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女「ねぇ、天秤座今日何位??」男「12位」1/3

女「ねぇ、天秤座今日何位??」男「12位」


女「ねぇ、天秤座今日何位??」男「12位」



1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/08/31(水) 00:23:13.75 ID:ZG5aEthf0

女「…あたし今日家で寝てるわ」

 
男「いやたかが占いだろ??気にするなよ」

女「知らないの??この占い相当当たるのよ」

 
男「こんなネットの占いが??」

女「うん。今ちょっと話題なんだから」


 
男「へぇ…」



女「ねぇ、天秤座今日何位??」男「12位」



10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/08/31(水) 00:27:35.27 ID:ZG5aEthf0

 
男「天秤座で女の方…。恋愛運→『不運な日。意中の人から相手にされないかも』…よくある話だな」

女「そんなことないって。当たるんだから」


男「はいはい。こんな占いなんて気にしてたら、毎日色々起きすぎるだろ」

 
女「むぅ…」


男「しかし占いねぇ…。女は昔から好きだよなこういうの」


11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/08/31(水) 00:31:08.69 ID:ZG5aEthf0

女「…今のところ当たってる」ボソッ


男「え??」

 
女「他は!?他はどうなってるの!!」
 
男「えぇと…。金運→『微妙!!売るのはいいけど買っちゃダメ!!』微妙てなんだよ微妙て」

 
女「ふむふむ…」


男「…。ラッキーアイテムは…占い??占いの結果ラッキーアイテムが占いて何よ。つかアイテムじゃなくね」

 
女「なるほどね…」


12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/08/31(水) 00:32:56.34 ID:ZG5aEthf0

女「じゃあ男のこと占ってみよう」


男「まて、なぜそうなる」

 
女「流れだね。あたしだけ占っても面白くないし」
 
男「いや興味ないんだが」

 
女「いいからやる」
 
男「はぁ…」


13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/08/31(水) 00:36:18.19 ID:ZG5aEthf0

男「魚座の男性…。このページ??」


女「うーん、その前にこっちやってみない??」カチカチ

 
男「『詳細占い☆』??」

女「うん。あんたにいくつか質問受けてもらって、その回答から占うやつ」

 
男「似たようなやつmixiあたりにあったような…」

女「ほら、はやく!!」

 
男「ったく…。名前『男』、誕生日は三月…」


 



15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/08/31(水) 00:39:49.22ID:ZG5aEthf0
男「つーか、詳細占い☆の☆って何だよ…。そもそも詳細占いてなんだよ…」ブツブツ


女「第一問。あなたは人見知りですか?だって」

 
男「まぁそうだな。割と」

女「第二問。どちらかと言うと尽くす方??尽くされる方??」

 
男「この辺は完成に女性向きに作られてるんだな…。尽くす方だ」

女「へぇ…」

 
男「…なんだよ」


16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/08/31(水) 00:43:29.30 ID:ZG5aEthf0

女「次で第八問だよ」


男「面倒になってきたな…」

 
女「『あなたは男性ですね』」

男「まぁそうだな。イエス」

 
女「第九問。『大学生で、経済学部ですね』」

男「…??何か急に質問の形が変わったような…。イエス」

 
女「本当だね…。第十問『今あなたの隣には幼なじみがいますね』…??」


18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/08/31(水) 00:47:29.86 ID:ZG5aEthf0

男「…。妙だな。八問目あたりから、文体が変わったし、ずいぶん的を得た質問ばっかりだ」


女「うん…。こんなの始めてみたよ…??」

 
男「偶然ってのは怖いな…。なんか不気味だわ」

女「…。第十一問。『その幼なじみは女性で、隣の家に住んでいます』…」

男「…」



 
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/08/31(水) 00:50:48.58 ID:ZG5aEthf0

男「最近の占いは…進んでるんだな」


女「」

 
男「ん?ビビってる?」

女「だ、だって…。まるで見てるみたいじゃない…」

 
男「まさか。考えすぎだろ。たかが占いじゃねぇか」

女「…」

 
男「さて…。第十二問だ」

 
パソコン画面『まだ信じないんですね』

男「!?」


22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/08/31(水) 00:53:23.34 ID:ZG5aEthf0

女「ねぇ…どうなってるの…??」

 
男「いや俺に分かるわけが…」

女「だって…おかしくない??おかしいよね!?」 
 
男「落ち着けって。普通に考えたら、ありえないだろ」

女「でも…」


23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/08/31(水) 00:56:12.37 ID:ZG5aEthf0

男「まぁ…確かに気味悪いな。この占いはやめよう」カチカチ


女「そうだね…」ホッ

 
男「でも…少し興味出たな、この占いページ」
 
女「へっ?」

 
男「他の占いやってみようぜ」

女「ぇ、まだやるの?」

 
男「いやお前が薦めたんだろうに」




25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/08/31(水) 01:02:07.23 ID:ZG5aEthf0

女「ならオーソドックスにこれ。『一日占う☆Web占い』」


男「また☆か…。システムは??」

 
女「クリックすると、占いが書かれた別のページに飛ばされるの。けどそのページいっぱいあるみたいで、あたしは同じページに当たったことないよ」

男「ずいぶん手が込んでるな。どれ…」カチ


26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/08/31(水) 01:06:58.39 ID:ZG5aEthf0

画面『今日のあなたの運勢!!不思議なことに巻き込まれるかも!!隣人には気をつけて!!でもあなたの人生が大きく変わります!!ラッキーカラーは「白」!!』


男「」


女「」

 
男「…前半は当たってるな」

女「…やっぱりそうなんだ」


27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/08/31(水) 01:09:23.89 ID:ZG5aEthf0

男「しかし人生変わるとは大きく出たな」


女「そうだね…。一応、ラッキーカラーは白みたいだけど…」

 
男「まぁ…少し期待」

女「さっきまでとはずいぶん違うね」

 
男「ちょっと面白いからな」

女「ふうん…。あ、あたし一回帰るね」

 
男「ん?なんでまた」

女「携帯わすれたの」




 
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/08/31(水) 01:14:49.20 ID:ZG5aEthf0

男「…しかしその屋根歩いていくのはどうなんだ。大学生にもなって」


女「いいじゃん。昔からなんだし」

 
男「苺ましまろじゃねぇんだから…」

女「よいしょ、っと…」スッ

 
男「…」

男(そう、こいつの部屋は俺の真っ正面にある。そこでこいつは生活してるわけだ。朝寝ぼけて下着で彷徨くん
だが、今日の朝は上も下も下着で歩いてた。年取ってから年々見える機会は減ってたんだが…。今日は見ちゃった。白だったな)


30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/08/31(水) 01:16:11.42 ID:PKydia2l0
白はいいよな


31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/08/31(水) 01:18:01.44 ID:ZG5aEthf0
男「さって、と…」

 
男「…今のうちに確認しないとな」カチカチ

パソコン画面『詳細占い☆第十三問』

男「こういう時、戻るボタンは便利だな」

パソコン画面『幼なじみは席を外しました。』
 
男「もはや断言か…。イエスもノーもないな」


33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/08/31(水) 01:23:46.28 ID:ZG5aEthf0
パソコン画面『第十:問。あなたは一人です』

 
男「ご明察だ」カチ

パソコン画面『第十:も└。あなたは幸せです』

 
男「…かもな」カチ

パソコン画面『第§:も└。』

 
男「…終わりか?しかし文字が化けてないか…??」

 
35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/08/31(水) 01:28:23.57 ID:ZG5aEthf0
パソコン画面『第§:_└人生を変えたくはないですか』

 
男「…??」

パソコン画面『第§:_└いいえ、人生は変わりました。あなたの人生は変わりました』

 
男「…」

パソコン画面『〆:_§└ザマアミロ』

 
男「なんのこっちゃ…」



 
38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/08/31(水) 01:31:20.88 ID:ZG5aEthf0
??「キャアアアア!?」

ビクッ!!

男「なん、だよ。女の声…??ゴキブリでも出たか?」

ガタガタン!!

女「お、男ぉ!!」

男「なんだなんだよなんですか」

女「で、ででで…っ!!」

男「…大王??」

女「!?」



 
41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/08/31(水) 01:34:27.23 ID:ZG5aEthf0
女「違う!!あ、あたしの部屋に…!!何か気持ち悪いのが…っ」

 
男「まてまて要領を得てない。順番に話せ」
 
女「分かんないの!!分かんないけど、何か気持ち悪いのがいるの!!」

男「いやますます分からん。とにかく、お前の部屋行こう」

 
女「嫌っ!!行きたくない!!」

男「いやそうは言ってもなぁ…」



 
43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/08/31(水) 01:36:41.88 ID:ZG5aEthf0
男「一緒に行くから、な?二人なら怖くないだろ」(多分…)

 
女「うぅっ…ぐすっ…」

男「な、泣くなよ。どんだけデカイゴキブリだったんだよ…」

 
女「ゴキブリじゃない!!」

男「あー分かった分かった。ほら行くぞ」


44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/08/31(水) 01:39:45.31 ID:ZG5aEthf0
男「く、くっつきすぎだ。お化け屋敷に行くんじゃないんだぞ」

女「だって…ぐすっ」ギュゥゥ

男「痛たたっ!!手!!強く握りすぎ!!」

女「怖い…怖いんだよ…」

男「あー!!分かった分かった!!屋根から落ちるなよ!!狭いんだから!!」

改行いれた方が読みやすい?




 

47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/08/31(水) 01:44:34.37 ID:ZG5aEthf0
男「着いた…けど…」

男(なんだ…??何か嫌な感じだな…)

女「ぅぅう…」

男「確かに嫌な感じだけど…何にもいないじゃん」

女「ぃゃ…。いるよぅ…。見えないけど、何かいる…」

男「いやそれはさすがに」

…カタン

女「!?ほ、ほら!!今の音!!」

男「温度変化による膨張で生じる音がラップ音の正体だ…って、昔大槻教授が言ってたが…」
男(例の占いが引っ掛かるな…。断言できん)


48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/08/31(水) 01:48:21.03 ID:ZG5aEthf0
女「男には…分かんないの…??聞こえないの…??」

男「いや今の音は聞こえたけど…。確かに嫌な雰囲気だ」

女「ふぇえ…」

男「…まさか、本物の心霊現象…??いやまさか…」

…パチン。チカチカっ

男「!?電気が点いた…??」

女「イヤっ!!もうやめて!!出ていってよ!!」

男「俺…じゃなさそうだな。痛いし」ギュゥゥ!!


49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/08/31(水) 01:51:44.18 ID:ZG5aEthf0
男「そう言えば…」

女『男には…分かんないの…??聞こえないの…??』

男「まさか…。女、お前何が聞こえてる?何が聞こえてるんだ!?」

女「嘘でしょ…??聞こえないの!?」

男「だから何が!?」

女「…」

女「いきづかい」

男「」

女「それに…この忍び笑いも…」



51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/08/31(水) 01:56:00.40 ID:ZG5aEthf0
男の部屋

男「ヤバイと思って引き返したわけだが…」

女「ぅぅう…」

男「参ったな…。どうなってるんだか」

パソコン(待機音)

男(…もし本物の心霊現象だとしたら…。考えられる原因は一つだな…)

パソコン画面『〆:_§』

男(…占いに惑わされてたまるか)


52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/08/31(水) 01:59:25.46 ID:ZG5aEthf0
男「…」カチカチ

パソコン画面『〆:_§』

男(空白をクリックしても次の問題は現れない…。となると、『はい』『いいえ』のどっちかを押すしかないんだな
しかし…)チラッ

女「…」カタカタ

男(…くそっ。『〆:_§』…。もはや日本語になってねぇ)


53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/08/31(水) 02:01:47.14 ID:ZG5aEthf0
男(とりあえず…『いいえ』が妥当か)カチ

クロロー…

パソコン画面『〆:_♀』

男「…一文字変わったな。しかし意味は分からないままだ。選択肢は…『はい』『いいえ』…」


54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/08/31(水) 02:04:45.56 ID:ZG5aEthf0
男「…分からない。正解が分からない」

女「スゥ…」

男「泣きつかれて寝たか…。もう夕暮れか…。」

男携帯(バイブ音)

男「…メール??このタイミングで誰だ…??」


55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/08/31(水) 02:07:08.84 ID:ZG5aEthf0
from 超絶占い☆
件名なし
本文
ご登録ありがとうございました
登録名 男さま
登録コース 一週間
紹介者 女さま

男「…なんだこれ」



57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/08/31(水) 02:12:53.09 ID:ZG5aEthf0
男「少し状況をまとめよう。女から占いを薦められた俺は、『詳細占い☆』とやらをやった。すると途中から質問がおかしくなりはじめた」

男「他の占いをやったところ、実際この『超絶占い☆』とかいうサイトの占いは当たるらしいことが分かった」

男「詳細占い☆を続けると、突如質問文がバグ??り始め、女が何かを目撃、いや感じるようになった」

男「でヒントは『〆:_♀』、はいかいいえか。でそこにわけわからんメールが着た」

男「最初はギャグSSのつもりだったのに、どうしてこうなった」


58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/08/31(水) 02:19:04.41 ID:ZG5aEthf0
男「さて…。ミステリのお約束に従おう。『見方を変えるんだ』と推理小説の探偵は言うな」

女妹「一つの見方に捕らわれると、本質を見失うからだな」

男「…ずいぶんいきなり出てきたね妹ちゃん。どうしてここに」

女妹「こんばんは男。それは簡単だ、姉さんがあんな大きな声で悲鳴上げれば、いかに集中して勉強していても気がつく」

男「まぁ…そうかもね」

女妹「しかしまったく状況が分からんな。姉さんに何をしたんだ」

男「濡れ衣。
>>57を見てくれれば大まかに状況分かるかと」



 
61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/08/31(水) 02:22:36.89 ID:ZG5aEthf0
妹「なるほどな…。まったく分からんがとりあえず理解はした」

男「そりゃよかった」

妹「信じられんがな…。だがこのパソコン画面を見るに、嘘ではないだろう。嘘をつく理由もない」

男「事実だよ」

妹「わかってる。ともかく姉さんがあれほどの悲鳴を上げる理由にはなる。姉さんはホラーが苦手だからな」

男「今回の件で占いも嫌いになりそうだけどな…」



65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/08/31(水) 02:28:21.70 ID:ZG5aEthf0
妹「さて件の『〆:_♀』だが…」

男「たて読みすれば『メロン』だな。買ってくるか?」

妹「確かに興味深いがそれを試すのは後だ。気になるのは…『_』だな」

男「アンダーバーか??」

妹「アンダーバーだな。だがこれをアンダーバーと読むのは違う気がする」

男「??」

妹「まぁ物は試しだ。ポチっとな」カチ

男「『いいえ』を押したのか…??」

妹「うむ。私は幽霊など信じないからな、躊躇はない」

男「でも女に何かあったら…」

妹「私の姉さんだ。あり得ない」


66 名前:【11.6m】[]投稿日:2011/08/31(水) 02:30:47.07 ID:7qaYU+M/0
しめ
ころん
めす

しめころす?



68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/08/31(水) 02:36:54.12 ID:ZG5aEthf0
男「変わった…??」

パソコン画面『〆: ♀』

妹「ああ。前に表示されたのは確か『〆:_§』だったな。で男は『いいえ』を選んだ…」

男「そうか、『いいえ』を押すたび違うヒントが…」

パソコン画面『〆: ♀』 『はい』 『7』

男「…いいえが消えたな」

妹「だが意味ははっきりしたな」

男「??」

妹「しめ、ころん、スペース、おんな。ああ、
>>66が正解だ」


69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/08/31(水) 02:42:52.07 ID:ZG5aEthf0
男「なっ…」

妹「素敵に狂った選択肢だったわけだ。つまりさっきまでの『はい』と『いいえ』の意味はこうだ。
『はい』はそのままゲームオーバー。質問『しめころす』にたいする肯定。
一方『いいえ』は、『問題文分かる?』に対する否定。そして問題文のヒントはここまで。選択肢は『はい』か『7』だ」

男「ヒントは終わり…」

妹「ああ。イカれたゲームでも始まるってとこだな」

『はい』
『7』←
カチッ



 
72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/08/31(水) 02:48:30.29 ID:ZG5aEthf0
妹「『はい』は即ち、
『しめ』、『ころ』ん、『す』ペース、♀の肯定だ。選択肢は『7』しかない」

男「でも7ってなんだよ。セブン…しち…」

妹「さぁ、な…。そもそも私は幽霊の件は信じてないんだ。ただ謎を解いただけ。7の意味は分からん。思い付くのはラッキー7か、Windows7、ウルトラセブンくらいか」

男「くっ…」

男携帯(バイブ音)

男「またメール…」


 



70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/08/31(水) 02:45:11.45 ID:7aqYU+M/0

   当たっちゃった…ゴメン>>1


 


74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/08/31(水) 02:51:00.55 ID:ZG5aEthf0



>>70
むしろ当ててほしい
問題出しても誰にもわからなかったら意味ないしね
こうなんじゃないか、て予想でも書いてくれればできるだけ拾います




 
80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/08/31(水) 02:56:58.18 ID:ZG5aEthf0
from
件名なし
本文
7

妹「興味深いな。どこから送られて来たのか分からないとは」

男「7…。一体どういう意味が…」

女「ぅうん…??あれ?あたし…」

男「起きたか」

妹「ダメですよ姉さま、こんなところで寝てしまっては」

女「あれ、妹ちゃん??」

妹「忘れたのですか?今日は父さまも母さまも帰らないから、二人で料理作ろうって昨日姉さまが言ったんですが」

女「え…。今もう8時!?」

男(相変わらず…妹ちゃん猫被りすげぇ)

妹「何か?」ニコッ

男(ヒィィ!!)


81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/08/31(水) 02:58:01.61 ID:3CyoEJ9i0
カウントダウンか


82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/08/31(水) 03:02:24.02 ID:ZG5aEthf0
男(メール、以下略)「結局アンダーバーはなんだったんだ??」

妹(メール)「恐らく『いいえ』を押すたび問題文がヒントになっていく過程で出たものだろう。『〆:_§』が『〆:_♀』になり最終的に『〆: ♀』に落ち着いた、てことだと思う」

男「つまり別に『〆:@♀』でも良かったのか…」

妹「あるいは、アンダーバーじたいがスペースのヒントだった、とかな。アンダーバー自体に意味はなく、空白に意味があったのかもな」


83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]投稿日:2011/08/31(水) 03:02:56.79 ID:VO7TQp2Z0
§はなんだったの?



 
85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/08/31(水) 03:04:59.13 ID:7qaYU+M/0
>>83
モザイクだろ

絞め殺すまで出てて
誰を
のところだったから
ここには何かはいるよって事かな


86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/08/31(水) 03:05:18.96 ID:ZG5aEthf0
男「女はどうしてる??」

妹「今は落ち着いてるが…。キミの話が本当なら、一人では寝れないだろう」

男「無理もないな…。あの部屋では俺も寝たくない」

妹「そこでだ、提案がある。私と姉さんはキミの部屋に寝るよ」

男「」



 
88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/08/31(水) 03:11:00.19 ID:ZG5aEthf0
男の部屋 22:00
男「どうしてこうなった…」

妹「仕方ないだろう。これがベターだ」

男「ベターねぇ…」

妹「さて、姉さんが風呂に行ってる間に少し話そうか」

男「キャラの問題か…」

妹「ふん。さて件の7だが…」

男「ああ、俺も考えたんだが…。カウントダウン、じゃないかな」

妹「同感だ。メールに確か『一週間コース』とあったな」

男「ああ。つまりそれって、一週間あのサイトを使い放題になるって意味と、」

妹「…7日以内に何とかしないと『しめころす』、か。まったく趣味がいいな」


89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/08/31(水) 03:13:50.27 ID:ZG5aEthf0
男「とりあえず今のところ出てるヒントはこれだけか…??具体的に何をすればいいんだか…」

妹「ふむ…。情報不足だな。仮に呪いなんてものが存在するにせよ、どこかに要因があるはずだ」

男「要因か…」

女「…」ガチャリ

妹「おや姉さま、早かったのですね」

女「…」

男「女…??」



 
94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/08/31(水) 03:17:42.41 ID:ZG5aEthf0
女「二人のどっちかさ…。あたしが風呂入ってる間に洗面所きた??」

妹「??いいえ、洗面所どころか二階、いえこの部屋からも出ていません」

女「…」

男「どうした、女」

女「…あたしが風呂入ってる間、誰かがずーっと洗面所にいたような気がして」

男「」

女「多分気のせいだよね。洗面所、鍵かけてたんだから。昼間からあたし変だね」

男(女…)



 
98 名前:◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 03:22:21.01 ID:ZG5aEthf0
男の部屋 22:20
妹「案の定寝てしまったな」

男「とんでもないストレスだったんだろうよ」

女「スゥ…」

妹「しかしヒントがないと打つ手がないな。男、何か無いのか」

男「うーん、何かか…」

妹「もう一度最初から思い出してみろ。何かヒントはないのか。あるいはキーワードは」

男「…」

少し休憩します



 
102 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 03:30:55.41 ID:Y/Noj9RZ0
パソコンに切り替えた
ギャグSSのつもりでスマホで始めちゃったのがいけなかった
さてさて・・・
参考までに「ナナシノゲエム」に影響を受けていることを告白

もうしばらくお付き合いください


103 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 03:33:49.98 ID:Y/Noj9RZ0
男(そう言って妹は風呂に行った)
男(最初は・・・女が占いを薦めてきて・・・)

女「ん・・・」モゾ・・・

男「・・・」

男「くそっ、なんだってこいつがこんな目にあうんだよ・・・」

男「つーか、無防備すぎる。腹出てるしパンツも見えてる」

男「・・・」

男「白か・・・」


104 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 03:35:43.15 ID:Y/Noj9RZ0
男「そういえば、ラッキーカラーは白だったな・・・」

男(ラッキーカラー・・・か。他の運がからきしなのにラッキーもくそも・・・)

男「・・・」

男「他の、運・・・?」



 
106 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 03:41:03.66 ID:Y/Noj9RZ0
男の回想

女『他は!?他はどうなってるの!?』

男『えぇと・・・。金運→「微妙!!売るのはいいけど買っちゃダメ!!」なんだよ~』

男「これか・・・?こんなのがヒントなのか・・・?」

男(いや、見方を変えろ・・・。そもそもこの占い結果が本当に「金運の占い結果」という保証はない・・・)

妹「・・・ふむ、何か思い出したようだな。真剣な顔つきになってるぞ」


107 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 03:46:24.51 ID:Y/Noj9RZ0
妹「なるほど。確かにあり得ない話ではないな。占いなど、所詮は占いだ。そういう意味で、その可能性はあり得る」

男「でもこれが何のヒントに・・・?」

妹「・・・出来すぎた話になるが、しかし心霊云々ならうってつけの所がある」

男「・・・?どういうことだ」

妹「数ヶ月前まで、バイパスの脇に立っていた店を覚えてるか?なんでも買い取ります、なんでも売りますの大きな雑貨屋だ」

男「ああ、万条書店か?確か半年くらい前に潰れたよな」

妹「今は廃墟になっていると聞く。だが三階建ての大きな建物だ、いまだに取り壊しにかかれないでいるらしい」

男「・・・大震災の影響で、解体業者が出払ってるのか」


108 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 03:49:47.75 ID:Y/Noj9RZ0
ていうかIDが「Y/No」ってw

男「でもそこがどうしたんだ?」

妹「あの店のキャッチコピーは『何でも買い取ります、何でも売ります』だ。どこかで聞いたことはないか」

男「あ」

妹「可能性としては十分あり得る。むしろこの近辺に売り買いが出来る店はブックオフくらいしかない。だが万条書店は廃墟だ」

男「・・・。おあつらえ向き、ってことかよ・・・」


109 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 03:52:50.43 ID:Y/Noj9RZ0
妹「そうと決まれば、準備をしないとだ」

男「まさか、俺一人で行くのか」

妹「着いていきたいのは山々なんだが、姉さんを一人に出来ん。さっきの風呂の件もある」

男「・・・」

妹「ここから携帯でバックアップする。大丈夫だ、幽霊なんてない。懐中電灯と軍手を忘れるなよ」

男「なぜ・・・こうなるんだ・・・」

妹「・・・それから、これ」

男「?これ・・・。お守り・・・?ずいぶん古いけど・・・」

妹「念のためだ、持って行け」



111 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 03:57:34.60 ID:Y/Noj9RZ0
万条書店跡 23:00
男「これは・・・予想以上に迫力があるな」

男「入り口は・・・自動ドアが叩き割られてる。地元のヤンキーの仕業か」

男「・・・行くしかない。何か手がかりを見つけないと」

万条書店跡 一階

男「一階は主に服とかがあったんだな・・・。マネキンが散乱してる。ひどい状態だ」

男「悪趣味だな、入り口をふさぐようにマネキンが打ち捨てられてる」

男「一階の捜索は無理か・・・。階段がある。二階に行こう」



 
113 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 04:03:05.67 ID:Y/Noj9RZ0
万条書店跡 二階
男(二階は楽器類だったな・・・。案の定、楽器は一つもない)

男(散乱してるのは・・・楽譜か。これは・・・。モーツァルトらしい。Requiemか・・・)

男(・・・二階にも何もナイ)


114 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 04:06:06.33 ID:Y/Noj9RZ0
万条書店跡 三階
男(ここは知ってる・・・。玩具やカード、ゲームソフトがあるところだ。俺も数年前まではよく来てた)

男(この階はあんまり荒らされてないな・・・。筐体とかそのまま置かれてる)

男(ひょっとして電源入れればまだ動くんじゃないのか・・・?で夜な夜なヤンキーが遊んでるとか)

男(・・・次は四階か。四階は電化製品だったな)


115 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 04:08:14.95 ID:Y/Noj9RZ0
万条書店跡 四階
男(・・・。何もないな。やっぱり電化製品は回収されてるか。窓は・・・軒並み割れてるな)

男(・・・そういえば、ここなんで潰れたんだろうな。人も入ってたし、人気の店だったのに)

男携帯(バイブ音)

男「妹ちゃんからだ」



 
117 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 04:12:00.61 ID:Y/Noj9RZ0
From 妹ちゃん
件名 無事か?
本文
こっちは特に問題ない。姉さんは眠ったままだ。そっちはどうだろうか
あの占いの一文がヒントだったという確証はない。だがそこには必ずヒントがあると私は思う。勘だがな
何かあったらすぐに連絡しろ

男「女は寝たまま、変化なしか・・・」

男「・・・」

メール作成
宛 男友
件名なし
本文
万条書店てなんで潰れたんだ?


118 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 04:14:08.99 ID:Y/Noj9RZ0
男「ともかく、これで探してないのは一階だけか・・・」

男(マネキンをどかせば入れるかな・・・)

ブツッ

男「・・・え?」

男「今・・・一瞬電気付かなかったか?」

男(ヤンキーか?だとしたら面倒だぞ・・・)



 
120 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 04:16:22.55 ID:Y/Noj9RZ0
男「メインの階段使ってヤンキーに鉢合わせたら面倒だ・・・。仕方ない、奥の階段使おう・・・」

万条書店 第二階段

男「・・・まぁ普通はこうだよな。封鎖線みたいなのが張られてる」

男「でも、ここ行くしかないよなぁ」

男「仕方ない、跨ぐか」すっ・・・


121 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 04:19:25.37 ID:Y/Noj9RZ0
第二階段 四階→三階

男携帯(バイブ音)
男(メールか・・・)

From 男友
件名 Re:
本文
知らないのかよ。そこで事故あったんだ。

男「」

男「えっ」

本文 続き
ほら、奥に第二階段あるだろ?そこの三階と四階の踊り場の窓から、人落ちてさ。亡くなってるんだわ

男「」



 
123 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 04:21:48.56 ID:Y/Noj9RZ0
男(三階と四階の・・・踊り場?)

ハッテアッタ フウサセン

男(それって、)

ヒトケノナイ ハイキョ

男(今俺がいる、)

ミチビカレタ オドリバ

男「ここじゃねぇかぁぁぁっ!!!」

バリバリバリッ!!!!



 
126 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 04:23:59.72 ID:Y/Noj9RZ0
男は走った

ナニかが猛烈な勢いで壁を登る音から走った。
不思議と引き返すことはせず、気がつくと一階の、入り口の前にいた

男「ハァ・・・ハァ・・・。何が起きたんだ・・・くそ」

男「帰ろう、ここはまずい。絶対にまずい」

男「・・・ん?」

男「マネキンが・・・一体無くなってる・・・?」



128 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 04:28:36.59 ID:Y/Noj9RZ0
男「・・・」

男(くそ、帰りたいけど・・・。女のために、俺はまだ何も見つけてやれてない・・・っ)

男「くそ、いくしかねぇか・・・」

万条書店 一階 23:50

男「マネキンだらけだ・・・。この中の一体でも動き出しても不思議じゃねぇな・・・」

男(いや・・・ここに入れるってことは、もう動いたのか?・・・やめよう、考えるのやめよう)

男携帯(バイブ音)

男「・・・少しびびった」



 
134 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 04:32:32.90 ID:Y/Noj9RZ0
From男友
件名なし
本文
http:~~~~

男「リンク・・・?何のリンクだ・・・?」

ネット
『S市万条書店で事故
 ×月○日、S市●●にある万条書店ないで女性が窓から誤って転落するという事故が起きた。女性は一階まで転落し死亡。警察は~~』

男「記事か・・・。よく見つけたな男友・・・」


135 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]投稿日:2011/08/31(水) 04:35:24.72 ID:aW/U/yvnO
白……
マネキン……
つまり犯人は白いパンティーを履いたマネキン!



136 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 04:36:17.09 ID:Y/Noj9RZ0
男(一階・・・か。さっきのわけわからん現象は踊り場で起きた。事故が起きた場所だ)

男(そして女性が死んだ一階で、マネキンが消えた)

男(偶然なわけがないって、妹ちゃんなら言うな。RPGで言えばここが鍵を開けたダンジョンだ)

男(お宝はここにある・・・。奥に、進もう)




 
139 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 04:39:56.44 ID:Y/Noj9RZ0
男「・・・そううまくはいかないか」

男「マネキンしかない。事故現場がどこかも分からない。お手上げだ」

男「・・・23:58。もう明日だ。妹ちゃんと俺の予想が正しければ、女はあと六日で・・・」

男「・・・。待て。ちょっと待て。後二分しかないが、今はまだ今日だ」

男「明日じゃない、今日だ。今日の占いは有効のはずだ」

男「ラッキーカラーは・・・白だ」

男「白いマネキンだ・・・!汚れてないきれいなマネキン、この階のどこかで見たぞ・・・!」


140 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 04:44:45.10 ID:Y/Noj9RZ0
男「くそ、どこだ!あと一分だ!」

男(落ち着け、落ち着いて考えろ俺。ヒントは白いマネキンと、例の事故。どこを探せばいい、どこを・・・!)

男「・・・普通に考えれば、あの階段の真下、正確には、窓をぶち破ったところだよな!!」

万条書店 一階 裏庭 廃棄スペース

男「っ・・・!悪趣味だ、まだ人の形の線が残ってる・・・」

男「でも・・・くそ、マネキンはないのかよ・・・」

男「あと三十秒・・・。畜生、ここまでなのか・・・!?」

男「全部外れてたのか・・・?妹ちゃんの予想も、俺の勘も・・・」

男「・・・。ん・・・?あれは・・・?」




 
143 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 04:48:58.53 ID:Y/Noj9RZ0
男「花束・・・。まだ新しい・・・。手向けられたのか・・・」

男「・・・白い、花・・・?」タタッ

男「花と一緒に置いてあるのは・・・。本だ。一冊の、本」

男「『占い入門』・・・また占いか・・・」

男『ラッキーアイテムは・・・占い??占いの結果ラッキーアイテムが占いって何よ。~~~』


男「これか、これだな!!」ばっ!!

0:00


144 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 04:51:50.73 ID:Y/Noj9RZ0
男「元々はここに置かれてた品物か・・・。暗くてよく見えないが、値札が張ってある」

男「多分これが一つ目の正解だ。ここに次のヒントがあるに違いない。というか、そう信じる」

男「よ、し。これを持って早く・・・帰、ら・・・ないと・・・」

男(力が抜ける・・・。さすがに・・・疲れた・・・か・・・)



 
146 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 04:55:16.32 ID:Y/Noj9RZ0
?「おーい、兄ちゃん、しっかりせい」

男「う・・・ん?」

おじいさん「おお、起きたかね。ダメだろうこんなところで寝ていたら。酔っていたのかい?」

男「寝ていた・・・?あれ、朝になってる!?」

お爺さん「今は六時前じゃよ。わしは毎日この時間に犬の散歩をしているが、ここに人が寝てるのは始めてみるわい」

男(そうか・・・。気絶して・・・)


お爺さん「まったく、ようやくあの不良の溜り場が無くなったと思っておったのに、予想外じゃのう」

男「」

男「えっ?」



 

149 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 04:58:56.81 ID:Y/Noj9RZ0
お爺さん「ほれ、あそこについこの前まで廃墟があったんじゃよ」

男「」

男(まさか・・・)バッ!!

男「あ・・・?」

お爺さん「こんな更地にしてしまって、この後何が建つのかのう・・・。まぁあんな事故があった建物じゃ。無くなった方がいいかもしれんが」

男(・・・。どういう・・・ことだ?)

男(全部・・・夢?)

男(あれも・・・これも?)

お爺さん「っと、ほれ、これはキミのものじゃろう?大事そうに抱えておったが、そんなに大事かね?」

男「『占い、入門』・・・」


150 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 05:04:00.54 ID:Y/Noj9RZ0
男携帯
メール三
1:31 妹ちゃん
0:48 妹ちゃん
0:01 男友

From男友 0:01
本文 でもそんなこと聞いてどうすんだ?一ヶ月くらい前に取り壊されたろ、あの建物

From妹ちゃん 0:48
本文 パソコンの画面に変化があった。例の画面がまた表示され、今度は『Yes』と『6』になった

From妹ちゃん 1:31
本文 どうした?ずいぶん帰りが遅いが、何かあったのか?



 
154 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 05:09:41.73 ID:Y/Noj9RZ0
フツカメ
男の部屋 7:02

妹「・・・。事実か?」

男「ああ・・・。俺が侵入した建物はそれ自体が存在しなくて、経験すべてが夢だった・・・らしい」

妹「だが、キミが見つけたという本はここにある。しかも『占い入門』だ。偶然にしては出来すぎだ」

男「・・・」

妹「・・・もう認めるしかないようだな。今キミ達の周りでは科学では解明できない何かが起きている。それは間違いない」

男「・・・」

妹「無論科学的に考えればいくらでも答えがあるが、もはやそんな次元の話じゃない。あと六日で、姉さんは死ぬ。そういう前提を立てよう」

男「っ・・・」



156 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 05:13:39.89 ID:Y/Noj9RZ0
妹「だが、それをキミはさせない・・・そうだろう?」

男「当たり前だ。俺は女を守る。占いなんかに負けてたまるか」

妹「・・・すまないな。知らなかったとはいえ、キミを危険な目にあわせた」

男「いやいい。ヒントも手に入った」

妹「・・・それなんだが。また興味深いことが書いてあった」

男「もう読んだのか」

妹「いや、さすがに全部じゃない。一ページだけだ。値札のところに、『66』と書いてある。これは値段ではなくページだ」



 
161 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 05:18:59.31 ID:Y/Noj9RZ0
男「66ページ・・・」

妹「また悪趣味だな。まぁいい。この本の66ページには、こんなことが書いてある」

占い入門 66ページ
 占いにはたくさんの種類があります。それらすべてを網羅するのは難しいでしょう。
 占いを極めれば、人の不幸も幸運も分かります。ですがそれをどう捉えるかは人次第なのです。~~

男「・・・それだけか?」

妹「分からないのか?この一文の意味が」

男「・・・さっぱり」

妹「ふぅ・・・。つまりこういうことだ。人を不幸にする占いがあれば、幸運にする占いもある、ということだ」



 
164 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 05:24:44.43 ID:Y/Noj9RZ0
男「・・・できれば、わかりやすく」

妹「姉さんやキミはこのサイトの占いで不幸になった。だがこのサイトの占いは一つじゃないんだ」

男「ふむ?」

妹「私たちが利用できる占いもある、そういうことだろう。最大の敵と最大の武器は、奇しくも同じ場所にあるということだな」

妹(無論、それだけではないだろうが、な・・・)

男「つまり、他の占いでこの占いを覆していける・・・。そういうことか?」

妹「・・・ああ。その可能性がある、ということだ」

妹(もっとも、完全に当たる占いはもはや占いではない・・・。それは運命、預言と呼ばれるものだ)

妹(死を預言する呪いを、生を預言する呪いで覆せるのか)

妹(まさに矛盾。二律背反の帰結は、恐ろしい結論だけだ・・・)


165 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 05:29:49.37 ID:Y/Noj9RZ0
妹(・・・プラスとマイナスがぶつかれば残るのはゼロ。生きてもいないし死んでもいない)

妹(残り六日。時間はない)

妹(しかし・・・)

男「じゃあ、風呂入ってくるよ。上着脱いでくね」ゴソゴソ、タッタッタ・・・

妹「ああ」

妹「・・・」

ゴソゴソ

妹「・・・お守りが焼き切れてる。やはり男は『どこか』に迷い込んで本を持ち出したんだ」

妹「くそ・・・。私にはどうすることもできないのか・・・?」



167 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 05:31:57.40 ID:Y/Noj9RZ0
とりあえず第一部完、ですね。キリがいいので
何か質問があれば答えます、ネタバレしない範疇で

それが終わったら一眠りさせてくれるととても嬉しいかなーなんて思ってみたり・・・




 
174 名前:1 ◆.zeSrWjK2c []投稿日:2011/08/31(水) 05:35:44.79 ID:Y/Noj9RZ0
これ見ると妹中二くさいなw
まぁ妹には妹の苦悩があるんです多分

あと例の「〆:_§」の「§」はモザイクです
根本的には「_」と同じです。分かりにくくてスマヌ





 
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