣いていられないよな。こんなことで・・・、泣いてられないんだよな・・・」

男「っ・・・!!」ガバッ

妹「!?」

男「んとに!辛いんだろうが馬鹿野郎・・・!だったらそう言えよ、辛くねえわけねえんだから!!」

妹「お、とこ・・・」

男「いいか、覚えとけよ。辛かったらそういえよ。抱え込むからダメなんだ。俺はお前を信じるし、俺はお前も守るから」

妹「っ?!」

男「杏奈は殺させねえ。けど、あの子の真相だって確かめてやる。絶対にだ。だから、だからよ」

男「今は、泣いちまえ」

妹「っ!!ぅ、ぅぅ・・・!!」

妹「うわぁぁぁぁぁぁぁっ!!」



490 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 19:55:34.17 ID:Y/Noj9RZ0
・・・

男「・・・少しは落ち着いたのか」

妹「・・・ああ。すまない。だがもう少し、このままでいさせろ」

男「ったく、強がりやがって・・・。どうせ俺に言うまで、見えてるってことも誰にも言わなかったんだろ」

妹「・・・そうだな」

男「そんなんだから、彼氏がいないんだ」

妹「・・・自覚はある。だが興味がない」

男「そうかい」

男携帯(バイブ音)

男「・・・着信?杏奈から?」


491 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/08/31(水) 19:55:41.29 ID:6Zs7ZupwO
なるほど、最終的にどっちかを選んでどっちかを自殺に追いやるのか
そしてまたその霊に呪われると



 
493 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/08/31(水) 19:57:35.25 ID:45CgT2nR0
>>491
おい・・やめろよ鬱になるじゃないか


494 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 19:58:29.57 ID:Y/Noj9RZ0
男「もしもし」

「」

男「おい?杏奈?もしもし?」

「」

男「・・・!?」

妹「何かあったのか・・・?」

男「杏奈からの無言電話だ。うんともすんとも言わない」

妹「!?」

ぶつっ

男「切れた・・・?」

妹「戻ろう、姉さんに何かがあったんだ」

男「くそ、乗れ妹!」

妹「ああ!―――兄さん!!」

第二部 完



496 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 20:00:44.89 ID:Y/Noj9RZ0
と、思わせぶりなところで切ってみました
ここからは少し展開速いかも知れないし、展開変わるかもしれないので

ぶっちゃけラスト以外は何も決めてないんで、どうなることやら
そろそろ妹ちゃんにも名前付けようかなとか思ったりみなかったり

すぐに三部入りますのでよろしくお願いします



 
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